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441.  少女 an adolescent
登場人物誰一人として共感できない。何故なら狂っているから! 映画はひたすら狂人達の宴に付き合わされる事となる。 奥田英二を好きになれるかどうかが最大の鍵。自分の企画による監督作品で複数の女との絡みあり、自身も裸体を晒しまくりと、男ならちょっと羨ましく思うだろう。さらに、ヒロインの小沢まゆも見出だし、初主演作で脱がしまくり、自分との濡れ場もたっぷりというやりたい放題さ。これが映画監督というものの特権か…。 公開当時は小沢まゆの年齢やプロフィールは一切謎に包まれていたそうだが、調べると1980年生まれ?って事はこの映画出演時は20歳…。見ようによっては中学生に見えなくもない。よく見つけて来たもんだ。
[DVD(邦画)] 4点(2014-12-13 22:19:56)
442.  河内カルメン
完全に清順マニア御用達な映画。  強い女性が主役の映画なのだが、途中からストーリーを追うのが馬鹿らしくなるほどのぶっ飛んだ内容。舞台美術めいたセット。襖を開ければ無数の照明が迫り出してくる。広角レンズで極端に誇張したショット。突然出てくる忍者。次々に繰り出される自由すぎる発想。実験的な試み。もはや異常すぎて逆に面白い!
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-13 19:46:16)
443.  すべてが狂ってる
「その時代の風景を撮るというのも映画の価値。その意味でこの映画も成り立つかもしれない。」  と、清順監督が語るように、この時代の空気感というものが感じられる作品であると思う。と言っても私が生まれる前の話なので想像でしかないが。 序盤は単に無軌道な若者のありふれた日常を描いており、そこで描かれるのはいつの時代も同じ、金や恋や将来についての不安だったり。 ヌーベルバーグを意識してるらしいが、私には清順らしさもあまり感じないしちょっと退屈だった。しかし、物語が後半になると確かにすべてが狂い始めて目が離せなくなる。 川地民夫の段々狂喜じみていく演技が凄くて一気に引き込まれた。  ↓あ、吉永小百合についてはやっぱり会社に頼まれてワンカットだけ撮ったそうです。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-11 19:49:55)
444.  探偵事務所23 くたばれ悪党ども
『野獣の青春』と同じ年に制作されただけに宍戸譲の役柄もかぶって見えたが、本作の方がちょっと間の抜けたユーモア溢れる役柄で、キャラクターとしては魅力的に見えた。突然踊り出すミュージカル調のシーンもあって面白かった。派手な銃撃シーンは多いが、ストーリー的には『野獣の青春』の方がうまくまとまっていて好き。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-10 23:10:02)
445.  逆噴射家族
バ、バカバカしい…。 なんかノリとテンションの高さで最後まで突っ走ってしまった映画。 この家壊してもいいよ。え?やったぁ!じゃあついでに映画にしちゃおうぜ!ってなノリの映画。 勢いに圧倒され、冷静な判断力を失い、なんか凄いものを観た気にさせられた。 でも、やってることはマジキチ!
[DVD(邦画)] 2点(2014-12-10 21:46:14)
446.  野獣の青春
タイトルに「青春」とあるが、全く青春要素は皆無でひたすらハードボイルドでバイオレンスな作品だ。清順特有の美学が開花した作品でもあり、単なるヤクザものとは一味違った魅力が満載である。 キャバレーのマジックミラー越しの構図や透明な床下からのショット。原色を基調としたセット。紅白ツートンカラーの電話。スクリーンの裏にある事務所。突然巻き上がる黄色い砂嵐。それらの清順特有のこだわりを観ているだけでも楽しめる。また、基本のストーリーはしっかりとしてるし、『東京流れ者』や『殺しの烙印』ほどぶっ飛んではいないので、清順初心者にもオススメできる、入門編に最適な作品であるとも言える。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-10 21:24:25)
447.  けんかえれじい
会津魂だの会津精神だのを連呼する学生達の思想はあまりピンと来なかったが、けんかシーンが多く飽きずに楽しめた。 パチンコ弾みたいなのを指で発射するシーンなど、独特の清順節も楽しい。 けんかに明け暮れる主人公を更正しようとピアノを教えるヒロインがまじ天使。 2人のいじらしい恋物語は、けんかばかりの展開の中、束の間のやすらぎを与えてくれる。ピアノをアレで弾くシーンのユーモラスさが実に良い。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-08 19:14:52)
448.  関東無宿
ヤクザに憧れる女学生が出てきて、ちょっとコミカルな任侠ものかと思いきや、いつの間にか女学生はフェードアウトしてしまい、なんかヤクザが賭博ばっかりやってるという映画だった。 特に感動もしなければ、笑える場面もなく、見所は急に清順節が炸裂する殺陣シーンくらいだろう。首を刀でズバッと斬られて、血は全く出ないんだけど、やられた人が襖を倒すと真っ赤な背景が広がるというね。清順らしい格好いいシーンだったなと。 小林旭は佇まいは格好良いけど、イマイチ掴み所のないキャラというか、面白味のないありふれたキャラクターだったなぁと思いました。
[DVD(邦画)] 4点(2014-12-07 21:21:51)
449.  刺青一代
ラストの戦いにおける清順美学の炸裂っぷりをじっくり解説しようと思ったら↓のレビュワーさん全員が説明してくれていたので泣く泣く割愛(泣) しかし、ラストシーンばかりが語られがちですが、途中でも随所に清順節が光っておりました。 真っ赤な靴の男。赤いハンマー。赤い空。赤い照明。海に拡がる過剰なまでの赤い血。それらの赤い色彩が重要な所で使われていて凄く印象的だった。 こうなるとラストの殺陣で真っ赤な血が飛び交うのを期待してしまうが、意外とあっさりしていてちょっと物足りなかった。刀で討ち入りして主人公だけ銃も使うなんて反則だと思った(笑)でも、このセットの様式美は『キル・ビル』にも影響を与えているはず。 ストーリーは平凡といえば平凡だが、主人公とヒロインとのほのぼのとしたやり取りが、殺伐とした任侠劇の中でも一息つかせてくれてとても良い。  コイツ(刺青)を捨てない限り真っ当な生き方は出来ない。 本当の自由を求めててつは何処へ向かうのか…
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-07 20:15:44)
450.  清須会議
人の心を掴む天才、藤吉郎を演じた大泉洋がとにかくはまり役。これに尽きる。 何故これほど人を引き付ける事が出来るのか、その魅力を存分に体現しており説得力があった。 会議ってぇと大人数でワイワイやってるのを想像したが、こじんまりとしていたのが意外だった。 会議そのものはあまり面白くないが、そこに至るまでの裏の駆け引きこそが面白く見応えあった。 ただ、無理矢理引き延ばした感も見受けられ、やや冗長だったのが残念。 
[DVD(邦画)] 6点(2014-12-06 23:23:09)(良:1票)
451.  わたしのグランパ
ストーリーについてはベタすぎるとしか…。 文太兄ィに演らせる為に用意されたような役柄でしたな。石原さとみは初々しいが演技は微妙。浅野忠信はさすがの安定感。もっと感動させるような映画かと思いきや、ただ説教臭いだけで消化不良。キャストがいいだけに勿体ない作品でした。   菅原文太さんのご冥福を謹んでお祈り致します。
[地上波(邦画)] 4点(2014-12-06 16:32:23)
452.  東京流れ者
清順の美学が炸裂した傑作! 低予算を逆手に取って簡素化、抽象化されたセットが逆にアヴァンギャルドな映像美を放つ。 渡哲也がとにかく格好よい。仁義に厚く、義理堅い上に硬派で、拳銃の腕も天下一品というスーパーヒーローだが、一つだけ弱点があって、それは射程距離が10メートルなんですね。例え10人以上の敵に囲まれていようとも、決死の覚悟で物陰から飛びだし、いちいち10メートル以内に突っ込んで行って銃撃戦を行うという無鉄砲さが逆に面白い。見てるこっちは「そんな馬鹿な!」と叫ばざるを得ないが。 映画は普通じゃつまらないと言う清順の、その"普通じゃなさ"が頂点に達するのがラストの銃撃戦だ。真っ白い空間に置かれているのはピアノだけ、主人公とヒロインの服は真っ白で、敵は皆真っ黒。つきつめられた簡素化がここで極まる。そして、格好よさのみを追求した銃撃戦が繰り広げられる。観てる方はポカーンと唖然とするしかないが、あまりの格好よさについリプレイして観てしまった。というか、この映画の主人公は当たり前のように弾丸をかわすが、もはや格好よさの追求に忙しくてそんな些細な事はどうでもいいんだろうな。美学を追求するとリアリティが消え失せる見本のような映画であった。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-05 15:12:34)
453.  寄生獣
原作は10年以上前からの大ファンで、本棚には日焼けして大分劣化したコミックが今尚鎮座しております。故に相当ハードルが上がった状態での鑑賞でしたが、それを上回る位の期待通りの出来だったので安心した。ここでの評価が芳しくないので一瞬観に行くのを躊躇ったが、本当に観に行って良かったと思える作品だった。どれだけ改変されちゃってるのか危惧したが、重要なシーンは原作そのままだし、母親と息子の愛情の描き方は原作以上に丁寧で、だからこそしっかり感動させてくれた。その辺は本当に原作の良さをわかってるなという感じがしてとても安心して観ていられた。あと、この映画最大の魅力はやっぱりミギーを演じた阿部サダヲだ。チャーミングだし、そのコミカルな動きは観ていてとても楽しかった。やっぱり日本で実写化して正解。  もし、ハリウッドで実写化されていたら大変でぃした。主人公は白人、彼女はパツキンで、まず2人がプロムへ行く所から始まったりなんだりして、敵の女ボスはガチムチだし、後藤は黒人のマッチョに変更されるでしょう。主人公はミギーそっちのけで銃を乱射して寄生獣を倒すというね。当然寄生獣側も銃を持ってるでしょうから画的には普通に銃撃戦ばかりのアクションものになり下がるというね。ラストはナタの代わりに手榴弾で決着が着いたりしてね。 そんな寄生獣やだ(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2014-12-03 21:49:47)(笑:2票)
454.  ピストルオペラ
あの訳が分からない『殺しの烙印』の続編なのだから、これくらい目茶苦茶でちょうどいいのではなかろうか。 オープニングの狙撃されたジュリーがニヤリと笑った所で「スーパー!テレレッテテ・テッテテ…♪」と鳴り響く『サイコアナルシス』を持ってくる辺り、センスが素晴らしいと思った。格好いいオープニングが終わると、今度は江角と山口の下手な芝居を見せつけられる。ちゅーちゅーたこかいな。下手な演技もギャグの内。きっとわざとやっているんだろう。じゃなきゃこんな江角の大根演技にOKなんか出さないでしょう。普通の監督ならね。しかし普通ではないこの監督のやることは予想もつかない。もはや、面白いとか面白くないとか議論する事すらバカバカしくなる。この監督にとってはやりたいことを全て詰め込んで、きっと大満足なんじゃないだろうか。監督のどや顔が目に浮かんでくるようだ。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-03 04:46:08)
455.  殺しの烙印
ウォン・カーウァイがこの作品のファンだと知り、興味を持って観たのが最初。以降、清順作品にはまったが、最初に観たこの作品こそ変態度においては1番なのではと思う。いや、『ツィゴイネルワイゼン』の目玉舐めの方が凄いか。 訳が分からない映画を作ったという理由でクビになったらしいが、そのことで伝説的な作品として位置付けられているのだからある意味おいしいエピソードである。 のっけから『殺しのブルース』だし、主人公は米の炊ける匂いフェチという設定からしてもうギャグとしか思えない。バーに行っても酒を頼まず「米を炊け」だかんね。意味わからん。 物語も一応殺し屋組織内の抗争という大筋があるものの、その殆どがシュールな展開と意味不明な展開で構成されており、ただただ唖然としてしまう事請け合い。 主人公は殺し屋なのに何処か間抜けだ。真理アンヌがシャワー浴び終えて全裸で出て来てるのに、見向きもせず炊飯器にすがり付いてる所とかね。 あと、No.1の殺し屋との対決は見物。かつてここまで恐ろしい追い詰められ方があっただろうか。オッサン殺し屋と寝るときも一緒でトイレに行く時も腕を組んだまま。24時間一緒に行動をさせられるという恐ろしいものだ。さすがNo.1の殺し屋だけあって隙ができるからトイレすら行かず、そのまま漏らしてしまうというね。これがNo.1のやり口か。 とにかく、全編に渡って笑い通しでした。これは真面目に観てはいけません。ギャグとして楽しむのが吉である。
[ビデオ(邦画)] 9点(2014-12-03 02:20:30)
456.  そこのみにて光輝く
『海炭市叙景』と同じ原作者ですか。なるほど、映画全体から漂う閉塞感と暗さは共通のものを感じた。ただ、今作品の方が微かながら救いを感じさせる部分があるのでとっつきやすかった。物語もメインのキャラクター3人に焦点を当てているので分かりやすく、より感情移入しやすくなっている。ストーリーは、簡単に説明すると、社会の底辺でうごめく若者が、そこから脱しようともがいたり、或いは何も目的を見出だせずにただ惰性で日々を送っていたり、何ともやるせない感じが実にリアルに描き出されていた。池脇千鶴のすれた感じも良かったが、特に良かったのは菅田将暉だ。暗い物語の中でも唯一、前向きに行動する愛すべきキャラクターだった。汗をかきながら笑顔で美味そうにカレーを食べるシーンが何故か心に焼き付いている。かと思えば次のシーンでは感情を剥き出しにして狂気を見せつけてくる。その触れ幅が1番大きい役を彼は本当に自分のものにしていたように思う。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-03 01:08:13)
457.  かしこい狗は、吠えずに笑う 《ネタバレ》 
下の方に完全同意。私も予備知識全く無しにみたのでびっくりした。これは何も知らずに見た方が良い。なのでここから↓は未見の方は読まない方が楽しめます。  まず、普通に女子高生2人の青春ものかーと思って気楽に観ていたら、不意打ちでいきなり途中から園子温の映画を見せられた感じ。急な恐すぎる展開に一気に目が離せなくなった。お弁当を食べるシーン辺りから徐々に不穏な空気を感じさせておいて、この平穏な日常が突如として地獄に落ちる展開が見事。気づいたらもういつもの日常には後戻りできなくなっているという凄い恐怖。この不意打ちこそ計算された演出であり、観客をも巻き込んでしまうという点において功を奏していると言える。 ただ、主人公にあまり感情移入できないのが残念な所。どうせなら"反撃"する場面もしっかり描写して欲しかった所。でも、あえて見せない事で観客に想像させるという狙いも理解できるが…。でもきっと園子温ならくどすぎる位にそこにこそ力を注ぎ込むんだろうな。血糊の量もMAXで。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-03 00:44:58)(良:1票)
458.  莫逆家族 バクギャクファミーリア
よくあるヤンキーもの(ってどんなだ?)。『クローズ』とか『ドロップ』とか?全く観たことないけど、あーゆう如何にも熱血だとか、青春だとか、友情だとかそういうものを期待した人にはこの映画はハズレかもしれない。熊切監督の映し出したこのヤンキー映画はそういった表向きの"明"の部分よりも"暗"の部分を全面に押し出している。ヤンキー達をただ格好良く見せることよりも、その裏の部分。ひたすら暗く、厳しい生活部分を描き出している点が素晴らしく、説得力を感じさせた。もちろん友情や熱血だとかの要素はあるんだけど、そこにカタルシスはあまり感じられない。スカッとするというよりはズドーンと打ちのめされる感じ。徹底したリアリズムこそがこの映画の魅力だと思う。ただ惜しいのは主人公を演じた徳井が、凄く役作りを頑張っているんだけど、やや存在感に欠けたかなという事。でも、演技力はなかなかだと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-02 20:40:11)(良:1票)
459.  TOKYO TRIBE 《ネタバレ》 
全編を貫くテンションの高さがヤバい。開始5分でテンションがMAXになり、そのまま折れ線グラフが下がることなく最後までノンストップ。なんというパワー。ただ、ひたすら音と映像の洪水に圧倒されっぱなし。  ストーリーはかなりツッコミ所満載だ。真面目な人はあまりのハチャメチャな展開に怒りを覚えるかもしれない。この映画を構成しているものは主に3つ、ラップと暴力とパンチラ。 あとは濃すぎるキャラクターのオンパレード。中でも一際輝いていたのが清野菜名。キレのあるアクションとクールな佇まいにヤラレた。そして、鈴木亮平のあの肉体。殆ど露出狂(笑)というより前日に『HK変態仮面』を鑑賞した為。それを思い出して終始変態にしか見えなかった。変態といえばやはり竹内力。あのイッちゃってる演技は最高。奴が出てくるだけで大笑い必至!  あと、なんの伏線も無くボディを透明にするマシーンが登場して邪魔なキャラ共を一気に消し去ったり…これには呆れを通り越して大笑いするしかなかった。監督自身、自由で面白ければなんでもいいと言ってる通り、ここまで徹底してやってくれればもう文句なし。  園子温の映画はおもいっきり非日常的な体験ができるから好きなのだが、この映画もまさにそれ。この作り物の狂った世界は最高に非日常な体験だった。   【追記】 初見ではあまりの勢いに圧倒されてしまいただ手放しで褒めたが、2回目を冷静に観た結果、ちょっと物足りない所が目についたので追記したい。 それは、TRIBE同士の抗争があまり描かれていないこと。冒頭で他のエリアに入ったらBUKKOROSU!とか散々煽っていたのに、メラと海の対立が描かれるくらいで、シンジュクやシブヤや練マザファッカー達はラップを披露したあとは出番が少ない。TRIBE同士の抗争をしっかり描く事でクライマックスのTRIBE全員集合がアツい展開となるはずなのに、あれじゃちょっと弱かったかなと思う。 それと、そんなに喧嘩強くなかった海が急に強くなったり…。目の前で自分のリーダーを殺されたのに、メラに対する怒りが弱い。もっと復讐に燃えても良かった。 あと、HANDSの巌。戦車まで出動しといて、殴り込みに行く時は徒歩って一体…。あれで攻めこんだ方が圧倒的に有利でしょう。109の看板を壊したかっただけ? そして最後に、大司祭の出オチ感・・・。
[映画館(邦画)] 9点(2014-12-01 23:30:40)
460.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
林業という、この映画を観なければ全く知ることの無かったであろう世界を、ほんの上っ面かもしれないが学ぶことができて良かった。本当にあんなスケールのでかい祭が行われているのかは謎だが、その迫力に圧倒された。 一人の青年の成長物語としてはやや盛り上がりに欠けたけど、最初はチャラ男だった主人公がいつの間にか真剣に林業に向き合っていて、凄く応援したくなった。何故あんなに頑張れるのか?それは長澤まさみが居るからなんですねぇ。田舎にあんな可愛い子が居たらそりゃ帰りたくなくなりますよ。でも、地味な見た目と裏腹にバイクを乗り回すし気が強い。そのギャップが良い!  あと、エンドロールの最後の最後まで観ることをオススメします。
[DVD(邦画)] 7点(2014-11-27 20:54:49)
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