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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1635
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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501.  狂武蔵(2020) 《ネタバレ》 
宮本武蔵と吉岡一門の決闘を描いた70分一本勝負のワンカット殺陣シーンがウリ!という作品とのこと。しかし、その70分のシーンは九年前に撮られたケドも、何やらほったらかしになっていた…とは如何なる意味かってコトですね。結論から言うと、到底映画レベルとは言えない代物だった…というポンコツでしかありませんでした。。  ①ボクシングは1ラウンド3分ですが、それホド俊敏に動き回るワケではないとは言え、しっかり刀を構えて鋭く斬ったり受けたりを繰り出してゆくのを3分続けたら相当に消耗するものです(普通なら、精々5分程度が限界でしょう)。今作、激しく疲弊の色を見せつつもそれでも最初のシーンで15分強は頑張りましたかね(終盤は演技ではなく疲労困憊してましたが)。それ以降は、大体5分戦って一息入れるというのが続いていくのです。要は、70分ワンカットと言っても70分間戦い続けるワケでも何でもないですし(それは流石に無茶ですケドも)休憩のたびに水すら飲んでますし(運好く近くに水筒が隠してあるという武蔵の用意周到さ)。そもそも、ずっと武蔵を映し続けるワケですらなくて、モブキャラの小芝居のあいだ武蔵はどっかに消えてるということすらあります。正直、何のためのワンカットなのか意味が分かりません。  ②一対多の場合の多勢の戦術は「前後からの挟み撃ち」が基本でしょう。案の定、武蔵が常に壁を背にするとかそーいう工夫も施されないのに、前後から同時に攻撃(というか背後から攻撃)するシーンというのは皆無ですし、何なら武蔵・とその背後1Mから武蔵を撮るカメラとの「間」を敵が横切るシーンすら散見されます。彼らは一体何がしたいのでしょうか(⇒一足一刀の間合の概念というのは無いのでしょうか)。そもそも、吉岡一門は何故に数十人ずつに部隊を分けてそこら辺をうろついているのでしょうか(決闘なんだから一ヶ所にまとまってれば好いじゃないですか)。こーもずーっと同じコトを繰り返されると(コレも正直)段々ウンザリしてきます。  ③もう一つ、肝心の殺陣の出来が非常に微妙です。「斬る」というよりは刀でパシッと「殴る」に近いものが非常に多いですし、他に多いのが敵の体を刀に乗せて一拍置いて「引く」という動作で、キレイに「斬ってる」シーンというのは数えるホドしかありませんです。あと、今作の殺陣は細かい段取りをチャンと決めてやってるというものではなく即興なので、明らかに「間違えた」シーンというのも散見されます(どー考えても受けられないタイミングで複数同時に攻撃してしまったとか、んで受け切れずに武蔵が斬られたのが明白なシーンとか)。ワンカットと言ってもそーいうのを最初からやり直すホドのやる気は無かった…て程度の気合の入れ方・覚悟なのかな、と。  最初に書いたとおり、通常の映画レベルの殺陣アクションが70分続く…という作品では毛頭ありません。個人的にはこれは最早、坂口拓主演による「山の石松百人斬り」という感じかと思います。明らかに「斬られ」に走り込んでくる敵を続けざまに斬り倒してご満悦なシーンなんて、正にそんな感じでしたですね。。  ※冒頭、実家の近所の二岡神社がロケ地だったので1点足しておきます。別にあそこがロケ地の映画は他に幾らもありますケド。
[DVD(邦画)] 3点(2021-04-21 00:43:05)(良:1票)
502.  腐女子彼女。 《ネタバレ》 
前半は腐女子の生態ネタでバカにハイテンションに大騒ぎしまくるが、一転して後半は重っ苦しい恋愛展開で以降はひと笑いも無い。ちょっとバランスとゆーのが悪過ぎるし、だから特にラブコメとしては率直にかなりのポンコツだと思ってしまう。  どだい、2人の恋愛にも前半で積み上げたモノというのが(あんまり)無いので、いきなり後半でシリアスなコトを始められても…ちょっとスッと頭に入ってこない。あと何より前半の腐女子ネタに関しても、松本若菜はヒジョーに頑張ってるとは思うケドやっぱチョイと「無理をしてる」感がプンプンで観ていてだいぶん辛い(コレもどだい、全くキャラに無いコトをやっているのが明白であり)。  どーでもいい事ですが、大東駿介は10年後の伊藤健太郎にソックリすね(丁度十歳くらい差らしく)。頭ン中でなんか時空がバグりかけましたわ。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-04-05 23:24:58)
503.  アニムスアニマ 《ネタバレ》 
実のトコロは、主演二人の心理面の設定とかは思ったよりもつくり込まれているのかも知れないし、だからもっと精密に二人の心理分析をしていく(二人の互いへの依存の仕方の非対称性だとか、二人にとってのアニムス・アニマの実際であるとか)という楽しみ方もあるのかも知れないが、どーにもそーする気力が湧かないレベルに話が薄っぺらいor伝わらないので、結果的にモノ凄く在り来りで正直どーでもよい話になってしまっている。ソレを彩るLGBT的要素のテンコ盛りも、製作当時はもう少し目新しさというものがあったのかも知れないが、いま観るとコレもどーにも平凡で薄ら寒いギャグor取って付けでしかない。結論、何がしたかったのか分からない、という類いの映画。  これでも、主演二人がもう少しキャッチーだとか、端的にもっとずば抜けて見映え美しいとかならどーにかなったのかも知れないが、両人ともに絶望的なまでに魅力が無い(忍成修吾は女受けはするのかも知れないが)。特に椎名英姫、棒読みを少しは何とかして欲しい。美意識、という意味では、ラスト付近の海の描写、アレあんなに汚らしい都会の海でやる必要あんのかね?ロケの交通費をケチってんじゃねーの、て感じ。
[DVD(邦画)] 3点(2020-10-18 21:52:08)
504.  台湾、独り言 《ネタバレ》 
台湾が舞台ながら、登場人物はバラエティに富んだアジア系人種のごった混ぜであり、彼ら「異邦人」が織りなすエキゾチック日常絵巻とでも言う様な作品、だとも思う(まあそんなに大層なもんでもないが)。しかし、本作を実際に構成しているいくつかの会話は、率直にどれもかなり居心地の悪いもので、一部は完全に口喧嘩である。そしてそんなことになっていることの原因は、ひとえに登場人物たちの底意地の悪さ、更には人間誰しもが奥底に秘めているであろう排他的な差別意識に由来する様に思える。その意味では、人間の負の側面の方をより強く描き出す作品であるし、前述のとおり観ていて相当に不快な作品でもある。  それ以上に私が本作に好感を抱けないことの最大の理由は、そういう登場人物のややアレな人間性の描き方の「雑さ」にある。こういう間違い無く国際的な作品で、実際に多種多様な人種の役者を使って「差別」を描くのであるから、誰が何故どのように行動するのかというその描き方にはごく細心の注意を払って然るべきだと思う。が、本作では、登場人物たちは本当にただ大した理由も無く陰湿で差別的である様に見える。そしてその「人の悪さ」というものは、否応無く登場人物の人種に付帯する属性であるかの様に見えてしまうのだ。その意味では、作品としてのテーマ性だとか出来映えだとかいう以前に、一種のルール違反に近い作品だとも感じられる。  と言うかそもそも、何が描きたいのかもイマイチ分かんないし(ラストのシークエンスとかも意味不明だし)、製作サイドが単純に圧倒的にレベル不足なだけにも思える(それは、明確に悪意を持って差別を差別的に描いた、というワケではないかも知れないという意味で、私個人にとってはやや救いに近いことでもあるのだが)。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-09-01 22:40:15)
505.  けっこう仮面 《ネタバレ》 
結構しょっちゅう映像化されている題材だが、今作は長嶺高文氏が監督した4部作の第1弾である。舞台となる学園がアナウンサーの養成学校に変更されているが、これは主に、教育にかこつけて女子になんかエロい地名(レマン湖とかバリ島キンタマーニとか)言わせて辱めよう、というのが目的である様に思われる。  けっこう仮面は設定どおり全裸で最初からオッパイも全開だが、首のスカーフを前後に垂らしてそれぞれ股間に固定する、という手法であまり下半身は映らない様に工夫している。といっても鉄壁という訳でもなく、チラチラ捲れて見える場面も無くはないが、その場合は白い光のエフェクトで雑に隠している。こだわりの感じられない、適当な仕事だと思う。  話の内容も原作どおりで、罰を装って地下の仕置き部屋に連れ込んだ女子をあの手この手で辱めるという展開が続くが、この責め方が全体的にかなり珍妙であった。特に2人めのシーン、台に縛り付けた女子の周りをトマトで埋め尽くし、それをチェーンソーで切り刻んでいく、というのは全くもって意味不明である(女子はいったい何が辛いのか)。  もう一点、本シリーズには何故か石丸謙二郎が皆勤賞なのだが、女子を電動歯ブラシ責めにしたり(といっても、これも普通に歯を磨くだけという意味不明な折檻だが)、女子のオッパイを吸い取って男子につくり替えてスパイに仕立てるなど、極めて変な役柄をこれまた何故かノリノリの全力全開で演じ切っており、総じて凡庸な演技面でのアクセントとなっているのみならず、色々とかなり好印象だった。
[DVD(邦画)] 3点(2020-08-02 22:18:45)
506.  呪怨 -終わりの始まり- 《ネタバレ》 
今作はリブートであり、色々話をいじくってマイナーチェンジしているのだが、あまり効果的とは思えない(俊雄が諸悪の根源に変わっている点もイマイチ話の凄みを損なっているように思うし、その他の変更も話を分かりにくくしているだけに感じる)。  予算節約なのか何なのか知らないが、佐伯家がとにかく明る過ぎて恐怖描写はどれも何にも怖くない(カネの掛け所を完全に見誤っている)。主演陣もかなりの大根揃いで、佐々木希はまだともかく(目がデカ過ぎてアップになるとイイ感じに不気味)、トリンドルは相当酷い(叫ぶ前に「せーの」てやってるのが丸分かり)。後半はその佐々木希が何をやってんのかサッパリ分からない(彼女が担任になって2週間くらいの話だと思うのだが、色々事件が起こり過ぎて時系列もなんか不自然)。大の付く凡作。
[DVD(邦画)] 3点(2020-03-09 00:51:55)
507.  呪怨 黒い少女 《ネタバレ》 
ビデオ作品と見紛う程に全体のチープさは極め付き(恐怖演出には「腹に顔」のCG以外には血糊と例の「ア゛ア゛ア゛」声くらいしか使ってないという手抜き)。シナリオも酷いやりっ放し(加護亜依とチャラ男と勝村正信は結局どうなったの?)。そもそも呪怨シリーズとは何の関係も無いという詐欺(タイトル違ったら絶対観なかったし)。正直こういう映画が一番罪深い。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-03-01 13:49:43)
508.  呪怨 (2003) 《ネタバレ》 
色々とダメダメな駄作。  ①リメイクではなく続きの話で、また(時系列の入替を含む)短エピソードの寄せ集めの構造を取っている。がしかし、明確なストーリーラインがあった前作に比べ、本当に単発のエピソード(しかも全部同じよーな出来事)を繋げただけなのでこの構成にする意味が全く無いし、そもそもストーリーがなんにも無いので前作より明確につまらなくなっている  ②バケモノを思い切り見せるというのがコンセプトなのは分かるのだが、特に俊雄の見せ方が非常に稚拙で、ホラーなんだかコメディなんだか分からないレベルで演出にキレが無い  その他、ホラー演出も(ビデオ版より予算は有りそうなもんなのに)非常にチープかつ二番煎じな残念な出来。あと伊東美咲は近年稀に見る大根(奥菜恵は流石の可愛さだけれども)。
[DVD(邦画)] 3点(2020-03-01 13:46:01)
509.  スマホ拾っただけなのに 《ネタバレ》 
『カメ止め』風の導入部+種明かし構成が大部分を占めるが、明かされるタネというのは、やれ爺が飲んでたトマトジュースの賞味期限が切れてましただの、婆が骨壺にジャイアントコーン入れてましただの、極めてしょーも無い。ただ、恥を忍んでこの構成にすると、臆面も無く映像素材の大々的な使い回しが出来るので(本作も全編80分だが、重複を排除すると実質60分を切るだろう)、更なる時間稼ぎ=予算削減が可能になるのである。  だから本作の場合、そこを抜けたラストの(取って付けな)スプラッタシーンに「これをやりたいがために撮った映画なんだ!」みたいなのが有れば、こちらとしても全然高評価にしますですよ。残念ながら、イマイチそこまでのものは無かった、という、そんな感じ。  一点だけ、主演女優は中盤までと終盤ではかなりキャラが変わっており、そこも含めてそんなに演技に違和感は無かったので、一応褒めておこうと思う(頑張ったね!)。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-02-06 01:21:38)
510.  心霊写真部 劇場版 《ネタバレ》 
このシリーズは、個々の話がとにかく平凡で非常にしょーもない出来であり(ニコニコ動画の評判は全く当てにならない)、中村静香以外に観る価値は無い。なので、この劇場版には観る価値が無い。残念。
[DVD(邦画)] 3点(2020-02-04 20:52:35)
511.  デスフォレスト 恐怖の森4 《ネタバレ》 
今作はついに、バケモノの由来を探る定番の展開。そこはまあともかく、ホラー描写が1~4まではどれも全く同じで変わり映えしないのは流石にどーかと思う。主演の女子は今までで一番可愛いけど。
[DVD(邦画)] 3点(2020-01-03 22:54:58)
512.  デスフォレスト 恐怖の森3 《ネタバレ》 
今度は半分街中が舞台。それもよく分からんが(デス「フォレスト」じゃないの?)、一番の謎は、ホラー描写をケチって非常に不愉快なメインストーリーの方に尺を割いている点で、正直全く話に興味が持てない。例の顔は今作も思いっ切り出てきまくるのだが、目が普通の人間なのが凄みを損なっているように思うことに気づいた(多少カネ出せば何とかなりそうなモンなのに)。
[DVD(邦画)] 3点(2020-01-03 22:54:08)
513.  北斗の拳(1995) 《ネタバレ》 
質感はC級映画と言う程ではなく、時代相応のB級映画程度のクオリティは整っており、セットや全般的な演出もそこまでチープではない。ほぼ白人なキャスト陣も(何故か無意味にユリアだけ日本人なのもよく分からないが)特にケンシロウの俳優は筋肉も素晴らしく、全体的にそこそこ頑張っている様にも思う。そもそも原作のコンセプトが「マッドマックス+カンフー」ということで、要はカンフーがこの映画のキモだと思うのだが、序盤はかなりショボく見えたが(北斗百裂拳!(ペチペチペチペチ)には思いっ切り吹いてしまった)、終盤の大盤振る舞いな見せ場では、合格点とまでは行かないがこれもそれなりに頑張っており(主演男優はプロのキックボクサーらしく、蹴りはそこそこ)、率直な評価として「『北斗の拳』の映画化」という意味では全くの無価値な映画という程に酷い作品ではないと思う。  問題は普通に映画として観た場合で、北斗の拳を熟読している私でさえ(話の大筋はともかく)細かい部分は何がどうなってるのかサッパリ分からない非常に適当な展開運び&設定で(かつ状況説明も殆ど無いし)、これをアメリカ人にいきなり観せたら、それはそれは残念な事になるのは必然的に明らかである(映画単体としては救いようの無い程にポンコツ)。  後は、この「『北斗の拳』の映画化」という非常に「無茶な」試みに対し(そもそも映画化できる題材ではないと思う)、各々がどれだけハードルを下げられるかに全てが掛かっているのだと思う。まあ、本作で一番「印象に残った」シーンは「リュウケンを『射殺』するシン」だったと言う時点で(失笑)、高が知れているのは否めないが。
[インターネット(吹替)] 3点(2019-12-14 00:47:39)
514.  ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 《ネタバレ》 
フルスペックのCGアニメを邦画で本気で作ったらどの程度の出来になるのかが気になって鑑賞。CGの造形自体や、質感・背景のつくり込み等はディズニーにも左程引けを取らないが、表情や細かい動きなどが少し劣る印象(動きがどれもカタい(ロボットぽい)のが気になった。あと、日本語のリップシンクも見慣れないだけかもしれないが、これもやや違和感がある。)  問題は話の内容の方だが、元がゲーム1本分のシナリオなんだから2時間に収めようとしたらそりゃダイジェストっぽくなるのは致し方無く、そこは寛容に許してやろうとも思ったのだが、急展開からのラストは個人的には「万死に値する」「お終いで台無しな」「意味不明の」代物と言う他ない。確かに、軽ーくダイジェスト流してきてラストも魔王をあっさり倒して終わりだと、鑑賞後感が相当に残念になるのは否めないが、だからと言って…CGアクションも意外と良いので、率直にガッカリ。  一点、一人だけ演技凄いなあと思った悪玉が、声優でも何でもなくて吉田鋼太郎だった。吉田氏の凄さを実感すると同時に、声優起用したがらない監督の気持ちが少し理解できた。
[映画館(邦画)] 3点(2019-11-28 00:01:22)
515.  ISOLA 多重人格少女 《ネタバレ》 
様々な疑問点や繋がらない展開運びは挙げるだけキリが無いが、要は、恐らく原作は「もっとちゃんとしてる」所を、大人の都合で90分のコンパクト映画にしなくてはならず、結果としてこう成り果てたという事なのだと思う。  一点だけ、エンパスの木村佳乃(実はコイツが一番凄いと思うのだが)も、13面多重人格者の黒澤優も、結局のところ単に「傍観者」でしかないという(風に見えてしまう)全体の構成は流石に如何なものかと思う。その他はまあ普通に出来が悪い。演技面では石黒賢はそこそこ、黒澤優は可愛いだけで演技らしい演技は殆ど無い。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-11-23 02:25:52)
516.  ザ・ファブル 《ネタバレ》 
原作未読。だが、どうにも原作の設定の映画への落し込みや全体の展開運びがはっきり言って非常に雑なようで(多分、漫画を読んでる客しか相手にしてない気がする)、私のような一見さんには正直訳分からん映画になってしまっているように思う(誰がナニで、何をどうしたいのかがサッパリ分らん。殊に木村文乃のアレコレ)。  分量的にはメインコンテンツなアクションも、これもつくりが非常に適当(至近距離で銃を撃ちまくるのを避けまくるとか)。岡田准一の個性的な演技(というか顔芸)だけはそこそこだが、全体的にはかなり駄作。意味の無い芸人の起用などは凍えるほど寒い。
[映画館(邦画)] 3点(2019-11-23 02:08:15)
517.  らせん 《ネタバレ》 
全く怖くないホラーと3流のSFを足して2.5で割った、という感じ。別に演出や演技が殊更に悪いとは感じなかったが、内容的にはこの変な世界観しかないという中で、それだけでは流石に映画としては完全に物足りない2時間になってしまう。超の付く駄作。
[DVD(邦画)] 3点(2019-11-21 00:12:19)
518.  着信アリ Final 《ネタバレ》 
堀北真希と黒木メイサが虐められっ子という違和感しか無い状況は置いといて(メイサはどー考えても虐める側だろと思う)、虐めっ子大虐殺のネガティブなカタルシスや、転送ルールによる呪いの連鎖のパニック感は決して悪くはない。ただ、全編通して極めてチープかつ適当なホラー描写の質の低さと、終盤のタルい上にイミフな展開運び、何より、皆でメールすると悪霊が倒せるというトンデモ(はっきり言うが、パソコンをフリーズさせんのすら無理だと思うぞ)には虚無感しか感じない。こんな低級映画を韓国に売ろうとして媚びるのはやめてくれ。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-11-20 21:30:11)
519.  サイレン FORBIDDEN SIREN 《ネタバレ》 
元ネタのゲームとゆーのは『バイオハザード』『サイレントヒル』と並ぶ日本産ホラーゲームの世界的スーパーメジャーで、かつ、その「怖さ」とゆーのが最も「日本的」である作品だと思われる。他2作品は映画化もある程度成功しており(まあ『バイオ』の映画化はホラーじゃねーけど)、その意味でも今作に掛かる期待というのは、決して小さく無かった筈だと思われる(しかも今作は邦画な訳だし)。  元ネタというのは、禍々しく呪われた土地を舞台に、そこに住まう怪しげな人々が織りなす陰謀を解き明かしていくというミステリー要素を多分に含むものだったと思われる。翻ってこの映画では、その前半1時間近くを使って、とりあえずその不気味な舞台設定の方をある程度しっかり説明してくれる。そこで説明される設定自体(人魚伝説と不老不死の住民とやら)は、そこそこ元ネタの雰囲気も醸しているし、率直に別にそんなに悪くはない様にも感じられる。  しかし、そこから先はと言うと、これがひたすら怪物と化した住民が襲ってくるだけ、という単純極まりないホラーになってしまう。「何故」彼らが、しかも「このタイミングで」襲ってくるのか、という部分が全く謎であり、加えてどうもそれを説明する気もまるで無いよーな感じなのだ。なので正直、ホラー展開開始から最終盤までは、これは「お話が成立していない」と思って観ていた。  そこで、あの妄想オチだ。確かに「お話が成立していない」ことについてはこれで説明がつく。罪深いのは、ここで何から何まで全部妄想でしたあ(=舞台設定も全部ウソでしたあ)、としてしまったことだ。正直、これでは『SIREN』でも何でもないではないか。これは、元ネタの外皮を纏った極めてレベルの低いサバイバル・ホラーだ。何故「極めてレベルが低い」かと言えば、サバイバル・ホラーとしてすらもお話に整合性を付けることを放棄して妄想オチにしてしまっているからだ(加えて、何故そんな妄想を抱くに至ったかという理由の部分も極めていい加減だからだ)。これはリメイク以前の問題だし、リメイクとしても前述どおりリメイクと呼ぶのが憚られる様な有様だ。雑で手抜きで魂の入っていない、酷い映画だ。  ※実は、どうもラストに少し仕掛けがあるようなのだが、とにかく主人公の妄想設定がご都合主義すぎて、そういう仕掛けを施せる様な整合性が物語に存在しないので取って付け感が甚だしい。ラストでそんなこと言われても、残りほぼ全部のつくりの悪さは挽回できねーよ、という感じ。  例えそんな今作でも、多少なりとも「怖い」なら、ホラーとしては存在価値が無いとは言えない。しかし、これが全く怖くない。目から血ィ出した人間がワラワラ襲ってくるだけで、今どき何が怖いというのか。そのうち一人は何故かココリコ田中だし(お笑い芸人がやったらそれはコントでしょ、と)。そもそも、何で原作準拠の禍々しいクリーチャーを出そうという努力すらしないのか。原作の「日本的な」怖さを実現する、とかいう以前のレベルで、つくづく魂が込められてないのだよね。。
[インターネット(邦画)] 2点(2020-07-26 22:44:33)
520.  犬鳴村 《ネタバレ》 
ぬ~ん、何から指摘してよいものやら…ヒッドイわこれ。。。  我慢してマジメに観ていたが、人間だか人外だかよう分からんハンチングの兄ちゃんと映写機回し始めた辺りで諦めた。そもそも該当のシーンは、どこで映写機回してんのかもどこからフィルム持って来たのかも、つーか何であんな(秘匿すべき行為の)映像が残されているのかも全てが判然とせず、ストーリーとして全く繋がらない。ここまで取って付けな展開運びでOKだと思ってるのは、正直観客をナメている。全体的にシナリオはしょーも無いアイデア(というか単なる思い付き)の寄せ集めレベルの超絶テキトーな代物であり、整合性も必然性も何も在ったものではない。例えばそれは、実際の犬鳴村の都市伝説の構成要素を碌に検討・取捨選択もせずに根こそぎ放り込んでいることからも見て取れる。締切間際で1ページも書けておらず、3日徹夜した挙句に変なテンションでやっつけで書いた様な脚本、てな感じ。  例え話が意味不明であっても、本作はホラーである以上、恐怖描写に観るべきモノが有ればそれだけで充分なエクスキューズたり得るとも言えるのだが、コッチの方面も至極微妙な出来としか言い様が無い。恐怖描写は奇怪、と言うよりどれも妙ちきりんで、センスの欠片も感じられない。これに関しては、冒頭、霊障でトチ狂った女子が「犬が西向きゃ尾は東♪」とか歌ってる時点で気付くべきだったと大いに反省している。  正直結構期待していただけに、極めて残念。ご覧になるなら、ご覚悟を召されたい。
[映画館(邦画)] 2点(2020-02-08 02:58:33)
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