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41.  37セカンズ
似た題材の映画で「パーフェクト・レボリューション」というのが真っ先に思い浮かんだが、これは真逆の映画ではないか。  前述の作品が完全なる商業映画でありファンタジーであったのに対して、「37セカンズ」はしっかりと地に足の着いたドキュメンタリーを思わせる良作であった。ただし、若干ファンタジー要素も含むがそれは後述。  本作は障がい者の苦悩や夢を追う様を淡々と描きつつ、健常者には知り得ないような差別だったり社会における生き辛さだったりをリアルに描き出しており、とても興味深くかつ引き込まれて観ることが出来た。  主人公を演じた女性は決して演技が巧いとは言い難いが、その素人っぽさが逆にドキュメンタリー的なリアルさを醸し出す事に成功していたと思う。  また、彼女が自由になりたいと思う度に障害となる母親の存在もこの映画に面白さを与えていたと思う。 母親は娘を愛するが故に縛り付け、それが過保護だと娘の反発を招いてしまうが、これは母親の立場を考えても非常に理解できるし、でも娘にも自由に生きて欲しいし、と、どちらの立場にもとても共感できたのでそこがリアルだなぁと感じた。  自己中で障がい者を利用する悪いやつなんかも出てくるが、概ね皆いい人ばかりだったのも救いだった。ただし、ほんとにここまでいい人居るのかなぁ?と逆に疑ってしまうような親切な人が出てきて、そこがちょっとファンタジーかなぁ?と思っちゃったわ。
[映画館(邦画)] 8点(2020-03-01 17:17:09)
42.  劇場版 メイドインアビス 深き魂の黎明
カートリッジの中身が溢れて飛び散り、それを浴びるというヤバすぎる疑似体験ができるのは4DXだけ!(観てない人には謎過ぎるが)  倒すべき強大な敵。 その敵とのバトルは壮絶極まりなく、さらにその恐るべき実験の全貌が明らかとなる。 それは残酷で、とてもおそろしい。目を背けたくなるほどだ。  単純に面白いというよりかは観ているのが辛く、2度と見たいとは思わないだろう。 何か観客の心を折ることに全力な感じで…。  と、初見時は2度と見たいとは思わないだろうとか言ってたくせに観てきたよ✋4DX版✴️ もうね、最&高だった!  初見時はあまりの胸糞展開に感情が変な方に行っちゃってたので、純粋に楽しむ事が出来なかったが、もう内容を分かっているので(それでも泣けたが)余裕を持って楽しむ事が出来た。  とにかくアクションシーンの迫力が凄い!動きもあるから臨場感ぱねぇ! ボンドルド初登場シーンの足音に合わせた地鳴りのような振動だったり、階段を昇るシーンでの上に上がる感じとか(上昇負荷がかかっちゃうー!)、カートリッジから中身が溢れる所で水の演出とか(頭おかしい(笑))、とにかく細かい所まで設計されているなぁと感じた。エンドロールで謎の香りが発生したのは謎だったけど。笑
[映画館(邦画)] 9点(2020-02-29 13:56:15)
43.  映画 ねこねこ日本史 龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!
以前テレビアニメの厳選エピソード4つを映画館で特別上映されていたのを観て以来興味を持ち、漫画も全部買っちゃうくらいハマったので、劇場版も公開初日に行って来た。猫の日だし!  さて、内容は皆さんご存知(え?知らない?)登場人物を全部猫にして日本史をやっちゃうという、子供から大人まで笑って楽しめて、歴史も学べちゃう素晴らしい作品なんだね。  今回の劇場版では龍馬を主役にして、未来からやって来たフクという猫と共にタイムスリップしちゃうというお話。色んな時代に行ってカルタを完成させるのが目的だ!  日本史を学ぶというよりかは、とにかくオールスター偉人勢揃いを楽しむというか、色んなキャラクター(ほとんどの声を小林ゆうが務めている)がわちゃわちゃやってるのをただ楽しむというとてもゆるーい内容となっている。なので、あまり“感動“だとか“深いテーマ性“だとかは皆無である。  しかし、とにかくキャラクターが皆可愛いくてそれだけで楽しめるので、ファンにとってはストーリーなどあまり必要ないのかもしれない。  私はやっぱり卑弥呼と、あと源義経がとても可愛くて好き。新キャラのフクも良かった。「塀伝いに何処まで行けるか勝負しないかい?」とか突然言い出す所とか。笑
[映画館(邦画)] 7点(2020-02-23 20:23:47)(良:1票)
44.  ゴーストマスター
いや~バカバカしい!というのが率直な感想だが、ホラー映画にオマージュを捧げた、愛に満ちた作品だとも言える。  ひたすら恐怖と笑いの感情を行ったり来たりする展開は「悪魔のいけにえ2」を思い出した。  ただ惜しいのは脚本をもう少し練れば傑作となり得たのではないか。 後半ひたすら勢いだけで突っ走ってたので少しダレてしまった。  それでも、チープな特撮やわざと作り物っぽく見せたグロい描写などはいかにもB級といった感じで楽しめた。  鑑賞後は「スペースバンパイア」という映画を観てみたくなった。  そして実際に観た。  つまらなかった!
[映画館(邦画)] 6点(2020-02-16 13:59:33)(良:1票)
45.  サヨナラまでの30分
音楽×青春×SF  現代の物語なのになんでカセットテープに録音してるんだろーと思ったらその理由がとても素晴らしいものだった。  “音楽を手の平に乗せてる感じがいいから“ “なんか温かいから“  たしかに、カセットはおろかCDすら買わなくなり、最近はダウンロードでいいかと済ませている私だけど。CDを買って聴いていた時に比べて大事に聴いていない気がするし、味気なく、音楽って無機質な物って感じになってきてる。  そういう意味ではカセットテープっていいものだなぁと思わせてくれたし、カセットテープがとても重要なアイテムとして登場するこの物語にはとても引き込まれた。  カセットテープに上書きして録音すれば前のデータはどんどん消えて失われてしまう。 しかし、その時の記憶や思い出といったものは持ち主の心にいつまでも残り続ける。 そんな“記憶“がもたらした奇跡のような物語だった。  また、音楽の持つ力が人を変え、人を惹き付ける事の凄さを十二分に感じさせてくれた。  特に良かったのは、全編映像が綺麗。 登場人物の感情の揺れ動く様がとても丁寧に描写されていた。 北村匠海の2役とも言える演じ分けが神懸かっていた。新田真剣佑との掛け合いの楽しさ。2人の歌声がとても素晴らしくて、いつまでも心に残った事。
[映画館(邦画)] 10点(2020-02-16 13:44:48)
46.  シグナル100
グロいシーンが多いし、ひたすら人が死んでいく映画なので、観終わっても何も残るものがなく、虚しさしかない。この手のジャンルは粗造氾濫され過ぎててどれも薄っぺらい。 結末がかなり無理矢理だったので大幅に減点。  あと、泣いたら駄目というシグナルだけ判定が甘過ぎる気が。
[映画館(邦画)] 2点(2020-02-13 19:44:03)
47.  名探偵コナン 瞳の中の暗殺者
犯人から狙われている蘭をコナン君が守るというのが最大の見所であり、トリックや犯人当てという点においてはあまりに易しく大したことない作品である。  犯人をミスリードさせようというわざとらしさも相当なものでこれに釣られる人はあまり居ないのではないか。  ラストは殆どアクションだし、犯人の行動もあり得ないし、かなり大味な作品であると思う。 もしかしたらコナンの映画は皆こうなのかもしれないけど。
[地上波(邦画)] 4点(2020-02-13 19:19:07)
48.  スマホ拾っただけなのに
「スマホを落としただけなのに」のパロディーかと思いきや全く違った内容だった。  スマホを拾った事で巻き込まれるホラー展開ではあるが、本家のようにスマホでSNS等を使ってサイバー攻撃されるという訳ではなく、ひたすら原始的な殴り合いやチェーンソーでの戦いが描かれるというしょうもない内容である。  また、主人公に妄想癖があるという映画においては厄介な存在で、一旦あり得ないような展開を見せる→妄想でした。というのを何回も何回も見せてくるので飽きてくるし、「カメラを止めるな!」みたく同じ映像をリサイクルするシステムのおかけで何回も同じ映像を見せられるので飽きてしまう。 種明かしされた所でそんなに感心させられる訳でもないし。  出演者全員の演技がとにかくわざとらしくて酷いし、いかにもB級な内容だった。
[DVD(邦画)] 1点(2020-02-07 19:56:28)
49.  ヲタクに恋は難しい
原作は未読でアニメは観たのだが、アニメと比べると大分脚色されていたように思う。っていうか主人公の2人以外は殆ど別物じゃん! でもアニメ版にそんなにはまれなかった私としてはこっちの方が楽しめたかも。  ただ、思ったよりミュージカルだったのが意外だった。 オープニングの盛大なミュージカルシーンはとても格好よくて期待値が上がったんだけど、その後のシーンはどれもイマイチ盛り上がらない上にドラマの流れをぶった切っているので決して誉められたものではないと思う。  いかにも福田雄一監督らしいギャグ多めのハイテンションな内容なのは良かった。 あと、高畑充希と山崎賢人の演技はとても面白かった。 佐藤二朗は相変わらずウザい(笑)
[映画館(邦画)] 6点(2020-02-07 19:47:15)
50.  犬鳴村
“最恐の心霊スポット“、“地図から消された村“、“犬を食べて暮らしていた謎の現住民族“、“日本国憲法の通用しない場所“  キーワードだけ挙げていけばかなり面白そうだし怖そうなのだが…。 いや、実際かなり怖かった。前半は。 やっぱりホラーって得体が知れないから怖いのであって、お化けの正体がわかると途端に怖くなくなるのよね。 後半はその得体の知れないものの謎を解き明かして行く風な展開になるので途端に嘘臭くなっちゃって残念だった。
[映画館(邦画)] 3点(2020-02-07 19:46:28)
51.  アンダー・ユア・ベッド
歪んだ性癖、盗撮、盗聴、DV。かなり鬱な内容だった。  変態ストーカー男が好きな女性を監視しながら暮らしていて、もっと彼女の側に居たいという願望から彼女の家のベッドの下に潜り込む事に成功するまでを追っていく物語。  そこに至るまでは彼の歪んだ性癖と過去のトラウマ等を丁寧に描写していて、彼の淡々としたモノローグも相まってなかなか惹き付けられた。  だが、いざ好きな女性と接近する段になると、途端に臆病になり結局何も出来なくて、ひたすら妄想の世界に逃げ込むという不器用で駄目な奴なんですね。こういう人物を高良健吾が演じるというのが意外性があって良かったのではないでしょうか。
[DVD(邦画)] 6点(2020-02-07 19:45:39)
52.  台風クラブ
誰もが通る道なんだよなぁ。 思春期の痛々しい行動と台風が近付いている時の謎の高揚感。  ほぼ中学生達によるドラマが展開されるが、そこには青春の清々しさなんてものはあまり無く、ひたすら鬱屈とした窮屈な感情や性的衝動なんかが正に台風の如く吹き荒れる様を描いている。 彼らの生態をカメラは窓の外からや、教室の外側からなど、まるで覗き見をしているかのように映し出していて、長回しの多用によってよりリアルな風景に感じられた。 台風の到来と共に己を解放していく彼らの行動はなんとなく共感できた。
[DVD(邦画)] 8点(2020-02-07 19:39:29)
53.  his 《ネタバレ》 
なんて優しさに満ちた、優しさだけしかない作品なんだろうと思った。  最初は単純に同性愛者のラブストーリーなのかなと思って見ていたら、社会に対する性的マイノリティーの立場や偏見などをしっかりと描いていて考えさせられたし、さらには子供の親権を争う法廷ドラマ的側面や、その合間に挟まれる主人公のカップルと子供との愛に満ちたドラマ、さらには田舎町での他者の人々との交流等を描いていて凄くリアルな人間描写に引き込まれた。  主演の2人の演技も良いのだが、なんといっても子役がいい! あの女の子の存在がなかったらここまでの傑作となり得なかったのではないか。 子供の素直すぎる発言がいちいち刺さった。「パパもママもじん君も皆で暮らせばいいのに」 その言葉通り、束の間全員で過ごすラストのシーンがとても素晴らしくて泣けた。  余談ですが、同監督の「mellow」も観たかったけど、北海道ではまだ公開されていないという悲しみ…。
[映画館(邦画)] 9点(2020-01-29 01:55:00)(良:1票)
54.  転々
三木聡監督の大ファンだが、これは初見時そんなにハマらなかった。 「亀は意外と速く泳ぐ」や「図鑑に載ってない虫」に比べるとギャグの濃さが物足りないし、派手さもないし、ちょっとハートウォーミングな感動作になっている点がイマイチだなぁと感じた為だ。 しかし、しばらくぶりに見返してみて、これこそ三木監督の最高傑作なのではないかと思えた。  その理由を挙げるなら、例えば「図鑑に載ってない虫」はそのあまりにコテコテのギャグ大盛りさ故、観終わった後ちょっと胃もたれしてしまうのに対し、本作は全編にギャグが散りばめられながらも、オダギリジョーと三浦友和のロードムービー的な面白さや、途中での疑似家族によるホンワカした雰囲気がなんとも心地良くて、しみじみと味わい深い作品だなぁと思えるようになった為だ。言うなればギャグとシリアスなドラマのバランスが絶妙なのだ。  そして、三木監督作品として待望のオダギリジョーが主演なのがやっぱり最高だし、途中三日月君が出てくるというのもファンには嬉しい。岩松了とふせえりもそこまで主張は強くないながらもしっかりと笑わせてくれるし、岸部一徳の使い方とか面白かったし、吉高由里子の変な歌も妙に頭に残ったし、三浦友和と小泉今日子の存在感も素晴らしいし、配役が完璧だったなと。  親に捨てられ孤独だったオダギリ扮する主人公が、疑似家族との束の間の団欒を楽しむシーンが好きだ。やがて確実に終わってしまうその関係を日曜日の午後の気分に例えながら、その瞬間を噛みしめるように楽しむ主人公の見せる切なさ。そんな時は後ろ向きに歩けばいい。そうすればきっと過去に戻れるかもしれないのだから。
[DVD(邦画)] 10点(2020-01-21 22:06:54)
55.  劇場版 ハイスクール・フリート
そこまでハマったアニメではないけど、なんとなくテレビアニメは全部観ていたので、迷わず劇場へ。 知らない人の為に大雑把に言っちゃうと、海上版「ガールズ&パンツァー」みたいな内容ね。  まあ、前半はとにかくOVAにもあった学園祭的なノリの話が延々と繰り広げられるのでこれはちょっとイマイチかなぁと思っていたのだが、後半の艦隊アクションシーンは素晴らしいものだった。とにかく延々と続く追いかけっこ、砲撃の嵐。ここは劇場ならではの迫力で観て良かったなと思えた。  しかし、全体を通してみるとそんなに驚くような展開でもないし、いつものようにグダグダしてなんとなく戦っているという感じだった。そこがこのアニメの持ち味なのかも知れないけど。   ちょっと残念だったのは、途中艦隊シミュレーションゲームみたいなのでトーナメント戦が繰り広げられるのだが、いまいちルールが解りづらい上に絵面的に地味だった事。
[映画館(邦画)] 6点(2020-01-20 23:45:46)
56.  Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆
リゼロの世界観を深く知るという意味では観ておかなきゃならないんだろうけど、ぶっちゃけ知らなくてもテレビアニメは楽しめると思う。  結局2期に向けてキャラクター(今回はエミリア)の過去を描くというコンセプトなのでシリアスになりがちだし、いつものようにキャラクター同士の掛け合いを楽しみたい人には向かない。 逆にエミリアとパックがとにかく好きという人ならオススメできる。  終始、なんか物凄いバトルが巻き起こっているんだけど、敵の実態がよく分からないし、どうすれば勝ちなのか負けなのかすらルールがよくわからなくてそんなに入り込めなかった。
[映画館(邦画)] 4点(2020-01-19 14:16:58)
57.  午前0時、キスしに来てよ
まあ、いかにも少女漫画的な王道展開で先は読めるし、都合の良すぎるシンデレラストーリーだったけど、10代女子がメインターゲットだろうから、その年頃の子にとっては誰もが夢に見るような憧れを具現化したファンタジー的ワールドなので、余計な事は考えずに楽しんだもん勝ちなのだろう。  もっとチャラチャラした内容かと思ったけど、意外にとても真面目なラブストーリーだったのでそこは好感が持てた。
[映画館(邦画)] 6点(2020-01-19 14:15:02)
58.  わたしは光をにぎっている
カネコアヤノの「光の方へ」が主題歌という理由だけで鑑賞。 「四月の永い夢」の中川龍太郎監督作品。  物語自体はよくある話というか、リアルな人間ドラマが展開されていたのが良かった。 退屈な人には退屈だと思うけど、ゆったりと過ぎて行く時間がとても心地良くて好き。  寂れた商店街の風景や、昭和情緒溢れる銭湯の風景がなんとも懐かしく、癒される。  しかし、それらも段々と失われつつあるという現実。  シャッターが降りたままの商店。 次々とやめていく飲食店。 劇中のドキュメンタリーという設定で描かれたそれらの光景はとても寂しさを感じさせる。  松本穂香のぼーっとした演技がとても良い。何を考えているのかわからないようでいて、段々とその優しさが理解できるようになり、最後はとても応援して見ていたように思う。 渡辺大知のキャラクターもとても良かったんだけどいつの間にかフェードアウトしてしまっていたのが勿体無い。  光に反射した湖とか、自然の情景などの映像がとても美しい作品だった。
[映画館(邦画)] 8点(2020-01-19 14:13:16)
59.  記憶屋 あなたを忘れない
泣けるヒューマンドラマじゃない、都市伝説ホラーだ!  予告ではめっちゃ泣ける映画風の宣伝だったが、原作はホラー小説なんですね。  まあ、ホラーというのは嘘ですけど、全体的にサスペンスミステリーという感じで、ちょっと怖い部分もあってグイグイ引き込まれ、結構面白かった。  ただ、展開はかなり強引だった。 突然彼女が自分の事を忘れてしまって、それは“記憶屋“の仕業に違いないと決めつける主人公(山田涼介)が、幼なじみや弁護士などの力を得ながら都市伝説として有名な記憶屋を探して行くという内容なんだね。周りにやたら記憶屋の事を知ってる人が集まっているのはご都合主義の賜物だが、まだまだここでは言えないような強引さが潜んでいるので要注意だ。 ラストは無理矢理感動風に落とし込んでいるが…?これは観た人によって感想が分かれる所。  とにかく、芳根京子の広島弁が可愛いくて良かった。しかも、普段は標準語なのに幼なじみといる時だけ方言が出るというのがなんかいいよね。
[映画館(邦画)] 7点(2020-01-18 18:50:51)
60.  ラストレター(2020) 《ネタバレ》 
手紙を通して過去と未来を繋ぐという枠組みは「Love letter」と同じだが、それ以上でも以下でもなく。  現代においては何故スマホではなく手紙を使ったやり取りになるのかというのがごく自然な流れで行われるのでそこは良かったし、一方通行だった手紙が徐々に双方向、さらには第三者が介入していくというのは面白い展開だった。  しかし、物語的にちっとも前に進んでいかないというか、同じ所をただグルグル回っているだけのような気がして、そこまで感動したりとかはなかった。 せめて、福山雅治がトヨエツをぶん殴るぐらいのアツい展開があれば良かったのだが…。  とは言え、昔の岩井俊二を思わせる落ち着いた展開が心地良かったのと、「Love letter」においては全く意味の無かった中山美穂による二役が、本作の広瀬すずと森七菜のニ役にはちゃんと意味があったのでそこは良かった。
[映画館(邦画)] 6点(2020-01-17 17:34:19)
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