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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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621.  北斎漫画 《ネタバレ》 
斎、馬琴、歌麿、三馬、一九らの芸術家が顔見知りであったのかどうかは知らないが、江戸時代中期の同時代を生きた人たちであり、中でも北斎、馬琴は80過ぎまでの長生きをした。 映画では「富岳百景」を若い頃描いて、「蛸と海女」を晩年に描いたようになっているが、「蛸と海女」は60歳頃で「富岳百景」が70を過ぎてからの作。実際と異なっているのは、たぶん矢代静一の原作がそうなっているのだろう。 原作と言えば、「蛸と海女」の原作の絵も登場し、語り草になっている樋口可南子のモデルのシーンの蛸は、その原作に非常に似せて作られていることにびっくり。 葛飾北斎という人は、名前(号)を変えること30回、転居すること93回という記録の主で、金銭感覚がなく傍若無人な人だったらしい。映画の緒方拳は、まさにその傍若無人ぶりをいかんなく発揮している。
[映画館(邦画)] 7点(2011-11-13 08:27:51)
622.  フラガール 《ネタバレ》 
実話に基づいているだけに派手さはさほどないが、感動的で心温まる映画だと思う。昭和40年代といえば、炭坑がどんどん閉山に追い込まれていた時代だけに、切実さも十分伝わってくる。またフラガールについても、世の中の理解はまだ十分ではなかっただろうし、東北の炭坑町ではなおさらだったことだろう。 映画を見てフラダンスの一つ一つの動作にも意味があることがわかったし、列車に乗った松雪泰子に向かって踊りで意志を伝えるシーンは感動的だった。良い映画を見たと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2011-11-12 21:29:24)
623.  予言
最初の方は奈々ちゃんがかわいかったり、堀北真希の高校生も登場して良い感じだったが、中盤くらいからだんだん映像が見にくくなってしまった。それとともにストーリーも破綻し訳がわからなくなってしまった。ラストは無理矢理自己犠牲の美談に持って行ったような気がして後味が悪い。
[DVD(邦画)] 4点(2011-11-03 22:05:29)
624.  宮本武蔵(1961)
子どもの頃に三船敏郎の宮本武蔵を見ていたので、すんなりと見ることができた。それどころか、以前筋がわからなかったところも手に取るようにわかった。 この映画は東映時代劇スター中村錦之助が主役をつとめているのでまったく申し分がない。また度量の大きさとともに生臭さも感じられる三国連太郎の沢庵坊主も光る。 この映画はまた、入江たか子の娘入江若葉のデビュー作でもある。八千草薫の可憐なお通とはたどたどしいのは残念ではあるが・・・。 DVDで三船敏郎と錦之助を並べて見ることができるようになった今日、比較することは可能になったが、それぞれの持ち味があり無意味とも思う。しかし、映画はたしかにスケールが大きくなった。
[映画館(邦画)] 6点(2011-11-03 06:41:02)
625.  宮本武蔵(1954)
子どもの頃見た宮本武蔵、筋は理解できなくとも結構覚えていた。それだけインパクトが強かったのだろうと思う。宮本村の武蔵は悪蔵とか鬼蔵と呼ばれ、暴れん坊のならず者だった。それがお通と巡り会い、沢庵和尚の教えによって人間らしい宮本武蔵になって旅に出る。その長い長いお話の序の部分だと知ったのはずっと後のことだった。 八千草薫のお通は、けなげでとてもいじらしい。
[映画館(邦画)] 6点(2011-11-02 22:37:09)
626.  蝉しぐれ
これぞ時代劇、美しい映像と音楽、ゆったりとした自然の中にもスケールの大きさを感じさせる。斬り合いの場面ですら、人を斬ることの恐ろしさも伝わってくるようだ。 文四郎とふく、隣同士に住む相思相愛の中であっても思いが遂げられなかった二人の運命を、淡々とさりげなく描く秀作だと思う。後半から終盤にかけてはやや甘い感じもするが・・・。おっと幼い頃から一緒に遊んだ三人の友情も忘れられないし、緒方拳と緒形幹太の親子も一緒に出た映画か。
[DVD(邦画)] 8点(2011-11-02 17:04:32)
627.  新・三等重役
社長シリーズは子どもの頃たくさん見たので、今はどれがどれだかわからないのが現状だか、この映画だけは新珠三千代さんの箱田章子役が大変すてきだったのでよく覚えている。この役は原作ではオールドミスということになっているのだが、映画の新珠さんは大変若々しく美しかった。 DVDが出ていないので確かめようがなく、ちょっと点がつけにくいのだが・・・。原作は大変おもしろい。
[映画館(邦画)] 6点(2011-11-01 22:11:26)
628.  黒い画集 ある遭難
サスペンス小説としてはおもしろいかもしれないが、実際の犯罪としては成り立たないのではなかろうか。いかに策を巡らしたとしても、天候などの自然現象や偶然を操ることは不可能だと思う。それに悪天候は一つ間違えば自分自身も巻き込まれてしまう。 登山のグループは本当の信頼関係ができていなければ成り立たないだろうし、自然の驚異をおそれ、山を愛するものでなければ登山家の資格なし。
[DVD(邦画)] 6点(2011-10-30 21:25:23)(良:1票)
629.  黒い画集 あるサラリーマンの証言
どう見ても家庭的に見える小林桂樹の不倫では違和感があるのだが、平凡な男の転落ということで見なければならないだろう。それゆえ誰にでも起こりうる可能性を秘めているとも言える。 自分ならあのときどうしていただろうと考えさせられる映画だ。やはり40歳の課長には不相応ということかもしれない。 小池朝雄はコロンボの吹き替え以前は、こういうヤクザをよくやっていた。声優だけあって声にすごみがある。児玉清はちょっとわからなかった。
[DVD(邦画)] 7点(2011-10-30 13:45:37)
630.  黒い画集 第二話 寒流
これは凄い。好きな松本清張の映画を次々とあさっているうちにぶち当たった作品なのだが、原作未読の清張の中で最高傑作だと思った。 脚本がすばらしく良くできているし、登場人物の心理描写も実に見事、すさまじい緊迫感である。それと銀行内部のスキャンダルを赤裸々に描いて、社会派サスペンスの深さを感じる。 ただひとつ嫌なシーンは、丹波哲郎の子分たちが次々に○○部長で前科○犯という自己紹介をするところ、実に醜い。
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-30 07:38:01)
631.  天国と地獄
途中まではすごくおもしろい。企業の主導権争いによる誘拐犯罪かと思いきや、そうではなかった。よくあるような名刑事のあざやかな推理ドラマと違って、警察組織の分担された捜査の積み重ねによって、容疑者の範囲を狭めていく。それがあたかも現実の捜査のようで大変機興味深かったし、前半の犯人と警察の知恵比べもおもしろかった。 しかし後半の犯人が特定されてからはまったくおもしろくない。そのまま逮捕では刑が軽すぎるからといって、犯人を泳がせ新たな犯罪を起こさせ死刑に追い込むというのはいくら何でもひどすぎる。警察は犯罪を未然に防ぐことの方が優先しなければならないはずだ。 それに終盤の展開は、無理矢理「天国と地獄」というタイトルへのこじつけのようにさえ思う。これではなぜ犯人が誘拐を思い立ったのか、まったくわからない。 
[映画館(邦画)] 4点(2011-10-29 22:52:44)(良:2票)
632.  わが町(1956)
「洲崎パラダイス赤信号」と優劣をつけがたい川島雄三の名作、どちらも1956年という同じ年の作品であることに驚く。 ターヤンこと佐度島他吉の骨太な生き方に感動、南田洋子も若くきれいだし、脇役の殿山泰司、北林谷栄もすばらしい。この二人は長年老け役をやっていたせいか、後年の映画のどれを見ても皆同じ年くらいに見える不思議な存在である。 ラストの南十字星か、心に残る。 
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-29 13:08:08)
633.  裸の大将放浪記 山下清物語
昔見て大変感動した映画、それまでは山下清さんを本当の意味で理解していなかったと思う。またその後、実際の山下さんの作品を見てさらにすごい人(天才)だと思った。この映画の中でも結構たくさんの絵が出てくるが・・・。 ずっと後「レインマン」を見てサヴァン症候群というものを知ったのだが、彼のような人は風景などを写真のように鮮明に記憶しているのだという。 映画の芦屋雁之助はドラマでも山下清を演じており、まさに適役だと思う。それに彼の死に対して、母親役の中村玉緒の言葉にも涙せずにいられなかった。 すべての障害児と障害児を持つ家族を励ます映画だと思う。 
[映画館(邦画)] 9点(2011-10-27 22:02:35)
634.  ターン/TURN
原作未読だが、おそらくベストセラーにふさわしい小説ではないかと思う。そう思わせる映画だ。平凡な一日を描いている映画かと思うと、一転して繰り返しの日々となる。同じ時間に同じ場所に戻るという設定と誰もいない静寂な世界がすばらしいし、主役の牧瀬里穂も好演だと思う。これは平山監督のなせる技か。 難しい理屈はさておき、思い出してはまた見たくなる映画だ。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-27 00:05:50)
635.  奈緒子
思い切り漫画の世界だ。コースやルール、走法、タイムなど無茶苦茶であるが、漫画だから許そう。教え子たちが選手として出場しているので否応なく見る羽目になったが。そうでなければ決して見なかっただろう。撮影のとき頂いた奈緖子のTシャツは今も着ているが・・・。そう言えばおひさまのタケオ君が出ていたっけ。
[映画館(邦画)] 3点(2011-10-26 19:55:11)
636.  遠雷(1981)
昔は田舎だったのだろうが、今は大きな団地も建ち都市化が進んでいる。主人公のハウスの土地も地上げ屋が駐車場にと狙っているのだが、彼は百姓に徹する農業青年、見向きもしないところはまさにJA推薦映画。 飾らなくたくましいところが何より良い。女癖が悪いところは父親譲りだが、きれいな嫁さんをもらい落ち着くことだろう。 それにしても見合いの席からモーテル直行とは進んでる。石田えりの見事な脱ぎっぷりも見事。 
[映画館(邦画)] 7点(2011-10-24 22:42:36)
637.  朝を呼ぶ口笛 《ネタバレ》 
新聞社主催の全国中小学生綴り方コンクールで、文部大臣賞を受賞した吉田稔の「新聞配達」の映画化、吉永小百合の映画デビューにもなった。 映画はいかにも文部大臣賞らしい内容で、明るくすがすがしい。夜間高校をめざす新聞配達少年が、父母の病気や手術による家庭困窮に遭遇したが、周囲の励ましやカンパなどによってがんばり抜く。 14歳の吉永小百合もまた、明るくまぶしいほどの輝きである。
[DVD(邦画)] 5点(2011-10-15 23:46:17)
638.  洲崎パラダイス 赤信号
洲崎パラダイス一歩手前の赤信号、よくぞ留まった。最初の方は、義治の駄目男ぶりが嫌でたまらなかったが、次第に物語に引き込まれてしまった。男と女の間柄はそう簡単に割り切れるものではない。この映画はそれを深く掘り下げ、鋭く描き出している。名作という以外ない。 新珠三千代の演技力はすばらしいし、芦川いづみさんもいい。最後はちょっとかわいそうだったけど・・・。
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-13 07:10:48)
639.  カルメン故郷に帰る
私の子どもの頃はカラー映画は大変珍しく、「総天然色映画」という名前でもてはやされたものだ。この映画こそ当時見たわけではないが(お子様には無理だったのか?)、当時の人気はすごかったのだろう。しかし何せカラー日本で初めてというのは大冒険だったろう。 妙なクラシック音楽や信州の大草原での踊り、暗い感じのオルガンというアンバランスの中で、高峰秀子のはじけっぷりは見事。
[DVD(邦画)] 5点(2011-10-12 16:33:54)
640.  喜劇 団体列車 《ネタバレ》 
佐久間さんが前回以上にマドンナ役を果たし、渥美さんが虎さん役になってしまった。それはそれで良いと思うのだが、ラストに来て四角い顔の赤ん坊はやりすぎではないだろうか。せっかくの人情喜劇が単なるお笑いの世界に成り下がってしまった。 
[映画館(邦画)] 5点(2011-10-11 21:05:14)
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