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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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681.  東京原発
驚くことが多々ある。福島の原発事故以前によくぞ作られたということが第1点、次にこの映画では東大教授によって危険性が述べられているが、これが世論に何も反響なかったということと逆に推進派から何の圧力もかからなかったこと、不思議だ。 東大教授の話はどれくらい真実かわからないが、おそらくそのほとんどは推進派からすれば問題にならなかったのだろう。 内容の信憑性は専門家に任せるとしても、映画はまさにブラック・ユーモア、キューブリックの映画を思わせる。いくら安全性を高めたところで、想定外のことが起こればそれは何も役立たないことを意味している。映画後半のカージャックはまさにその典型。 議論を高めるには良い映画だと思う。この映画で学んだ一番のことは、使用済みの核廃棄物処理方法ができていないのに、推進計画だけが進んだということ。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-16 22:40:27)
682.  釣りバカ日誌2
前作「釣りバカ日誌」は一つの独立した映画であり、このパート2からいよいよシリーズになる。前作が釣りに全く興味がない私でもおもしろかっただけに続けて見ることに・・・。それに原田美枝子さんも好きだし、そうかこのシリーズも山田洋次さんの脚本か、マドンナが出てくるはずだ。
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-08-15 07:02:42)
683.  釣りバカ日誌
何と甲子園応援バスの中で高校生らと一緒に見た。夜通し走るバスで、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をⅠⅡⅢ通して見た後で、見た映画。もちろん、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」もおもしろかったが、「釣りバカ日誌」も負けないくらいおもしろく、結局一睡もしなかったという思い出がある。 まったく予備知識がなかったのだが、ハマちゃんの社員とスーさんの社長さんのコンビがすばらしく、奥さんとの「合体」というのも映倫に触れなくて(高校生はもちろん18才未満)よかった。
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-08-15 04:42:52)
684.  はだしのゲン(1983)
原爆を記録に残すという点では良い映画だろう。原爆落下のシーンが非常にリアルで、眼の玉が落ち、肌が焼けただれ、皮膚が垂れ下がるなどの残酷なシーンはアニメであるからこそ表現できるのだろう。しかし実際に起こったことはもっと凄まじいことだったに違いない。改めて原爆の恐ろしさを感じる。
[DVD(邦画)] 6点(2011-08-11 15:05:52)
685.  第五福竜丸
私たちはこの第五福竜丸の事件を、「不幸な事件」とか「悲しい事件」ですませてはいけないと思う。もっとも重要なことは放射能の恐ろしさを知ることであり、原爆も水爆もたとえ実験であっても許されないことだということだ。 とかくこういった事故や事件は、大きな犠牲が出ないと安全性が論じられない。亡くなられた久保山さんは自分を最後の犠牲者にと願ったが、その願いは福島原発事故でかなえられなかった。 映画を見るとその当時の「放射能」に対する意識がいかに低かったかもわかる。この事件が起こって初めて、全国各地で原水爆実験反対の世論が起こったのだった。それにしても実験を行った米国側の態度には怒りを覚える。「スパイ行為」と避難したり、久保山さんの死因と放射能は関係ないなどと謝罪の言葉すらなかった。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-10 16:38:25)
686.  夕凪の街 桜の国
いい映画に見えて、いい映画になりきれていないように思える。情感を大切にして淡々と物語っていく雰囲気は、私はとても好きであり、その点前半はまずまず。しかし後半がいけない。いっぺんに興ざめ、親父さんの行動も不審なものだが、それを追いかける娘たちの行動は何といいようもない。原作か脚本かどちらかがまずいのだろうが、監督かキャストかもしれない。現代っ子を表したのかもしれないが、前半の良さが台無し。
[DVD(邦画)] 5点(2011-08-10 13:36:21)
687.  この子を残して 《ネタバレ》 
長崎の被爆2世の私にとっては大変貴重な映画であり、命をかけて放射線研究と治療にあたられた永井博士の生き様を描いたものである。 長年にわたり放射線を浴びたことから、脾臓と肝臓は腫れ上がり、余命幾ばくもない病床の傍ら、有名な「長崎の鐘」ほか「ロザリオの鎖」「この子を残して」など多くの書物(随筆)を書かれた。それらは妻の緑さんを原爆でなくし残された二人の子どもへの遺言ともいうべきものであった。 医師であり熱心なクリスチャンであった永井博士の平和への思いは、映画の中でも随所に見られる。そして映画の圧巻はラスト、原爆の炎に焼かれる人々の壮絶なシーンに、峠三吉の「人間を返せ」と原民喜の「水ヲ下サイ」の合唱が鳴り響く。 なお瓦礫の中を彷徨うシーンは、今年東日本を襲った大震災と重なって痛々しい。
[映画館(邦画)] 8点(2011-08-09 17:48:42)(良:1票)
688.  めし
何とも思い切った題名だ。「めし」つまりは日常生活そのものを意味するのだろうか。名女優原節子も、ここでは炊事洗濯に明け暮れる普通の女性、今まで見たどの原節子よりも所帯じみている。 私の子どもの頃はお米はスーパーで売っているものではなく、お米やさんからの「配給米」であった。だから1人でも家族が急に増えれば、「お米たりるかしら」と心配をしなければならなかった。(小学校の修学旅行は米持参だった) この炊事洗濯に子育てが加わり、日常生活は女は家事に男は仕事にと忙殺される。(この映画の主人公夫婦にはまだないが、それ故に危険度大) そしていつしか平凡な生活の中にある幸せが見えなくなってしまうのだ。 この映画は成瀬監督の映画だけあって、大上段に振りかぶってはいないが、倦怠期を乗り切る夫婦の姿がある。 
[DVD(邦画)] 8点(2011-08-05 15:32:29)(良:1票)
689.  稲妻(1952)
ある人が成瀬監督の映画を、どこから始まってもどこで終わってもおかしくない映画と言っていたのを思い出す。この映画にしてもしかり、父親が違う姉妹と兄という環境に至った経緯にさほど深入りすることもなく始まり、この映画の中で起こったいろいろなことの結末が描かれないうちに終わる。淡々としていて平凡ではなく、一見どろどろとしているようであっさり描かれる。それが魅力の成瀬映画、大変好きだ。 中北千枝子演じる愛人が出るところに出てと言っていたが、どうなったのだろう。清子さんの引っ越し先の隣人香川京子の兄を演じる根上淳とどうなっていくのだろう。などの余韻を残しながら終わるのが実に良い。 ところで2階に住んでいた娘さんが聴いていたレコードの曲と隣人の兄妹が弾いていたピアノの曲は同じに聞こえるが何という曲だろう。映画のBGMとしても流れてロマンティックな雰囲気を醸し出している。実に印象的。
[DVD(字幕)] 8点(2011-08-05 11:15:45)
690.  放浪記(1962)
林芙美子の「放浪記」と言えば、映画だけでなくお芝居にもドラマにもなった。その数は数え切れないくらいだろう。私も子どもの頃芝居を見、映画も見た。しかし数十年経った今では、主人公のふみ子が貧乏で苦労の連続だったことしか覚えていなかった。 それがようやくDVDで鑑賞して改めて凄い人生だったことを再認識した。そしてこのふみ子を演じた高峰秀子のうまさ、すばらしさ。本当に林芙美子になりきっていると思う。こういうのを白熱の演技と言うのだろう。 そしてふみ子を巡る人たち、その人たちの中にあって加藤大介が良い役を演じている。ふみ子は男を見る目がなかったのだろうかと・・・。
[映画館(邦画)] 7点(2011-08-04 23:08:57)
691.  卍(1983)
増村版と比べてみればすぐわかるが、あれもこれも原作を作り替えているし、おもしろくない。裸体の露出度以外まさっているものはなさそう。高瀬春奈の胸もかなり大きいが・・・。
[映画館(邦画)] 3点(2011-08-04 16:39:29)
692.  卍(1964)
先に樋口可南子の卍を見ていたので、この映画を見るまではそれと同じようなイメージがあった。しかし結果としては雲泥の違いだった。こちらの方が断然良い。さすが増村保造監督による映画である。 若尾文子と岸田今日子の二大女優が何と言っても素晴らしく、迫真の演技だ。したがって映画にもエロティシズム以上に緊迫感があり、サスペンス風にも読み取れるくらいだ。同性愛と異性愛の両面からの愛憎劇(かけひき)となっている。 あとで原作の小説のあらすじを追うとこちらの映画の方が本物といえる。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-04 15:08:23)
693.  雪国(1965)
少年の頃見た川端康成の「雪国」はこの映画だった。大変有名な小説であることだけを頼りに、どういう内容かも何もわからず見た。覚えているのは大変美しい女優さんが出ていたこと、それが岩下志麻であった。 DVDで改めて見てみると、数十年経ったこともありいくらかは川端文学のすばらしさを感じ取れるようになったと思うがまだまだである。 この映画以降、岩下志麻さんの映画を何本も見ることになった。 
[映画館(邦画)] 7点(2011-08-04 10:42:16)
694.  ナイト・オン・ザ・プラネット 《ネタバレ》 
夜のタクシーって、何となく怖いし寂しい。運転手もやたら煙草ばかり吸う運転手もいれば運転手なのに全くの方向音痴もいる。盲目の人よりも見えない運転手、やたら構わず喋りまくる運転手もいる。乗ってくる人もいろいろ、最後は不幸な乗客と運転手。要するに様々ということだろうが、盲目の美人ベアトリス・ダルが凄いなと思っただけであとはたいくつだった。
[DVD(字幕)] 4点(2011-08-02 12:27:28)
695.  マルサの女
○○全開、「さあ、どっからでも調べてやがれ」、隠す方も隠す方なら探す方も探す方、大変強烈である。あの手この手、裏の裏まで、つつがなく見せてくれる。こういう映画はめったに見ることができない。これが伊丹十三映画なのだろう。ラストシーンだって、紙と鉛筆があればよいのに・・・。
[映画館(邦画)] 7点(2011-07-27 21:28:06)
696.  秀子の車掌さん
何という社長だ。運転手と車掌が会社を何とかして発展させようと懸命に頑張っているというのに。あのラストには腹が立ってしまった。プンプン! 若い高峰さんを、ほんとにほんとに偶然に見てしまった。こういった映画は、貴重だと思う。他にもこういう昔の隠れた名画があれば、どんどんDVDにしてほしい。 もう一言、この映画の1941年は太平洋戦争突入の年、それをまったく感じさせないこののどかさは何なのだ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-07-26 13:22:49)(良:1票)
697.  酔いどれ天使
飲んべえであっても、かわいそうな人たちに尽くす医者の物語かと思って見たが、つまらないヤクザ映画だった。こういう自分を大切にせず、強がる男は大嫌いである。 台詞も早口で怒鳴っているだけか、ぶつぶつと喋るかで聞き取りにくい。唯一救いだったのは、笠置シヅ子のブギを歌う姿が見れたこと。
[DVD(邦画)] 3点(2011-07-25 05:29:48)
698.  清作の妻(1965)
若尾文子主演増村映画の「妻は告白する」と並ぶ名作。女性の愛する男への想いは、こちらの方が更に強烈、強烈であるが為に思わぬ行動を取ってしまう。 そして、目を潰されて初めて今まで見えてなかったものが見えてくる。忠臣愛国の模範軍人よりも、もっと大切なものが・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-24 20:41:43)
699.  妻は告白する 《ネタバレ》 
若尾文子主演増村映画の代表作だけあって、さすがに文句の付けようがない。不幸な結婚をした女性が、自分に優しくしてくれる男性を好きになったとして、どうして責められよう。必要以上におもしろおかしくかき立てるマスコミや非難の目で見る周囲の者たち、そうした裁判の中で「緊急避難」が適用され無罪となるがこれは当然の判決であろう。被告の差し迫った状況は第三者ではわからない。検察側の言うように、その瞬間殺意が芽生えたとしても、証明のしようがない。 しかしこの映画の真価は、その後からである。川口浩演じる恋人から何度となく真相を追求された時、本心を告白してしまう。人を殺してしまう人が人を愛せるのかという川口浩に対して、それほどまであなたを助けたかった、本当に愛していたのはあなただった。女の情念を見事に演じきった若尾さんは大変すばらしい。 しかし納得がいかないのは、なぜベテランの登山家でもある夫が、なぜ何のために危険な登山に二人を誘ったかである。
[DVD(邦画)] 7点(2011-07-24 09:36:51)
700.  若者の旗 《ネタバレ》 
シリーズの最後を飾るのにふさわしい。今まで目立った活躍がなかった末男が、大学受験失敗後、モーレツ社員に変身し社長の姪に恋する。 例によって会話が多く、それが激論になり、ちゃぶ台を引っ返したり物を投げたりの喧嘩に発展するが、本音と本音がぶつかり合うところにこの映画の魅力がある。 若者たちが自分自身の生き方を求めて歩み続ける姿が、シリーズを通じての主題曲「空にまた陽が昇るとき」によって綴られ、心にしみ渡る。
[DVD(邦画)] 7点(2011-07-23 08:51:15)
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