821. 海猫
驚くほどに退屈な映画でした。全てが中途半端な印象です。蒼井優さんがチラッとだけ出ています。彼女はこの作品のことをどう思っているのでしょうか?? [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-03-06 07:25:04) |
822. イン・ザ・プール
《ネタバレ》 原作となった奥田英朗氏の同名小説は既読である。原作はかなり好きなシリーズであったので、正直かなり失望しました。まず何よりも主人公であり、この作品の一番の要でもある伊良部一郎に松尾スズキさんの配役はかなりの違和感を覚えました。松尾スズキさんは原作に囚われない映画版独自のキャラクターを演じておりそれはすごく評価の高い点だとは思うのですが、やはり原作のイメージに沿った形で映画化してほしかったです。そして、原作の伊良部一郎は破天荒ながらも一応治療をしようと試みるところがあったと思うのですが、映画版は治療らしい治療は行っていないように感じました。原作ではくだらない内容を異常なキャラクターと破天荒な治療法でおもしろおかしく読者を引き込む力があったが本作にはその2つの魅力が影を潜めくだらなさだけが残った感じがします。原作ファンとしては残念な仕上がりとなっております。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-02-20 23:36:32) |
823. 着信アリ2
《ネタバレ》 意味不明です。怖くないです。ビックリはします。前作もそこそこ酷いと思ったのですが、それにも増して酷いです。全編を通してイライラしっぱなしです。わざとらしい叫び声、意味のない怒鳴り声。片言の日本語が出てきたときはイライラのピークでした。最終的には瀬戸朝香さんの話し方にまでイライラしてきました。まさに次回へ続くという終わり方をしましたが、次回作はさらに酷くなっているのでしょうか?前作に4点を付けたので本作は2点くらいかな。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2007-02-10 12:57:06) |
824. 着信アリ
《ネタバレ》 怖かったです。単純に。ストーリーとか設定とかルールとか、根幹部分はめちゃくちゃです。こういう映画に付き物の謎解き?みたいな部分も納得いかず。とにもかくにも怖いのは怖いけど、映画としておもしろくないです。怖さも幽霊の得体の知れない理不尽な怖さというよりも、音と映像でビックリさせるお化け屋敷的なジェットコースターみたいな感じです。映画好き、もしくは出演者に好きな人がいるっていう人以外の人はこの映画を観て2時間使うなら半日使って遊園地に行きましょう。ただ、これを観てる時に携帯電話から音が鳴るとビックリします。この映画に限らず急に鳴るとビックリするんですけどね。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-02-05 21:01:55) |
825. NANA2
まず始めに私は中島美嘉さんが大好きである。特にNANAでの彼女は大好きである。したがって彼女を観ているだけで満足なのである。ストーリーなんてあんまり気にしない。ハチが宮崎あおいさんから市川由衣さんに替わったのもあまり気にならない。もちろん宮崎あおいさんの方が良かったという意見には賛成であるのだが、宮崎あおいさんのイメージがしっかりと定着してしまった後に市川由衣さんはむしろかなり頑張っているほうだと思う。ま、そんなことはどうでも良くこの映画に限っては音楽シーンだけで満足してしまった。なんで、中島美嘉さん、市川由衣さんのファンなら楽しんで観れるんじゃないでしょうか。最近よくある映画を誰か個人のプロモーションビデオにしたてあげたって類に含めても良いのではないでしょうか。ストーリーは多くの人々に支持されている原作があるので悪くはないはずなんだけど場面転換の多さが少し気になったかな。あまり細かいことは気にせず、好きなタレント、好きな歌を楽しんで観るには問題ないかと思います。 [映画館(邦画)] 7点(2007-01-04 00:38:01) |
826. 12人の優しい日本人
本作品に先んじて舞台版の『12人の優しい日本人』を鑑賞したためか、明らかなパワーダウンは否めない。とは言うものの、ストーリーはしっかり練られているので(理論武装している設定の台詞であってもあまり論理的ではないが。。。)、結末や筋書きが分かっているにも関わらず映画の世界に引き込んでいく力はさすがである。間もなく日本でも裁判員制度が開始されるに辺り、この映画で描かれている世界は極めて身近な世界である。人が人を裁く。この責任の重さをしっかりと意識しなくてはならないし、冤罪を発生させないためにもしっかりと議論を繰り返さなければならない。本作品は裁判員制度の入門編の教科書として使えるのではなかろうか。 [DVD(邦画)] 8点(2007-01-02 06:40:18) |