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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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81.  学校の怪談3
物語構成を多少変更し、舞台となる学校も前二作みたいな郷愁を誘う木造校舎ではなく、今のコンクリート校舎にしたのは正解だったと思う。この方が現代の子供達には身近で、より物語の中に入って行き易い筈。が、しかし、そもそものコンセプトを逸脱し過ぎ。大体、ゾンビやのっぺらぼう(刃物を持って追いかけて来るのっぺらぼう?)って、どこかの学校の逸話にあるのか? これでは「学校の怪談」じゃないでしょう。シリアスさは増したものの、それが怖さに繋がってるとも思えない。これは前作以下の失敗作です。本作の白眉は、一作目にも出ていた米澤史織ちゃん。私は余り見かけませんが、この子は安達裕美より上手かったんじゃないでしょうか。既に成人しちゃってますけど(汗)、今後の活躍に期待します、3点献上。
[地上波(邦画)] 3点(2006-09-05 00:02:06)
82.  学校の怪談2
前作と寸分違わぬ物語構成。典型的な二番煎じ型の続編です。しかも、特撮的には明らかに前作より劣ってる。一作目がヒットして続編を作ろうとする場合、物語的にはグレードダウンしたとしても、見た目はスケールアップさせるのがサービスってもんでしょう。話が変わらない上に映像がショボくなったんじゃ、何の為に本作を観る必要があるのか。毎週毎週、飽きずに同じ様なテレビ番組を見続ける子供相手の商売だったとしても、もう少し何とかして欲しい。いくら続編好きの私でも、これでは楽しみ様がありません。という訳で、味のある雰囲気を醸し出す西田尚美に、4点献上。
[地上波(邦画)] 4点(2006-09-05 00:01:33)
83.  学校の怪談
原作も知りませんし、映画を観た子供達がどう感じるのかも判りませんけど、私はもっと怪談怪談してた方が良かったと思う。学校に伝わる怪談って、結構ゾッとする話が多いと思うんですけど、本作からは「実際の学校の怪談」の怖さは感じられない。これはホラーじゃなくて、「グーニーズ」みたいなキッズ・アドヴェンチャー映画を目指してたんですかね。ま、怖さは無いですけど、それなりに楽しい映画ではあります(三池崇史版の「妖怪大戦争」よりは遥かにマシです)。それにしても、あの謎の女の子って岡本綾だったんですねぇ。少し野暮ったい美少女振りが新鮮でした、5点献上。
[地上波(邦画)] 5点(2006-09-05 00:01:09)
84.  PROMISE プロミス
(ちょっと長めに監督、心の声) 李安の野郎、地味なホームドラマばかり撮ってたのに、「臥虎藏龍」たった一本でハリウッドの巨匠の仲間入りかよ。蒋介石の落人のくせにアカデミー賞候補にまでなって、うまいことやりやがったなー。畜生、「温柔殺手」なんか引き受けるんじゃなかったぜ…。こうなったら俺も武侠映画を撮ってやる。うかうかしてたら張藝謀に美味しい所を持ってかれちまいそうだからな。そういや、奴の「十面埋伏」は香港スターと日本人を使ってたな。だったら俺は韓国人も使って、東アジアを制覇してやるぜ。そうだ、「武士」に出てた奴隷をそのままパクって使おう。名前は知らんが人気はあるらしいからな。ヒロインだって章子怡よりずっと美人の張柏芝を、更に美人に撮ってやる。ついでにダミ声も矯正してやる。それに、李や藝謀みたいに芸術振ったアクション映画も流石に飽きられてるだろうから、俺は心の師・徐克を目指すんだ。伝統ある本物の武侠映画スタイルを世界に示してやるぜ。どんなに馬鹿馬鹿しい映画になろうと、俳優を火達磨にしようと構うもんか。俺はカンヌのパルムドールを獲った陳凱歌なんだ! …3点献上。
[DVD(字幕)] 3点(2006-09-01 00:18:13)(笑:2票) (良:1票)
85.  ハンター(2003)
この映画では台詞が無いと言うより、野生の暮らしでは言葉は不要ということだと思います。世間から遠く離れた大自然では世間話という概念も無く、後継者育成の義務も無く、唯「生きること」が全て。寡黙な狩人の野生が如実に示されてるのが、馬上セックスのシーン。出合った女性を口説くでもなく、いきなりHしちゃうんだから、これはもう動物の本能です(女性の方も「野性的」だから良いですけど、文明社会ではこりゃレイプですよ)。本作の良い所は、映画を自然賛歌として作っていないこと。文明社会に生きる人間からは想像もつかないほど恐ろしいのが大自然です、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-01 00:05:40)
86.  サマータイムマシン・ブルース
昨日と今日をもの凄く軽いノリで行ったり来たりする、日本では非常に珍しいSFコメディ映画。見た目のスケールはかなり小さいですけど、決して時間に逆らわず、タイム・パラドックスを次々消化していく脚本は中々見事。佐々木蔵之介演ずる「研究助手」の解説も効いてました。25年後の風景(及び風俗)がほとんど変わってないという設定も、コミカルながら現実的。しかし、ストーリーはショート・コント的エピソードの羅列ばかりで、今一つ全体を通した大きな流れが感じられなかったので(もちろん、それもあるにはあるんですけど…)、皆さん程は楽しめませんでした。タイムマシンのデザインが2002年の「タイムマシン」の縮小版ということ以外、余りSFパロディ的要素が無かったのも物足りませんでしたね。という訳で、6点献上。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-21 00:14:10)
87.  レイクサイド マーダーケース
青山真治らしい定点的カメラと、メジャー映画らしいクレーンの多用。らしくない比較的多めの台詞と、らしい不気味なアイコンとしての子供達。何を思って彼を起用したのか判りませんが、監督自身もまとめるのに苦慮した様子が伺え、演出的には中途半端な印象。それでも、出来る限り「一般向け」に仕上げようとした努力は買います。この内容でいつも通りの演出だったら、総スカン間違いなしだったでしょう。話的にはミステリーと言うより社会派作品としての意味合いが強い。それも、単に「お受験」を批判したものではなく、「親の本音」が語られてるのが興味深い。本作の親達は「どんなに努力しても子供を理解できない」と嘆く。「理解できない生き物を育てなければならない」ことこそ、本当の意味でのホラーです、6点献上。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-21 00:09:37)
88.  ゼブラーマン
とにかくビザールなゼブラナースの登場シーンに尽きる。若い娘がセーラームーンのコスプレしてもどーってことないのに、35歳の第一線女優がゼブラナースに扮するだけで、何故これだけ淫靡な雰囲気が生まれるんだろ? お陰でゼブラーマンのラスト・バトルも、ゼブラナース登場のインパクトには敵いませんでした。流石は三池崇史。しかしここから判るのは、彼はクドカン共々、ヒーローに全く興味が無いってこと。サム・ライミとまではいかなくても、少しはゼブラーマンにシンパシーを感じて作って貰いたかったです。それにしても、ゼブラーマンよりゼブラナースの印象の方が強いんだから、いっそ「ゼブラナース」で続編を作ってみたら良いかもしれない。鈴木京香の代表作になるかもしれません(って、ならねーよ!)、6点献上。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-21 00:07:19)(笑:1票)
89.  UDON
かなり遅れてやってきた讃岐うどん映画。「参考文献」としてクレジットされてる「恐るべきさぬきうどん」が出版されたのは10年以上前(ほぼ「原作」と言って良い)。私が文庫版を、腹を抱えながら読んだのは5年以上前。讃岐うどんチェーンの出店攻勢も既に昔話(大して成功した様には見えません)。そして今更登場した本作は、うどんブームを盛り上げるどころか、ブームの息の根を止める徒花みたいな仕上がり。とにかく、こんな映画に2時間14分もかける神経が解らない(30分は刈り込める)。おふざけばかりに時間を費やし、「一般店」「セルフ」「製麺所」の違いやバラエティに富んだ食べ方といった、「本場の讃岐うどん」の探求もされてないし、オチの意味も不明。取って付けた様な父と息子の確執や、夢を語る小西真奈美のナレーションも白けるだけ。これを観る金と暇があるんなら、「原作」を読まれることをお薦めします(マジで「ダ・ヴィンチ・コード」より面白い)、3点献上。
[試写会(邦画)] 3点(2006-08-21 00:04:48)
90.  シベリア超特急5
≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 4≫ あ~あ、とうとうビデオ撮りになっちゃった。「フィルム」を撮ろうとした「意欲」が奇跡のクソ映画を支えてたのに、スカスカの中身がスカスカの映像で映し出され、本当に唯のクソ映画に成り果ててしまいました。今回は多分、余りにもマトモな内容だった「3」の反省を踏まえ、「狙って」クソ映画を作ろうとしたんでしょうけど、それがことごとく裏目に出てる。特に佐藤允の演技。「2」では一流の役者が真剣に演ずるからこそ笑えたのに、本作の佐藤允はわざと下手に演じようとしてて非常に痛々しい(この役は「独立愚連隊」のセルフ・パロディ?)。マイク水野と西田和晃の掛け合いにも流石に飽きが来たし、馬鹿馬鹿しいCGの導入も全く役に立ちませんでした。ということで、1点献上。
[地上波(邦画)] 1点(2006-08-21 00:03:41)
91.  犬猫
(↑)ジャンルに「リメイク」とあるので調べてみたら、自主映画のセルフ・リメイクなんですね。で、低予算は似た様なもんだったとしても、わざわざ商業映画としてリメイクしたにも関わらず、出来はそっくりそのまま自主映画的。3カットを除いて、カメラは全て固定。スタンダードの画面サイズも手伝って、必要以上に小ぢんまりした仕上がりです(「オリジナル」を観たことないので何とも言えませんが、これならリメイクする必要は無かったんじゃ…)。台詞をかなり絞ってるのに、結局台詞で説明してしまう脚本は中途半端な印象。どことなく浮世離れした二人の関係性からも、私には作者の言いたいことが伝わってきませんでした。これは、この「空気感」を楽しめる人限定の、非常に間口の狭い作品だと思います。そんな訳で、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-21 00:02:48)
92.  お父さんのバックドロップ
プロレスラーの父と小学生の息子の葛藤と和解を描く、ベッタベタの浪花の人情物語。ストーリーやキャラクター設定がホントに直球勝負なので、これだと、ある程度プロレスに思い入れのある人か、親子の人情モノが特別大好きな人でないと楽しめないと思います。しかし出演者達の演技と、クライマックスの試合会場をちゃんとエキストラで埋めたことにより、映画は一段上質に仕上がってました。神木隆之介君は相変わらずの達者振りですけど、宇梶剛士がこんなに上手かったとは知りませんでした。同じプロレス映画でも、「MASK DE 41」より遥かにマトモな映画です、5点献上。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-08-21 00:02:25)
93.  この世の外へ クラブ進駐軍
それなりに作り込んである映像は見応えがありましたけど、阪本順治がこの話から伝えたかったことが良く解らなかった。終戦後の庶民の苦労話なのか、ジャズマン達の青春物語なのか、嘗ての敵国の人間同士に芽生える友情なのか、それとも反戦そのものなのか…。たぶん全部だとは思うんですけど、だとしたら脚本の組み立て方が非常に中途半端。もう少しエピソードを絞り込めばテーマもはっきりしたでしょう。あと、作り込んだ雰囲気を決定的にスポイルしてしまってるのが、肝心の演奏シーン。萩原聖人の歌も含めて、もう少し何とかならなかったんでしょうか…、5点献上。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-08-21 00:01:30)(良:1票)
94.  13階段 《ネタバレ》 
テレビのサスペンス・ドラマを観ない私は、終盤までは普通に楽しめました。しかしミステリー映画に於ける肝、種明かし以降で陳腐さが爆発し、一気に評価も下落。井川比佐志演じる父親は、実はたった一人で冤罪事件を解決してたってことですよね。これはいくら何でも無理があり過ぎ。また、昏睡状態の恋人を見舞うシーンで、「ここで目覚めたらコントだよなぁ」って思ってたら、ホントに目が開いたのには絶句。とにかく終盤の展開にスマートさが皆無。こんなクライマックスでは物語的にとても納得できません。あと、死刑制度に一石を投じる社会派作品にしたいのか、人の命を奪うことの重みを描く人間ドラマにしたいのかも良く判らない。企画段階でその辺のスタンスはきちんと決めておいて欲しい、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-21 00:01:05)
95.  サイレントヒル
私も原作ゲームは知りませんが(この町は「煉獄」という解釈で良いんですよね?)、異空間に迷い込み→探索し→襲撃を受け→ヒントを収集し→ゴールし→秘められた真実が明かされ→そして阿鼻叫喚のクライマックスと、映画は如何にもアドヴェンチャー・ゲーム的定型の展開。しかし統一された世界観や不気味なクリーチャー達(ダーク・ナースがお気に入り)のお陰で、この手のジャンルとしては比較的長めの作品ながら、最後まで飽きずに楽しめました。特に、クライマックスの火炙りの表現は初めて見たと思う(文字通りジリジリと「炙られる」。これでPG-12じゃ甘いんじゃないか)。あと、私は「ローズ・イン・タイドランド」から間を置かずに観たので、ジョデル・フェルランドちゃんが随分大きくなってたのに驚きました、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2006-08-07 00:27:34)
96.  Bridget[ブリジット]
この監督と主演女優コンビの前作「ファストフード・ファストウーマン」とほとんど同じ印象、てか、ストーリーの根幹自体が全く同じです。社会の底辺でもがいてる女に、突然、金持ちの遺産が降ってきて幸せになるという現代のおとぎ話。しかし脇役の魅力や語り口は、とても「ファストフード~」には及ばない。ショッキングな展開とアンナ・トムソンの人工的なヌードでキャッチーな導入部にはなってますけど、かなりまとまりが悪く、アンナの人となりや事の成り行きは良く判らない。中盤の「冒険」も如何にもインディ臭い演出で、全く盛り上がりに欠ける。使い古されたおとぎ話的展開を全くアレンジすることなく、そのまま流用してる為、私は前作も気に入らなかったんですけど、今回は更に印象が悪いです。そんなことで、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-07 00:25:57)
97.  女経
大映の看板監督と看板女優が、「女心と金」というテーマで三つの物語を描いた贅沢なオムニバス。「耳を噛みたがる女」は、手練手管で男を騙してきた極貧家庭出身のホステスが出会う初恋。若尾文子の小悪魔的魅力を堪能できますが、相手役の川口浩は全然吊り合ってない。「物を高く売りつける女」は、海辺の家に暮らす妖しくも美しい未亡人の正体。「この商売はちょっとやそっと可愛くても駄目なんだよ。アタシくらい美人じゃないとね」と言う山本富士子に納得。怪談風の序盤と後半の落差も激しく、私はこの第二話が一番好きです。「恋を忘れていた女」は、旅館のやり手女将に隠されていた女心と優しさを描く。京マチ子が大人の女の強さと弱さと優しさを余裕で演じてます。それぞれ話も面白かったですけど、それよりも三人の美人女優の魅力を最大限に引き出して観客に提供することが本作の目的だと思う。その意味で満足度は非常に高いです、7点献上。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-02 00:18:00)
98.  ゲド戦記
今夏最低の前評判ながら、今夏最大の話題作であることに変わりはないので、私も早速1,000円で観てきました。話的には「ハウルの動く城」よりも解り易かった様な気はしますが、皆さんのご指摘通り、「戦記」というタイトルからイメージされるスケール感は皆無で、非常に小ぢんまりした物語でしたね(当然原作未読)。父親は「素直さが良かった」と評したそうですけど、これは新人コンテスト等で審査員が素人を評する際の常套句。ま、その通りの出来でした。本作の問題は監督よりも、ジブリというスタジオからは考えられない作画クォリティの低さでしょう。「演出」は新人の朴訥さが出たのだとしても、「作画」まで素人レベルに落とすことはない訳で、品質は間違いなくジブリ史上最低(監督同様ズブの素人、手嶌葵の棒読みも最低)。クライマックスは演出も作画も古臭くて(宮崎駿風に言えば「素直すぎて」)、30年近く前のマモーの最期を思い出しちゃいました、4点献上。
[映画館(邦画)] 4点(2006-08-02 00:14:22)
99.  カードキャプターさくら 封印されたカード
前作を観てしまったのでこちらにも挑戦してみました。ま、既に6年前の作品ではありますが、それにしたって、もの凄く古臭い印象。品質はTVシリーズと大して違わないんじゃないですかね。背景の人物は全く動かず、演出にも映画ならではの特徴は見当たらない。ストーリーもTVシリーズを観てないと全く解らず(憧れのお兄さんもいつの間にか変身する様になってたぞ)、しかも色気づいた小学生の恋愛話がメインを占めるので、小さな子供やファン以外では、こういうのに萌えられる人しか楽しめないでしょう。あと、前作も0.1チャンネルが利きすぎてたんですけど、こちらの音響バランスは更に酷く、台詞は恐ろしく小さいのに、効果音と音楽はビックリするほど大きいので、鑑賞中はリモコンを手放せなかったですよ、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-08-02 00:11:51)
100.  あらしのよるに
「ガブとメイの友情によって狼と山羊は仲良く共存する様になりました」といった、「シャーク・テイル」や「マダガスカル」みたいな甘っちょろいラストにはならず、二匹とも異端者としてそれぞれの群れを追われてしまう。一応ハッピーエンドにはなってますが、この先も彼らを迎えてくれるコミュニティが現れることは無いでしょう。「友情」は素晴らしいものですが、彼らを受け入れない社会を一概に責めることも出来ず、悪役っぽい狼達だって生きる為には食わねばならない。これは中々ハードで、子供には様々な命題を与えてくれる良い物語だと思います。作画的には、狼と山羊の質感と他の動物達のデザインに違いがあり過ぎる上、素朴な背景とリアルな背景が混在し、3Dの使い方も含めて非常に統一感を欠いた仕上がりです(この辺は海外アニメに学ぶ所が多そう)。あと、私も二人の友情がかなり同性愛っぽく感じました(作者の狙いは何処にあるんだろう?)、6点献上。
[DVD(邦画)] 6点(2006-08-02 00:04:50)
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