Menu
 > レビュワー
 > sayzin さんの口コミ一覧。7ページ目
sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
>> カレンダー表示
>> 通常表示
121.  郡上一揆
面白いとか地味だとかいう以前に、歴史に疎い私は非常に勉強になりました。「一揆」と聞けば確かに「デモ」の様なものを想像しがちですが、これはほとんど今の「労使交渉」です。農民達も簡単に騒乱を起こしたり、若しくは藩が簡単に農民を(文字通り)切り捨てたりすることも出来ない。江戸という超長期安定政権時代には、それなりに法整備も金融もしっかりしてた訳ですから、考えてみれば当然ですね。現在でもちょっと消費税が上がるとなれば大騒ぎですから、最初から豊かじゃないこの時代だったら、それこそ命に関わる一大事だったと思います。そういったことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 00:03:51)
122.  おろしや国酔夢譚
皆さんの書かれる様に、確かにちゃちっちゃぁちゃちなんですけど、その分、ロケーションで頑張ってたと思います。極寒のシベリアや、特にエルミタージュ宮殿は、ロシア(撮影当時はまだソ連だったのかな?)にまで行って撮影してきただけの甲斐はありました。日本の貧乏臭いセットでは、この迫力は描けなかったでしょう。そういった意味でも本作には余り悪い印象はありません。限りない望郷の念と商人の知恵、そして不屈の行動力で帰国を果たす大黒屋光太夫の露西亜漂流は、あらゆる意味で世界の狭まった現在からは考えられない程、過酷な冒険だった筈です、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 00:02:45)
123.  秘録おんな蔵
シリーズ中、一番面白かったのが遊郭を舞台にした本作。物語は早い話「SAYURI」みたいな感じでどーってことないし、例によってちっともエロくありません。では何が面白いかって、それは劇中で紹介される遊郭の色々なしきたり(実在のものかどうかは不明。ほとんどでっち上げだと思いますけど…)。この部分は間違いなく「SAYURI」より楽しめます。一番笑ったのが「踏み合い」と呼ばれるもの。これは店のNo.1花魁の贔屓客が他店のNo.1に取られた場合に、互いの面子をかけて行う差しの勝負のこと。始まってみれば、唯の取っ組み合いの喧嘩でした。しかしここで凄いのは、その客も唯では済まない所。勝負の後、何と髷を切られてしまうのです。客がどの店に行こうと勝手の様な気もしますけど、一度贔屓にした店には操を立て続けなきゃならないんじゃ、おいそれと風俗通いも出来ませんね。それにしても、若き田村正和は木村一八そっくりだったんだなぁ…、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 00:01:27)
124.  HARUKO
フジテレビ系で放送された際、余りにも反響が大きかった為、追加編集して映画化されたという、ある在日家族の歴史を追ったドキュメンタリー。母・金本春子(日本名)の壮絶なる生き様を、在日二世である息子の視点で語っていく。朝鮮総連映画部に勤めていた息子が撮った母親の映像が良い。貴重であると同時に、これが本作に有無を言わせぬ説得力を与えてる。故国朝鮮に、朝鮮人の夫に、そして日本に辛酸を嘗めさせられ続けながら、貪欲に生き抜いてきた一人の女の持つ凄味。映像だけが表現し得る迫力。これは非常にパーソナルな記録ながら、公にするだけの意義はあったと思う。「生きる」という行為の前では歴史認識も国籍も、法律さえも取るに足らない問題。人は、何が何でも生きなきゃならない、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-28 00:03:54)
125.  バーバー吉野
やけに評価が低いですけど、私もそんなに悪い作品だとは思いません。一見、唯のノスタルジックな少年の成長モノですが、物語のバックグラウンドは普遍的で深い。閉鎖的で排他的でありながら、土着の文化と外来文化を融合させて独自の伝統を作り上げる融通性を持ち、他人と同じ髪型にすることを疑問に思わない平和な村…。これ即ち、日本そのものです。現在の日本が髪形も服装も自由な国だと思ったら大間違い。サラリーマンはスーツを着込み、学校は制服の可愛さで偏差値が決まり、渋谷にたむろする阿呆共は揃いの化粧とファッション。ユニクロのフリースが年間1,200万枚売れ、今や茶髪じゃない女の子は希少種。誰に強制されるでもなく、この状況です。我々は本作の村人達を決して笑えませんよ、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-28 00:03:28)(良:1票)
126.  洗濯機は俺にまかせろ
リサイクル電器店で中古家電を修理・再生する男が、出戻りの中古女の心も修理・再生しちゃうという話(か?)。淡々とした日常をホンワカと描いた、篠原哲雄らしい癒し系のラヴ・コメディになってます(彼の作品の中では出来の良い方だと思う)。方向性の定まってない優柔不断で優しいだけの男を、抜群の雰囲気で筒井道隆が好演。同時に、富田靖子の大袈裟な演技を中和する役目も果たしてたと思います。私は80年代のラヴコメという印象は持ちませんでしたけど、少なくともダラダラした相米慎二の「翔んだカップル」よりは遥かに面白いと思いますよ。そんな訳で、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-12-28 00:01:45)
127.  ぼくの孫悟空
欲張らずに、孫悟空が三蔵法師の弟子となるまでの経緯という物語のプロローグだけを、夢枕獏が手堅くまとめた手塚治虫原作のアニメ(ところで「ぼくの孫悟空」の「ぼく」って誰のこと? 読者のことかな?)。品質は標準的で、子供と一緒に大人が観ても充分楽しめるでしょう。ただ私的には、孫悟空を当てた優香の声に迫力が足りないのが気に掛かりました。もう一つ気になったのが、一応のヒロインとなる愛鈴のデザインが色っぽかったこと。彼女も猿だから当然裸なんですけど、身体の線がやけにエロく感じました。それにしても、続編の企画はあるんだろうか…、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-24 00:03:26)
128.  僕のスウィング
音楽に取り付かれ、プレイヤーに憧れ、女の子に恋心を抱く。そんな普通の少年の目を通して、本作では観客にも素直にロマ文化の魅力が伝わってきます。基本ストーリーは確かにオーソドックスですけど、その周りに散りばめられたディティールとジプシー音楽がホントに魅力的。貧しくとも、人が集えば直ぐに即興の演奏会になる彼らの暮らしを、私も少年と同じ様にとても羨ましく感じました。ボーイッシュなスウィングの魅力も相当貢献してますが、この映画の一番の成功は「部外者」を主人公に据えて、押し付けがましさを排除したことだと思います。そういったことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-17 00:04:02)(良:1票)
129.  ミスター・ルーキー 《ネタバレ》 
確かに出来の良い作品じゃない。既にミスター・ルーキーが活躍してる所から始まるので、覆面リリーフ登場のカタルシスや突き抜けた馬鹿馬鹿しさを映画から排除してしまってる。また、折角甲子園球場をエキストラで埋めたのに、試合シーンをテレビ中継と同じカメラ・ワークで表現するという勿体無さ。それでも、何故か私は楽しめました。そもそもがファンタジー映画ですから、バースの登場は大いに納得。阪神ファンでもないのに、私も劇中の田淵と一緒に応援してしまいました。ところで「東京ガリバーズ」というチーム名に、邦画界同様の日本野球機構の貧しさを感じずにはおれません(それもこれも渡辺何たらとかいう、老害を撒き散らすだけしか能が無く、経営に失敗したくせに偉そうな、棺桶に両足を突っ込んでる重度の認知症患者の所為か?)。大リーグを舞台にした映画で、例えば“New York Younkers”なんてチーム名はありえませんよ、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-12-07 00:02:21)
130.  猫の恩返し
特別に凄いって訳でもないですけど、何でまたここまで評価が低いんでしょう?(伴映の「ギブリーズ episode2」が足を引っ張った?) 【鉄腕麗人】さんに同じく、私も「ハウルの動く城」と比べれば何倍も面白いと思いますけど…。小学生の女児ならば、同年齢層向けと思われる「魔女の宅急便」よりも楽しめるんじゃないでしょうか(どっちかと言うと「魔女~」は生活に疲れたOL向けか?)。全体は水彩で描かれた現代風絵本って感じで、作画品質も決して低くありませんし、クライマックスにもちゃんとスペクタクルが用意してあって、充分楽しめるレベルの作品だと思いますよ、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-10-18 00:03:46)(良:1票)
131.  茶の味
風変わりな人達ばかりが登場するのは同じでも、石井克人の前作とは違って、全体が低体温な感じでゆ~っくりと進んでいく、癒し系ならぬ和み系コメディ映画。シュール系ショート・コント集的作りが最近のトレンドなのかどうかは知りませんが、この雰囲気にハマれれば抱腹絶倒かもしれませんし、ハマれなければこのスロー・テンポに大変な忍耐を強いられることでしょう(この内容で2時間23分は長すぎる)。私的には、後半になって話が少しシリアス(?)な方向に行ってくれて救われた感じがします(少なくとも「リアリズムの宿」よりはずっと楽しめました)。多彩な出演者も見所の一つだと思いますけど、一番驚いたのはかつてのチャイドル野村佑香。最近見ないと思ってたら、こんな所でこんなことやってたんですね…、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-10 00:18:25)
132.  恋に唄えば♪
優香の魅力と竹中直人の芸で何とか最後まで持ちこたえたファンタジック・ミュージカル、てゆーか馬鹿映画。往年の娯楽映画が持っていた要素(恋、魔法、異国、アクシデント、珍道中、etc.)を現代に再現しようとした試みは大いに評価します。唯、怪獣ブースカ(?)のシーンなんかいらないので、もう少しミュージカル・シーンを増やして欲しかったです。本作の白眉は玉山鉄二と梅宮万紗子のキャスティング。玉鉄は完璧な王子様の役回りで、一目で優香は分不相応だと判る説得力を彼のルックスが与えてます。梅宮は、優香が一目で玉鉄を諦めざるを得ない大人の美女として登場。これで観客も「彼女が相手じゃ仕方ないか」と納得できるのです。唯一人、聴ける歌を歌った篠原ともえも流石でしたね。そういうことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-10 00:15:23)
133.  咬みつきたい
新薬許認可にまつわる陰謀に巻き込まれて殺された製薬会社のサラリーマンが、ひょんなことからドラキュラの血を輸血されて吸血鬼になってしまうというホラー・コメディ。前半はドラキュラ・マニアの安田成美が牽引する吸血鬼映画のパロディになっており、天本英世の登場で昔の怪奇映画にオマージュを捧げたりしています。後半は能力に目覚めた緒形拳の復讐劇。そこそこは楽しめる作品になってますが、低予算が災いしてか中途半端な印象。コメディ部分ではもっと笑わせて欲しいし、アクション部分はド派手にキメて欲しかった。これはだいぶ甘めの点数ですけど、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-10-10 00:13:48)
134.  ひめゆりの塔(1995)
そう、出演者が現代人(しかも、かなりイケてる)にしか見えないってのが本作最大のウィーク・ポイント。しかし旬の美少女達を切り捨てて、田舎臭い娘だけを集めて興収を切り捨てる訳にもいきませんし、これは痛し痒しです。また、折角リメイクするんだから、戦争体験がすっかり風化した90年代なりの新しい解釈で脚色しても良かったかもしれません(例えば日本軍の沖縄の人々に対する非道な扱いをもっと大きくするとか、動員前の思想教育の部分を詳しく描くとか)。本作の出来自体にそれほど不満はありませんが、もう少し時代を考えて映画化して欲しいと思います、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:07:11)
135.  戦争と人間 第三部 完結篇
ソ連の所蔵する資料映像(?)の力も借りて、最終作に相応しい邦画屈指の大規模戦場シーンとなったノモンハン事件がクライマックスの完結篇。日中・日露での勝利を引きずり、裏付けの無い自信だけで戦争に突き進む無能な「皇軍」が良く描けてました。しかししかし、本作の決定的なマイナス要因は、「完結篇」と銘打っておきながら全然完結していないこと。あれだけいた登場人物達を全員おっぽり出したまま終わりかよー! この後の展開が凄く気になる。原作との兼ね合いがあったのかもしれませんが、この辺はオリジナル脚色でちゃんとまとめて欲しかったです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:05:52)
136.  あゝひめゆりの塔
序盤は吉永小百合・浜田光夫の黄金コンビによる日活青春映画のノリ(オープニングは女子高の運動会)。しかし、沖縄決戦が直ぐそこまで迫っている中では青春を謳歌している暇はなく、黄金コンビも勤労動員からの帰り道でお互いが目配せする程度。やがて学童疎開船・対馬丸が撃沈されて、肉親を失った者達が悲嘆に暮れる中、本格的戦闘が始まる。卒業間近の女学生達も「ひめゆり学徒隊」として看護動員され、次々と戦場に散っていく…。本作は導入部と後半の落差が激しいので、「ひめゆりの塔」に詳しくなかった人は結構衝撃的だったんじゃないでしょうか、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:04:42)
137.  独立愚連隊
戦争映画と言うよりは、【ロンメル元帥】(略名)さんが書かれてる通り完全に西部劇。ウエスタンの日本への翻案としては、日活の無国籍アクションよりも遥かに方向性が正しく、現在観ても全く古びた感じはしません(逆に日活アクションの古臭いこと古臭いこと…)。岡本喜八のダイナミックな演出は破天荒な登場人物達をイキイキと描いており、特に「渋い脇役」位の認識でしかなかった佐藤允と中谷一郎が、腹に一物があっても決してそれを表に出さず、且つ思い切り肝が据わってて凄くカッコ良い! 私としては愚連隊全員に、狡猾に生き延びて欲しかったですけどね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:03:54)
138.  明治天皇と日露大戦争
日露戦争の発端から日本海海戦の大勝利までを、あからさまに日本側の視点だけで気持ち良く描いた戦争超大作。新東宝が社運を賭けた戦場シーンは、満州進軍、旅順港封鎖、二〇三高地の攻防、日本海海戦等と、特撮と大規模ロケと無数のエキストラを駆使して圧巻の一言。また、どこまで本当なのかは知りませんが、登場人物達も嵐寛寿郎演じる明治天皇を始め、全員がとてつもない人格者ばかりとなってます。現在からは考えられないほど右寄りな内容が奏功してか、本作は大ヒット、この後いくつかの「明治天皇シリーズ」が作られたそうです。私はこれを東京MXテレビで観たんですけど、こんな映画を堂々とゴールデン・タイムに放送できるのは、日本広しと言えども石原慎太郎のお膝元くらいでしょう…、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-09-24 00:03:28)
139.  がんばっていきまっしょい(1998)
う~ん、想像してたよりは楽しめませんでした。あくまでもリアルな青春の1ページという感じで、「青春映画っ!」という感じじゃなかったのが私には良くなかったみたい。しかし、これは偏に私の先入観の所為。もう一点、ラストがあっさりし過ぎなのも物足りなく感じた理由。そもそも、オープニングに現在(てか、いつかは判らないけど、物語から何十年後か先)のシーンを持ってきてるのに、何でラストで現在に戻らないの? だったらオープニングのシーンなんてカットして、直ぐ物語に入って欲しかった。そんなことで、溌剌とした女子ボート部員達の健康的なブルマー姿に、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-03 00:06:18)
140.  いま、会いにゆきます
巷の評判程は感動しませんでしたけど、私も中々良く出来た話だとは思いました。白のワンピース(!)が恐ろしいほど似合う清純派ゾンビ女優・竹内結子は面目躍如。中村獅童もこれまでで一番の演技。エピローグ(種明かし)をもっとすっきりまとめられれば更に良くなったと思います。それでも今の日本では、凄く出来の悪いメジャー作品か、「エピソード3」と同じ料金取るくせに一般の観客を全く無視した、独りよがりな監督の古臭い価値観で作られた自主制作に毛が生えた程度のつまらない商業映画の2種類しかないんですから、盛り返してきたとは言え、このレベルの邦画はまだまだ貴重な存在です。唯、そろそろ「死人」と「病気」から離れて人を感動させる物語を作ってもいい頃だとは思いますけどね…、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-08-11 00:09:52)(笑:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS