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コメント数 2394
性別 男性
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141.  LIMIT OF LOVE 海猿
序盤は「タイタニック」、中盤は「ポセイドン・アドベンチャー」、終盤は「炎のメモリアル」という、一粒で三度美味しい海難事故映画。前作と本作の間にあるらしいTVドラマは一話たりとも見てません。従って主人公カップル以外の人間関係は判りませんでしたけど、問題なく楽しむことが出来ました。そして何より、これだけスケール感のある映画を、映像的に説得力を持って作ってあることに驚きました(その代わり、今回はエンド・ロール後の「サプライズ」は無し)。確かにベタな話だし、ハリウッド映画の真似でしかないのは判りますけど、我が国ではつい最近まで、ベタな話をマトモに脚本化することも、ハリウッドを「単純に」真似することも出来なかったのを考えれば、充分満足できるレベルの「娯楽大作」に仕上がってると思います(少なくとも、昨年の福井晴敏三部作なんか問題にならない完成度)。という訳で、予想を裏切る出来の良さについつい1点おまけして、7点献上。
[試写会(邦画)] 7点(2006-04-25 00:06:45)
142.  小さき勇者たち ガメラ
日本SF大賞を受賞する程の本格ハードSF・軍事アクションとして、また、「ゴジラ」シリーズでさえ成し得なかった怪獣映画のエポック・メイキング・フィルムとして平成の世に蘇った「ガメラ」を、再び子供達に返す目的で作られた(と思われる)新・平成ガメラ(松竹にとっては「宇宙大怪獣ギララ」以来の怪獣映画?)。冒頭の30年前のシーンは旧・平成ガメラのイメージで作られてますが、それ以外は全くの別物。母親を亡くしたばかりの少年、難病を患う少女、子供達の冒険、そして「のび太の恐竜」的ストーリー、etc.…と、お膳立ては凄く陳腐になってます。ガメラのデザインも可愛いぬいぐるみ。敵怪獣(元ネタはジラースか?)や政府関係等の設定にもほとんど気を遣ってません。これで果たして、メイン・ターゲットである子供が満足するかどうかは判りませんが、劇中の子供達がパニックの中、ガメラに向かってリレーするシーンは流石にグッと来るものがありました、5点献上。
[試写会(邦画)] 5点(2006-04-25 00:06:22)
143.  ヴィタール
これまで塚本晋也が一貫して描いてきたテーマは「何かに取り憑かれることによって外部へと開放される魂」だったと思いますが、今回はそのテーマが非常に判り辛い。記憶を無くした男が取り憑かれたのは自身の過去なのか、恋人との思い出なのか、恋人の死体なのか、解剖という行為なのか、それとも死そのものなのかが不鮮明。また物語自体も、外ではなく、内へ内へと向かっていく。基本的な物語構造は塚本映画らしくても、元々テンションの低い浅野忠信を主人公に据えてることで、テーマや作劇の方向転換を試みたのは明白。しかし結局、主人公(の心)の変化が最後まで伝わってこない。二人の女のキャラの立ち方も少し控え目。塚本監督にとって本作は、新たな段階への「助走」なのかもしれません、5点献上。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-04-25 00:05:58)
144.  完全なる飼育 赤い殺意
≪完全なる飼育完全制覇・その5/獲物=伊東美華≫ すっかり「完全なる飼育」じゃなくなってる。物語のモチーフも「女子高生誘拐飼育事件」から「新潟少女監禁事件」へと移行。序盤はどーしょーもないほど陳腐なサスペンス・ドラマとして進み、大沢樹生が余りにも説明的な台詞をベラベラ喋る為、かなりの不安が過ぎりましたが、佐野史郎が登場してからは緊迫感溢れる変態映画へと変貌。クライマックスも結構衝撃的です。しかし、話のモチーフがモチーフなだけに、素直にエロを楽しむことも出来ません。また、伊東美華は確かに熱演でしたけど(演技力は歴代ヒロインNo.1かも)、明らかに詰め物のしてあるバストが、「10年間監禁されていた少女」という雰囲気には相応しくありませんでした。そういったことで、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-04-25 00:05:28)
145.  きょうのできごと a day on the planet
物語がいり込み始める後半になって少しは見れる様になりましたが、前半が兎にも角にも退屈。例えば居酒屋へ行って、馬鹿丸出しの大学生が飲み会でくっちゃべってるのを傍から眺めてても、果たして面白いか? 「これが等身大の若者かぁ」なんて考えもしませんよね? つまり、そーゆーことです。日常のちょっとした出来事を描く群像劇、若しくはオムニバスとして、副題からも判る通り「ミステリー・トレイン」か「ナイト・オン・ザ・プラネット」風の作品を目指したのかもしれませんが、ジム・ジャームッシュの作劇とは雲泥の差。比較的高評価なのが理解できません。それにしても「柏原崇、演技巧くなったなぁ」と思って観てたら、弟さんだったんですねぇ。全く気づきませんでした…。そんな訳で、柏原収史と池脇千鶴に3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-04-25 00:05:03)
146.  スカイハイ[劇場版](2003)
原作もTVドラマ版も知りませんが、この劇場版に限って言えば北村龍平は悪くない。彼はちゃんと自分の仕事をしてる。ハリウッドの真似だろうが何とかの一つ覚えだろうが、こういうアクション映像を現在の日本でクールに撮れるのは北村監督しかいない(釈ちゃんの前に現れた魚谷佳苗が、得体の知れない刃物を持っていきなりポーズを決めた瞬間に「あ~あ、またやっちゃった…」って感じ。それに、無理矢理にでも北村一輝を出さんと気が済まんのか?)。諸悪の根源は、オカルト・ホラーみたいな題材の作品に、SFチックな馬鹿アクションしか撮れない監督を起用した会社。って、また東映かよ…。ホントにプロダクション編成能力ゼロ。…ようこそ、駄作の門へ。東映よ、お前には三つの選択肢がある。一、転生してVシネマ専門の会社になる。二、これまでの版権を管理するだけの会社になり現世を彷徨う。三、倒産して地獄に堕ちる。さあ、お逝きなさい…、3点献上。
[地上波(邦画)] 3点(2006-04-25 00:04:37)
147.  凶気の桜
「義理と人情」を「イデオロギー」に置き換え、演出も現代の若者向けにアレンジされてはいますが、向こう見ずで一本気な若い衆が、やがてより大きな力のしがらみに囚われて悲劇に突き進んで行くというのは、超典型的なチンピラ映画です(ヤクザ映画の東映としては的を射た企画だったと思う。渋谷の街のロケーションも頑張ってた)。しかし、映画の中には磨くべきイデオロギーが見当たらず(だからヤクザ映画特有の「共感」が得られない)、主人公達以外の面々は全くお馴染みのヤクザでしかないので、私としてはもう少し「右翼系暴力団」という特殊性を見たい気がしました。あと、確かに江口洋介の消し屋は印象的(且つ上手い!)だったので、彼の暗殺者映画をスピンオフで作ってみても良いかもしれませんね、5点献上。
[地上波(邦画)] 5点(2006-04-25 00:04:11)
148.  問題のない私たち
とにかく脚本が稚拙。映画が完全に前半と後半に分かれてしまってる。それぞれの話はそこそこ観れたのに(沢尻エリカが本当に意地の悪そうな転校生を好演)、一つのストーリーだと思って観てたこっちは、映画の分割が最後まで違和感として残ってしまう。こんな脚本なら、最初からオムニバスの二話構成として明確化しておけば良かった。で、まず第一話の感想。いじめってこんなにあからさまなの? もっと陰湿に隠れてやるもんじゃないのかなぁ…。第二話は中々興味深かった。これは学校に於ける新たな問題を提示してる。それは、大人である教師が子供である生徒のレベルにまで落ちてしまってる実情。今更「教師は聖職」等と言うつもりは毛頭ありませんが、最低限「大人」ではあって欲しいと思います、5点献上。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-04-25 00:03:40)
149.  卍(1964)
原作・谷崎潤一郎、監督・増村保造ということで、「痴人の愛」位パワフルな倒錯映画を期待しましたけど、これは勢い不足の印象。話が後半へ進むに連れて登場人物達の滑稽さは増していきますが、各キャラクターが今一つ弾けない。要所要所で挿入される岸田今日子の告白も、映画の流れをせき止めてる様に感じました(原作未読なんですが、これは誰に告白してるんでしょう?)。また、男も女も狂わせてしまう若尾文子の容姿は納得ですけど、「天然の悪女」振りの描写は弱い。おまけに背中のヌードまで吹替え。そんなことで、私的には少し残念な仕上がりでした、5点献上。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-04-25 00:03:16)
150.  黒い十人の女
これは面白かった。そうそうたる女優人の泥仕合も、「影」を基調としたモノクロ映像も見応えがありますけど、私には船越英二のキャラクターが最高。根はとてつもなく優しい善人の、飄々としたC調男。絶倫でも、征服欲がある訳でもなく、どっちかと言えば「情けない男」の部類に入る筈なのに、妻の他に9人もの愛人と「同時に」関係を持ってしまう。その女達もピンキリ。若いギャル(死語?)もいれば疲れたおばさんもいる。美女もいればブスもいる。彼には分け隔てが無く(しかも下心も無いみたい)、来る者を絶対拒まない上、自分からは別れない。こうなると女達にとっては「好き嫌い」でなく、「勝ち負け」の問題になってくる。やがて船越英二は蟻地獄に囚われてしまう。でもこの蟻地獄なら、私もハマってみたいです、7点献上。
[地上波(邦画)] 7点(2006-04-25 00:02:44)
151.  ブラウン・バニー
前半(つーか、ほとんどの部分)の退屈さと、(クロエちゃんが元来「汚れ」好みだったとしても)「わざわざ」映画女優に男根をしゃぶらせた映像を大写しにしたことへの不快感と、最後の最後に経緯が明かされる物語的納得(と言っても、大して面白い話でもない)を秤にかければ、どう考えてもプラスには転じ得ない。固定カメラによるクローズ・アップの連続や、特別美しくもない映像はインディーズAVを思い起こさせる(要するに「ハメ撮り」ってヤツね)。こんな「安易」な出来損ないをアートと評してしまったら、本物の芸術家やアートに申し訳ない。ヴィンセント・ギャロは何故か日本で売れるからか、こんな映画に我が国の金が出資されてるのも気に食わん。そういった訳で、クロエちゃんの舌技(巧い!)に免じて+1点の、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-22 00:04:49)
152.  eiko【エイコ】
中々可愛らしい物語で、カメラワークやBGM等の演出も定石ながら的を射ていたし、麻生久美子の魅力は全開だったし、何気に豪華なキャスティングも良かったですけど、どうしても「映像」が受け付けない。全編、ドキュメンタリーでもないのに、照明等を考慮しない白っちゃけた安っぽいビデオ映像が続く。ファンタジックでハート・ウォーミングな作品なら、その雰囲気に合った映像というものがある。今の時代、私も一概にビデオ撮影を否定はしませんが(「エピソード3」も「完全ビデオ映画」ですしね)、本作も一応は「映画」なんですから、もう少し映像にもこだわって欲しい、5点献上。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-03-17 00:10:30)
153.  亡国のイージス
「ローレライ」や「戦国自衛隊1549」と比べれば圧倒的に「品質」が高く、本物のイージス艦はもちろんのこと、艦内以外も含めた各所のセットも重厚に作られていて違和感は覚えなかった。ハープーンの発射シーンから着弾の遠景等も邦画とは思えない程カッコ良い。その代わり脚本の整理が悪く、状況が判り辛い上に異様にモタモタしてる。そして予算の関係からか、この手の映画に絶対必要な数の「カット」を撮れなかったと思われるのが残念(これは編集で「カット」されたからではない筈)。もし5年以上前にこれが製作されていたら素直に驚いたと思いますけど、今となっては多少不満の残る仕上がりでした。あと、話の中身は確かに「沈黙の戦艦」+「ザ・ロック」なんですけど、作りは凄く韓国映画っぽく感じました、6点献上。
[DVD(邦画)] 6点(2006-03-17 00:04:58)(良:1票)
154.  着信アリ2
前作も終盤はイミフでしたけど、今回はいよいよ全編に亘って意味不明。これって、いつから「声の主」じゃなくて「電話を取った人」が殺されるようになったの?(しかも「電話を取るのは本人が取った後でも可」って、前作と全く矛盾してるじゃん!) 「中村由美は覚醒した!」って、何に覚醒したのよ? そして、台湾と日本の事件の繋がりって一体何だったのさ? 全く訳が解らない。全く訳が解らないから、どう怖がっていいのかも判らない。だから全く怖くない。演出も近年のこの手の邦画の中では抜きん出て下手。ということで、目を剥いて絶叫するミムラ嬢の必死さに、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-03-17 00:04:35)
155.  怪談新耳袋 劇場版
全く起承転結の無い、奇怪なエピソードの羅列。確かに実際に経験する(って、したことないですけど…)怪談は唐突に発生するだけで「ストーリー」なんか無いんでしょうけど、それを「映画」として観せられてもあんまり面白くないです。TV版は観たことありませんが、要するに番組の合間に流れる「世界の車窓から」みたいなミニ番組なんですよね。そのコンセプトならこれでも良いと思いますけど、立て続けの90分は持たない。「呪怨」も起承転結の無いオムニバスに近い作りでしたけど、「家」なり「伽椰子」なりが柱となって映画を支えてました。ここに支えはありません、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-03-17 00:04:11)(良:1票)
156.  T.R.Y.
普通、地上波で放送された映画を生で観てる時は、CMが入るとその度に「こんな所でCMなんか入れやがって。ケッ、この商品は絶対買わんぞ!」等と思うのが常ですけど、この映画の場合はCMが入る度に何故かホッとしてしまった。むしろ、このままCMがずっと続いてくれないかとさえ思った。それ程につまらない。そう言えば巻頭では、波の向こうから東映の三角マークが誇らしげに近づいて来てましたっけ…。「T.R.Y」等というセンスの欠片も無いタイトルが示す通り、脚本、演出、編集、演技と、全てに於いてセンスが無さ過ぎる。大体、何で詐欺師が常に堂々と本名を名乗ってんのよ? それに、こんな髪型(しかも茶髪)した奴が大正時代にいたか? これは明らかに同じ会社の「デビルマン」より出来損ないです、1点献上。
[地上波(邦画)] 1点(2006-03-17 00:03:14)(笑:1票)
157.  MASK DE 41 マスク・ド・フォーワン
こういう映画を撮らせたら、イギリスには一日の長がありますね。我が国の景気も回復基調らしいですけど、もう暫く不景気が続いてくれないと経済だけでなく、映画も英国レベルには回復しそうにありません。不景気も中途半端なら映画も中途半端です。何か有耶無耶なまま話を進めて、勢いだけで終わらせてしまった感じ。「プロレス愛」を持たない人には全く通じないでしょう(その点、「ワイルド・フラワーズ」は本当に良く出来てた)。評価ポイントは、この規模の邦画としては珍しい音楽へのこだわりと、「猪木・ホーガン戦」の古舘伊知郎の実況をオリジナルのまま使用していたこと。それと蒼井優のキャスティングで、映画のグレードがだいぶ上がりました。そんな訳で、田口トモロヲの個人的頑張りに温情の+1点、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-03-17 00:02:48)
158.  羊のうた
人気のあるらしい原作は未読ですけど、何でこんな話に人気があるのかが、本作からは全く解らない。そもそも、この「吸血病」の設定に全く必然性が感じられない。こんな題材なのに猟奇的シーンもないし、「発作」ったって、見た目は心臓病か何かの発作と全く変わらない(胸に手を当てて「うんうん」唸って苦しむだけ。そこに「血への渇望」は感じられない)。それらしい妖しさを持ったヴィジュアルも加藤夏希のルックスだけ。要するに演出がヘボなのです。同じ脚本でも、寺山修司か鈴木清順並の悪夢的耽美映像で彩れば、雰囲気だけは楽しめる映画になったでしょう、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-03-17 00:02:20)
159.  ホタル(2001)
東映作品ながら、私は意外に良かったです。特攻隊の悲劇、戦友の絆、夫婦の絆、難病モノ、日韓問題、昭和の清算等と、確かにテーマの盛り込み過ぎという気はしますが、少なくとも「鉄道員」よりは観れました。マイナスは以下三点。まず、特撮のレベルが低すぎる。こういう所がちゃんとしてないから、作品全体が一段低く見えてしまう。それと、高倉健と田中裕子のバランス。役と実年齢の近い田中がやけに若く見えて、健さんは見た通りに老けて見える。この辺もメイクアップや撮影技術の低さ。そして、本作唯一の花・水橋貴己のド素人演技。何のしがらみでこの子を出演させにゃぁならんかったんだ? 奈良岡朋子がいなかったら、どうなってたことやら…。そういうことで、本作の救世主・奈良岡朋子に+1点の6点献上。
[地上波(邦画)] 6点(2006-03-17 00:01:51)
160.  いちげんさん
「ガイジン」と「障害者」という、日本に於けるマイノリティ同士の恋愛を描く、外国人作家による日本語小説の映画化(芥川賞候補にもなった原作は未読。映画も「僕」の一人称で私小説風に語られます)。タイトルでも示されてる通り、物語は日本の排他性をテーマにしてるんだと思いますが、映画では余りその部分に踏み込んで行かず、「僕」が定食屋で勝手にナイフとフォークを出されてしまう等のちょっとした「違和感」を淡々と描いていく(でも、これは偏見であると同時に、日本特有の「気を回す」という美徳でもある。これだけ気を遣ってくれる国が他にあるか?)。映画の作りとしては「小説」よりも、「エッセイ」に近い印象を受けました。「僕」を演じたエドワード・アタートンの日本語は、スティーブン・セガールより全然上手。また、瑞々しい映像は、近年の邦画の中では「Dolls」に次いで綺麗だったと思います。という訳で、鈴木保奈美の大き目の乳首に+1点の6点献上。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-03-17 00:01:20)
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