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1.  こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 《ネタバレ》 
土曜の16:50からの回で、他に客も居ず嫁と2人ど真ん中のシートでワイワイ話しながら鑑賞(マナー良くない客)。 いきなり掴みから俺様かます鹿野さん(大泉洋)とキレる美咲(高畑充希)。まるでラブコメの王道じゃないか。  しかし状況としては生命予後的に極めてシリアス。教科書的には寿命20歳くらいまでのはず。だけど命を担保にして、ウンコを漏らしながらも自立を自由を人間らしさを求め人生を爆走する鹿野さん。…ふと思い起こせば三十数年前、人文法経済の合同校舎に貼り出されていたボランティア募集の文言にあった「私たちは何かしてもらったからって感謝はしない」「私たちは対等だ」云々、(うろ覚えだけど)インパクト強烈だった。おんもしろい募集だなぁ〜っとは思ったものの、当時バイトと麻雀と酒で忙しくて、ろくに講義に出る暇もなかった(まあバブル前の平均的な)学生のわたくし、スルーしてました。あれが障害者自立生活運動の走りだったんだなって今にして思う。語弊があるかもですが、「差別ハンターイ!」と連呼する市民団体の皆さんに車椅子を押してもらいながら行進することより、欲望全開で「バナナ食わなきゃ寝れねぇ〜」ってボランティア相手にわがままを通すこの生き方のほうが、反感買うだろうけど人の心揺さぶる。ただみんなが同じこと始めたら収拾つかない。大人しい羊の群れがいてこそ成り立つ。だから本当はもっと良いかたちがあるのかもです。 しかし美咲のキャラはちょっと古臭い感じがしたな(個人の感想です)。というか『おじさんが想像する理想の女の子』的な、なんか都合よく使われてる感じがしましたよっと。
[映画館(邦画)] 7点(2019-05-02 13:47:19)
2.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
夏休みとったのに嫁と休みが合わず、1人職場近くのシネコンにて鑑賞。ワンカット長回しがあるよってそこだけは聞いてたのね。したら、冒頭からべろーんって微妙に自主映画臭い長回しが、ありゃーなんか変な間とか唐突な展開とか同じアングルが妙に続くとか画面ブレるなとか、えぇぇぇこんなのがいいの?って、まあハズレ引いたかな的な諦めみたいなものが頭をよぎり、One Cut of the Deadのタイトルが流れる…っていうとこまでがまあ伏線なのね。そっからよ、お父さん監督大活躍!なんか、中島らも原作の『お父さんのバックドロップ』をちょっと思い出しました。早い、安い、品質そこそこなんて言ってたくせに、走り回るなんか力強い、情熱的な、そしてやっぱり好きなんだな映画。娘の真央さんも、はじめは空回りしてる熱血バカだったのが(まあみんな、多かれ少なかれ若い頃はこうだったよね)、どんどん居場所にフィットしてはまってく。ああ、お父さんの血なんだなって、みててうるうるしちゃうよね。てか、観客巻き込んで一緒に映画撮ってる感あって、もうね、観終わってよっしゃ打ち上げいくぞ〜感半端ないよね。 …ただね、お母さんの扱いが軽すぎるかなって、そのへんはちょっと娘世代、母世代から減点されそうかも。
[映画館(邦画)] 9点(2018-09-14 17:37:12)
3.  万引き家族 《ネタバレ》 
リベラルな嫁の希望によりレイトショーで鑑賞。公開前の前評判に政権批判を絡めたようなものや逆に感情的に叩くようなものが散見されたので、どんなもんかなと少し引き気味に観に行きました。リリーさん、期待通りのクズ感出してていいなー。樹木希林さん、あえて入れ歯なしのババア感出してて、おお、ぐいぐいきてるな。安藤サクラさん、クソだらしない食い方喋り方、うんうん。ちゃんと最低なモノは最低として撮してる。暖かい、でも下品、無責任。家族ぽいけど、どこまでが血縁なのかな…と、なかなか種明かしはされないまま。コソ泥的な罪をいくつも重ねながら、でも『〜であるべき!』みたいな価値観の押し付けはなく、『まあ、いいじゃん』ていう刹那的空気が流れ、やがて来る破綻の予感。初枝(樹木)の死を見越したように、みんなで海に。そして初枝の死とともに様々なものが崩れていく。そう、祥太にはわかってた。この安らぎはいっときの逃げ場なだけ。その先には何もない。だからゆりまでコソ泥の仲間になんて出来ない。終わらせなきゃいけない家族だったんだ。 パンフにあったと思ったけど、これタイトルはあくまで仮だったはずで、監督は『声に出して呼んで』みたいなのにしたかったのにプロデューサーの希望で『万引〜』になったとか。なんか色々、映画作るのも大変だ。治(リリー)が「おとうさん」てよばれたかったって下りがあったけど甘いよなぁ。最後に祥太を見送ってバスを追いかける場面あったけど、引きずっててるのは治。祥太は未来を見てる。ほんとは会いに行っちゃいけないよ。そして祥太もゆりも普通の世界に戻っていく。 この映画について、作品の中身と乖離したようなレビューやらインタビューやら様々に垂れ流されていますが、私が見る限りそういうイデオロギー論争を喚起するような内容ではないかと思います。パルムドールって言われてもピンときませんが。うーむ、点数辛いかな。
[映画館(邦画)] 6点(2018-07-22 16:20:48)(笑:1票)
4.  パコと魔法の絵本 《ネタバレ》 
いきなりのライオンキングもどきから、賞味期限微妙なおばちゃんフラ軍団、ゆうたろうのジャイアント・ブランデー・グラスと続く濃い目のくすぐりで掴みは十分。これだけでぐっと引き込まれました。 「下妻物語」のロングホーン・リーゼントも素敵でしたが、今作の阿部サダヲさん、とっても素敵。ちょっと恋したかも(嘘だよん♪)。 原作は舞台モノだったのかな?でも映画にして正解ですね。寄り引きや場面切り替えやCG合成でこんなにファンタジックになるんだもの。 キャストも役所・國村・上川・妻夫木と、SinCityにも似てゴージャス。みんな舞台風のハイテンションモードだから、土屋アンナさんがちょっと霞んじゃってますね。小池さんは付いてってるようなのに…なんか惜しい。アヤカさんの屈託無さも良かっただけに、ああ惜しい。土屋さんにはもう一皮剥けて欲しいなっと思いました。 全体としては、えーっと、この監督さんは映画でも舞台でもコミックでもない「何物か」を目指してるような気がしました。それが何なのかわかんないんですけど、これからもこの方の作品を追っかけていきたいなって思いました。  
[DVD(邦画)] 8点(2009-03-25 19:15:33)
5.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
堤真一さんがよかったですね、とっても。原作は読んでませんが、結構観れる作品でした。 ただ、「本格推理もの」っていうミステリのジャンルに対して「机上のトリックに辻褄合わせのストーリーをあてがった物」っていう偏見を持つあたしにとって、そのイメージを拭い去るほどでは無かったです。無名の浮浪者を騙して殺す純愛モノってのは…そりゃ確かに考えられなくも無いけど…非情過ぎてスゲー違和感。原作をいじるわけにもいかんかったんでしょうけどね。 だもんで、これ、堤真一さん抜きだったら5点とかそんなもんでした。しかし、この映画の堤さんは是非とも見とくべきって思います。ああいう役柄も出来ちゃうっていうか、うん、あの人だけでグッと持ってかれちゃった感がありました。 でもね、やっぱりストーリーの違和感はなあ…。元の亭主のほうは殺されてもそれなり理由があるから気持ちはごまかせるけど、プーとは言え何の恨みも無い人殺したら、花岡母子の気持ちとして耐えられんだろうし、むしろ石神の非人間性を感じて引いちゃいそうな気が…ドライすぎて ちょっとなあ。 売れた原作だったんだし、そっち読めばもっと入り込めるのかもしんないけど、なんかそんな気にならなかったっす。 
[DVD(邦画)] 7点(2009-03-22 00:50:15)
6.  おくりびと 《ネタバレ》 
家族の葬儀を経験してる人には、なんかこう感じるものがある映画なんだろなって思いました。 親父の葬式とか思い出しちゃいました。 あざとく泣かせようとかって演出してる風でもないので、まあ、いい作品かな。広末さんは別として。奥さん役が宮沢りえとかなら…でも、それだったら「汚らわしい」とかって言わないような気もするし…キャスティングってむずかしいかも。 そもそも葬儀関係の現場仕事って、歴史的文化的に穢れたものとして扱われてて、新平民の身分の人たちの仕事だった時期が長くありましたからね、ある程度年齢のいってる人たちならあの「『汚らわしい』仕事」なんて感覚も理解できるんでしょうけど、そのへんの事情が若い人たちにもわかるようなつくりでも良かったかな…。 この「汚らわしい」は映画の中でもかなり浮いたセリフの印象がありましたが、ここを変に言い換えると部○解○系の圧力団体の方たちから映画に関係ないとこで争いごとになっちゃうかもなので仕方なかったのかなとか思いました。あ~、でも「一生あの人みたいな仕事して反省するか…」とかもっと危ないセリフもあったような…。 まあそれはともかくとして、本木さん&山崎さんたちが変に気負うでもなく只々誠実に亡くなった人を送るその姿には、雪の白さと相俟って透明でどこか凛とした美しさがありました。 やっぱり死体から人体模型作ったりするのは、日本人には無理かもなって思いました。 それと、余貴美子さんが結構いい感じでした。50過ぎだそうですけど、なんか素敵でした。 笹野さんの抑え気味の演技もよかった。 なんかこのところ、平気でげらげら笑いながら葬儀に来る人とか見て、いやな気分になったりしたこともあったんだけど、この映画観てちょっと安心した。   
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-03-16 18:57:24)
7.  東京ゾンビ
ネット上で拝見。いやもうある意味すごい。これが哀川翔&浅野忠信でなけりゃクソもクソ、聳え立つクソの山なんだけどさ。花くまゆうさくの漫画が原作?メカ★アフロくん描いた人ね。そしたらこれは原作抜きにストーリーとか演出とかカメラアングルを語るべき作品じゃないよね。それでも、もとのコミック読んでないあたしにも、こんなおバカ丸出しの作品を哀川・浅野が引き受けたっていうのがスゲー面白い。さんざんセリフで繰り返される「ばっかじゃねーの」がまさにこの作品の言わんとするメッセージなんじゃないかな。しかも思いっきりすべってるし。柔術関係のとこだけはきちんと掘り下げてるから、野郎同士でビール片手に見ながら柔術ゴッコして遊ぶための作品…なのかな。てか、ほんとばっかじゃねーの?
[インターネット(字幕)] 6点(2008-02-03 09:38:53)(良:1票)
8.  浪人街(1990) 《ネタバレ》 
池袋の文芸座で観ました、初日に舞台挨拶付きで。 たしか勝新さんの大麻パンツ事件で公開遅れたんだよね。 この映画みて以後、あたしの中で石橋蓮司さんの評価が急騰しましたよ。 居合いの母衣さんかっこいいです。 そしてラストの百人切りに浪人たちがひとりまたひとりと駆けつけるとこが、なんていうかぞくぞくしてウルッとキタ。 ていうかさ、原田芳雄さんが刀の束背負ってやってきて 「おし~ん~…聞こえるか~っ」 って叫んだとこからもう泣けてたかもしんない。   
[映画館(字幕)] 9点(2007-12-12 21:55:22)
9.  東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
観てると涙と鼻水の発作が何度も激流のように襲ってきて、なんかまともに観られませんでした。 あとからなら冷静にオカン役の親子リレーはよかったとか、オダジョーいいじゃんとか思えるけども、観てるときはそういうのはもうどうでもよくなってる。 なんかね点数なんてつけたくないの、ほんとは。 たぶんさ、これは観てる人の頭の中を操作して、そのひとの人生の中のいろんな出来事の記憶を呼び出したりしながら、どんどん感情を暴走させてくドラッグみたいなもんなのかもしんないよ。ちょっとずるいよね。 …って思いながらも、また観始めると涙が鼻水がダバダバだばだば止まんなくなって、ほんとに大声出して泣きたくなるんだな。 もう映画としてイイのかどうかなんてわかんない。 でもあたし好きだよ、これ。     
[DVD(吹替)] 7点(2007-12-12 21:25:36)
10.  下妻物語 《ネタバレ》 
まずはじめに謝っとく。これ観たのはネットで流れてた違法コピーでなんだ。(嗚呼パチモノ王国...) しっかしスッゲ~カッケ~、渋すぎるぜマジかよ。この扱い方でクレジットいれさせたイオングループも男前の太っ腹だ!濃すぎるキャストにベタなキャラ、完全に客層を限定するかのようなテンポのボケ突っ込み。表現方法に「なんで?」って言って立ち止まってしまう人達もいるんだろうけど、それってあくまで表面だけだし。なんたってさ、価値観の全く違う二人がドタバタしながら、やがてお互い認め合い無くてはならない二人になっていく、そんな様がなんかもう泣かせるんだよ。打算とかへんな美学とか、そんなものなしでさ。ほんと気持ちだけでだけでだぜ。そして最後、牛久大仏裏の大立ち回り。走れメロスというか、今思うと浪人街のクライマックス・百人斬りとダブるんだ。いい映画だよ、本当。笑った笑った、そしてうるっとキタ。観終わって超ハッピーになれるよ。減点するとしたらタイトルかな。でもさ、中身がすでに満点超えてるし、これまんま原作のタイトルなんだよね。だから10点だよ。...ところでさ、水野晴郎センセイってこんなチョイ役でも棒読みなのね。ますます惚れたぜ、マイク!
[インターネット(字幕)] 10点(2007-06-30 21:06:35)
11.  座頭市物語 《ネタバレ》 
GyAOの無料放送にて恥ずかしながら初見。きっちり放送禁止用語も切らずに流してくれてちょっと感激。シリーズ1作目ということで殺陣はあっさりしてますがストーリィは飯岡笹川の争いを下敷きにしっかりしてます。そういやモノクロだったんだな。でも迫力あった。これが勝新太郎の原点かと思うとその思い入れで高い評価しちゃうな。これがシリーズになって、その時々のアイドル歌手だの人気俳優やらお笑い芸人やらをゲストで出すようになって、座頭市のキャラも変わり、殺陣も長く派手になっていくんですよね。そしてまたルトガーハウアーや北野武の市につながっていくと…。しかし本作の市はあっさりしていながらもまっすぐで妙にかっこいいです。まあ初っ端のイカサマ丁半のあたりは狡っからいのだけれど。まあやくざでいながらやくざが嫌いってことなのかな。争いが終わって喜ぶ飯岡の親分を叱りつけるところなんかは、なんというか敗戦の影が見えて時代を感じます。それと平手酒造役の天地"非情のライセンス"茂さんは面長だったんですね。眉間の皺もなくて若々しいです。
[インターネット(字幕)] 8点(2007-01-16 22:32:51)
12.  仁義なき戦い
別冊宝島でヤクザ関係をテーマにしたやつが出始めたころ集中的に観てました。 大看板になるような大物俳優陣を惜しげもなくてんこ盛りにした、まるで北海海鮮丼のような豪華作品。 しかも皆がみなカメラが回ると場面を奪い合うようにベタな濃い芝居の応酬で脂っこいシーンの連続。このへんは後のTVバラエティー『おれたちひょうきん族』でのおいしいところを奪い合っていた芸人さんたちに通ずるものがあります。 卑怯者はとことん卑怯。揃いもそろって利己主義者。そして死に様は呆気なくまさに虫けら。怒り吼える男たち。観始めていくらもたたぬうちに広能正造とシンクロしてしまうため、観終わるといつのまにか歩き方から口調まで影響されてしまう。 登場人物の相関関係が複雑な上シリーズ内で一人何役もこなしているためわかりやすさの点で難はありますが、この作品を減点する気にはなれません。 
[DVD(邦画)] 10点(2006-12-26 12:34:43)
13.  新 仁義なき戦い 組長最後の日
「新」の3作品はちょっとな… 菅原文太が別人のように下品で頭悪そうに見えるので嫌いです。 シリーズ名の「仁義なき…」ははずしてほしいです。 でも松原智恵子さんは美しい!本当に美しい! これで「組長の首」みたいなエロ路線だったら高ポイントだったかも… オリジナルの5作とは似ても似付かないグレードではありますが、オリジナルを観て感動した人が義理で観るぶんにはよいかと。 
[DVD(字幕)] 3点(2006-03-26 21:09:44)
14.  麻雀放浪記
封切りのとき新潟の西堀でバイト後に観たんだったっけ… 本日DVDで再鑑賞。てゆうかTVでも何回か観てるね。 原作小説はリアルタイムでなく文庫本で読んでましたが、その脳内補完があってはじめて 映画として観賞に耐えられるような気もします。 それでもやっぱり健=鹿賀丈史、出目徳=高品格のイメージは固定だな。 坊や=真田広之もかな。少なくとも火野正平はない。Vシネの続編は勘弁。 あたしの中では女衒の達さんの加藤健一もひそかに固定。 当時27歳、微妙なイモ感の大竹しのぶ=まゆみ…でも好きです。 そう、この作品の不器用な恋愛ストーリーの面がいいんです、あたしには。 「…違うわ、あんたがあたしに惚れてるから。あたしのは己惚れじゃないからね。」 のセリフをはじめ健とまゆみそして達のからむプロット、この印象が後を引きます。 なかでも今回は女衒の達さんの存在感の大きさを再確認した次第。加藤健一さんはすごい です。女衒としてのプロ意識、健に対する博打打ちとしての評価と信頼、それでいて男と しての誠実さ。ほんとにキャラ立ってます。 そしてドサ健のこのセリフ「あいつは俺の女だ。この世でたった一人の俺の女だ。だから あいつは俺のために生きなきゃならねえ。俺は死んだって手前っちに甘ったれやしねえが あいつだけには違うんだ。あいつと死んだおふくろと、この2人だけには迷惑かけたって かまわねえんだ、わかるか!」…自己中全開フルスロットルですけどね、ここが好きなん です。昨今の優しいけど前に進めない男とは違う、馬鹿で甘ったれだけど前に進む意志の ある男。逆切れですけどね。 これと後のシーン「田舎になんかけえらねえでくれよぅ」と駄々をこねる場面の情けなさ もセットにして、なんだか切ないのでございます。 たかが博打、自己満足の世界に他人を巻き込むんじゃねえよと、そらまあ理性のほうでは わかっちゃいますがね。 でもこれがこの甘ったれ我儘野郎・ドサ健が直球勝負して世界の中心で叫んだ愛なのかも しれんなと、とりあえず世間のストライクゾーンからは大きく外れていることを別として スピードガンで測ったらこの剛速球は100マイル/hは出てるんじゃないかなと… ええ、今日このDVD借りたのはドサ健の100マイル/hが観たかったからなんです… 
[映画館(字幕)] 7点(2005-11-27 01:37:23)
15.  CASSHERN 《ネタバレ》 
本編とは関係ないんだけど、公式サイトのBBSでもYahooのレビューでもかなり極端に評価が割れてておもしょかったの。執拗に否定しつづける粘着な人たちまで生み出してるってことがすごいなって思ったのね。作品としては明らかにだめだめな部分と瞠目させる部分が混在してるアンバランスなものなのかもしんない。個人的には、同テーマの怪作『シベリア超特急』でダメなものに免疫ができてたせいか、構成・編集の拙さや説教じみたセリフもあまり気にならなったの。むしろ説教臭いとはいいながら、寺尾聰の「...わからせてやろう。(銃声だぁん)どうせ生き返る。」で、愛というエゴも『平和共存』を阻むものになりうるっていう事実にちょっち静かに恐怖したのでした。てゆうか最初に戻るけど、「こんな駄作を!」っていう映画を愛するひとたちの正論が勢いあまって論争に発展する様をみてて、人間の抱えたどうしようもない性を愁うのでした。....でもね、エゴだなんだっていわれたって何かをそして誰かを愛する気持ちってのは止められないんだよね。せつないねい。 
7点(2004-05-10 01:36:03)
16.  新・仁義なき戦い。(2000)
この題名を背負うのはしんどかったかもしんないでつ。 それなりいい脚本でいい音楽でつが、オリバーのどろソースみたいなベタ感が足りません。役者の駒不足でしょうか。岸部一徳も佐藤浩市もまだまだ淡白でつ。てゆうか描きこみが足りないだけで役者のせいでもないのかも。オリジナルのシリーズでは上の人間の卑劣さ狡猾さ矮小さといった部分を描くことである意味義憤を煽るよなつくりだったのでつが、本作は友人や仲間、家族への感傷が端々に感じられるわりに人間の泥臭いいやらしさを描ききっていなかったので残念でつ。 しかしながら、ストーリィも絵のクールさもサントラも十分鑑賞にたえる佳作とはおもいまつ。 惜しい作品でつ。 
6点(2003-11-30 15:35:12)
17.  地獄(1999)
すごいでつね、『シベ超』の仲間でつ 水野晴夫がでてればパーフェクトでしたが、出てなかったので1点でつ 個人的にはそこまで極めてほしかった 惜しいえいがでつ
1点(2003-11-15 21:34:39)
18.  VERSUS/ヴァーサス
低予算だからとか素人まじってるからとか、そういうのは加点要素ではないので無視したの。それでもむかしの座頭市級。たしかに面白いの。凝った絵だなと思うし、スピード感あるし。だけどそれが単調だとかくどいとか感じられるの。とにかく寄りの画面多いし。これだとやっぱり二時間は長いでつ。それでも序盤の演技の寒さのわりに最後まで観れたのは不思議。チビとか松田優作猫、大槻ケンヂ風空手家、寒いギャグおまわりさんと、意外にキャラが立ってたの。もっとこなれた役者さん使えてれば、ドラマ部分増やしてきっちり二時間いけたと思うの。おしかったなと思うのでつ。
7点(2003-08-15 18:39:51)
19.  シベリア超特急
ほんとうに、もうなんていったらいいか。監督・脚本・主演、このうちどれかひとつでもほかの人がやってたら、ここまでのレベルのものを完成できなかったと思いまつ。シベリアってほんと寒いんだなと思ったでつ。
0点(2003-08-11 22:26:46)(笑:4票)
20.  リング(1998)
ごめんなさい。良い点がみつかりませんでした。
4点(2003-08-09 20:59:59)(笑:1票) (良:1票)
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