1. 七人の侍
うかつに評価できない、超ナイーブ作品。この作品に影響を受けた監督、役者、作品は数知れずなワケで、それ以前をほとんど見ていないが為、率直な感評価でいくと、作品・ストーリーに7点、久蔵に1点、時代描画に1点。菊千代は狙ったキャラとしか思えないので±0。面白い頃の日本映画ってのはこんな作品がたくさんあったのだろうか、と思える一品。 9点(2004-01-08 03:26:34) |
2. 稲村ジェーン
作品自体は1点未満だが、初めて出来た彼女と見に行った映画。その夏と共に終わったこの恋愛、映画を見た後で一緒に買い、別れ際に返されたサントラに9点。CDのジャケットに別れの手紙が挟んであった。今でも「希望の轍」を聴くと、あの夏、あの子を思い出す。大好きだった...。超個人的思い入れ点数につき、失礼。 9点(2004-01-08 03:15:54)(良:7票) |
3. 風の谷のナウシカ
初期の宮崎駿作品として、荒々しくも壮大で緻密な世界観が細部にまで描かれた激烈優勝作。優秀じゃなくて優勝。この作品の描くストーリーと世界観を超えるアニメ映画は、無い。 10点(2004-01-08 03:00:23) |
4. 天空の城ラピュタ
前作との比較はアレだが、ナウシカの域を脱していない。 7点(2004-01-08 02:53:13) |
5. ラスト サムライ
ネタバレ ハリウッドが作った日本が舞台の映画としては最高レベル。現実的な時代考証を抜きにして言えば、「武士道」たるものを、フォレスト・ウィテカーのゴースト・ドッグより言葉少なによっぽど分かりやすく表現しており、純粋にエンターテインメント作品として見ても、スピード感溢れる殺陣、格好良すぎるヒーロー達、メリハリのあるストーリー展開、すべてにおいて完成度が高く、見ていてゾクゾクする。武士を、日本人を、大きな勘違い無しにここまで格好良く描いた映画を他に知らない。 最後まで感動できるポイントは、上から渡辺謙、トム・クルーズと並ぶスタッフロール。ストーリーと絡めて理解できる配慮。 10点(2004-01-07 23:11:39) |