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ジャザガダ~ンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 122
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1.  トゥモロー・ワールド
人類の滅亡が、子供が生まれなくなることによって生じるという、この映画の最大の強みが最後まで映画全体を牽引し、見事な感動SF巨編に仕上がったと思う。SF巨編といっても、アルマゲドンなどのようにお粗末な作り方がされていないのは、やはり秀逸な長回しのカメラワークによるところが大きいような気がする。確かに、長回しを多用し、リアルタイムに主人公の視点を追うという試みには、物語の細部において消化不良というか説明不足な点が多々出現する。しかし、その部分が脆弱になっていないのは、カメラの息づかいに主人公と我々観客の息づかいが呼応して生まれる、ある種の臨場感によるところが大きいと思う。そうした臨場感によって我々は状況がよく飲み込めないにもかかわらず、いきなり戦場に放り出された主人公に思わず自分を重ね合わせてしまう。つまるところ、この映画の秀逸なカメラワークにはマイナス面を払拭し、SF的な世界へと我々を引き込む力があり、それに加えてセットなどの美術面でのこだわりがより一層この映画の世界観の構築に強度をもたらしているのである。また、この映画の設定のシンプルさと意外性は、全人類に問題を突きつけるとともに、新しい命の尊さを実感させると言う効果を発揮している。よって、テーマ的には非常に奥が深いものの、それが前述したように、カメラワークと伴い、スピーディにリアルに、そして実にSF的に描かれている。とにかく、物語設定と技術面において非常に高度な次元での融合が成し遂げられている恐るべき映画である。
[DVD(字幕)] 9点(2007-04-22 05:28:05)
2.  切腹
大傑作でした。奥の深い内容と、緻密に練られた構成。それと効果的なカメラワークと演出。どれをとっても最高級。もはや文句の付け所のない大傑作。カメラワークに関して言えば、ローアングルや俯瞰ショットの使いどころは最高。さらに、カメラを傾けて心理的な感情を表現するところや、絶妙な照明の当て方も抜群にうまい。小林監督の映画は始めてみるが、相当なテクニシャンであると思われる。武士の情けと誇りが複雑に入り乱れる仲代達也と三国連太郎の駆け引きも絶品。ラスト30分からのチャンバラシーンは、それまでの緊張感たっぷりの展開から一気に解き放たれるだけあって興奮しまくり!!まだまだ褒めるところは一杯あるけれども書きつくそうでないのでこの辺に・・・。10点!
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-08-19 17:09:07)(良:1票)
3.  ゆれる
凄まじい映画。心理描写が深く、そして鮮やか。人間の心のゆらぎを正確にそして静かに描いた秀作。とくに盛り上がる所もなく、終始淡々としているが、ところどころでその脚本にハッとさせられ、カット、カットに力強い意思を感じる。また、出演者の演技も秀逸。とりわけオダギリジョーと香川照之には目を見張るものがある。ちょっとした仕草や、台詞回しのどれもが映画全体で有機的な働きをし、またくムダがない。またそうした演出が極度の感傷を避け、そしてこの映画の質を高め、凄みをかもし出している。どこをとっても隙がない。賞賛されるに値する素晴しい映画だと思う。
[映画館(字幕)] 9点(2006-07-27 19:52:40)
4.  運命じゃない人
面白い!「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」や「パルプフィクション」のように入り組んだ内容で、まとめるのに結構苦労するタイプの映画を良くぞここまでのエンターテイメントに昇華してくました!はっきり言ってロックストックやパルプフィクションほど面白いかと言うとちょっと無理があるかも。でも日本人の新人監督でこのような人が出てきてくれたうれしさに思わず9点つけてしまいましたw。恋愛の話が含まれてるのもいいしね!
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-06 02:38:44)
5.  耳をすませば(1995)
臭いセリフに適当な展開・・・ジブリ作品の中では完成度はかなり低いと思う。それでもこの作品が嫌いではないのは、限りなく純粋な中学生の話を描いていて、何だか癒される感じがするからだと思う。たまにはこういう映画を見るのも悪くはないですね。
[地上波(字幕)] 7点(2006-03-11 13:35:38)
6.  鉄男 TETSUO
これって結構スゴイと思う。センスの良さが伝わってきますね。かなり気持ち悪いし、最後の方はあきますけど。一緒に見ていた友達は気分が悪くなり途中でリタイアしてしまいました。見るのに覚悟を要する作品ですね。
[DVD(字幕)] 6点(2006-02-26 15:43:41)
7.  パッチギ!
キネ旬一位おめでと!監督賞おめでと井筒監督!新人女優賞おめでと沢尻エリカちゃん!当然っちゃあ当然ですよね。こんなに熱い映画はなかなか無いですから。はっきり言ってそこまで技術的に優れたことやっていないし、見方によればかなりしょぼいかもしれませんが、そんな細かいところは気にさせない、登場人物に限りない愛情を込めた井筒監督の力技に終始圧倒されます。荒っぽい喧嘩シーンとコメディーが冴え渡る中盤までの展開から、終盤に一気に感動のクライマックスに持っていくあたりはもう最高!感動しすぎて泣きました。それこそ[たま]さんのおっしゃるとおり、1リットル泣きました。フォーククルセダーズの歌も最高です。沢尻エリカちゃんも最高です!脇役の人たちも最高です!文句なしの10点!
[DVD(字幕)] 10点(2006-01-13 00:14:25)
8.  Kids Return キッズ・リターン
いわゆる青春映画は数あれど、ここまで暗く悲しいのはなかなか無いのでは?正直言って僕も将来まだなにをやっていいのかわからないモラトリアム真っ只中の大学生です。今後のことを考えるととても憂鬱な気分なわけです。そんな折にこの映画を見て、なんだかもっと混乱してきました。将来のことを考えると憂鬱な気分になってしまうので、現実逃避をしようと映画を見たのですが、、、。この映画に出てくる登場人物は一人ひとりが自分が主役の人生を歩んでいるのですが、この社会の大局的な視点から見たら単なる一人の人間にすぎません。たとえ大きな大志を持っていたとしても、ほとんどの人がそれを叶えることができない現実がこの映画を暗く悲しいものにし、そしてリアルな若者と社会の実情を描くことで娯楽的に面白いだけでなく、文化的、社会的に価値のある素晴しい作品に仕上がっていると思います。非常に敏感で繊細な若者の問題はどの社会であっても存在すると思うが、生きることだけで精一杯な社会よりも、とりわけ日本のような飽和してしまった社会に多く見られる傾向があると思います。最近ではニートなどとゆうレッテルを貼られている若者も多い様でこの映画のリアリティーがより身近に感じられる気がします。最後のセリフは果たしてどれ程今の若者に伝わるのでしょうか?一応僕はそれなりに頑張っていこうという気にさせられたのですが、漠然とこの社会の歯車になりたくないと思っていましたので、この映画に描かれた現実の辛さにちょっとしり込みしてしまい、現実の壁に突き当たった思いです。これから僕は何かを目標として頑張っていけるのか、、、、もうちょっと考える必要があると思いました。そんな考える機会を与えてくれたこの素晴しい映画に9点。
[DVD(字幕)] 9点(2005-12-17 19:30:21)
9.  ラスト サムライ
確かにハリウッドの日本物にしては良くできていたと思います。しかし、映画を評価する際に「この国が作った割には良くできている」という視点で見てしまったら製作者側に失礼だと思うので、純粋な視線で評価させてもらうことにします。かといって、何か風景に違和感があるとかそんな細かいところに口答えはしません。僕がこの映画で一番ダメだったと思うところは、俳優陣の演技はなかなか熱いものの、登場人物に個性が感じられないところだと思います。見終わった後に、結局主人公や勝元がどんな性格だったのか印象が非常に薄い気がしました。おそらくこれは、武士道の上っ面だけをなぞり、登場人物の個性をそれにあわせて設定したことに原因があると思います。武士道があまりにも単純に割り切られてしまって奥深さがないのです。その浅い思想をもつ勝元と、勝元に浅い思想を教わる主人公のキャラに奥深さが無いのは当然のことで、よって映画自体もアクションシーンが多くて飽きはしないものの、とても薄っぺらなものとなってしまったような気がします。勝元をかこんで土下座するシーンも、かっこつけた演出をしているだけに過ぎず、とても寒いものでした。友人は号泣したらしいのですが、僕には全くでした。見終わった後にこれだけ印象の薄い大作もなかなかないですね。
[DVD(字幕)] 5点(2005-12-17 02:52:00)
10.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 
憎い演出してくれます、ソフィアコッポラ。終始淡々と進むストーリーにもかかわらず、二人のストイックでもどかしい恋愛に見せられてしまいました。素晴しいバランス感覚の恋愛ですね。愛しているんだけど、今の生活を崩すことのできない二人の最後にするキス、、、、憎い!非現実的な恋愛映画が多い中、この設定は憎すぎます!さらに最後の聞こえない(翻訳されない)会話はまさにロスト・イン・トランスレーションじゃないですか!憎い!確かに、日本と言う異文化に慣れない外国人のつらさを、異文化のせいにする、いかにも「全てはアメリカ中心」的なアメリカの傲慢さを地で行くような感じがかなりします。しかし、恋愛映画としてのこのバランス感覚は憎いとしかいえないので8点!
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-14 22:38:46)(良:3票)
11.  座頭市(2003)
すげー面白い。武が速いのなんの、もう最高ですね。殺陣の迫力はかなりのもの。あの血しぶきもすごいしね。ナンセンスなシーンの数々も、映画全体の絶妙な雰囲気とマッチしてるし、ちょっと安っぽい音楽もかなり計算されている感じがして映画に溶け込んでいます。そして最後のタップダンスは興奮しまくりで、とても刺激的でした。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-08 23:52:25)
12.  幸福の黄色いハンカチ
ひとつの感動的な話にもって行くまでがなかなかうまいですね。最後まで気になって思わず引き込まれますね。
[地上波(吹替)] 7点(2005-11-04 00:28:26)
13.  スモーク(1995)
特に大きな山場もなく、かなりたんたんとしていて、劇的な展開もない。なのに、後味がよく、いいもの見た感じがする映画。それぞれのストーリーが大局的に見たときにいい具合に絡み合い、決して他のストーリーのじゃまをするこもなく、いやみがない。それは、おそらく、見る側に無理に感動を強要させず、余裕のある作りをしているからだろう。純愛映画ものと言われている映画の持つ、見る側への強要に飽き飽きしていた僕にとって、この映画はかなり画期的な映画でした。今後もこのような映画を見て行きたいですね。
[DVD(吹替)] 9点(2005-11-03 23:12:38)
14.  赤ひげ
映画数本分の人間ドラマを詰め込んだ欲張りな作品。それでいてまとまりに欠けるということもなく、上質な作品にしあがっている。加山雄三の大根ぶりが気に食わないという人もいますが、加山が頑張ってしまうと劇中に起こる様々な出来事が引き立たないのでは?大局的に見たときに、非常に有機的に役割を果たしていると思います。黒沢監督は、これを狙っての大根役者を主役に抜擢したのだろうか?それともプロダクションの要望で大根役者を主役にしなければならず、しょうがなく引き立て役として機能させたのだろうか?はたまた、全くの偶然の結果加山が引き立て役になってしまったのだろうか?いずれにしても、この映画は映画史に残る傑作ですね。
[DVD(字幕)] 10点(2005-11-03 18:26:59)
15.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
ひどすぎる。いくらなんでもこれはない。こいうエンターテイメント作品に重要なテンポのよさは、無駄なせりふが多すぎるうえに、あまりにもリアリティーに欠けるため、緊迫感と共に失われ、俳優陣の演技はドラマの域を超えるどころか学芸会レベルにまで成り下がっている。とにかく突っ込みどころが多すぎて見てて腹が立つ。音楽の使い方も下手すぎる。3作目は織田が出演を拒否しているので今のところ製作の予定はないようだが、はっきり言って織田は拒否できるほどの演技はしていない。というより、出演者の中で一番だめだと思う。こんなことを大学の食堂で話していたら、隣の見知らぬ女に睨まれた。おそらくこの作品を面白いと思ったか、織田のファンかどちらかだろう。そう思うとさらに腹が立ったので、この映画は「糞だ!」と言いまくってやった。それでもこの映画に対する嫌悪感が拭い去れないので、ここに0点という点数をつけさせてもらいます。
[地上波(字幕)] 0点(2005-11-02 17:20:38)(良:2票)
16.  生きる
人間ドラマを描いた映画の最高傑作。やはり人間ドラマを描く場合、主人公はごく普通の人が一番いいとつくづく感じさせられますね。だけど世間的に高い評価を獲得している志村喬さんをはじめとする俳優陣の演技があまりにも過剰で、作りこんでいる感じが鼻についてしまい、-2点。ストーリーは個人的にツボをえているだけに残念
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-30 01:59:17)
17.  椿三十郎(1962)
文句なしにおもしろい!三船と仲代が本当にいいです。もっと殺陣ばかりの映画だと想像していたら、スティングばりの巧妙な駆け引きが中心で意外でしたがそれはそれとして脚本が面白かったので、すごく楽しかったです。最後の接近戦が映画全体の引き締め役をしっかりはたしていてよくまっとまった印象をうけました。通常右手で抜く刀を左手で抜き、右手を峰に当てて押し切る!このスピードは北野監督の座頭一以上ですね。というより映画史上最速の殺陣でした。あそこの動きを高校のときに文化祭で使うために20回以上繰り返して見た記憶があります。しかし、どう練習しても自分の腹を深くえぐる形になり、皆に止められ結局本番で使用しなかった苦い記憶があります。この映画を皆が見てくれてたなら、当時の僕の熱い気持ちをきっと理解してくれてたことでしょう!
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-30 01:42:56)(良:1票)
18.  天国と地獄 《ネタバレ》 
さすが黒沢!こんなにリアルで緊迫した映画をつくるなんて!ところで、僕はこの映画には非常に深刻なメッセージが含まれていると感じました。警部が犯人を死刑にしようとする設定はごく自然に挿入されています。この展開に疑問を感じる人は少ないと思います(疑問を感じた人ごめんなさい)。そして我々は、自然に、優秀な警部と気の毒な権藤に感情移入することによって、犯人を死刑にしてやると思ってしまうのです。ジャンキーの女性が実験台になって殺されるあたりからある種の疑問を感じ始め、警部が犯人を追い詰めて「これでお前は死刑だ!」というあたりで疑問は確信に変わるのです。「この警部、やばくない?」と。さらに、山崎努の最後の迫真の演技により、「そういえば俺もこいつを死刑にしようとしていたよな?」と我々の持つ自身の残酷さにこの時はじめて気づくのです。 この映画は我々の残酷な面を映す鏡なのではないでしょうか? 
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-28 03:28:37)
19.  七人の侍
「凄い映画だよ。」それ以外に友人に言うことばがありませんでした。この映画はこれだけで十分でしょう!
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-28 02:37:12)
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