Menu
 > レビュワー
 > sayzin さんの口コミ一覧
sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  少林サッカー
原作マンガそのままに(って、原作マンガを読んだことはありませんけど…)、過剰なまでに大仰な演出が施され、大いに笑わせ、大いに泣かせ、大いに楽しませてくれる前代未聞のスポ根映画(「娯楽映画」の作り方を熟知している香港映画人と、W杯に公開を合わせた配給会社のセンスに脱帽)。しかし、この演出や世界観はマンガ・アニメで日本人には古くからお馴染みの筈。なぜ日本ではこういう映画を作れないのか? 日本の映画人よ、悔しかったら「アストロ球団」を実写で映像化してみなさい! と、邦画界に喝を入れつつ8点献上。
8点(2002-06-02 01:56:50)(笑:1票) (良:1票)
2.  さらば、わが愛/覇王別姫
陳凱歌という人は本当に欲張りな人だ。この一本の映画の中に無数のテーマを散りばめている。そして、それぞれのテーマを完全に描ききっている所が凄い(逆によくこの時間内に抑えたと思う)。きっとこの映画は、老若男女誰が観ても必ず心に突き刺さるテーマがあると思うので、万人向けとすら言える。特に日本人には感じる部分はより多い筈。「パール・ハーバー」に同じ時間を使うのなら、圧倒的にこちらの方がお薦め。騙されたと思って観てみてください、8点献上。
8点(2002-02-13 19:48:24)
3.  秋菊の物語
一人の農村主婦の頑なな行動を通して、当時の中国の近代化の現状を包括的に、そしてユーモラスに描いた佳作。一般的な国民の暮らし、一人っ子政策、先富論に引き裂かれた都市と農村、そして本作の僅か三年前、天安門で市民を武力弾圧した国とは思えない程の民主的法整備等が淡々と描かれていく。秋菊自身の物語の結末は少し皮肉なものでしたが、舞台となる中国の近代化自体に賛否の視線は無く、そのまま提示されていた様に感じました(詳しくないですケド)。既に10年以上前の作品となってしまいましたが、これは中国社会の勉強にもなると思います、7点献上。
7点(2004-12-28 01:35:02)
4.  紅夢
寒色の中に暖色を灯すお馴染みの色彩設計で表現される、秩序の中の混沌。(キューブリック風の)シンメトリーとパースペクティヴを意識した構図で表現される、広漠の中の閉塞。平安な日常で繰り広げられる権謀術数、笑顔の裏にある悪意、初心な女の持っている激しい気性…。封建時代(1920年代?)の中国に生きた女達の悲しい運命を描きながら、映画は表層的に見える物とは正反対の資質を暴いていき、そこに普遍的なテーマを浮かび上がらせる。作り込まれた過飾な映像は好き嫌いが分かれそうですが、私は大変好みの映画でした。菩薩の顔をした蠍は怖い、7点献上。
7点(2004-12-28 01:34:24)
5.  春の日は過ぎゆく
極一般的な恋愛遍歴の1エピソードをそのまま切り取った、切ないラヴ・ストーリー。胸焦がす大熱愛でも運命の大悲恋でもないラヴ・ストーリーが、果たして面白いかどうかは別として、少なくとも本作は、これまでに私が観た恋愛映画の中では断トツにリアル。他愛ない恋愛感情の浮き沈みは、多くの男女の共感を呼ぶ筈(若い人には解らないかな)。特にイ・ヨンエの年相応の老け方と言うか、やつれ方と言うか、盛りを過ぎた等身大の容姿と、リアルに気まぐれな人物造形は秀逸。こういう女性は男の方からキッパリと別れないとダメ。美人なだけに性質が悪い。こうして女の車に傷を付けてた馬鹿な子供も、やがて男になっていくのです(このシーン、私にとっては余りにも予想外の行動だったので、大笑いしてしまった)、7点献上。
7点(2004-11-03 12:35:29)
6.  風雲 ストームライダーズ
「北斗の拳」と「ドラゴン・ボール」を合わせたような向こうの人気劇画の映画化だそうですが、それをそのまま映像化しようとする香港映画人スピリット溢れるアクション映画。こっちで言えば「かめはめ波」「百裂拳」「武空術」「竜巻旋風脚」等が、まんま映像化されています。「マンガみたい」という形容詞は不要、マンガそのものなのです。「親の仇」や大げさな演技、やけに挿入歌を多用するのは向こうの特徴ということでご愛敬(↓主人公が二人いるんですけど、確かに誰が誰だか判らなくなる可能性あり)。とにかく楽しいマンガを読んだような感じで、7点献上。
7点(2001-11-28 21:05:47)(良:1票)
7.  ブレードランナー
カルト的人気作ですよね。観た当時はこれ程評価されるとは思いもしませんでした。しかし、ストーリーより何より徹底した世界観で観る者を圧倒しようとするリドリー・スコットの力技に屈服しました。バンゲリスの音楽も印象に残ってます。でも最後の詰めが少し甘い気が…(好きな人ごめんなさい、私も嫌いっていう訳じゃ…)。シド・ミードに7点献上。
7点(2001-08-01 18:19:59)
8.  グリーン・デスティニー
【びでおや】さんに同感。勝ち気でわがままなお嬢様が勝手気ままに振る舞うことで、周りの人たちを不幸にしていってしまう悲しい物語。でも、皆さんに大変評判の悪い空中乱舞は大好きです。屋根から屋根へと飛び回る追っかけを、あのアングルから1カットで見せられると、ものすごく気持ちイイ! 確かにあの技術を使えば「ドラ○ンボール」も映画化できるし、して欲しい。その映像に7点献上。
7点(2001-07-02 13:34:47)
9.  PTU
組織犯罪課の刑事が紛失した一丁の拳銃を巡って、当の刑事、機動隊(PTU)、特捜、対立する二つの犯罪組織等が複雑に交錯する一夜を描いたノワール群像劇(タイトルに反して主役は「PTU」じゃない)。エピソードもキャラクターもほとんどコメディなのに、仕上がりは至って大真面目。特に、戦闘服に身を包んで無表情に夜の街を徘徊するPTUの一団が、全体にハードボイルドな緊張感を漂わせ、作品を馬鹿映画の一歩手前で踏み止まらせてる(実際の夜間パトロールもこんな物騒な感じなのか?)。アクション色は薄いものの、「ザ・ミッション/非情の掟」で見せたジョニー・トーの様式美は健在で(【ロンメル元帥】さんのご指摘通り、照明効果が素晴らしい)、何とも言えない独特の雰囲気を楽しめる映画になってます、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-25 00:12:44)
10.  ザ・ミッション 非情の掟
韓国映画みたいにやたら音楽だけが大袈裟なのも問題ですが、本作は逆に、今どき聞かない様なシンセサイザー(?)の音色が奏でるテーマ曲の安っぽさが気になります。しかし、ことある毎に流れてくるこのテーマ曲が耳に馴染んで、最後の方は粋に聞こえてくるから不思議。また、ジョン・ウーがケレン味たっぷりに「撃ち合い」そのものを描くのに対し、こちらはその緊迫感と共に、撃つことより撃たれないことを重視したプロの動きをスタイリッシュに見せてくれます。「義理と人情」というヤクザ映画定番のテーマも、現在では新鮮に観られるかもしれません。そんな訳で、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-26 00:01:59)
11.  金魚のしずく
香港の少年少女の実態をドキュメンタリー・タッチで描いたビデオ撮りのインディーズ・ムービー。ソウルのガキ共ほどじゃないにしろ、また、最近までイギリス領だったにしろ、香港のガキ共も渋谷にたむろしてるガキ共と何ら変わらないのには改めて驚かされる。いくら反日を叫ぼうとも、文化的・経済的には「追日」か「従日」というのが実情か…。アジアのインディ映画は初体験でしたが、題材が興味深かったのと、「MOON CHILD」にも出てたゼニー・クォックが可愛いので面白く鑑賞できました。映画自体の作りもインディ系邦画を踏襲してる様に見えたのは気の所為か…、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-09 00:38:20)
12.  星願 あなたにもういちど
香港産浅田次郎型泣かせ映画の決定版、とゆーことですけど、私は目が潤む程度で、涙がこぼれ落ちるまでには至らなかった。それは多分、映画の安っぽさとありふれた設定が気になった所為だと思う(香港映画らしいと言えば香港映画らしいんですけど…)。物語も出演者も悪くないし、ユーモアと涙のバランスも絶妙だとは思いますが、貧乏臭い映画が嫌いな私としては今一つ乗り切れませんでした(それに男の名前が「オニオン」って、どうよ?)。同じセシリア・チャンで、涙だけで言えば、浅田次郎原作の韓国映画「パイラン」の方がもう少し泣けました。という訳で、6点献上。
6点(2005-02-10 00:51:28)
13.  詩人の大冒険
頂点に君臨する者の傍若無人振りを基本とした過剰でベタベタなギャグ。「カンフーハッスル」よりもありえねー人体水墨画(?)や一子相伝の功夫技。すっかりお馴染みとなったこの馬鹿馬鹿しさと下品さは期待を裏切ることはないでしょう。しかし、私が本作で驚いたのは、チャウ・シンチーではなくコン・リーでした。当時、既に中国を代表する大女優になっていながら、この馬鹿馬鹿しさに付き合った女優魂が凄い。そして、まるでその意気に応える様に、私が観た彼女の映画の中では最も綺麗で可愛く撮られてます。本作はコン・リーの魅力を再発見する映画でもありました、6点献上。
6点(2004-12-28 01:35:25)
14.  カンフーハッスル
まず、この「カンフーハッスル」ってタイトルが良く解らない。てっきりカンフーを取り入れたダンス映画かと思ってたら、中身は原題通り「功夫」の達人達のバトルのみ。もちろん「ドラゴンボール」そのままの馬鹿馬鹿しいバトル(緻密に計算されたユエン・ウーピンの殺陣は、これまでの最高の仕上がりだと思う)にお得意のギャグも満載で、故に「ありえねー。」というキャッチ・コピーですけど、映画ではとっくの昔からあり得る内容。これまで書画や食、そしてサッカーに+功夫という題材でしたが、本作はチャウ・シンチー初の本格(?)功夫映画って感じでしょうか。それにしても、今作の主人公は影が薄すぎる(ヒロインも取って付けただけ)。いくら馬鹿映画でも、もう少し主人公が話に絡まないとクライマックスにも乗り切れません、6点献上。
6点(2004-12-15 00:20:08)
15.  0061/北京より愛を込めて!?
「ジュラシック・パーク」が流行ってたという理由だけで登場する恐竜の化石。音程の外れた「007」のテーマ曲に乗って繰り広げられるスパイ合戦。グルメ・ブームを受けた「食神」へと繋がっていく主人公の包丁捌き。ジェットジャガーみたいな被り物。モロに「マジンガーZ」をパクッたロケット・パンチにオッパイ・ファイアー。全てが底の見えそうな安易なパロディながら、やっぱりくだらなくってつい笑ってしまいました。それにしても、妖艶な女スパイ役のポーリン・チャンという人、一昨年自殺されてたんですね。心よりご冥福をお祈り致します。ところで、邦題の「0061」って何? 6点献上。
6点(2004-10-22 00:04:20)
16.  食神
日本マンガの影響力は実際に伝わってきますけど、軽佻浮薄な日本のグルメ・ブームってものが、香港ではどのように影響しているのかは判らない。だからこの映画も、観れば観るほど日本人にしか理解できないのではないかと思えてくる。ま、レストランを「☆」で評価するのはフランス人だし、味覚の砂漠・アメリカに於いてもウィリアム・シャトナーの主宰で米版「料理の鉄人」が放送されてる位ですから、今や世界中がグルメ・ブームなのかもしれませんが…。「少林サッカー」と比べれば相当に安っぽい映画ですけど、お馴染みのキャラクターが登場したり、最後も少林寺が登場して楽しませてくれます。でも、このリアクションと解説シーンは、やっぱ日本人にしか受けないよなぁ、6点献上。
6点(2002-10-06 18:35:18)
17.  決戦・紫禁城
「風雲ストームライダース」の劉偉強組が放つ第三弾、スタッフ・キャスト共ほぼ同じ顔ぶれ。「THE DUEL」というタイトルなのに肝心の決闘をする(男前の)剣豪二人は完全に脇役(と言うか端役)で、皇帝密使009が主役です。でも全編是超人同士の決闘だった「風雲」程ではないにしろ、そこそこは見せ場が多くありました。つくづく感心するのはCG処理で表現される「気」のぶつかりによる空気のゆらぎ感。これが荒唐無稽な画の迫力を演出しています。もうこーなったら毒も喰らわば皿まで、「レジェンド・オブ・ヒーロー/中華英雄」に続くってことで、6点献上。
6点(2002-02-13 19:49:29)
18.  レディ・ウェポン(2002) 《ネタバレ》 
(不本意ながらちと長め…) マンガチックで馬鹿馬鹿しい設定を大真面目に仕上げてある、香港ならではのレディス・アクション・ムービー。序盤は少女版「シルミド」といった風情ながら、可愛い少女達が軍事訓練に励む様子を観るのは「シルミド」よりも全然楽しい。そして、美しく成長した少女達の卒業試験は「あずみ」的な同士討ちサヴァイヴァル。それにしても、もの凄く大掛かりな暗殺者育成組織と施設なんですけど、十年近くかけて、たった一人の暗殺者を育てて何をしようってんでしょ? とても採算が合うとは思えんぞ。やがて主人公は組織に反旗を翻し、憎きマダムMと対決するのかと思いきや、何の脈絡も無く現れた日本のヤクザが簡単に組織を壊滅してしまう!って、これまでの話は一体何だったんだ!? しかもこのヤクザ、日本人のくせしてカンフーの達人(つーか、超人)。ラスト・バトルは口あんぐり…。そんな訳で突っ込み所は満載なんですけど、スー・チーが良く主演してた、似た様な作品群よりは遥かにしっかり出来てます。「M:i:Ⅲ」の華麗な花・マギー・Qのレイプ・シーンまであって、お得感もバッチリでした(「赤裸特工」のタイトルは伊達じゃない)、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-27 00:06:03)
19.  THREE/臨死
特にアナウンスが無いんですけど、アジア三ヶ国によるホラーの競作ってのは、原題も同じだし、もしかして「美しい夜、残酷な朝」の前作に当たるのかな? で、こちらは「美しい夜~」に比べると、ヴィジュアル的に今一つ印象の薄い仕上がりです。「memories」は使い古されたネタの為、早々とオチの割れてしまう都会的(?)な韓国ホラー。「the wheel」は、タイの伝統芸能である「フンラコンレック」の世界を舞台とした怪談。はっきり言って一番ワケ判りませんでしたが、一番興味深かったです。香港の「going home」は、死者の甦りをテーマとした東洋的なゾンビもの(?)。流石に大御所ピーター・チャンだけあって、【パブロン中毒】さんのお書きの通り、映画的な完成度は一番だと思います。という訳で、全体をひっくるめて5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-27 00:04:27)
20.  キープ・クール
手持ちカメラをわざと揺らしまくって香港インディーズ風に撮り上げた、全くチャン・イーモウらしからぬ都会派コメディ映画。構図や色彩にこだわって重厚な「中国」文芸映画を作ってきた人が、思い切りフラストレーションを発散させた様な仕上がり(本人としては、余程「香港」風に撮ってみたかったんでしょう)。それにしてもカメラを動かし過ぎ。静止した人物を撮るのにも、前後左右に動くのはもちろん、斜めに傾けてみたり人物の周りをグルグル回ったり、とにかくカメラがじっとしてない。カメラマンが「どれだけカメラを動かせるのか」ということに挑戦したかの様。全編こんな調子だから、物語に関係なく、凄くせわしない印象の映画になってしまってます。私としては本作のカメラワークに「キープ・クール!」と言ってやりたい、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-27 00:01:57)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS