101. 忘れえぬ想い
《ネタバレ》 ぬ?!まだ私でレビュー二人目ですか・・・意外とマイナーな作品なんですね。 前半はストーリー展開が強引過ぎて、なんか居心地が悪いです。 それが後半にいくにつれ、尻上がりに良くなります。 主演のセシリア・チャンも、最初は特に魅力を感じなかったのですが、物語が進むにつれて、だんだん応援したくなってきたから不思議です。 これは全て監督の演出の巧さに拠るところでしょう。 特別に優れた作品だとは思いませんが、意外と楽しめる佳作だと思います。 しかし、複雑ですねぇ・・・ 確かに、ラストで二人が結ばれたのは綺麗な終り方だとは思いますが、亡くなった人のことを、こうもアッサリ忘れていいものなのでしょうか?! 現実的と言えば現実的でリアリティがありますが、どうもこの辺のアッサリし過ぎ感がしっくりこなかったのも事実。 過去に縛られず未来に向かって新しい人と未来を創造していくか、それとも過去に愛した人をずっと大切にしていくか。 どちらが正しいとも言えない難しい問題です。 こういった難しいテーマは、変にハッピーエンドとかで終わらせず、ラストを曖昧にして、観る者の価値観に委ねるというのが、良いように思うのですが、どうでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-19 00:12:12)(良:1票) |
102. 恋戦。OKINAWA Rendez-vous
まず、平均点が低すぎます。 これはとても素晴らしいラブコメです。 確かにストーリーはハチャメチャだし、リアリティのかけらもありません。 しかししかし、これほどまでにレスリー・チャンを身近に感じられた作品はありません。 それだけで、ムチャクチャ貴重な作品だと思いますね。 そしてフェイ・ウォン。 彼女がこんなにも美しかったとは! これほど魅力的なフェイ・ウォンは他の作品ではお目にかかったことがありません。 とにかく目が素敵! スレンダーな体のラインも素晴らしいの一言です。 加藤雅也もかっこよかった。 あの赤シャツと、首にさがったネックレス。 これがニクイほど良く似合う。 キャスティング自体も見事ですが、キャスティングを活かしきった演出も見事です。 俳優や女優の演技、そして綺麗な映像を楽しむことができる。 それだけで賞賛に値する仕上がりになっています。 沖縄が舞台ですが、沖縄ならではの爽やかさも良く出ていたと思いますね。 確かに、ヤクザであの車はあり得ませんが・・・ 気になったのが、マルシア似のおねーさん。 これが、かなーりセクシー。 かっこいい男とセクシーな女に溢れた、魅力溢れる作品でした。 ところで、DVDにオマケとして収録されているレスリー・チャンのインタビュー映像とプライベート映像。 これは貴重極まりないですねぇ。 爽やかな笑顔が印象的です。 この数年後にまさか自殺するとは・・・ そういう目線で観ていたので、なんだか切なくもなりました。 貴重な俳優を失ったんだなぁ、と。 とにかくもっと評価されるべき作品だと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2008-03-11 23:03:19) |
103. 20.30.40の恋
20代と30代と40代の女性の3人のラブストーリーが平行して描かれる。 前半はあまりにめまぐるしく三者の話が入れ替わるので、散漫な印象を受けた。 しかし、だんだんと一人一人の話がじっくりと描かれる形に移行していき、途中からそれなりにハマることができた。 特別に傑作とは思えないが、それぞれの話はなかなかにしっかりしていて、それなりに楽しめる佳作である。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-03 01:39:54) |
104. 九龍帝王/ゴッド・オブ・クーロン
アンディ・ラウが好きでない限り、全く観る価値を見出せない香港アクション・ムービーです。 映像センスも微妙に悪いです。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-11-26 17:19:17) |
105. 少林寺武者房
ご都合主義的な剣アクション(どう考えても素手より強いハズだし、もっと深く切れるはず)や、勧善懲悪的なストーリーには、どうも馴染めなかった。 だが、それらはそもそも少林寺映画や西部劇などの根源的な問題点なので、本作で特別に指摘するつもりはない。 本作の最大の問題点は、伏線のまったくない強引なストーリー展開であろう。 特に最後は無理に終わらせすぎ。 衝撃のラストとも取れなくもないが、ちょっと無茶苦茶過ぎるかな。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-27 19:41:38) |
106. 少林寺への道2
パート1に匹敵するチープな出来の少林寺映画。 しかもパート1と直接的にストーリーがつながっていないというオマケつき。 そして十八銅人との対決(修行)シーンは、更にショボくなり、スケールダウン。 これが石井輝男作品の様に、狙った面白さ、狙ったチープさなら良いのだが、普通にショボいので、フォローのしようがない。 少林寺映画の駄作! です(笑)。 [DVD(字幕)] 2点(2007-10-25 10:58:23) |
107. 少林寺への道
「十八銅人」とかタイトルにあったので、てっきり「少林寺三十六房」バリの傑作少林寺映画かと思ったら・・・ 見事、というより豪快に期待を裏切られました! 凄い駄作です! [DVD(字幕)] 2点(2007-10-25 10:55:32) |
108. ターンレフト ターンライト
《ネタバレ》 金城武ファンなので、ちょっと甘めで6点を献上。 さすがに最後の地震には閉口したが・・・ [DVD(字幕)] 6点(2007-10-15 20:01:28) |
109. 恋する惑星
私が生涯観てきた作品の中でもTOP5に入る、宝物の様な作品。 音楽も素晴らしいし、金城武やトニー・レオンも素晴らしい。 返還前の香港の夜を知っている人には、たまらない映像の数々。 実際に香港に行ったことがあるかどうかでも、見方はかなり変わるかも。 パイナップルの缶詰、トニー・レオンが女性を口説くシーンなど、その他どれをとっても記憶に残るシーンばかり。 これらにクリストファー・ドイルのカメラが一役かっていることは間違いない。 やはりドイルは天才だ。 本作でドイルのファンになり、今でも彼の撮る作品は追い続けている。 又、舞台となった「重慶(チョンキン)マンション」には実際に宿泊したことがあるので、その点においても感動が高まった。 本作くらいの作品を、またカーウァイに撮ってもらいたいなぁ。 [ビデオ(字幕)] 10点(2007-10-15 12:16:02)(良:1票) |
110. 欲望の翼
関口宏バリの姿勢で一気に女を口説き落とすレスリー、もうかっこよすぎです! ウォン・カーウァイ作品の中でも『恋する惑星』に次いで大好きな作品ですね。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-15 12:05:48) |
111. wkw/tk/1996@7'55''hk.net
ウォン・カーウァイ監督の幻の短篇をついに観ることができた! この頃のカーウァイとドイルが生み出す映像は、やっぱりかっこよすぎ! 浅野忠信も、まだキレ味の鋭さが残っており、これまた負けず劣らずかっこよかった。 『恋する惑星』などの、油の乗り切った頃のウォン・カーウァイが送り出した作品だけあって、あの頃の雰囲気をそのまま感じることができます。 なかなか観る機会はないかもしれませんが、どこかで上映された際には、お見逃しなく! 言うまでもなく、ウォン・カーウァイと浅野忠信ファンの方は、必見の短篇映画です! [インターネット(字幕)] 6点(2007-10-14 23:22:26) |
112. 悲情城市
歴史的背景に精通していない限り、なかなか入り込めない作品です。 ですが、ただならぬ作品だというオーラが漂っていますね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-14 17:47:59) |
113. 東京攻略
トニー・レオンにケリー・チャン、セシリア・チャンと豪華キャストなのだが、内容は力の抜けたアクションものに仕上がっている。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-13 15:27:48) |
114. 天使の涙
同じような方向性のカーウァイ作品として『恋する惑星』がありますが、こちらはそれに比べると少し落ちますね。 『恋する惑星』は、自身の好きな作品TOP5に入る、宝物の様な作品なので、それと比較すれば、という意味ではありますが。 本作もそれほど悪くはないんですが、キャストの演技に『恋する惑星』ほどの魅力を感じませんでした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 15:14:14) |
115. 男たちの挽歌
80年代の作品にしては妙に古臭さを感じました。 この時代の香港映画は垢抜けないですね。 まあ、それが良い部分でもあるのかもしれませんが。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:42:22) |
116. 世界の涯てに(1996)
金城武とケリー・チャンの最強コンビが出ているだけで満足です。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:24:49) |
117. 楽園の瑕
ウォン・カーウァイの偉大なる疲労作。 [DVD(字幕)] 1点(2007-10-12 23:55:15) |
118. 花様年華
これほどムーディな映画は、過去に記憶がありません。 大人の映画です。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-12 17:01:30) |
119. ラベンダー
ケリー・チャンと金城武の最強タッグ! それだけで十分。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-12 00:23:16) |
120. ブエノスアイレス
トニー・レオンとレスリー・チャンのラブ・シーンは、なんかヤケクソ感が漂っていて面白かった。 決して気色は良くはないが。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-11 08:57:44) |