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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : スペイン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  アタメ
最初の方こそ、バンデラスがストーカーみたいな存在で、サスペンス映画っぽい雰囲気があるけれど、しかもその行動はエスカレートしていくのだけど、彼の純粋さみたいなものが滲み出てきて、何となくファンタジーみたいになっていく、不思議な作品。 映像も色彩的で、特に強い赤系統の色合いが、目を引きます。これをスペインらしいと言ってよいのかどうかワカランけれどそれでも、ああ、スペイン映画を見たなあ、という気にさせてくれるのです。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-01-23 21:54:18)
2.  アレクサンドリア
ひと続きの物語ではありますが、前半と後半で2部構成のような作品になってます。そのどちらもが、宗教に基づく人々の対立。それもキリスト教徒が迫害者として描かれ、結果的に迫害される側となるのが、主人公である女性学者。彼女はただ「真理」を追い求め、それが完全な合理性からは外れたところにある(動く船の上で物を落としても船上の人間から見て後ろ方向に落ちない・地球の公転軌道は円ではなく楕円である)ことに気づくワケですが、要するに人間の感じる合理性なんてのは、その時々によるモノなんですな。真理に貫かれたこの宇宙は、彼女が何かに気づこうが、人々が対立し殺し合おうが、微動だにしない。ただそこに冷たく存在し、小さな我々を冷たく見守り続けることを示すように、作品の中に宇宙からの視点、あるいは地面に小さくうごめく人々の姿が、再三登場します。最後に、主人公が見上げる、小さな空。ちっぽけな人間には決して手の届くことのない真理が、遠くに垣間見える・・・。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-18 09:45:59)
3.  悪魔の墓場
邦題が『悪魔の墓場』なんていうベタなタイトルで、ちょっと「恐怖の味噌汁」とか「悪の十字架」とかに通じるものがありますが(悪魔の人形。あ、クマの人形。ってのもありましたね)。だいたい、悪魔の“墓場”ってんだから、すでに悪魔が退治された後のような。それはともかく、ロメロのあの名作(タイトル略。笑)をパクッて、青い顔のゾンビに人間を襲わせて食べさせてみました、ってな趣向の作品ですが。ロメロ作品の、ただただゾンビが人間を襲うという身も蓋もない感じ(だからこそ画期的なんだけれど)と比べれば、本作はそこにオカルト色を加えていて(ゾンビが変な儀式してたりするし)、いかにも「恐怖映画らしい映画」というか、まあ折衷的な作品になっております。要するに日和ってるんじゃないか、と言われそうですが、そういう中途半端なところがまた面白かったりするわけです(ロメロならこういうのは作らない、作れない)。しかもそこに「害虫駆除の超音波が、死人の蘇る原因なのだ」みたいな無意味な合理性を持ち込んでみようとする、思い切りの悪さ。つまり、オカルト映画とパニック映画を両方やってみました、という訳ですね。スバラシイ。主演の男優のヒゲ面がまた、私にとってはいかにも“これぞ70年代映画のヒーロー”ってな感じで(ごく一部の映画のような気がするけど)、ものすごーくカッチョよい。不自然なほど警察と対立するのも良いし、とりあえず「立て篭もり」をやってみせてくれるのもサービス満点。ただ終わりの方は、何もそこまでロメロ作品(タイトル略)を踏襲せんでもいいでしょうに、とは思いますけど・・・。亜流作品だ、こういうのこそ映画の墓場みたいな作品だ、という批判も当然あるでしょうが(まあ当然ですよね)、わたしゃ結構好きです。
[DVD(字幕)] 8点(2010-04-04 07:51:14)
4.  アザーズ
周囲でも、某作品を観てたから展開読めちゃった、との声を聞きます。みんなすごいね。私はビックリ仰天したんですけど。まず途中のサスペンス感覚は、その某作品よりもずっと上だと感じました。かなり夢中になって観てたので、真相が見えてきた時にはもう、心臓ドキドキもの。と思ったら、それは真相の端緒に過ぎず・・・。いやあ、かなり楽しませてもらいました。
9点(2003-10-12 08:32:31)
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