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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2009
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 
街そのものがファンタジーとなり得る、それは世界中探してもパリほどふさわしい場所は無いと思っちゃう。なんとしっとりと美しい芸術賛歌な街であることか。都市のかたちと建造物の圧倒的な美。悔しいなあ。 そこに繰り広がる人間ドラマの配役も実に絶妙。パリの盲目的信者の作家に典型的なアメリカン娘である婚約者。その父はバリバリの共和党支持者で 知識人を鼻にかけるうっとうしい知人も登場。ヨーロピアン的な情緒とアメリカンなざっくり文化との対比がくっきり現われて面白い。 過去の偉人たちに薫陶を受けて、そのうえで現実へと戻ることを選択する結末は人生の円熟期に入ったアレンの出した結論のように思えて興味深い。 非現実のファンタジーに心を酔わせるプロットは「カイロの紫のバラ」にも似るけど、なんだか苦味ばかりが残る30年前の作に比べると 今作はずっと優しく前向きで、監督自身が円みを増したかのようで私はこちらの方が大好きだ。
[DVD(字幕)] 8点(2015-03-23 00:12:03)(良:1票)
2.  ミツバチのささやき
お話に奥行きがありすぎて、自分がどこまでたどり着いているのか分からないけれどこの映画は他の何と比べることのできない唯一無二の存在。この映像。洗い落としたような素朴な色彩。びょうびょうと風が吹き渡る荒野にぽつり、と一軒の廃屋、井戸。目が慣れるのに時間がかかりそうなほど暗い室内と、陽の光でそこだけ切り取られたように白く輝く窓枠。そこにぽん、と置かれたアナ・トレント、彼女の瞳。映像が伝える静かな衝撃に身体が震えるようだ。少女という生き物が内包する精神世界を、妖精のようなアナ・トレントが奥へ奥へと案内してくれる、夢見ているような1時間半。
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-10-26 00:43:19)
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