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コメント数 2394
性別 男性
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【製作国 : スペイン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ロスト・チルドレン
良く「細部へのこだわりを感じる」とか言いますけど、ここまで細かい映画を観たのは初めてです。ジャン=ピエール・ジュネとマルク・キャロの映像、演出、エピソードの細かさと言ったら半端じゃない。ストーリーなんてものは有って無きが如し、有るのは夢(悪夢?)の一瞬一瞬を細部まで再現したような世界観と「レオン」のナタリー・ポートマンが霞む程の美しさを振りまくジュディット・ヴィッテの(末恐ろしい)アンニュイな魅力。私にとって、脈絡や栄養を無視して好きなものだけが並べられたテーブルのようでした。なので、8点献上。
8点(2002-03-12 21:13:32)
2.  ウィスキー
出勤し、シャッターを開け、電気を点け、機械のスイッチを入れ、運ばれてきたお茶を飲む。そして代わり映えのしない靴下を作り続ける。たぶん何十年ものあいだ繰り返されてきた、儀式にも似た日常。この無間地獄の様な日々に埋没して暮らす兄の元に、そこから飛び出した弟が、ほんの少しの「変化」を連れて戻ってくる。不変を愛する兄、変わり続ける弟、そして変わらぬ毎日を生きながら、実はずっと変化を待ち望んでいた女が、互いに微妙に作用し合い、新たな関係を構築していく。例え僅かな変化でも、一度変わってしまったものはもう元へは戻らず、やがてそれは大きな変化をもたらすことになる。弟が去った後、以前の日常を取り戻したつもりの兄も、既に昨日とは違う明日へと足を踏み入れていたのです、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-22 00:06:22)
3.  ナビゲーター ある鉄道員の物語
1993年に始まる英国鉄道分割民営化の過程を、ある保線区の鉄道員達の視点を通して描く労働者映画。厳しくなる一方の労働条件、歯が抜け落ちる様に退職していく仲間達、毎月の様に変更される企業方針や社名、そして外注化されていく、鉄道の安全を下支えする保線業務等、効率化の名の下に行われるリストラの実態が淡々と、リアルに描写されていく。やがて鉄道員達は、その誇りさえも捨てざるを得なくなる。ここに描かれることは、今回のJR福知山線事故と根っ子は同じ。特に事故電車に乗り合わせてた運転士2名が、現場に残らずノコノコ出勤したという事実は、何よりも利益を優先する体質が、誇り高き鉄道マンをセコイ作業員に貶めてしまう実態を如実に現してたと思う。失敗に終わったとされるイギリスの民営化に対し、成功と言われてる我が国の民営化ですけど、果たしてそうだったのか、今一度立ち戻って考える時期に来ているのかもしれません、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-25 00:09:49)
4.  海を飛ぶ夢
(長々と失礼します) 愛と生と死を描いた、言わば禅問答の様な作品。私はこれまで、深く考えずに「尊厳死」なるものを支持してたと思う。しかし驚いたことに、本作を観てその考えが変わりました。これは明らかに単なる自殺です。借金を苦にしてビルから飛び降りるのと何ら変わりません。本作の主人公が他の人と違うのは、その自殺に人の手を借りなければならないということ。ここが最大のポイントです。「愛する人に殺させるか?」、若しくは「愛する人を殺せるか?」と問われれば、私にはとても無理です。愛とはエゴイスティックな感情。例え相手が植物状態で回復の見込みが無くても、ただ生きていて欲しいと願うのが人情ってもんです。植物状態の人間にとって命に意味は無いかもしれませんが、周りの人達にとっては、その人が「生きていること」こそ重要。他人の為に命を投げ打つのが崇高な行為なら、他人の為に生き続けることもまた崇高な行為の筈。そこに命の意味が生まれるのです。恐らくフリアはそのことに気づいたのでしょう。中身のスッカラカンなロサは気づかない。最も複雑な感情を体現していたのはマヌエラ。主人公の意思を尊重したい気持ちもあるし、愛する家族を失いたくないとも思っている。介護を負担にも感じているし、世話することに喜びを見出してもいる。ここに答はありません、たぶん何処にも無いでしょう…。それにしてもアレハンドロ・アメナーバルという人は、ホントに映画作りが巧いですね。特に序盤の、主人公の過去の見せ方には惚れ惚れしました。それでも私的に特別な感動はありませんでしたが(隣に座った女性は号泣してますた)、色々と考えるきっかけを与えて貰ったので、7点献上。
[映画館(字幕)] 7点(2005-05-13 00:11:44)
5.  ガウディアフタヌーン
アントニオ・ガウディの街・バルセロナを舞台に、小さな事件に巻き込まれたことで、母親との関係と自身の母性に向き合うことになったハイミス女性を描く、小粋なミステリー・コメディ。舞台がスペインということもあって、テーマ的に「オール・アバウト・マイ・マザー」を髣髴とさせましたけど、個人的にはこちらの方が遥かに面白く鑑賞でき、「あらゆる女性(そして母親)の形」の描き方もこちらの方が良かったです。浮世離れした佇まいを見せるバルセロナは、どんな人間をも優しく包み込んでしまう包容力があるようです。評価の分は少し悪い様ですが、私は凄く楽しめたので、7点献上。
7点(2005-01-16 00:07:44)(良:1票)
6.  続・黄金の七人/レインボー作戦
日本には手塚治虫という唯一人の天才がいた為に、マンガやアニメが加速度的に発達しました。しかし諸外国に於いては、もちろん手塚治虫はいなかったので、同じ事が映画に於いて起きたのではないでしょうか(逆に、日本ではマンガやアニメが映画の発達を阻害したとも言えるでしょう)。この映画を観たら、そんなことが頭に浮かびました。この続編は泥棒映画ではなく、続編らしくスケール・アップしたスパイ映画になってます(ロッサナ・ポデスタ嬢の見せ場も3倍増量。ビジュアル的には、もろ「アベンジャーズ」)。展開からガジェットまでがチープで楽しいお約束。そしてオープニングとエンディングは、続編映画ならではのカタルシス。これを粋と言わずして何と言おうか、7点献上。
7点(2002-10-06 18:36:40)(良:1票)
7.  ロルカ、暗殺の丘
ある程度の国際ルールに守られる国家間の近代戦争と違い、ひとたび内戦が起きるとルール無用の地獄と化す。そして見知らぬ外国人相手の戦争に比し、知人同士が敵対しなければならなくなる内戦は、より人々の心の奥深くに消せない傷跡を残す。これはスペイン内戦の象徴「ロルカ処刑」を辿ることで、その時を描く重厚なドラマ。だからこそスペイン語ではなく英語劇の違和感が拭えないのは残念(スペイン語が解る訳ではないですけど)。しかし映画としては良くできていると思います。ので、7点献上。
7点(2002-04-07 17:47:51)
8.  蝶の舌
スペイン内戦前夜、世界の素晴らしさを沢山教えてくれた大好きな先生から、最後に教えられた理解できない感情。そして、訳も解らずつい口に出した言葉。大人の階段を登るにはまだ早過ぎる少年を時代の波が急き立て、追い立てていく…。流石にこのラスト・シーンには目頭が熱くなります。しかしつくづく思ったのは、いつの世も変わらない母(女)の強さと、外国映画の子役の驚異的な演技(また、アメナーバル監督って多才なんですねぇ、オープニング・クレジットでびっくりました。音楽はジョン・カーペンターより確実に上)。で、7点献上。
7点(2002-03-24 11:49:04)
9.  タンゴ(1998)
舞台演出家の頭の中にあるイメージと実際の稽古風景、舞台劇と現実、そしてドキュメンタリー風演出とファンタジー演出とが渾然一体となって構成されたアルゼンチン・タンゴ映画。完全モキュメンタリーで構成された「サロメ」よりは、陳腐ながらストーリーのある分、こちらの方が観易かったですけど、その「ストーリー」はほとんど添え物。本作は、全編に散りばめられた官能的で迫力あるアルゼンチン・タンゴを鑑賞する為だけにある。美しい舞台装置や照明で彩られた群舞、ソロ、トラディショナル、前衛等々のダンスを、本当にじっくりと観せてくれます。それにしても、話の流れや映画のスタイルからして、ラストにこんな「悪戯」が仕掛けられてるとは思わなかったので、最後は私もまんまと騙されました。ということで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-13 00:31:50)
10.  10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス
アキ・カウリスマキ作品はいつもこの人達が主演なのかと疑問を持ち、ヴィクトル・エリセの余りのさりげなさにテーマを見失いつつ、ヴェルナー・ヘルツォーク作品がリアルかフェイクか凄く気になり、ジム・ジャームッシュとクロエ・セヴィニーが同じ倦怠感を共有してることを発見し、ヴィム・ヴェンダースの真っ当な短編作品に好感を受けつつ、スパイク・リーがこれをここで発表する意図を量りかねる。そして、変容する北京へと誘う陳凱歌のファンタジーに夢を見て終わる。頭でっかちの「イデアの森」とは対照的に、こちらは物語を伝える見事なアンサンブルになってます、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-15 00:09:33)(良:2票)
11.  永遠のマリア・カラス
どことなく高尚な響きを持つ邦題に反し、映画は安っぽいロック・ミュージックと安っぽい“CALLAS FOREVER”という黄文字のクレジットで幕を開け、いきなり観客の腰を折る。そこに登場するのが、安っぽいポニー・テール姿のジェレミー・アイアンズ。フランコ・ゼフィレッリがこのオープニングで予告したのは、「これは本格オペラ映画じゃないんですよ」ってこと。大体が、マリア・カラスが口パクで映画を撮るということ自体が安っぽい設定。しかし映画自体は安っぽくありません。しかもカラスが口パクという設定ならば、熱演のファニー・アルダンが口パクでも何ら違和感が生じないのです。過去に埋没して生きてきたカラスが、例え声を失っていても、今ある自分を受け入れるラストは感動的。詳しくはないんですけど、実際のカラスは過去に埋もれたまま亡くなってしまったんじゃないでしょうか。これはゼフィレッリの「こうあって欲しかった」という願いの様に感じられました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-26 00:08:30)
12.  SWEET SIXTEEN
イギリス社会の最下層に生きる少年が、更に転落していく様を描く青春映画。主人公は自暴自棄になってる訳でも、裏社会でビッグになりたい訳でも、小遣い稼ぎをしたかった訳でもない。しかも自分がジャンキーになるつもりはなく、他がやらなかった事業を始める才覚があり、大手と提携する交渉術も持つ非常にしっかりとした男。彼のモチベーションは「家族で一緒に暮らす」というささやかな希望だけ。15歳の少年は、自分達の置かれた境遇を金で解決できると思い込む。しかし問題は金ばかりじゃなかった…。これは“SWEET”と言うには余りにも“BITTER”な結末です、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:10:26)
13.  ブレッド&ローズ
ロサンゼルスのビル清掃業者(ビル管理会社)で働く南米からの不法就労者達の実態と、彼らの権利獲得までの闘争を描く労働運動映画。今現在の重要なテーマであるにも関わらず、内容が内容だけに、古臭い左翼系映画を髣髴とさせてしまうのが難点か。雇用主による不法就労者の扱いは不当には思えるものの、正規の労働者と同等の権利まで与えるのは、私には甘やかしにも見えてしまう。ま、こういう形での労働力が既に実体経済に組み込まれてることを考えれば、致し方ないのかもしれませんが…。私的には労働運動自体よりも、主人公の姉のエピソードが印象的。アメリカで地歩を築くのに地獄の暮らしを送ってきた姉。それでも祖国を後にする人間が後を絶たないんですから、問題の根は深いです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:08:59)
14.  非常戦闘区域
コソボ紛争が激化した旧ユーゴスラビアで、「殺るか殺られるか」という極限状態に追い込まれたスペイン軍PKO部隊の、決死のサヴァイヴァルを描く戦争映画。小規模な「ブラックホーク・ダウン」って感じもしますが、どんな状況でも簡単に善悪の区別をつけるアメリカ映画とは違って、本作では内戦そのものには踏み込んでいかない。PKO部隊の置かれる状況は、自衛隊より遥かに交戦規定が緩いと思われるスペイン軍でさえも、かなり危険で不自由。そして過酷な戦場は、平和しか知らなかった兵士達を冷酷な殺人者へと変えていく。原題は「戦争が起こりそうな」といった形容詞でしょうか。「非戦闘地域」とされるサマーワも、“Guerreros”な地域であることには変わりなく、これは我が国にも他人事ではありません、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-05 00:09:30)
15.  マシニスト
個人的に、もうこの手のサイコ・スリラーには食傷気味。大体、鑑賞中はオチを見破ろうと身構えてしまって、純粋に映画を楽しめなくなってしまったし(ま、これは自身が悪いんですけど…)、余程のオチを持ってこられても感動しなくなってしまった。で、本作は、雰囲気的には「メメント」に近い記憶を巡る物語。そしてこの映画の謎は、「地獄の黙示録」のマーロン・ブランドみたいな男が何者かではなく、激ヤセのクリスチャン・ベールを誰が陥れようとしているのかでもなく、「なぜ彼は眠れなくなってしまったのか」の一点のみ。ここをポイントに鑑賞すると面白いかもしれません、6点献上。
6点(2005-02-03 00:07:41)
16.  WATARIDORI
超高空に到る部分はもちろんCGでしたけど、その他の部分でも【OKE】さんのお父上同様、私も一部は絶対にCG、若しくはデジタル合成を使ってると思う(音響等もかなり人工的に作られてる)。この作品の場合、それがいけないと言ってる訳ではないんですが、どうも音と映像に不信感が起きてしまいました。また、宮崎美子や小島一慶のナレーションが入るよりは余程良い構成だと思いますけど、それにしても1時間半は長く感じました。ところで話は変わりますが、本作を借りる際、レジで「こちらで間違いございませんか」とマニュアル通りに確認され、自身も通例通り視認したつもりだったんです。しかし家へ帰って見てみると、何と「ウォーターワールド」のDVDじゃありませんか! 「WATARIDORI」「WATERWORLD」……(汗)。皆さんもご注意ください…って、そんなのお前だけだってか?(てか、ビデオ屋のバイト共、「WATARIDORI」のジャケットに「ウォーターワールド」を入れとくんじゃないっ!) ということで、恥を忍んで6点献上。
6点(2005-01-16 00:08:08)(笑:1票)
17.  クイーン&ウォリアー
装丁通りの剣と魔法のファンタジー映画ではなく、夢とうつつでは、どちらが夢でどちらがうつつかという「マトリックス」ですっかりメジャーになったテーマを扱っています。RPG世界と現世が交錯する前半に比べ、現世での話が中心になる後半は物語が弱くなったように感じましたが、一本の映画として見た場合、本作はまるでプロローグの様な作り方。もしかして製作者は「ロード・オブ・ザ・リング」並に三部作のつもりなんじゃないでしょうか(ラストも以後の展開を期待させる終わり方。続編は「真の敵」、最終章は「ソニア覚醒」って感じです。若しくはその手の映画のパロディのつもりなのかな?)。ということで、ファンタ系の秀作を量産し続けるスペイン産のパラレル・ワールド映画に、6点献上。
6点(2002-12-01 22:43:55)
18.  世界で一番醜い女
こーゆー作品が出てくること自体、スペイン映画界に勢いがあることの証明。絶世の醜女・ローラが新薬の力で美女に変身(半端じゃないオッパイの量感は副作用か?)、過去の遺恨から歴代のミス・スペインを自分の誕生日に血祭りに上げていくとゆー話。ちょっとスラッシャー・ムービー、意味もなくちょっとSF、ちょっと刑事ドラマ、ちょっとHシーン、ちょっとコミカルな脇役達、そして盛り沢山の美女。その中でローラの悲しみを描いていく、もろカルト映画。でも演出はオーソドックスで、非常に真面目に作られた映画です。ということで、6点献上。
6点(2002-10-06 18:38:13)
19.  黄金の七人
これってあらゆる面で「ルパン三世」に相当影響を与えてるんでしょうねぇ。ところで、男が女に騙される、そして懲りないっていう設定は、ひとえに女優に魅力が有るか無いかで説得力が変わってきます(女優に魅力がなければ、男が唯の馬鹿に見えてしまう)。その点、この映画のロッサナ・ポデスタ嬢はパーフェクトと言って良いでしょう。ジョルジアにかかれば、まず健康な男子の99%はイチコロです。それに、このゴージャスさが全然嫌味じゃないんだよなぁ、神田う○と違って…、6点献上。
6点(2002-10-06 18:33:42)
20.  次に私が殺される
一番のシーンは巻頭の地下鉄のシーン。ヒロインが飛び込み自殺の現場に近づき、カメラがスローモーションで徐々に現場を写していく。いよいよ現場が映ろうという瞬間、ヒロインが地下鉄職員に引き戻されて映らず仕舞い。ここで観客は「自殺現場が見たい」と絶対に思った筈。この、人間の「残虐指向性」こそが本作のテーマになっている。ハリウッドで作ればただの学園ホラーに成り下がりそうな題材を、アメナーバルという人の雰囲気作りで一段上質な映画として踏み止まっているのは流石。でも所詮学園ホラーだよなぁ、これは。6点献上。
6点(2002-09-29 17:12:04)
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