1. アデル、ブルーは熱い色
冗長に感じる部分もあったし、過激なセックスシーンが多すぎでは…とは思ったけど、主演の人の熱演で、+1点(ストーリーや演出だけなら6点 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-16 15:04:23) |
2. エリックを探して
ネタバレ やり方が正しいとは思わないが、家族の問題が解決したのは良かった。 ただ、この監督の作品はイマイチしっくりこないなーと。 麦の穂~、カルラ~、今作しか見ていないが、どれも印象に残っていないので合わない模様。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-16 22:13:07) |
3. カルラの歌
ネタバレ 5点だと思っていたけど、結ばれないという結末が意外だったので上方修正。 全体的に薄っぺらく、主人公に魅力を感じない。 主人公が先進国の人間で、詳細を知らないまま現地に行って逃げてくるというような「無知」を象徴しての薄っぺらさなのかもしれないが… 人間としては、婚約者を簡単に振って、カルラに対しても祖国の大変さを知ると逃げ出して、芯がないというか優柔不断な男。 全て、先進国の人間の無知や身勝手さを象徴しているのなら、よく考えられていると思うが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-12 21:20:24) |
4. 戦場カメラマン 真実の証明
この監督は「ノー・マンズ・ランド」もそうだったが、ある特定の地域の問題を描くことよりも、戦争そのものの悲惨さ・無慈悲さを描くのが上手い。 勉強になる・ならないの観点で言えば後者なのだが、見ると必ず何か考えさせてくれる。 今作は予想外のミステリー要素もあり、楽しめた。ただ、気軽に見える作品でないことは確か(褒め言葉として) [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-17 01:51:36) |
5. BIUTIFUL ビューティフル(2010)
ごちゃごちゃな映画だなーと。人種、性的嗜好などマジョリティだけ登場するのではなく雑多。 雑多な背景で、救われない出来事が延々と続く… ここまで悲惨なことばかり起きることって現実にあるの?と思ってしまうのは、自分が先進国でぬくぬくと暮らしているからだろう。 ただ、この監督の特徴なのかもしれないがスローテンポに馴染めなかった。 もう少しテンポ良く、2時間以内に収まっていたら7点台だったかも。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-13 20:59:57) |
6. オール・アバウト・マイ・マザー
この作品が平均6点とは…衝撃。個人的には8~9点だが、補正のためこの点数。 男性レビュアーと女性レビュアーで大きく違うと思いますけどね。標準偏差が出ればいいのに(笑)あと、各作品ページで男性平均・女性平均点が出ればいいのに…と、サイトへの要望はおいといて。 この作品を十分に理解することができる、女性に生まれてよかった。 他の投稿型レビューサイトではもう少し評価が高いと思うが、男性の点数が強く反映されるのが、このサイトのマイナス…(男ウケする作品は、一般サイトより高く、逆に女性向けの作品は一般サイトより低くなりがち) ステマがない(はず)、男女で評価がわかれるような作品以外の点数は納得できる、シンプルなデザインが好き等の理由でこれからも使いますけどね!(笑) [DVD(字幕)] 10点(2013-09-07 02:25:24) |
7. ペーパーバード/幸せは翼にのって
決して悪くはないけど、期待していた程では… 魅力的なキャラクターが多数登場するのだから、もう少し個々の背景を掘り下げて欲しかったかな。背景が語られないまま退場したり意外な行動を取ったりと、いまいち感情移入しづらかった。 ただ、子役の少年は可愛い!(笑)「永遠の子どもたち」にも出ていたそうだが、それを劇場で見たのは何年も前なので覚えていないのだけど、可愛さと演技の上手さは光っていた。 あと、コントラストが強い作りなのかなーと。そのまま見るのは目が疲れるので、色彩や輝度を調整した方がいいかも。自分はテレビのシアターモード(コントラスト・輝度が控えめ)で見ましたが(笑) うーん、なんか惜しい映画。キャラの掘り下げがもう少しあれば、また違った評価になったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-02 18:44:15) |
8. すべて彼女のために
すべて彼女のために→スリーデイズと連続して見た後で投稿。 ハリウッドのリメイクとしては珍しく(?)リメイク後もそれなりに楽しめる出来なので、今作を見た人は機会があれば見て欲しい。ちなみに点数は今作と同じ。 今作は、ラブストーリーというか妻への愛というところに重点がおかれていると感じた。(リメイク後は家族やヒューマンドラマ) 妻への愛があれば何でもできる、という情熱と必死さは日本では描けないジャンルだなぁ…と。日本の男性は弱すぎる(苦笑) 「3年前」「3ヶ月前」と表示されるテロップが、“現在の時点から”という意味に気付くまでは混乱した(笑) 3年前の更に3ヶ月前なのに、なぜ時間が進んでるように見えるの…?ややこしい映画なの…??と焦ったが、単純に考えればよかっただけ(笑) 開始から1時間ほどの脱獄までの準備段階は少し退屈に感じる部分もあるが(多分、フランス映画特有の暗さが漂っていた為)ラスト30分ほどの脱獄部分はテンポもよく、ハラハラさせられる展開もあり、純粋に面白かった。 あとは妻が美しい&子供が可愛い(笑) 女性はフランス人、男性はイギリス人が一番美しいと感じるが、日本人の好みなのか自分の好みなのか…(笑) [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-02 12:38:17) |
9. 永遠のこどもたち
圧倒的に悲しい。この言葉は、"パンズラビリンス"のときにも使ったかもしれないが、そのパンズ~の監督が製作したこの作品も、パンズ同様悲しい話だった。 劇場に足を運ぶ前、この作品のレビューを事前にチェックしていたときに、"理解することの難しさを描いている"というものがあったのだが、まさにその通りだと思った。 子どもを理解すること、子どもと接することの難しさ故に起きた悲劇を描いている。 その悲劇に、過去の悲劇や霊的な現象などをうまく絡めながら、ホラーテイストに仕上げたのはよかったと思う。 ただ、普通のホラーだと思って見に行った人は、求めていたものとの違いに落胆するかもしれないが。そのあたりが、個人的にはM.N.シャラマンの"ヴィレッジ"に似ているなあと感じた。 伏線の張り方も絶妙。 一見特別な意味がないように思えるシーン、台詞にも意味が隠されている。 驚かされたり、アンハッピーエンドでも良い方には是非見て欲しい。 人によっては、ラストはハッピーエンドだと言う人もいるかもしれないが。 見る人の数だけ物語があるのだから。 [映画館(字幕)] 8点(2011-01-27 16:16:51)(良:1票) |
10. 28週後...
"28日後"の続編にあたる作品。 "28日後"と同じ、ウイルスで人が凶暴化していった近未来、という世界観で発生から"28週後"のお話。 前作同様、空が突き抜けるように青い。自然が美しい。…自然だけは。 そこに存在するのは、生き残った僅かな人たちと、ウイルスによって醜い怪物と化したヒト。ヒトであったモノ達。 若干無理やりなところもあるが、パニックホラー映画の中ではストーリー性がある方だと思う。 ただ、前作に比べてグロい描写が増えた気がするが。 そして、ラストに何とも言い難いものを感じるのも、前作同様。 [DVD(字幕)] 6点(2011-01-27 15:58:01) |
11. パンズ・ラビリンス
この作品は"ダークファンタジーだ"といって宣伝されていたので、てっきり"世にも奇妙な物語"や"ウルトラQ"のような作品を想像していた。 私の"ダークファンタジー"という言葉に対する捉え方が間違っていたのか、それともこの映画の宣伝が間違っていたのかはわからないが、少なくとも"世にも~"や"ウルトラQ"のような作品ではなかった。 この映画は暗く、悲しいお伽話。 私は、この話は内戦の中を少女が必死で生きた記録だと思う。 争いと少女の世界。この二つを見事に融合させて描ききったのはすごい。 ラスト、救われるような気がするのは自分だけだろうか… 映像も美しく、音楽も耳に残る。万人受けするとは思わないが、自信を持って人に勧められる作品。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-27 15:42:40) |
12. 死ぬまでにしたい10のこと
とても淡々と進む映画だった。 音楽と映像は綺麗だと思うが、若干内容が薄い気がする。 ラストも、あっさりしすぎていてイマイチ。 死を扱っているのだから、もう少し深い内容にした方がよかったかも。 原題の My life with out me を邦題で"死ぬまでにしたい10のこと"に変えてしまったのもどうかと。 だからといって、適切な訳は思いつかないが。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-27 15:24:16) |
13. バッド・エデュケーション(2004)
ペドロ・アルモドバルらしい作品。 色彩が綺麗で、映像も美しい。この監督の作品は映像に魅了される。 監督の実体験を元にしているだけあって、興味深いストーリーだった。 [映画館(字幕)] 7点(2011-01-21 20:19:54) |