Menu
 > レビュワー
 > FSS さんの口コミ一覧
FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : チェコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  オリバー・ツイスト(2005) 《ネタバレ》 
孤児を通して現実の厳しさや人と人との繋がりを描きたかったのかも知れないが、子供を出して苦労させれば感動が生まれると勘違いしているのか、感動させようという気ばかりが先走っていて、肝心の人間が描けていないという本末転倒な作品。  登場人物の心理描写は大雑把で魅力が無く、ストーリー展開は不自然で必然性に欠け、ご都合主義以前。  特にオリバーはいくら子供とは言え、物語の最初から最後まで状況に流されているだけで、自分で何かしようという意思が感じられない。そのあまりの主体性の無さゆえに主人公でありながらストーリー展開にほとんど関与していないという有様(何のためのタイトルなのか?)。そのくせ序盤では親切にしてくれたお婆さんの家を出てまでロンドンに行こうとしたり、どういう性格で、どう演技させたいのか分からないキャラ。  また、昨日今日会ったばかりのオリバーに対して、何の根拠も無く「善意の光が宿っている」などと言う金持ちのジジイ、盗品売買をやっている割には覚悟の無いフェイギン、ひたすら暴力的でトラブルメーカーでしかないビル、なぜ仲間を裏切ってまでオリバーを助けたい心境になったのか分からないナンシーなど、とにかく人物の心理が描けていない。そのため物語展開に説得力が無く、感情移入もしにくい。  終盤の展開など、ほとんどオリバーは無関係。屋根の上でも逃げようと思えば逃げられそうなのに、これまた主体性無くダラダラと着いて行くオリバーにウンザリし、おまけにビルは足を滑らせて首を吊って死ぬという、アホな決着。  結局、自主的には何もやっていないオリバーだけが幸せになってハッピーエンドで、関係者はほとんど不幸になり、他の少年たちがどうなったかも語られずじまい。人生の皮肉を描いたのならある意味で秀逸とも言えるが、もちろん監督本人は大真面目に感動ドラマをやっているらしい。  二時間以上もかけてやるには無駄なシーンも多いし、あまりにも人間が描けていない。  PS.ナンシーがビルに毒(?)を飲ませるシーンは何だったんだ?ただの薬ならやけに思わせぶりだし意味不明。 
[DVD(吹替)] 3点(2006-11-24 22:17:27)(良:1票)
2.  サウンド・オブ・サンダー 《ネタバレ》 
低画質バージョン(?)を借りたのかと勘違いしてしまうほどの、恐竜や未来都市のロークオリティCG。ブリキのハリボテのような未来タクシーのバッドデザイン。問題が起こるに決まっている大雑把な安全対策。矛盾やご都合主義など屁とも思っていないシナリオetc.etc...。  突っ込み大好きな自分としても、いちいち突っ込むのが面倒くさくなるB級っぷり。  しかし涅槃の境地に達しているようなB級映画ではなく、製作サイドがマジにやっちゃってるところがイタいというタイプのB級映画。   原作通りとは言え、「サウンド・オブ・サンダー」という、作品のテーマとほとんど関係の無いタイトルをそのまま付けちゃうのもなかなかのセンスレス。中途半端にカッコつけてる安っぽいネーミングがこれまたカッコ悪い。どうせなら「ジュラシック・パラドックス」とか「バック・トゥ・ザ・ジュラシック」くらいのダサ邦題にして欲しかった。   PS.あとからこの映画の制作費が8000万ドル近くも掛かっているという、本編をはるかに凌ぐ大ドンデン返しを知って、大いに驚かされつつ笑わされた。どこにそんな大金を投入してるんだ?ゼロがふたつかみっつばかり多くないか?
[DVD(吹替)] 1点(2006-10-20 18:54:48)
3.  9デイズ 《ネタバレ》 
もうこうした「刑事やら諜報員やらがテロを未然に防ぐ」というストーリーは聞くのもウンザリ。最初から最後まで、どういう展開で、どういう演出があって、どう終わるかがほぼ完全にパターン化していて、もはや出来レースになっている。それが良いと言う人もいるかも知れないが、ジャンルとして発展性が見られないものは客として楽しめない。  あえて工夫してある点は主役クラスのキャラクター性くらいだが、残念ながら今作はアンソニー・ホプキンスとクリス・ロックとの関係を作中で活かせていないし、素人がプロの世界に巻き込まれる、もしくは逆に素人がプロを引っ掻き回すという部分での「おかし味」が描けていない。テロリスト側にもキャラクターとしての魅力がまったく感じられない。  ラストのギリギリで起爆を解除するというシーンもあまりにもお約束すぎて笑ってしまうほど。 止まるに決まっている爆弾の解除にドキドキハラハラ出来るような純真さは、もはや持ち合わせていない。  基本的に深刻な内容なのに、無理にコメディ要素を入れるから中途半端なテイストになっている。これなら最初からコメディとして徹底してくれた方が良かった。
[地上波(吹替)] 2点(2006-09-03 22:58:03)
4.  ブラザーズ・グリム 《ネタバレ》 
一言で言えば「中途半端」。  見た後でテリー・ギリアム監督と知って納得。もちろん監督なりの狙いはあるのだろうけど、個人的にこの監督のセンスとはちょっと肌が合わない。  グリム童話を現代の撮影技術で再現した真面目な作品かと思いきや、ファンタジー、コメディ、アクションの要素を中途半端に足し合わせたジャンル不詳の中途半端な作品だった。基本的にグリム兄弟や童話を扱いながら、出来上がった作品から「素材の必然性」がほとんど感じられないのが致命的。  使用される小道具や衣装などはそれなりに凝っているが、森のシーンなどは「いかにもセット撮影」という人工的な印象で、セット特有の違和感や狭苦しさがあり、森の闇の底知れぬ深さや自然の美しさといった「空気感」をまったく感じない。これなら普通にグリム童話の絵本を読んでいた方がよほど幻想の世界を感じられる。  こんな中途半端な娯楽作品にも成り得ていないファンタジーアクションじゃなくて、史実に基づいてグリム兄弟の生い立ちやグリム童話の成立過程を追ったドキュメンタリータッチの作品にするか、兄弟の詐欺行為やハッタリが現実の事件や伝承などとリンクしていくような、「グリム童話の新解釈」としてリアルに描いてくれたら、もっと面白くなったはず。期待とはまるっきり違っていた。
[DVD(字幕)] 3点(2006-07-05 19:01:36)
5.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
他の映画や小説で、それぞれ主役を張れるようなキャラの夢の競演な訳だから、よっぽど脚本や演出がひどくない限り、ある程度の面白さが獲得できるのは、ある意味当然。  そして、この手の競演モノにおいて大事なのは、話のつじつま合わせより、「どのキャラを出演させるか」であり、さらに大事なのは「いかにキャラの持ち味を生かせるか」という点である。すべてはそこに掛かっていると言っても過言ではない。  その点で見ると、残念ながら今作は「可もなく不可も無し」といった印象しかない。  各キャラの見せ場はバランス良く用意してあるが、ストーリーのスケール感や荒唐無稽さ(良い意味での)に比べると、アクションを始め、演出全般が負けてしまっているのが惜しい。どうせ突っ込みどころ満載の娯楽映画なんだから、もっとメチャクチャにハジけたものが欲しかった。  こういう「夢の競演モノ」は、製作者が思っている以上に気合を入れ、「これ以上、作り込むのは無理!」というくらいの覚悟で作らないと中途半端なものになってしまいがち。8点以上つけられるような傑作では無いが、3点以下の駄作でもない中途半端さ。まさにここの平均点が妥当なところ。
[地上波(吹替)] 5点(2006-04-29 00:09:43)
6.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
「フレディVSジェイソン」で免疫が出来たから、それほど落胆する事はなかったけど、思っていた通りの中途半端な内容だった。  結局、こういう「夢の共演」に対して見る人は何を期待しているかと言えば、共演者同士の、今作の場合はプレデターとエイリアンの純粋な「異質と異質のぶつかり合い」を見たい訳で。これが異種格闘技なら、ボクサーは相手が誰であれ、あくまで「ボクサー」として戦って欲しいというのがファンの気持ちでしょ。ボクサーが関節技に付き合ったり、ボクシングのテクニックを華麗に駆使する事なく試合が終わったら、やっぱりつまんない。それはもはや「ボクサー」ではない訳で、そうなると「異種格闘」という大前提が崩れてしまう。  今作は、そういう意味で両者の「良い所」を出し切れずに終わっちゃった感じ。戦闘シーンの演出も迫力不足。あんな怪物同士の死闘にしては、まるで凄絶さに欠けている。  また、どうせなら誰が誰の味方とかじゃなくて、人間、プレデター、エイリアンの三つ巴の攻防が見たかったなあ。人間は知恵で、プレデターは機械で、エイリアンは体力でw。  それはそうと長老プレデターさん、どうせならリプリーにも戦士の槍をあげて下さい。その資格ありすぎるでしょ。   さ~て、お次は「ターミネーターVSエイリアンVSプレデターVSジェイソンVSフレディ」か~。夢は膨らむなあ(*´д`*) 
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-04 20:32:50)
7.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 
つくづくこの手のアクション系の吸血鬼映画はセンスが無い。「アンダーワールド」や「ドラキュリア」、「ブレイド」もそうだけど、とにかく「吸血鬼や狼男のキャラ描写」やアクション演出がヘタクソ!何かと言えば、肉食獣みたいに牙を剥いて「シャーッ」とか「ハーッ」とか唸ってるだけでカッコ悪いのよ。肝心の伯爵は「ロン毛が似合わないおっさん」にしか見えないし、吸血鬼として「闇と血に生きる者」の妖艶さや悲壮さ、それでいて気品に満ち溢れた「貴族」のような華麗さを併せ持つ「危険な不死の魔物」という凄味をまったく感じない。ハンターであるヴァン・ヘルシングの見た目もやはり「むさ苦しいおっさん」で、「人間でもなく魔物でもない存在」の悲哀がまるっきり出ていない。   アナ王女にしても、ヴァンパイア・ハンターの一族の末裔のくせに特殊能力も無いし、体術に優れている訳でもないし、使う武器にすら対吸血鬼用の改造も見られない。今までよく生き残って来れたな。  結局、アクションシーンを連続で見せられても、その演出にセンスが無いのでダラダラとした印象しかない。CGによる戦闘シーンは動きが軽すぎて吸血鬼や狼男といった「人外の者」のパワーやスピード感が感じられないし、おまけに女吸血鬼はアホみたいに不注意。  わざわざフランケンシュタインやハイド博士などを出す必然性も無し。夢の共演という「お祭り」がしたいなら、もっと彼らにも活躍させないと意味が無い。  こういう作品を見ると、同じ「吸血鬼」を題材にしていても、やはり日本の漫画やアニメなどは、ストーリーや吸血鬼のキャラクター性、アクションの演出にも独自の工夫とセンスがあり(「ポーの一族」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「トリニティ・ブラッド」、「HELLSING」、「吸血鬼ハンターD」等々)どれもレベルの高い世界観や独特なキャラクターを確立しているが、海外の作品にはいつまで経ってもそういう発展性が見られない。  アクションをメインにした「娯楽映画」として撮っているにも関わらず、いつまでも原作の前時代的なイメージを引き摺っているからか、ちょっと演出を変えた程度の思い切りの無さのせいで、どれもゴシックホラーとしても、娯楽アクションとしても中途半端な作品ばかりでウンザリ。
[DVD(字幕)] 2点(2005-02-03 02:41:20)
8.  ラビナス 《ネタバレ》 
作品として何が見せたいのかイマイチ分からない内容。  「人でなくなる事の苦悩」がテーマなら、人肉を喰わなくてはならない人間の「葛藤」や「極限状況」がまったく描けていないし、人肉を喰うだけで不死っぽくなるという設定もこれまた無意味。  おまけに、あの時代設定にもほとんど必然性が感じられないしで、終始、作品としての方向性がはっきりしない「思い切りのなさ」が見て取れる。  別に「人喰い」でなくても、「吸血鬼」とかでも成立してしまう、この状況や設定を活かし切れていない中途半端なシナリオに疑問。  ラストあたりの展開も唐突。人間性を捨てるくらいなら、お前ら共々死ぬって事だと思うけど、これまた悲壮さや凄絶さに欠ける。とにかく全体的に中途半端。  独特な音楽の使い方は良い。
[ビデオ(字幕)] 4点(2004-10-10 12:45:15)
9.  ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 
全体的に無難にまとまってはいるが、特にこれと言った工夫も盛り上がりもないまま終了、という感じで面白くなかった。  早くも序盤から主人公の「正体」が判明してしまうため、記憶喪失という設定の必然性が無くなり、観客も一緒になって謎を解いていくという醍醐味が失われてしまっている。  そのくせ説明不足で杜撰な展開が多いため、ストーリー自体は単純にも関わらず、初見では話が分かりにくいのもお粗末な限り。  ヒロインの言動にも一貫性が無く、その存在意義は薄い。恋愛ドラマに至る心のやり取りも無いのに、無理やりラブシーンを見せられるのには閉口した。サスペンス性も弱く、アクション映画としてもつまらない、どっちつかずで中途半端な作品。  とにかく個人的にマット・デイモンにはまったく魅力を感じない。
[ビデオ(字幕)] 3点(2003-09-05 18:20:39)
10.  ファウスト(1994)
怖い。あの操り人形の不気味さは凄すぎる。命を持っちゃってます。現実と非現実の境界が曖昧な、まさに白昼夢の世界に眩暈すら覚える。撮影中、色々と事故やトラブルがあったというのを聞いてさらにゾっとした。
8点(2003-08-28 10:27:59)
11.  アリス(1988)
ルイスキャロルとシュヴァンクマイエル。これほど相性が良い二人もいないでしょう。まさにシュールレアリズムの極致。特に「不思議の国のアリス」の不条理な世界観には、シュヴァンクマイエルの持つ不安感、強迫観念を内包した作品世界とも共通する部分が多い。グロテスクでありながら、どこかユーモラス、そして残酷な「子供の夢の世界」に遊びながら、自己との対話を果たす、そんな大人のための映画。ただ惜しむらくは、間延びするシーンが多い点。もう少し原作のエピソードを増やし、テンポを良くすれば極上の一品になっただけに残念。
[DVD(字幕)] 9点(2003-08-28 10:18:46)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS