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コメント数 2394
性別 男性
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1.  アリス(1988)
ヤン・シュヴァンクマイエルの長編デヴュー作ということで、これ以前の短編のエッセンスが全て凝縮された「本当は怖い不思議の国のアリス」という雰囲気に仕上がってます。お伽噺や童話をリアルに描こうとすれば、特別なホラー要素を加えなくても、それだけで充分悪夢的なヴィジュアルになる。ディズニー風のキャラクターが喋っても何ら違和感ありませんけど、剥製の兎が喋れば完全にホラー。ペット以外の動物は服を着ることはなく、有袋類じゃない動物が「懐」に何か入れれば、そこは身体の裂け目であり、そこからは当然「詰め物」がこぼれる。これらはシュヴァンクマイエルという人の「リアル志向」が非常に良く解る演出です。得てして真実をあからさまにする人のことは、「悪趣味」とも呼ばれますけどね…、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-08 00:02:06)(良:1票)
2.  赤いアモーレ 《ネタバレ》 
傍目には満ち足りた暮らしを送ってる様に見える男が、社会の最底辺に暮らす女に惹かれ、何とか心の空白を埋めようとするものの、結局はその女を棄てて元の平安な暮らしへと戻っていくという、恐ろしく古臭いメロドラマ。イタリア映画に登場する貧しい女性は昔から生命力に溢れてるイメージがあるんですけど、スペイン人のペネロペ・クルス演じるその名も「イタリア」は、まるで昔の邦画に登場するキャラクター。男の為に潔く身を引き、艱難辛苦を耐え忍ぶ。おまけに、最後には守護天使にまでなってくれるの? いくら何でも、これは身勝手な男の妄想でしかないでしょう。ペネロペの並々ならぬ役作りが一つの見所にはなってますが、例によって私的にはとても受け入れ難いストーリーでした…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-11-30 00:05:12)
3.  アドルフの画集
本作の一番の目の付け所は、「芸術+政治=権力」という主張(今でこそ「悪」や「全体主義」の象徴に見えますけど、ナチス時代の制服やその他諸々のデザインは、世界的にも突出してカッコ良いですよね)。キャンバスの上で自分を表現することに挫折した芸術家は、現実世界をキャンバスに、政治力を絵の具として、第三帝国という理想の芸術を具現化しようとした訳です。しかし、劇中でその片鱗が見えるのは終盤の一瞬だけ。これは勿体なかった。原題からマックスが主人公であることは重々承知してますが、それにしては彼のキャラクターに中途半端さや弱さが目立つ(あの寸劇の意味も不明)。また、画廊の得体の知れない雰囲気にばかり凝って、その他(特にヒトラーの演説)の演出も弱かったと思います、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:03:17)
4.  アバウト・アダム アダムにも秘密がある
何とも良く解らなかった。女達の立場から見ればアダムは解放者であり、都合の良い浮気相手なのかもしれませんけど(しかも親にとっては真面目な娘婿であり、弟には頼れる義兄)、一体アダムとは何者なのか? ただ単に姉妹全員とヤリたかっただけでもなさそうだし、彼の目的がさっぱりと解らない。ラストで去って行くなりすれば、女を解放して回るさすらいのジゴロってことで良いんですけど、このまま居ついて彼には何の得があるんだろう? とにかく私は、そこに引っ掛かりました。それにしても、2004年の「誰にでも秘密がある」がリメイクだったとは…。しかも、結構なキャストが出演してるにも関わらず本作は未公開で、ビョン様(+ジウ姫)の名前だけで「誰にでも~」は全国拡大公開。これが韓流の勢いか…、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-08 00:03:38)
5.  愛のエチュード
エミリー・ワトソンって普通の人を演じてても正常には見えないので、私にはこの二人が異常者カップルに見えてしまう。もしかしたら、精神を病んでいる男に無条件でシンパシーを感じられる雰囲気を持つ女優ということでワトソンをキャスティングしたのかもしれませんが、女の配役はもっと普通のお嬢様に見える人の方が良かった。また、棄権して不戦敗の決まった人間をわざわざ追い詰める男(元マネージャー?)の真意も理解できない。今一つピンと来るものが無かったのは、チェスに詳しくない所為ばかりじゃなさそうです。これなら「とらばいゆ」の方が楽しめました、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-20 00:09:58)
6.  アレキサンダー
「トロイ」「キング・アーサー」に続くリアル伝説大作シリーズ第三弾(2004年は「アラモ」って番外編もあったか…。ところで、伝説系に詳しくない方は本作鑑賞前に、「トロイ」は観ておくことをお勧めします)。伝説をリアルに描くことが面白いかどうか以前に、本作は映画として全く面白くなかった。アレキサンダーが、なぜ東方遠征をこれほど執拗に推進したのか全然伝わってこないので、ストーリーにも乗れないし、アンソニー・ホプキンスが宣う回顧の意味も解らない。もしかしたら「アラビアのロレンス」ばりに、アレキサンダー大王の複雑な人間性に焦点を当てたかったのかもしれませんが、とても感情移入できる人物としては描けてません。序盤に登場する総勢約30万人の合戦シーンも、「ロード・オブ・ザ・リング」以降、すっかり珍しいものではなくなってしまったし…(少し「王の帰還」を彷彿とさせるものの、終盤の象に騎乗したインド軍との森林合戦の方がヴィジュアル的には目新しかった)。見所と言えば、少年時代のアレキサンダーを演じた子役がコリン・ファレルそっくりだったことと、アイドル系だと思ってたロザリオ・ドーソンのボリューム感あり過ぎるフル・ヌード。とにかく、2時間53分は長すぎるよ…、4点献上。
4点(2004-12-15 00:20:32)
7.  愛人/ラマン
(↓)【やましんの巻】さん、ホント日本人ってこーゆーの好きですよね。ま、世界で一番エロに寛容な上、小児性愛傾向丸出しの国民性ですから、モロに日本人の資質にマッチしたのでしょう。(過去を美しく飾るのは本人の勝手ですけど)本作は紛れもない援交女子高生と淫行男の物語。それ以上でも以下でもない。こんな話、当時のフランス人男とベトナム人少女の間には掃いて捨てる程あった筈。そもそもフランス語の原作で、フランス人監督で、フランス人少女を描くフランス映画(資本はイギリスとベトナムも出した様ですけど)なのに、何で英語劇なの? これが最も気に食わない。でも、細部まで手を抜かない大作感と、主演の子の口元と身体付きの卑猥さに参ってしまったので(うわっ、小児性愛傾向丸出し!)、6点献上。
6点(2004-10-05 00:17:25)
8.  アンダーワールド(2003)
吸血鬼一族と人狼一族の戦いに禁断の恋を交えたアクション・ムービー。一緒に観た女性が「デビル・メイ・クライ」にそっくりだと言ってましたが、私はそのゲームを知らないので問題無し、と思いきや、私にとってもこの映像や超身体能力のワイヤー・アクション&CG等は見飽きた物ばかり。ってか、吸血鬼と狼男の戦いがほとんど銃撃戦ってのもどうかと思う。唯一の救いはケイト・ベッキンセール。「パール・ハーバー」の下品な尻軽女からは想像もつかないカッコ良さで、哀しみの女ヴァンパイアを演じてます。黒のレザー・スーツはキャリー・アン・モスよりも断然イケてます、3点献上。
3点(2003-10-25 15:49:59)
9.  アポロ13
何故なのかはさっぱり判りませんが、とにかく私にとっても極端に印象の薄い一本。カメラワークや入魂のロケット発射シーン等、こだわりを感じさせるに充分の出来だとは思うんですが、やっぱり印象に残らない。それに、個人的に一番引っかかる部分が主演のトム・ハンクス。どうにも彼のキャラクターがこの主人公に相応しいとは思えないんです(おまけに美味しい所は全部エド・ハリスに持って行かれてしまっている様な気が…)。もちろん決して悪い映画ではないし、むしろ良い映画の部類だとは思うんですが、私的にはこれが精一杯、5点献上。
5点(2003-08-14 05:33:57)
10.  アイリス(米英合作映画)
痴呆の進行に伴ってエキセントリックになっていく妻。それが妻の若い頃の奔放さを思い出させる。これは、相手を理解することが出来ない苦しみと深い愛情に葛藤した一人の夫の物語。相手の総てを赦せることが本当の愛情であり、夫であれ妻であれ、こんなパートナーに恵まれれば本当に幸せです。そして本作で特筆すべきは、アカデミー賞のジム・ブロードベントを筆頭にした、主人公夫妻の過去と現在を演じた四人の役者の巧さです。とにかく、この違和感の無さは凄い! 本作こそ、正に役者を観る映画です。もう少し尺を長くして、じっくり観せてくれた方が良かったかもしれません、6点献上。
6点(2003-03-12 06:41:53)
11.  穴(2001)
一部「羅生門」的であったりするものの、物語は想像通りあっさり進行するので、ミステリーやサスペンスを期待すると肩透かしを食らいます。しかしこの映画は、「愛」と呼ばれるものに内包された独善性、嫉妬心、幼稚性、そして恐怖を描いたなかなかのサイコ・スリラー。また、もう一つの側面で「ブスのひがみ」の恐ろしさも読みとれる(これはソーラ・バーチだからでしょうか?)。愛の前では理性は無力になる。人間の持つ感情の中で、「愛」は最も恐ろしい感情なのかもしれません。正に、無限に落ち込む「穴」と言った所でしょうか…、6点献上。
6点(2002-12-22 00:26:20)
12.  アラビアのロレンス
「地獄の黙示録」という特異な例外を除いて、きっと史上最後となるであろう本当の意味での大作映画。今後も劇映画では、この圧倒的なスケール感を70mmフィルムに収めることは無いでしょう。演出という意味では技術力云々以前に、ただひたすら壮大さを求めるだけ。しかし一切の矮小さと決別し、ここまで壮大さにこだわる執念というのも第一級の才能です。最も観る者を圧倒する映像というのは、圧倒する事象がそのまま収められた映像しかない。これは、どんなに特撮技術が発達しても越えられない崇高なる映画の極みです、8点献上。
8点(2002-09-05 20:04:13)
13.  アバウト・ア・ボーイ
そこそこお金もあって、都会でお気楽極楽な独身生活を送っていると、寂しさや不安など感じることはありません。好きな映画を観て、たまに飲みに行き、休日に惰眠を貪っていれば、そんな暇はない(最近は何故か、試写会に行くのにも忙しいし)。しかし、それは寂しさや不安を感じないのではなくて、知らないだけなのです。一度でも団らんや恋人の温もりなどを知ってしまうと、一人になった時に、どーしょーもない孤独感と無気力感に襲われてしまう事があります。これは結構、身につまされる。映画では12歳の少年が物語のポイントになりますが、あくまでヒュー・グラントが主役なのが良かったです(因みにレイチェル・ワイズは役名レイチェル、もろゲスト出演って感じ)。そして後半の唐突な展開も、甘々のラストも不思議と許せてしまった…。そんな訳で、かなりの主観的評価になりますが、7点献上(「ブリジット・ジョーンズの日記」を観た同年代独身女性の気持ちって、こんな感じなのかいな?)。
7点(2002-08-10 19:41:49)(良:1票)
14.  アフリカの女王
「ロマンシング・ストーン」の原型を思わせる古典冒険映画。タイトルから想像していたのはキャサリン・ヘップバーンのファイティング・ヒロインでしたが、実際は少女のような中年女性。格好良くないハンフリー・ボガード共々、味のある演技を披露しています。ジョン・ヒューストンの名作ですが、あくまで今現在の目で見た評価で、6点献上。
6点(2001-10-07 12:22:54)
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