Menu
 > レビュワー
 > ゆき さんの口コミ一覧
ゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 615
性別 男性
自己紹介  洋画は字幕版も吹き替え版も両方観た上で感想を書くようにしています。
 ネタバレが多い為、未見映画の情報集めには役立てないかも知れませんが……
 自分と好みが合う人がいたら、点数などを基準に映画選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ストレージ24 《ネタバレ》 
 ダメ男が自分を馬鹿にする男友達や元カノを見返してみせるという、非常に分かり易い映画。   である以上、自分としても感情移入しやすい内容のはずなのですが、どうにもノリ切れない気持ちの方が強かったですね。  主人公が男友達に対し 「俺を利用してた」 「間抜けな俺といればクールに見えるもんな」  と言い放つシーンなんかは、妙にリアルに感じられたりもして、何だか落ち込んじゃったくらい。  こういったやり取りを中盤で描いた以上「女を巡って喧嘩はしたけど、やはり友情は本物だった」というオチになるんじゃないかな~と予想していたのですが、結局それは外れて、男友達にしろ元カノにしろ最後まで「嫌な奴ら」としか思えなかったのも残念です。   主人公が成長する良い映画、と言えなくもないですが、自分としては彼が逞しくなったという以上に「主人公以外の人物が酷過ぎて、相対的にマシに見えるだけなのでは……」なんて思えてしまいました。  最後の「閉鎖された空間からやっとの思いで脱出したら、外の方が地獄だった」というオチもお約束過ぎて、目新しさは皆無。   主人公達が武器らしい武器を持っておらず、玩具のぬいぐるみや花火を利用して戦うという辺りは面白かったし、もうちょっと明るいコメディタッチで作られていたら、印象も変わったかも知れませんね。  モンスターの造形も嫌いじゃないし、低予算ながらに頑張って良い映画を撮ろうとしている気概は、ちゃんと伝わってきました。
[DVD(吹替)] 4点(2017-07-12 07:09:04)
2.  スティーブン・キング/ドランのキャデラック 《ネタバレ》 
 クリスチャン・スレーター主演という情報を元に観賞してみたら、まさかの悪役。  元々善玉だけでなく悪党も器用に演じきる俳優さんという印象がありましたが、今回もハマっていましたね。  彼が演じた役柄で一番好きなのは「フラッド」の主人公なのですが、この映画のドラン役も、それに次ぐインパクトを与えてくれました。  特に終盤、自慢のキャデラックの中に閉じ込められてしまうシーンでの焦燥感や、息苦しさを伝えてくれる演技なんかは、必見です。   そして、そのキャデラック。  映画のタイトルになっているだけの事はあり、魅力たっぷりなアイテムとして描かれています。  完全防弾、背後を追跡してくる車を観察出来るカメラ、車内用パソコンに、緊急時の酸素吸入器(?)まで付いているという至れり尽くせりっぷり。  劇中では悪役が乗り回している代物であり、主人公にとっての復讐の対象となる車なのですが、妙に男の子心を刺激され、憧れてしまう存在でした。   原作がキングという事もあってか、主人公に妻の亡霊が見える設定もあるのですが、こちらに関しては必然性があったのか、少々疑問。  妻が妊娠していた事を悟らせる効果があったのでしょうが「それって幽霊経由でなくとも良かったのでは?」という疑念を抱いてしまいましたね。  映画後半では主人公とドランとの一騎打ちとなって、妻の幽霊は全く姿を見せませんし、決着が付いた後に、何か一言残して天国へと旅立ってくれる訳でも無し。  よって、幽霊の存在が途中から立ち消えする形となり、何だか宙ぶらりんに感じてしまうのです。  超常現象などを絡めずとも、純粋に復讐譚として楽しめるクオリティがあるじゃないかと思えただけに、そこが気になってしまいました。   映画終盤「主人公が行動を起こさずとも、いずれドランは逮捕される運命だった」と判明する件に関しては、実に皮肉が利いていて良かったと思います。  逮捕のキッカケとなった児童売買についても、ドランは決して乗り気ではなく、むしろ苦悩すら垣間見せていた辺りなんかも、好みのバランス。  主人公側だけでなく、ドラン側にも感情移入させてくれて、両者の対決の行方がどうなるのかに注目させてくれました。   全てが終わった後に、空を見上げて、乾いた高笑いを響かせる主人公。  そこには達成感が多分に含まれていたのでしょうが、それと同時に、復讐の空しさも感じていたのではないかな、と思えます。  独特の後味を与えてくれる映画でした。
[DVD(吹替)] 7点(2016-04-13 16:56:31)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS