1. ダイ・ハード4.0
ヘリの無免許運転や戦闘機チェイスなど、ちょっと悪ノリし過ぎた感もあるが面白かった。ロック古典を「ダセえ」と一蹴するハイテク世代のセリフと「CCRの良さも解らねーとは…」と嘆くローテク世代のセリフが、印象的。 [DVD(字幕)] 7点(2008-03-29 18:15:47) |
2. ダニー・ザ・ドッグ
肝心のアクションが及第点をクリアしていない。地下闘技場(?)もショボく、セレブな悪趣味感も無い。普通すぎる。敵キャラが「俺でも勝てるんちゃうか?」と思うほどヘボいのはどうしたものか。アクションだけならセガール映画のほうが一寸上質なんじゃないかな?当のジェット・リーも、その殺陣に納得できてんのかな?カースタントは無意味なまでに格好良かったが。脚本もリュック・ベッソンとは思えないほど薄っぺらく、唐突で、ツッコミ所多いな!な出来。ジェット・リーやモーガン・フリーマン、他の出演陣がイイだけに惜しい。素材はいいが料理人が三流以下の料理店に入ってしまった感じの作品。 [DVD(字幕)] 3点(2006-04-02 17:57:01) |
3. ダブリン上等!
《ネタバレ》 展開、面白いというか巧いですよね。のほほんとする内容では全然無いのに、視点のどこかがスローで優しい。コーヒーにブラウンソースや最中にアゴへの一撃を食らわす中年女性、テレビに映った自分の髭に泣く女の子のキュートさ等に、ついつい笑。それらのシーンも良かったが、何でか女の子をグーで殴るシーンが私的に一番の大爆笑。フェミニストなのに!笑。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-13 02:23:29) |
4. ダウンタイム
《ネタバレ》 格別凄い能力もなく男前でもなく、高所恐怖症でしかも喘息持ちのただの面倒見のいい主人公と、結婚に希望を持たない、貧乏で、とりわけ魅力的でない頑固なシングルマザーのヒロイン。 そんな平凡・地味極まりない二人を軸に、不良少年たちの諍い、家族の悶着、貧困、老人問題(?)などの問題が相まりつつ、解体寸前の高層アパートのぶッ壊れたエレベーターを舞台に、取り残された老若男女4人が繰り広る脱出劇。 つまらん!つまらんな!全然ドキドキできない。問題の不良少年たちは断罪も贖罪もナシだし、物語もピンチも葛藤もダラダラ続くし、無駄だらけの登場人物は淘汰すらされない。 しかし、何で?何でなのか、憎めない。何でか、クスリと微笑ましく微笑してしまう泥臭いハッピーエンドに、何でか憎めずにいる。登場人物が、ヤタラと等身大過ぎたからかな?変な作品。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-04 07:10:50) |
5. ターミネーター
改めて観てみるとソコハカとなくB級で、緊張感に欠けるとも感じるが、結構コダワリを感じる設定もチラホラ。骨格が金属&血管がコード?な、アレとか。何処となくコミックなエッセンスとでもいうか・・・です。で、個人的に何となくだが、筒井康隆の「サラリーマンが大関に追いかけられる話」に、似てなくも、ないかな・・・(似てねぇよ) 6点(2004-11-12 17:19:17) |
6. ダンサー・イン・ザ・ダーク
母の愛は、何処の世界でも変わらず、愚直でありながらも深い。それが只のファンタジーなのだと社会が幅を利かすのならば、こんな不幸な事はない。幼児虐待が、日々報じられるこの世の中、子を持つ母親には観てほしい一作。是非にでも。 10点(2002-08-21 20:55:11) |