Menu
 > レビュワー
 > 青観 さんの口コミ一覧
青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  パディントン2 《ネタバレ》 
色んな映画の感想、レビューなどとにかく高評価なのも納得です。何故、パディントンが沢山の人(それは観れば分かります)映画の中でも愛されるのか?その最大の理由は誰に対しても同じ気持ちで優しく接する事ができるからです。自分の家族だけでなく、隣人にも家族同様に接する。だからこそ愛されるのである。泥棒の罪を着せられ、牢屋に閉じ込められても同じで、他の囚人に対しても同じ気持ちで優しく接する事が出来るパディントンの姿は一人の人間として尊敬することができる。そんなパディントンの姿に心を開く囚人と食事を提供している男もパディントンを助けようとして脱走する場面はあの傑作大脱走を思わせ、他にもこの映画、過去の名作を感じさせる。オマージュしている様な映画でとにかく楽しい。悪役のヒュー・グランドの憎たらしさの中にある愛嬌溢れるキャラクターもこの映画をより、楽しいものにしている。罪がバレて捕まった後の独房でのダンスシーンに、ニヤリとさせられ、ルーシーおばさんとの再会には感動させられた。一見、普通のファミリー映画の様だけど一本の映画として本当によくできており、単なるファミリー映画でもなければ子供向きの映画なんかでもありません。大人が観ても楽しめる映画であり、誰が観ても楽しめる作品になっていて、娯楽映画としても素晴らしい内容であり、人に好かれたかったら先ず、自分が人を好きになれ!優しくされたかったら優しくしろ!パディントンの姿を通して愛とは何なのか?という大きなメッセージを持ったそんな映画です。
[映画館(吹替)] 9点(2018-02-08 21:37:14)
2.  伯爵夫人
チャップリン唯一の(初)のカラー映画 にして遺作であるがはっきり言って数多くあるチャップリン映画の傑作群に比べるとかなり劣る。最後にしてカラー映画を撮るチャップリンのハリウッド映画に対する怒りを感じる。自分に対するアメリカへの怒りをハリウッド映画界においても使いこなすのに難しいと言われたマーロン・ブランドとソフィア・ローレンという二代名優をチャップリン自身、俺なら誰にも真似出来ない使い方で魅了させてやるよみたいな怒りと監督としての自信が感じられる。更にチャップリン自身がヒッチコック映画が好きなんだなあみたいな演出、ワンカットだけ自らを出演させて見せるのを見ると同じイギリス出身監督、ハリウッドを代表する名監督への思いみたいなものが感じられる。色んな意味で見所満載の遺作であるがやはりチャップリンは白黒のが良い。ライムライトがチャップリン自身本当の意味でチャップリンらしい優しさに満ちた笑いと涙の傑作であり、だからチャップリン映画を見たことないけど見てみようかなという人には薦めないし、チャップリン映画を初めて見るなら街の灯やモダン・タイムス、キッド、黄金狂時代、独裁者などの白黒映画を私なら薦める。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-26 22:24:25)
3.  ハイジ(2005)
「ハイジ」の実写映画なんて存在しているとは知らなかった。これは明らかにアニメの方に思い入れがあればある程、軍配を挙げたくなるし、どうしたってアニメと比較してまう。するなという方が無理です。ハイジ自身は可愛いけど着ている服やクララの服の色、髪型も何か違う。アニメのクララに比べると健康そうで弱そうには感じない。おんじもペーターもロッテンマイヤーさんもクララのお父さん、お婆さんもほぼイメージに近くて、そういう意味では良しである。セバスチャンが二枚目なのは驚き。アニメで何度も見ては楽しんだり感動した場面が描かれている点は大いに評価しても良いし、映像も美しくて良い。ただやはり全体的な印象としては短すぎる。もっと観たかった場面もかなりある。あと、クララが立つのがあんなにも簡単なのはそれはないだろ?て思う。最後にこれだけは絶対に言える。少なくとも日本人が同じように自分達の国である日本のアニメを実写するとほぼ百パーセントに近く駄作になる。その原因の多くはアニメ、原作を利用するだけの金儲け主義に走り、元の話への愛を感じられないがそれに比べるとこの映画を撮った人達は愛というものを感じる。はっきり言えば海外の映像作家、監督をはじめとする関係者達には映画愛、アニメ、原作に対する愛情が感じられるという意味では日本人よりも上である。日本の監督をはじめとする人達にはその点をきちんと考えて作って欲しい。どう考えてもアニメには勝てない作品ではあるが、この映画にはとにかくハイジへの愛が感じられる。だから不満も多いけどそれなりに楽しむことは出来た。
[DVD(字幕)] 6点(2011-12-14 21:44:44)(良:2票)
4.  パイレーツ・ロック 《ネタバレ》 
「パイレーツロック」?海賊映画とロック映画のコラボって、タイトルを聞いただけだと何だか駄作になりそうな雰囲気も、予告編を見て、面白そうだとやっと私の住んでる所でも公開となったので見てきました。ロックを愛する者、それはDJもリスナーも皆、気持ちは同じであるということが解りすぎるぐらいに描かれている。その画き方に問題点も多かったり、下品な言葉も飛び交ったり、出てくる女が嫌な女がいたり、そんな女に利用されている(騙されている)男も男でアホだったりと、それなのに嫌な気持ちにはならない上手さがこの映画にはあるから見ていても不愉快な気持ちにはならない。イギリス国民の希望であるロックというジャンル、それを楽しむ人達(DJとラジオリスナー)の気持ちを考えない政府のやり方を見事に打ち砕くシーンで終わっていてくれたらもっと良かったのにという気持ちを残しつつ、その後のパニック映画のような展開はちょっと長過ぎるし、そんな中、臆病者と言われながら一人、最後まで沈没した船の中でDJとしての仕事を全うする船長の男としてのかっこ良さ、沢山の船で皆を助けに来るリスナーやら他の仲間達やら、あのラストの「ロックンロール」て叫びこそがこの映画の一番の良さを物語っていると言っていいぐらいこの映画はロック魂と仲間の大切さ、けして、裏切ったりはしない真の友情、そういうものがきちんと描かれている映画として評価したいと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-25 21:30:55)(良:1票)
5.  反撥
怖い!恐ろしいです。この映画!何が怖いって?既に何人かの方が書かれていますが、オープニングからして、本当に怖いです。カトリーヌ・ドヌーブのあのドアップの眼、それがまず怖い。そして、始まってからも、薄暗い画面の中でのカトリーヌ・ドヌーブの眼、無表情、それを映し出すカメラワーク、次第に壊れていくカトリーヌ・ドヌーブの演技の凄さと恐ろしさ、薄暗い画面の中で、鳴り響く時計の音、更にいきなり鳴り出す電話のベルの音、何もかもが本当に怖くて、怖くてびびりました。カトリーヌ・ドヌーブが家の外にいる時以外はほとんど音楽なしの中で、しかも、あの暗闇のような世界とでも言うのか?とにかく画面構成からして、本当に怖いです。無表情のカトリーヌ・ドヌーブの片方の眼だけをドアップで撮るという何とも恐ろしい撮り方、物語そのものよりもこうした取り方一つ一つが観ていて本当に怖かった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-10 21:42:09)
6.  バルカン超特急(1938)
この作品をヒッチコック監督のナンバーワンに挙げる人もいるぐらいの傑作です。本当に面白いですよ。この作品も!何しろ登場する人物の描き方からして、さすがはヒッチコック監督というぐらい素晴らしいです。ヒッチコック監督の映画を観ていつも感じることはどんなサスペンス映画でもその中にユーモアが隠し味として注入されていること。また殺人シーンにしても最近の映画みたいにドロドロと後味悪く描いていないところ。更には殺人犯の描き方にしても紳士的に見せるその素晴らしさ、登場人物の描き方が本当に紳士的で上品である。むやみに騒いだり、怒鳴ったりさせずに描くヒッチコック監督らしい品の良さを感じる映画作りとストーリー展開の上手さ、頭が下がります。
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-29 23:20:02)
7.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
何とも恐ろしい映画であるとともに見事なまでのブラックな笑いを作り出したスタンリー・キューブリック監督はやっぱり凄い監督だ!「ひゃっほ~!!」とか雄叫びあげながら、爆弾に股がって地上へと落ちていくカウボーイ兵、そして、あの何とも不気味なまでのキノコ雲!そんな時に流れる甘いラブソング「また逢いましょう!」何て言ったら良いのか?もう完全にやられました。ピーター・セラーズの一人三役も見事な本当に恐ろしくもブラックな笑いの傑作コメディです。
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-26 21:45:30)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS