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1.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 《ネタバレ》 
近作『ブリッジ・オブ・スパイ』もよかったが、今作はさらにシンプルな出来。こうゆうストレートなメッセージをてらいなく、でもエンターテイメントで発する最近のスピルバーグの姿勢は好きだ。それに応える大御所主演コンビもさすが。トム・ハンクスなんて、別に特殊な役作りをしてるわけではないのに、他の作品とは違う、明らかにワシントン・ポストの編集長になってた。ちょっと弱っちくて、まわりの男たちからさりげなくバカにされるメリル・ストリープも新鮮。役者の引き出しってすごいと素直に感動する。個人的に気に入ったのは、本作では「正義を為す」ことが、ベンにとってはケネディ大統領と親友だったことで生まれる躊躇をジャーナリストとして乗り越えることでもあり、父と夫から引き継いだ新聞社を守ることしか考えていなかったケイにとっては、はじめて自分の信条に従って(だから、ケイとマクナマラのシーンは超重要)決断を下すことであったという、「公」と「私」を重ねた描き方。脚本うまいし、それを嫌みなく演じる2人と監督の淡々とした演出も素晴らしい。この後のウォーターゲート事件で実際に『ワシントン・ポスト』はニクソン政権の息の根を止めてしまうのだが、そこにつなげるラストシーンの流れもなかなかよい。難点をいえば、短時間で作ったことがわかるセットや場面のワンパターンさ。あと、最近のスピルバーグ作品にイマイチあってない気がするジョン・ウィリアムズの音楽くらいか・・・。それから邦題。サスペンス的な印象を与えてしまって、この作品のシンプルな作風を損ねてしまっていて残念。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-09-17 21:41:15)(良:1票)
2.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 
シリアスなテーマを扱いながらも、歌と踊りのエンターテインメントに仕上げてしまうところが、アメリカ映画の本領発揮というところか。素直に楽しめました。この作品のキーワードである「integration」(人種統合)は、50年代までの「segregation」(人種隔離)を乗り越える考えとして登場してきたものだけど、(現在では保守派を中心にすっかり評判の悪くなってしまった)この理想をここまで正面切って語る姿勢はある意味気持ちがいい。ただ、その姿勢には共感しても、この映画の「勧善懲悪」的なキャラ設定はやっぱり残念。ほかにも、女役でヴォーカルが心許ないトラヴォルタの起用、デモのシーンの中途半端なシリアスぶり、黒人の女の子がミスヘアスプレーに選ばれてしまう点などは、個人的には不満だった。それはさておいても、トレイシーの天真爛漫な明るさ、クィーン・ラティファの毅然とした力強さ、ミシェル・ファイファーとクリストファー・ウォーケンの快(怪?)演など見所は十分。ミュージカル好きにはおすすめです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-26 15:11:01)
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