Menu
 > レビュワー
 > ゆき さんの口コミ一覧。3ページ目
ゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 615
性別 男性
自己紹介  洋画は字幕版も吹き替え版も両方観た上で感想を書くようにしています。
 ネタバレが多い為、未見映画の情報集めには役立てないかも知れませんが……
 自分と好みが合う人がいたら、点数などを基準に映画選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  ワン・デイ 23年のラブストーリー 《ネタバレ》 
 何シーズンにも亘って描かれるTVドラマを総集編として映画化したもの……という印象を受けました。  デクスターの母親や、エマの「小説家志望」設定など、尺が足りなくて描き切れなかったと思える要素が多く、もっと長めの上映時間が欲しかったところ。   毎年の七月十五日を舞台としたラブストーリーという発想は、とても面白いと思います。  けれど、それによって互いの感情が地続きになっていないというか「ある七月十五日に仲が進展したかと思ったら、次の七月十五日にはもう曖昧な関係に戻っている」という、数分毎に一種のリセットボタンが押されているかのような印象を受けてしまったのが残念でしたね。  「とうとう二人が結ばれた夜」「突然の彼女の死」などのイベントが発生しても、その前後が直接描かれていないのが、非常にもどかしい。  こういった斬新な設定は歓迎したいところなのですが、本作に関しては「普通の時間進行で観てみたかったな」と、ついつい思ってしまいました。   アン・ハサウェイは好きな女優さんなので、彼女と二人で旅行する1992年の場面なんかは、胸がときめくものがありましたね。  この映画を観た人達と「どの年の七月十五日が一番好き?」という話題で盛り上がれたりもしそうで、そう考えると、やはり素敵な設定なのかなとも思えてきます。
[DVD(吹替)] 6点(2016-06-05 15:51:55)
42.  エベレスト 3D 《ネタバレ》 
 「実話もの」であるのだから、最後は何だかんだで主人公は助かるのだろうな……と考えながら観賞していたもので、まさかの展開には本当に驚かされました。  全滅では無かった事が「救い」を感じさせてくれますが、やはりコレはハッピーエンドとは言い難いでしょうね。  雪原に倒れ込んだままの死体の描写や、凍傷の表現なども衝撃的で、中々頭から離れない。  観賞後は、非常に重苦しい気分を味わう事となりました。   中盤にて登頂に成功したシーンで盛り上げて、その後に遭難してしまうという展開の緩急などは、映画としての巧みさもを感じさせてくれます。  その一方で「実話だから仕方ない」とばかりに、ベックのキャンプ地への生還に明確な理由付けが窺えない辺りは、気になってしまいましたね。   実話を題材にしていたとしても、映画として観る以上「何故、彼は助かったのか?」という根拠を求めてしまう訳で、それが明かされないまま結末を迎えた事は、どうにも消化不良に思えてなりませんでした。  物語ではなく、再現映像による一種のドキュメンタリーとして観賞するのが正しい品なのかも知れません。
[DVD(吹替)] 6点(2016-06-05 01:15:50)
43.  ザ・インタープリター 《ネタバレ》 
 ニコール・キッドマンという人は、本当に美しい女優さんだなと、しみじみ実感。   主人公二人が共に悲劇的な過去を背負っている為、互いに慰め合っている内に恋愛感情が芽生えていく流れかな……と予想していたら、それを裏切ってくれたのが気持ち良かったですね。   冒頭のサッカー場での、少年達による銃殺シーンも衝撃的でしたし、中盤に起きるバス爆破シーンの迫力も見事。  実は一連の暗殺事件は、大統領側による狂言だったというオチも面白いと思います。   ただ、そういった要素の一つ一つは魅力的だと思うのですが、映画全体として考えた場合、少し贅沢過ぎたようにも感じました。  それというのも、立て続けにスケールの大きい事件が起こってしまうものだから、何やら置いてけぼり感覚があったのです。  なまじリアルな作風で、主人公達の能力も等身大であるがゆえに 「こんな事件、本当に彼女達で解決出来るの?」  という疑問符が浮かんでしまい、どうも画面に集中する事が出来ませんでした。  ニコール演じるシルヴィアが、大統領に銃を向けるクライマックスに関しても 「ここまで感情移入させて描いてきた主人公に、要人殺害の罪を背負わせたりはするまい」  と、何処か冷めた目で見つめてしまう事になったのが、非常に残念。   ラストにて読み上げられる死亡者リスト。  そして「誰も待っていない、思い出だけが残る故郷」に帰ると告げるシルヴィアの姿は、とても印象的で良かったですね。  自分にとっては、少し歯車が噛み合いませんでしたが、丁寧に作られた真面目な映画だと思います。
[DVD(吹替)] 5点(2016-05-27 12:00:02)
44.  パニック・トレイン 《ネタバレ》 
 こういったジャンルの品で「犯人の正体が不明」のままで終わるパターンは、意外と多いように思えます。  ただ、不明のままでも納得させられる作品と 「結局、犯人の正体って何? 目的は?」  と疑問符が残ったままになってしまう作品がある訳で、本作は残念ながら後者であるように感じられました。   理由を分析してみるに「こいつが犯人じゃないか?」というミスリードが多過ぎたのではないでしょうか。  こんな事を言い出すと、疑り深い自らの性根が嫌になったりもするのですが、まずヒロインが怪し過ぎました。  シングルファザーの主人公にも、その息子にも極めて親切であり、美人。  そして列車の中で出会ったばかりにも拘らず、主人公に積極的にアプローチを掛けてきて、恋仲となる事が暗示される……とくれば「彼女が一連の事件の犯人」「そうでなくとも、何らかの目的があって主人公に近付いた訳アリの人物」と推理してしまいます。  そして、彼女以外にも色々と胡散臭げな人々が登場する訳ですが、それらは全て、主人公の仲間となってくれる良い人達ばかりだったというオチなのです。   結局、冒頭にてチラッと画面に映ったヘルメット姿の人物が「正体不明の犯人」のまま、映画の最後まで居座る形となったのですよね。  的外れな考えをする自分が愚かだったというだけなのですが、どうしても肩透かし感が強かったです。   作中にて主人公達が 「きっと犯人は列車を暴走させて、乗客を道連れに自殺するつもりだ」  と動機を推測するのですが、これに関しても明確な答え合わせは行われないまま。  もっと終盤で明かされたのであれば(まぁ、そういう動機も有り得るか……)と納得出来たかも知れませんが、情報として作中で提示するのが、あまりにも早過ぎたように思えますね。  それ以外は動機に関する描写が無いまま、どんどんストーリーが進行して、結局そのまま終わったものだから(えっ? まさか、あれが真相だったの?)と戸惑うばかり。   結局、この映画は犯人だの動機だのといった謎解きではなくて 「個性豊かな乗客達が、如何にして暴走する列車から脱出するか」  を描く事がメインだったのでしょうね。   いがみ合っていた乗客達が、一致団結して事態の解決に当たる姿は、上述のような疑心暗鬼の雰囲気もあっただけに、意外性があって痛快でした。  また、息子役の少年も可愛らしく(この子を守ってあげたい…)と感じさせられる存在であるだけに、その父親である主人公に、素直に感情移入出来た点なども良かったと思います。  燃え盛る先頭車両から主人公が脱出してみせるという、アクション要素の強いクライマックスの後に、ハッピーエンドを迎えてくれる点なども好み。  そちらの方面から集中して観賞すれば、きっと楽しめる代物だったのだろうなと、勿体無く感じられる映画でした。
[DVD(吹替)] 5点(2016-05-18 09:52:46)
45.  スティーブン・キング/ドランのキャデラック 《ネタバレ》 
 クリスチャン・スレーター主演という情報を元に観賞してみたら、まさかの悪役。  元々善玉だけでなく悪党も器用に演じきる俳優さんという印象がありましたが、今回もハマっていましたね。  彼が演じた役柄で一番好きなのは「フラッド」の主人公なのですが、この映画のドラン役も、それに次ぐインパクトを与えてくれました。  特に終盤、自慢のキャデラックの中に閉じ込められてしまうシーンでの焦燥感や、息苦しさを伝えてくれる演技なんかは、必見です。   そして、そのキャデラック。  映画のタイトルになっているだけの事はあり、魅力たっぷりなアイテムとして描かれています。  完全防弾、背後を追跡してくる車を観察出来るカメラ、車内用パソコンに、緊急時の酸素吸入器(?)まで付いているという至れり尽くせりっぷり。  劇中では悪役が乗り回している代物であり、主人公にとっての復讐の対象となる車なのですが、妙に男の子心を刺激され、憧れてしまう存在でした。   原作がキングという事もあってか、主人公に妻の亡霊が見える設定もあるのですが、こちらに関しては必然性があったのか、少々疑問。  妻が妊娠していた事を悟らせる効果があったのでしょうが「それって幽霊経由でなくとも良かったのでは?」という疑念を抱いてしまいましたね。  映画後半では主人公とドランとの一騎打ちとなって、妻の幽霊は全く姿を見せませんし、決着が付いた後に、何か一言残して天国へと旅立ってくれる訳でも無し。  よって、幽霊の存在が途中から立ち消えする形となり、何だか宙ぶらりんに感じてしまうのです。  超常現象などを絡めずとも、純粋に復讐譚として楽しめるクオリティがあるじゃないかと思えただけに、そこが気になってしまいました。   映画終盤「主人公が行動を起こさずとも、いずれドランは逮捕される運命だった」と判明する件に関しては、実に皮肉が利いていて良かったと思います。  逮捕のキッカケとなった児童売買についても、ドランは決して乗り気ではなく、むしろ苦悩すら垣間見せていた辺りなんかも、好みのバランス。  主人公側だけでなく、ドラン側にも感情移入させてくれて、両者の対決の行方がどうなるのかに注目させてくれました。   全てが終わった後に、空を見上げて、乾いた高笑いを響かせる主人公。  そこには達成感が多分に含まれていたのでしょうが、それと同時に、復讐の空しさも感じていたのではないかな、と思えます。  独特の後味を与えてくれる映画でした。
[DVD(吹替)] 7点(2016-04-13 17:26:03)
46.  ファニーゲーム U.S.A. 《ネタバレ》 
「1997年版と、全く同じような内容だなぁ……」  と感じていたのですが、監督さんも同じだった訳ですね。納得。   ある意味では、とても真摯な態度でのリメイクと言えるかも知れません。  初見の衝撃、といったものを差し引いて考えれば、元作品のファンも楽しめる仕上がりだと思います。   有名俳優が出演している事によって何か変わるかな、とも思いましたが、特に変わっているようにも感じられませんでした。  自分としては、1997年版と同じ内容である以上、同じ点数をつける他ありません。
[DVD(字幕)] 0点(2016-04-08 08:20:10)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS