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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  007/ダイ・アナザー・デイ
007シリーズをリアルタイムで接してきた者にとっては、S・コネリー版で既にその役目は終えていると認識しています。従って、彼以降の007=ボンド映画は、まったく“似て非なるもの”と割り切って鑑賞しています。そういう意味においては、本作のライブアクション主体の前半などは実に良く出来ていて、久々に歯応えを感じたほどだが、後半になってくると話に大風呂敷を広げ過ぎたせいか、アクションもスペクタクル性を帯びてくる。しかもほとんどCGに頼りっぱなしの映像に終始して、それまでのスパイ映画としての趣もがらっと変わってしまう。昨今のSFX流行りに、時代の流れとは言え「007よ、お前もか!」と言いたくなるほどだが、目の肥えた観客を楽しませる為には、これも致し方の無いところなのか。さらに秘密諜報員がコンピューター制御されたサイボーグにしか見えないブロスナン=ボンドにもまったく魅力を感じず、結局、いかに荒唐無稽であっても、どこかに真実味がないと、単なるよく出来た絵空事に終わってしまうという見本のような作品だが、良くも悪くもこれが007シリーズの宿命なのだろう。
7点(2003-04-11 15:30:30)
82.  K-19
極限状況下における人間の心理を巧みに引き出せるという意味で、いわゆる“潜水艦モノ”は格好の映画的素材で、過去において優れた作品も少なくない。本作は、れっきとしたハリウッド大作でありながら、旧ソ連の潜水艦でのロシア人乗組員たちのドラマという点がユニークで、冷戦下における歴史に隠された秘話を、今日的な視点でどうしても一本の映画に記録しておきたかった製作者側の意図が、極めて明確なメッセージとして伝わってくる。彼らを演じているのがH・フォード以下、英語圏の俳優たちなので、喋っている言葉の問題は、映画のひとつの“約束事”だと割り切って見る必要があるが、勇気ある仲間たちを英雄視するような部分においてだけは、いかにもハリウッド調がモロに出てしまったようだ。ただ、映像的にはよく出来た作品で、画面からくる迫力と密室パニックのサスペンスなど、K・ビグロー監督の演出力の確かさを改めて感じさせられた。
7点(2003-04-11 01:14:30)
83.  がんばれ、リアム
幼いリアムは、やんちゃで元気なおませさん。リアムはあがり症で、極度に緊張すると最初の言葉がなかなか出てこない。リアムは両親とお兄ちゃんとお姉ちゃんと仲良く幸せに暮らしている。しかし、この一家の長である父親が突然失業してからというもの、生活が一変してしまい、家庭内がぎすぎすとしてくる。いかにも英国人らしくプライドの高さを棄て切れない父親は、それゆえ仕事に有り付けないでいる。なにかとヒステリックな母親は、仲が良かった筈のご近所との諍いが絶えない。(このあたりの描写はいかにもお国柄を上手く反映している。)そんな中でもリアムは彼なりに家族を想い懸命になる。とくに大好きなお姉ちゃんの髪を梳いてやる仕草など、健気で意地らしくなってくる。子供が主役の映画は、如何にそれらしい子供を発見(又は発掘)するかが最大のポイントで、そういう意味でもこの作品は大いなる成果をあげたようだ。
7点(2002-07-08 00:24:10)
84.  空軍大戦略
ドイツ軍の2000機に対し600機しか戦闘機を持たなかったイギリス空軍が、ドイツ機を英国の本土上空に迎え撃ち、圧倒的不利な状況で16週間に渡った死闘の末、奇跡的に勝利を収めたという実話“バトル・オブ・ブリテン”を映画化した作品。特撮をほとんど使わずに、地球上に現存する第二次大戦に活躍した英・独両軍機をかき集め、実際に飛ばして空中戦を再現してみせたという、おそらく映画史上初の試みとして大変な話題を呼んだ作品でもある。それでも、ハリウッド超大作のようなド派手な印象は薄く、ひたすら渋くて格調高い仕上がりとなっているのは、いかにも英国作品らしい特徴がよく表われていたと思う。
7点(2002-04-18 16:26:42)
85.  ハリー・ポッターと賢者の石
舞台設定にしても魔法使いの子供たちにしても、原作に忠実すぎるぐらい忠実と言われているこの作品、ファミリー・ピクチャーとしては良く出来ているほうだと思う。ただC・コロンバス監督の歴代の作品を振り返ると、観ている間は面白いのに不思議と印象に残る作品が少ないような気がする。この作品も御多分に漏れずで、各シーンやエピソードがすべて平均的な描き方をしている為、SFXを多用している割にケレン味が無くドラマチックな盛り上がりに欠け、その仕上がりは実に薄味だ。結局、映画の世界的ヒットも原作のネームバリューに因るところ大である・・と言ったところか。
7点(2001-12-24 17:28:13)
86.  未来惑星ザルドス
人類が今のままで発展し、高度な頭脳と技術を結集してユートピアを創り上げたらどうなるか?そしてその真に完全な理想社会が生まれたら、果たしてどのようなものになるのであろうか?この作品は、久しき人間の夢である“不老不死”という永遠のテーマを、架空の未来世界を舞台に、J・ブアマン監督独特のイマジネーションで描いた異色SFスペクタクル。“人間とは、かく有るべきである!”という至って単純明快な話を、彼のクセのあるいつもの作風で解かり辛くしてているが、決して観て損はしないと思う。
7点(2001-12-07 22:55:38)
87.  バンデットQ
恐怖心よりも好奇心の方が勝っている少年が、6人の小人たちを引き連れて時空を超えた冒険の旅に出る。ファンタジーSF&冒険のツボをしっかり押さえ、ゴシック・ホラーのおどろおどろしさとユーモアセンスに溢れた、いかにもT・ギリアム的創造世界を見事に構築させている。例えば少年の部屋のタンスをブチ破って白馬の騎士が突然現れたり、その部屋を始め至るところに4次元へ抜けるタイムホール(なぜか四角い)が出現したり、次々とトリップする歴史は支離滅裂なものだったりと、彼本来のいい加減さと豊かなイマジネーションが巧くミックスされている。J・ハリソンのプロデュース作品でもある。
7点(2001-11-03 23:45:40)
88.  オデッサ・ファイル
ナチス残党が今なお暗躍を続けているという大胆な発想とスケール感を持った作品だが、R・ニーム監督の演出が生真面目すぎて、原作の持つ面白さを十分引き出せていない為、突出した部分が無く平均的な作品という印象しか残っていない。
7点(2001-08-25 23:59:11)
89.  ハンニバル(2001)
できることなら続編は作って欲しくなかった。あの鉄格子ごしの刹那的なラブ・ストーリーを超えうるような傑作など生まれようも無いと、固く信じていたから・・・。案の定と言うべきか、やっぱりと言うべきか、登場シーンの多い割に印象の希薄なJ・ムーアは、A・ホプキンス=レクターのさらなる“博士の異常な愛情”ぶりでの貫禄負けばかりではなさそうで、J・フォスターのどこか頼りなげで、何かを訴えているような眼差しが彼女には欠けている点で、これはかなり致命的だ。かなり損な役を受け継いだものだと思う。リドリー・スコット監督お得意の光と影の演出も、はたしてこの作品に本当に必要だったかどうかは疑問が残るし、クライマックスのディナーも、あそこまで“あからさま”にされると、よく出来た作り物にしか見えなくて、現実感に乏しい印象しか残らない。。
7点(2001-05-20 19:59:25)
90.  BROTHER
いかに映画と言えども、男を貫くためには命をもいとわない“兄弟”たちの捨て身の行為の描写には、やはりこの世界に対する理解を超えた 相容れないものをどうしても感じてしまう。北野作品はアメリカを舞台にしてもあくまでもマイペースで、独自のカラーはますます磨きがかかり、さらに過激だ。主人公の山本は日本での抗争の果て、ほとんど死に体でL.A.へ自らの死に場所を求めに来たような男で、勢力拡大をはかる事にもさほど熱意といったものもなく、まるでゲームでも楽しんでいるかのようだ。結局この作品はラスト・シークエンスを撮りたいが為の、実に長いイントロを見せつけているような感じさえする。  それにしても評論家や映画ファンには高い評価を得ている北野作品だが、ごく一般の観客はどのように感じているのだろうか・・・。
7点(2001-03-04 00:05:58)
91.  007/私を愛したスパイ
R・ムーア版としてはかなり評価が高く、シリーズ中最大のヒット(?)を記録した作品でもある。(最大のヒットといっても、S・コネリーとの時代が違うので単純には比較できない)エジプト・ロケの美しさが印象に残る作品だが、大衆にウケた一番の功労者はやはり殺し屋ジョーズのユニークなキャラだろう。殺し屋というよりは不死身の暴れん坊といった感じで、恐いというよりはどこか憎めない愛すべき人物で、R・ムーアもさすがに影が薄い。テーマ曲が耳に残っている、おそらく最後の作品だろう。(海上基地は「沖縄海洋博」の施設を利用したというのは有名な話。)
7点(2001-02-06 23:56:29)
92.  007/死ぬのは奴らだ
当初、R・ムーアの甘ったるいマスクとおどけた表情に、拒絶反応を起こしたものでした。しかしS・コネリーの重厚さに比べ、むしろ彼の軽さがこの時代に上手くマッチしたのか、新しいボンド像としてすんなり受け入れられたようです。新手のボート・チェイスが最大の(唯一の)見せ場となっていますが、むしろこの作品で有名になった、P・マッカートニー&ウイングスの“♪LIVE AND LET DIE”のビートの効いたテーマ曲が強烈な印象を残します。
7点(2001-02-04 16:05:51)
93.  ドレッサー
刻々と老いさらばえていくシェークスピア役者(その声量の凄さは、走り出そうとしている列車をも停車させるほど!)と、その付人がそれぞれの人生を語る。他者を寄付けぬ二人の間に醸し出される、カミソリで切りつけあっているような緊張感が作品全体を覆う。
7点(2001-01-14 18:44:41)
94.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
現実はザラついた淡白なカラーで、主人公の夢想はクリアな画調でカラーも美しく表現されている。が、しかし夢想シーンがあからさまに“楽屋裏”を見せつけているような手法(さほど珍しくもないが・・・)は、この作品にはあまり得策ではないように思う。身につまされると言う点では、以前観た「ロゼッタ」のほうが、よほど強烈な印象として残っている。それにしても全編がカメラの手ぶれ効果とやらで気分が悪くて、映画鑑賞どころではなかったのが正直なところ。この作品にこんな落とし穴があるとは・・・。そういう意味では二度と見たくない作品ではある。
7点(2001-01-07 22:06:44)
95.  蝿の王
無人島に漂着した少年たちがサバイバル生活の中で、文明から遠く離れていく人間の残虐性と、それに拮抗する理性の有りかたというものを、瑞々しい感性で描く異色作。全体的にはうまくまとめ上げているものの、肝心の二人の相反する少年のリーダーの描き方が、いかにも児童文学的な大人しさが目立ち、人間の根源的なものの掘り下げが少々不足しているように思える。
7点(2000-11-11 23:19:25)
96.  パーフェクト・カップル
民主党の大統領候補を選ぶ予備選の話。その候補者たちが優位にたつためならば、相手候補のスキャンダルを暴くなど手段を選ばない。予想外の出来事に選挙参謀がどう対処していくかを実に面白おかしく描いている。それにしても邦題がよろしくない!
7点(2000-11-06 00:11:28)
97.  ファーゴ
登場人物がみんなどこか変だけど愛すべき人たちばかり。そんな彼らのドラマゆえ、ストーリー展開も予想がつかない。かなりエグいシーンもあるんだけど、むしろユーモラスにさえ感じるから不思議だ。
7点(2000-10-15 15:58:38)
98.  愛と哀しみの果て
この作品、同じアフリカを舞台にしている分けでもないんだろうけど、「野生のエルザ」の旋律に近い、スケール感をともなったリリカルなJ・バリーのスコアに、随分恩恵を蒙っているように思えます。
7点(2000-10-12 00:20:45)
99.  愛人/ラマン
この作品を観てからもう何年もたつのに、“あのメロディー”が何処からか流れてくると今でもさまざまなシーンが甦ります。つくづく映画音楽の力というものの不思議さを感じざるをえません。特にラストの無言の別れはいつまでも記憶に残っています。
7点(2000-10-12 00:09:19)
100.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
キューバ音楽のバイタリティーとそのセクシーさ、そして彼らの音楽を愛してやまないヴィム・ヴェンダースとライ・クーダーの熱い眼差しを感じざるを得ません。
7点(2000-08-27 17:54:35)
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