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1.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
このところTwitterで読んで意識してきたこと。ひとつは、実社会は暴力が支配しているということ。もうひとつ、正しさは暴力の免罪符ではないということ。この映画を観ながらそのことを考えてました。レイプは暴力、さらに焼き殺してる。捜査が進まないことに対し名指しで看板を立てるのも、法律ギリギリを狙った暴力でしょう。署長が膵臓がんであることをわかってやってるなら尚更だ。紳士的で人格者なウィロビーの拳銃自殺は、それを周囲に見せつけることまで考えればまわりにとって暴力だ。ディクソンは幼稚で粗暴、コントロールできてない乱暴者。家を出て19歳と一緒になっちゃう元DV夫も乱暴だし、嫁の看板に放火するのは暴力。誤解とはいえ看板燃やされた腹いせに警察署に火炎瓶はないな。暴力が暴力を産む中、広告屋レッドのオレンジジュースで連鎖は止まる。ウィロビーの遺言もあってか、生まれ変わったようなディクソンは、もしかしたらいい警官になれたかもしれない。でも世の中そんなに甘くない。  暴力に対してただ単に無抵抗でいることは、消極的にとはいえそれを肯定することだ。だから泣き寝入りは論外。でも、変えられない状況を打開し抗議を示す行動は時として暴力となる。それは問題解決の手段としてベストじゃない。セカンドワーストかもしれない。暴力を重ねる愚かしさを許し合い、支え合って前に進む。  ラストでアイダホにドライブする2人は、どこかモヤモヤしたまま最後には思いとどまるのか。なんかそんな気がする。スッキリしないけどね。勧善懲悪のアクション映画よかこっちの方が現実的で余韻がある。
[映画館(字幕)] 6点(2018-04-15 14:53:40)(良:3票)
2.  未来を花束にして 《ネタバレ》 
嫁に連れられ鑑賞。そのあとのスタバで正直な感想を言ってキレられ、論点ずらしてごまかしました。 ま、良作です。でも事前に英国の女性参政権の歴史について予習必要かな。いきなり暴力的なんだもん。なんだよ、テロ容認かよ、みたいな。ストーリーも編集カット多かったのかなんか飛び飛び感あります。最後のほうでバイオレットの娘を洗濯屋から外に連れ出してよそに紹介するとことかわけわかんない。なんか全体的に端折ってるようなイメージです。プロパガンダとは言わないまでも、何か政治的な主張をするための映画というの感じが強くて、『映画作品』的な印象が薄いです。てかさ、テロ礼讃でいいじゃん。既得権益者の集団をひっくり返すのは、やっぱテロだよ。そこ誤魔化すために歯切れ悪くなるんじゃかえってよくない。そのくらい追い詰められてたんだし。変にポリティカルコレクトネスにこだわってちゃ伝わらないよね。…って思ったの。
[映画館(字幕)] 5点(2017-03-20 19:54:52)
3.  Vフォー・ヴェンデッタ
そこそこおもしろかったでつ。いわゆるThe Manへの反逆(すみません、School of Rock観たあとなもので…)ってのはわかりやすくて共感を得やすいでつよね。 それにしても安易な気はするのでつが。もうひとひねり欲しかったでつね。 同じくコミックが原作のSin Cityではスタイリッシュさや独特の美意識みたいなのが前面に出てたんで、それに比べるとかなり中途半端な印象を受けまつ。 ヒューゴ・ウィービングの台詞回しとか、それなりに目指したのかもしれませんけどね。 昔のアメコミ然とした静的なカットが多くて物足りないでつ。 それでもまあ最後まで引っ張って見せる力はあるんだから平均点以上だと思いまつが。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-30 11:02:42)
4.  イグジステンズ
見終わってからクローネンバーグだったと知りました。道理で既視感。こりゃ1999年版ビデオドロームだ。もう十年もしたら次の同テーマ作品やるのかな。それなり面白いけど狭い視野からの現状批判て感じ。斬新さは感じない。造形関係は影響与えると思うけどね。妙なエロティック風味は観客サービスか?だったらジュード・ロウよか女優に金かけてよかったんじゃない?
[DVD(字幕)] 5点(2006-11-24 13:45:12)
5.  ショーン・オブ・ザ・デッド
28days later の直後に観たので点数高いかも。アメリカ風のしつこいコメディーと違ってあっさりしてるけど、シーンの背景ややりとりの間の取り方とか細かいおかしさが詰まってていい味でてます。でもってちゃんと泣かせるとこはへんにいじってないから好感もてる。でもこのあっさり感は単独で観ると物足りないかも。先にベタなゾンビもの観てからの鑑賞を強くおすすめ。
[DVD(字幕)] 8点(2006-11-09 13:16:23)
6.  28日後... 《ネタバレ》 
聞くと観るとじゃ大違い。ていうかそこそこにはよいのだけど。まるでウィンダムのトリフィド時代みたいな病院での目覚めから教会、マンション、トンネル、スーパー、駐屯地と進むにつれてテンション下がるよ。ダッシュするゾンビってのはどうも違和感&興ざめ。日中ののどかなシーン多すぎ。まあこうやって逃げ回るのが現実的なんだろうけどね。
[DVD(吹替)] 4点(2006-11-09 13:00:03)
7.  K-19 《ネタバレ》 
軍隊だからとか共産国家だからっていうんじゃないけど、ほんとにみんな最後まで立派でつ。 批判はあるでしょがポストリコフ=ハリソンの選択は、たまたま幸運に恵まれただけかもしれないけど、踏みとどまって最後までベストを目指すっていうことなので、正しかったなと思ったの。 それと、腰抜けのヴァディム中尉が最後にひとりで冷却水パイプ直しにいったけど、もしあれやってなかったら一生負け犬気分だったかも。でも死んじゃったし。なんかやりきれない。  
8点(2003-11-23 21:07:04)
8.  時計じかけのオレンジ
古い映画だからどうかな~と心配して観たけど意外に面白かったの。ファッションとかアート、ファニチャーは再流行してるし、ママのミニスカ&ブーツ以外はGOOD(当時は日本でもばばあまでミニスカだったんだよね)。暴力に対する嫌悪感みたいなのは描くつもりもなかったのか、それとも当時としてはこれ以上だと無理だったのか、なんかファンタジィぽく感じたの。反社会的な考え方が当たり前のように存在する世界で、それでも人間らしい『選択の自由』を支持するってことなのかな。実際いまの社会だと、『別に自分が社会を支えなくても大丈夫、俺は勝手にやる』っていうひとがとにかく増えてるから、これをみてもあんまり違和感がないのでつ。無責任に優しい父親、無責任に暴力的な息子、無責任な政治家。なんか能天気なの。問題意識や危機感みたいなものも感じないの。実社会と違って。ふしぎなせかいでつ。
8点(2003-07-27 00:31:31)
9.  コレクター(1965)
むかしNHKでやってて2回観たの。で、大学の頃ジョンファウルズ(だったっけ?)の原作が新書で出ててそれも読んだの。理解されたい愛されたいって言いながら自己中に暴走してるようで、子供心にも「なんかちがう」っていう違和感を覚えつつ、なんか惹かれるのでした。『ボクシングへレナ』とか『完全なる飼育』なんていうほかの監禁ものに対し、ラストで再びワゴンを流すこちらの主人公には底知れない深い心の闇をかんじるの。そしてそれに対してかすかに共鳴している自分の中の闇の部分に気づくのかもしんない。 でね、やっぱり「恋」と「愛」は別物だなって思うんだよね。 
[地上波(吹替)] 8点(2003-07-26 14:34:35)(良:1票)
10.  ブラス!
借金まみれ・組合の裏切り者・貧乏の子沢山な息子が好きでつ。塵肺病みのおやじが倒れるのなんて、あざといな~と思いながらうるうるしちゃいました。なんか寅さん映画みたいな暖かさを感じてしまうのはあたしだけかしら。
9点(2003-07-22 00:16:46)
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