1. ストレイト・ストーリー
ハートウォーミングないい作品でした。人って年をとるにつれて、生きるスピードはどんどん遅くなって感受性とかも鈍っていくんだけど、逆に経験は積み重なって人間的に魅力が出てくるものなんだろうな。今の自分はアルヴィンの何倍も速く生きているんだろうけど、それでいいんだと思う。ゆくゆくは彼のようになっていくのだろうから。でも、身体的には丈夫な老人になって、経験を生かして老後を楽しみたいなあ。でも、彼のように人を諭す好々爺もいいかもしれない。人生について考えさせられる作品ですね。まったり映画を見たい人におすすめです。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-06 03:12:31) |
2. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
博士のキャラが最高。いかにもマッドサイエンティストってかんじで。声の出し方とかキャラ作り完璧すぎ。ファー!!って叫んで右手をかざすところとかたまらん。そのあとバシバシ自分の手叩いたり 笑 でもあれ日常生活で真似したら危険人物ですよね。。手放しでは笑えないブラックユーモアですが、うまく茶化していると思います。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-05 21:04:51) |
3. 戦場のピアニスト
戦争、特にホロコーストものには弱いなあ。戦争の渦中、一人の人間が生へ固執する物語。人物本位の映画なので教科書的要素はあまりないけど、エイドリアン・ブロディの演技や廃墟の映像美など見所は色々あると思う。ただ家族との描写があまりにも希薄な気がした。自分だけ生きればそれでいいのか、と。当時としてはそんなことも言ってられないんだろうけど。エイドリアン・ブロディのあの日本人にはありえない鼻の高さには憧れる 笑 [地上波(吹替)] 7点(2005-11-04 22:11:37) |
4. 恋におちたシェイクスピア
正直言ってあんま面白くなかった。。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-04 21:54:05) |
5. エレファント・マン
人は生を選べない。程度の差こそあれ、自分が完全無欠と考えてる人はいないと思う。メリックの場合はそれが極端に不幸だった。外見が醜いから誰にも愛されない。彼の奇形仲間は「運は俺たちには必要なものだ」と言っていたけれど、運だけで片付けてしまうのはあまりにも悲しい。まあ、彼は幸運にも助けられ幸せに余生を送れることになるのだが。。メリックのその外見とは裏腹な心の美しさ、純真無垢さを映し出した先生の奥さんの前で彼が泣くシーンが深く心に突き刺さった。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 01:27:16) |