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コメント数 112
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自己紹介 映画好きで、月4本ぐらい見ています。レンタルビデオは何本も見ていますが、好きなジャンルは全部になります。ですから何でも見ます。良いと思うかどうかで判断しています。

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1.  キングスマン 《ネタバレ》 
この映画には興味がなかった。しかし、あるラジオで今年のベスト5に入るといわれて観ることにした。久しぶりにすっきりした映画であった。本当に今の指導者には腹が立つ。憲法を無視し戦争法案を通した。アメリカがおしつけてきた憲法をないがしろにする行為をアメリカが称賛している。アメリカは民主主義を広げるといいながら、民主主義を踏みにじる行為を支援している。つまり、アメリカには正義がないのだ。もちろん今の与党にも正義はない。これだけ反対者がいるのだから、せめて信を問うべきである。しかしそれもしない。派遣法も戦争法案と一対なのにマスメディアは報道しない。アメリカも貧しい町をつくりそこで軍隊の勧誘をする。日本も派遣になったら二度と正社員になれず貧しい人びとをつくる。そして自衛隊に勧誘する。もしそれに失敗したら徴兵制をするのだろう。人間には金でかえないものがある。愛、友情、慈しみの心、そしてここで扱っているジェントルマンの心意気、最後にあなたの命。そういうことを思い出させてくれる映画であった。
[映画館(字幕)] 10点(2015-09-22 20:34:27)(良:2票)
2.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
この映画は、映画館で見ていたのだが、レンタルが出て改めてまた見た。予想が出来る内容とはいえ、子供をなくし、人生に希望をなくした女性が立ち上がっていくさまは感動を覚える。クルーニーが突然でてきたのは、彼女の奥底にある心の声を宇宙という空間で、幻として表現したものだと私は理解した。人間として、生をまっとうすることの意義の中で、途方にくれようが、この宇宙への旅を楽しまないといけない。ただ生きているのではなく、生きたいと願い、楽しみたいと思う事が重要なのだ。ただ、実際問題、宇宙ステーションをロシアが自爆した影響を予測できなかったNASAはオオバカヤロウだ。しかし、これがないと物語は始まらない。
[映画館(字幕)] 8点(2014-04-26 18:12:44)
3.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 《ネタバレ》 
今回の点数は、全部のハリーポッターに捧げるために付けた点数です。10年もの間、よくも続けてこられたものだと関心しました。このシリーズの映画の特徴は、原作者が映画監督を決めているところにあります。つまり、原作通り映画を作らないと作らせないという、とてもまれにみる不思議な映画なのです。本の原作と映画の脚本というものは、違った方が面白い物が出来ると私も思います。ただし、逆に原作は面白いのに、映画はつまらないというものも数多くあります。もちろん、逆もあります。このハリーポッターシリーズは、原作者の力が強く、本と違う内容のシナリオを禁じました。賛否両論はあるでしょうが、これだけヒットしたという事は成功したと言っていいでしょう。私は日本語の原作も読み、英語の原作も4巻まで持っています。そういうものにとっては、解らないことは何もないのです。逆に本を読んでいない人には解りずらい事は多々あると思います。今回の映画では、スネイプのハリーの母への純愛の表現が足りてません。また、死を乗り越えられるという3つの秘宝も、どう働いているのか、さっぱりわかりません。本当は3つの秘宝の魂が融合してハリーを生き返らせる場面を作るべきで、その時にヴォルデモートは自分の杖が偽物だと気が付くようにした方がスジは通ります。この作品を1巻から構想して作った作者は、すごいの一言です。感謝と尊敬の念を込めて、この点数を贈りたいと思います。
[映画館(字幕)] 10点(2011-07-16 05:39:54)(良:4票)
4.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
最初はこの映画を見ようとは思ってもいなかった。しかし、ダイアン・クルーガーが出ていることがわかり、見ることにした。私は彼女のファンなので仕方がない。内容は、この作品に奥行きが全然ないところがダメだ。まるで、「ナイトミュージアム」のように思いつきで作った作品のように思える。ここからは、完全にネタばらしになるので、映画に行く人は見ないでほしい。まずは、主人公は暗殺者だ。しかも、偽装の妻との仲だけ思い出し、今まで自分は何者だったのか全然思い出せない。(しかしそんな都合のよい記憶喪失ってありか?)そして、その妻に直接話に行くと、自分になりすましている男といざこざが起こる。しかし、待ってほしい。同じ組織の人間なのだから、君のかわりに別の人を立てたと言えばすむ話だ。それが、いつのまにかその主人公まで暗殺されそうになる。また、主人公にかかわっていく看護婦さんや看護婦さんから紹介された元秘密警察の人まで殺されそうになる。もちろん、ダイアンもそうだ。これらが、思いつきでやっているとしか思えない。殺す理由がダメなのだ。また、自分が何者かわかった後に、なぜ王子や学者を助けるのか。それも理由がない。もしくはとても弱い。この映画は時系列や描写の仕方が巧妙で本筋がぼやけるが、よく考えてみると駄作だということがよくわかる。内容が全然だめなのだ。しかし、ダイアンの演技はよかった。出来れば彼女の魅力をもっと出せる映画になっていればプラス2点しても良いと思った。
[映画館(字幕)] 6点(2011-05-15 20:26:47)
5.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
雰囲気は当時のイギリスを彷彿させるものがあり、評価できると思います。ただし、もうちょっとだと思うのです。女優とのからみも、もうちょっとだし、謎解きももうちょっとだし、悪役がなぜあんなに大量虐殺しようとしたのかももうちょっとだし、とても惜しい映画だと思いました。シャーロックホームズの新しい形は見せられたと思うので、これはいいと思います。私ならやっぱり、悪役との知恵比べを絶対にやります。勝ったり負けたりすることが大切です。やっぱり、知恵比べプラス、「憎しみ」対「愛」の戦いもおりまぜてやるべきです。
[DVD(字幕)] 7点(2011-03-23 09:40:30)
6.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 
この映画の良いと思った所は、出来るだけその当時の風景を出そうと心がけているところだと思った。とても質素なのだ。これが一番気に入った。また、私は歴史が好きだが、歴史で大事な事はその当時の様子を想像することだ。今と同じ人口のわけがなく、地面はもちろんアスファルトはなく、もっともっと動物達がいた大自然がすぐ近くにあったはずだ。この映画での感銘は、自由憲章のことだ。フランスはフランス革命により、王や貴族達をギロチンにかけて自由を手にした。しかし、その後で出来た政府が、今の民主党のようにドロドロになってしまった。それを見ていたイギリスは、王、王妃、貴族達を残し自由憲章へとすすむ。国民の自由というのは、簡単に手に入ったのではない。権力を持っている人間がそれを手放さないからだ。今回の映画でも王は、ロビンフットに嫉妬し、約束は破られた。しかし、その後に自由憲章は成就することになる。日本も坂本龍馬たちが頑張り、第2次世界大戦の後にアメリカに与えられた平和憲法があり、仮の民主主義が日本にはある。中国は未だに国民に自由はない。この監督のお手伝いさんの1人に確か日本人がいたことがあり、彼女が本を出している。(とてもお勧めです。変なイギリス人?)彼女から坂本龍馬という英雄を聞いて、イギリスにもロブンフットの話があるという会話をしたのではないかと思いながら見ていました。(ロビンフットという実在の人はおらず、色々な伝説が融合されて作られたと聞いています。)  
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-14 13:56:39)(笑:1票) (良:1票)
7.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 《ネタバレ》 
最近気が付いたのだが、ヴォルデモートという名前である。私はサッカーファンなので、トットナムに入ったファンデルファールトという選手を知っている。中継をみていて、イギリス人の解説者が彼を「ヴァンデヴォー」と言っていたのだ。私たち日本人は、外国語のニュアンスと音感を大切にする文化がある。これにカタカナがぴったりであり、すばらしい。しかし、ほとんど同じローマ字を使うヨーロッパでは自分達の発音を使う。だから、ファンデルファールトは、「ヴァンデヴォー」なのだ。だから、ヴォルデモートは、本当は「ファンデルモールト」だと思えるのだ。つまり、オランダ系イギリス人という事だとわかったのだ。昔、アメリカに語学留学した時、カナダ人(フランス語をメインにしていた)と親しくなった。彼があるとき、アイ・アム・アングリーとしきりに言ったのだ。何に怒っているのだろうと思っていたが、なんの事はない hungry をアングリーと発音していたのだ。(フランス語では先頭のHは発音しない!)だから、彼は「腹減った!」といっていたのだ。ところで、今回のハリーポッター。私はダークさは嫌いではない。もっとドロドロしていても良いと思ったほどだ。次のような展開を期待したが、子供向けのハリーではちょっと無理か? ハリーとハーマイオニーはダンスの後、熱いキスをし、お互いを求めるようにSEXをする。彼女がいくときに、思わず小さい声で「ロン...」と言ってしまう。この声をハリーはしっかりと聴いていた。しかし、何も言わず眠りにつく。しかし、その声をロンはある酒場で聴いていた。純愛と現実主義(感じやすい体や生理など)にゆれる女心、それらをするどく描く作品になっていたら言うことはなかった。
[映画館(字幕)] 8点(2010-11-25 20:46:20)
8.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
3Dで見ました。「バイオハザード」をゲームからやっている者としては、とても満足いくものではありませんでした。ただ、映像的にはキレイだったのでこの点数を付けました。しかし、シナリオは雰囲気で作っているとしか思えません。何が何だか説明がなさすぎます。しかも、内容が浅い。それに、せっかく「Heroes」のSexy女優(クレア)を使っているのに全然Sexyじゃありません。最後には「ギャラクティカ」のSexy女優まで出てくるのに全然期待できません。  東京であれだけ大きな爆発があったのに、空中じゃショボイし、パラシュートで逃げているし、あのTウィルスを打っている男が何なのかさっぱりだし、クローンのアリスは何人いるのか?(東京で全滅したのかな?)アリスも注射一本で、あれだけ超人的になっていたのにその能力はなくなるし、巨人は弱いし、本当にさんざんです。  よくもこんな子供だましの「バイオハザード」を作ったものだと思いました。観客をなめているとしか思えません。次回は映画館へ見にいきません。(でもDVDは見ます。)  ちなみに私なら、あの赤いクモみたいなバッチを胸にさされたら、女性の場合、両乳首へ神経が伸びていき勃起させます。そして性的に興奮させ、脳を支配します。男性の場合は、下に伸びていき勃起させます。そして、それをはずすと性的衝動がどうしても強くなり欲望を抑制するのが大変になります。それに、途中おそわれて水中に引きずり込まれた女性はSexyなゾンビとなって再登場します。巨人との戦いはもっとすさまじいものにします。彼には何の武器も通用しません。(実は弱点はあの斧で、その中に彼の脳や心臓が入っています)その戦いで、クレアはゾンビ側に落ちます。(クレアは巨人とキスをします。液体がどんどん体内に入っていき、彼女はみるみるSexyなゾンビになっていきます。)そして、最後は「プリズンブレイク」の兄(クリス)と兄姉対決です。これくらいの内容にはしてほしかったなあ。そして、裏テーマに企業のマヤカシと、人間の正義とは何かを問うものが入っています。  次回作を作るのを布石としておいて、1つの映画作品に全力投球しない作品は、次回作も作っちゃダメです。
[映画館(字幕)] 5点(2010-09-14 02:11:56)
9.  インセプション 《ネタバレ》 
本当は「ヒックとドラゴン」を見ようと思ったのだが、夜やっている映画館が近くにないことに気が付いて、この映画を見ることにした。さて、この映画、いくつかの疑問がある。夢の中で年をとるのか、とらないのか? デカプリオは奥さんと何度も深い深い階層に入って行き、何十年も愛し合った。もしかすると、何百年も経験しているかもしれない。その間は、年はとっていないと解釈していた。そして、奥さんはその夢の世界から戻りたくないと言い出す。それを解決させるために、奥さんにインセプションする。夢から覚める為に死ななければいけないと。そして現世でもそうしてしまう。しかし、ミッションの中で渡辺謙を助けに行ったデカプリオが会うのが年老いた渡辺謙。はてどっちなのだ? この映画はとても哲学的(論理的)じゃなく、情緒的なような気がする。今生きている世界も、夢と違わないことが多々ある。例えば、家を購入しようとせっせと借金をする。しかし、借家に住もうが家を購入して住もうが、真実はどちらも借り物だということだ。自分の持ち物と錯覚しているだけとも言える。(死んでまで家を持って行けないし、子供達もほとんどが住まない。)ある俳優が言っていた。自分という演技者がこれからどういうシナリオでエンディングを迎えるのか? これが楽しみで仕方ないと。また、デカプリオの子供たちの様子をみている(全然大きくなっていない)と、この映画はほんの数ヶ月の出来事のように思える(もしかすると3ヶ月ぐらい。もしかして夢?)。意欲的な作品ではある。
[映画館(字幕)] 7点(2010-09-02 18:07:09)
10.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 
ある映画評論家がまあまあ評価していたので、見に行きました。私としてはそこそこ楽しめました。だから正解といえるでしょう。この映画に対しては、キリストが出てくる前の神々、ギリシャ神話をどれくらい魅力に感じているかで違ってくるだろうと思う。つまり、紀元前の話になるわけだ。それにしても生々しい話だと思ったところは、神様が怒り、王の女を犯し、子供を作るとは... また、気に入ったところは、王になれるのに王を選択せず、神になれるのに神を選択せず、ただの男を選択するすばらしさだ。そして、すばらしい伴侶を神様が授けるのもなかなかである。それと、三途の川が出てくるのも、なんか面白いと思ったし、船の中に金貨がたんまりあったのに、くすねようともしない。帰りの金貨(船賃)の心配もしない。こういう心意気はなかなかいいなあと思った。また、今、なぜギリシャ神話なのか考えてみた。これは、キリスト教では世界を救えなくなってきている現代があり、もちろんイスラム教でも仏教でもダメである。だから、もっと前に戻ってみようと考えているのではないかと思った。地球温暖化などの問題を解決するためには、世界が1つにならなければいけないのに、いまだに自国のことばかり考えている。地球に住めなくなったら、お金があってもなんにも役に立たないのにね。
[映画館(字幕)] 6点(2010-05-06 01:03:39)
11.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
初めて3Dで見ました。やっぱり、3D用に作った作品だけあってすばらしい映像でした。内容は、まあまあだと思います。最後は予測できましたが、あれで良いように思えます。ただ、出来れば木の下で契りを結ぶ様子を映像で見たかったです。やっぱり子供も見て欲しいために、セックスアピールは控えたのでしょう。しかし、原始的なものを表現する時は、本当は全部見えるものです。そこがちょっと嘘っぽくみえました。アフリカの原住民を見ているように思えましたが、戦闘シーンの竹槍で向かうところは、沖縄決戦を見ているようでした。この間のCOP15を見ていて思うのは、あれだけ白人が搾取してきた発展途上国の財産を棚に上げて議論することは無理なのだなあということと、いつまでたっても金目当てで搾取しようとする白人の懲りない強欲さです。もちろん、日本人もその白人を追いかけていますが。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-24 14:26:26)
12.  ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 
原作既読。私はこの作品をなぞに思うのです。なぜ校長先生は、疑いのある彼を最後まで信じていたのか? 殺される事がわかっていただろうに。 また、悪党たちがバリアをくぐり抜けて来ても、結局やったのは彼なのだから、来た意味がないと思うのだが。(本では悪党が来ることによって戦いが起こっていて、それなりに意味があるようだったが。)また、ヴォルデモートを育てたのは、校長先生であり、あの先生なのだから、もっと責任を感じてほしいと思う。北朝鮮問題でもそうだが、悪人に武器を与えたらひどい目に会うのは世の常である。しかし、悪人に武器をあたえる人が一番悪いと私は思っている。(どんな理由があるにせよ)つまり、校長先生もあの先生も、もっと必死に戦うべきであると思う。傍観者ではいけない。(校長先生も今回、初めて必死になってやっていたが、1作目からヴォルデモートがトムリドルだと知っていただろうから、1作目から必死になって戦うべきである。)ただ、ヴォルデモートが自分の魂を封印していたモノが出てきており、それを壊すときヴォルデモートの幻影が出てきたりした理由がよくわかった。また、校長先生があれだけ必死に飲んだ毒が何の意味もなかったのは解せない。まるで道化である。これは、作者がヴォルデモートを育てた校長に罰を与えたように感じた。ここから、私の予想だが、殺した彼はやはり校長先生を裏切っていなかったという内容になるように思える。ポッターとヴォルデモートの戦いで、彼がポッターを助けるような気がする。また、殺人により魂を分割できるのだから、ハリーの母親を殺した時、自分の魂を分割しハリーのスカーに封印したのではないかと疑っている。つまり、7番目の封印場所は、ハリー自信ということになる。当たらないことを祈りたい。
[映画館(字幕)] 6点(2009-07-23 17:08:54)
13.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
最後まで楽しめました。これがイギリス人が監督をして、インドの話(貧困など)を展開しているのは、イギリス人のインドに対する申し訳なさなのだろうか?僕にとっては考え深い。ただ、兄弟の話の最後の方はどうも納得がいかない。弟が目をつぶされそうになり、自分の命をかけて救い出した兄が、弟が好きで好きでたまらないラティカを犯し(たぶん)、新しいボスに献上する。ところが、最後の方で、自分の命をなげだして、弟の為にラティカを救い出す。一見、筋が通っているようで僕には納得がいかない。本当の兄弟の愛は、ゆらぐ事がないと思う。あんなに強い兄弟愛があるのだから。ところで、この映画は何を伝えたかったのだろうか。僕には、ひたむきな愛や兄弟愛よりも、インドのひどい貧困ではないかと思える。カースト制度を廃止しているとインド政府は言っているが、とても本当とは思えないし、先進国の製品に対する欲求が、実はインドで労働賃金を安くし、しかも公害を知っていながら、それをあえて強要している。スウェーデンのある繊維メーカーが、自然に優しい素材で作っているというブランドがあり、実はそれは嘘で、インドで製造しており、その製造現場では、猛毒の化学薬品を使って染めている。しかもその方法が、素足でもむという無謀なやり方をしていた。そこで働いている労働者は、下級階層の人たちで、5年ぐらいしか働けないと言っていた。なぜなら、公害におかされて体がいうことをきかなくなるからだ。テレビでやっていたそんな話を思い出した。   
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-05 01:09:31)(良:1票)
14.  ウォッチメン 《ネタバレ》 
原作未読です。評判がよさそうだったので、何の評論もみずにいきました。僕にとってはなかなか楽しめました。「300」の監督が撮った映画ということで期待していました。期待通り、映像などがすごく、感心しました。僕には内容は「ダークナイト」と似ていると感じました。「インデペンデンスデイ」とも共通なところを感じます。これらの映画の背景は、今の世界が1つにならないと解決できない事が多く(地球温暖化など)なっている現在の世界があり、しかし、それを解決する方法がわからないというものだと思います。宗教が違い、人種が違い、教育レベルが違い、先進国と後進国という経済が違い、人口を無秩序に増やす地域と日本のように少子化に向かっている国があり、それらが1つの世界になんかなるもんかという。しかし、巨大なある力(Dr.マンハッタンやエイリアンなど)が世界に来ることによって敵の敵は味方のようになり、一致団結出来るという論理で世界が1つに出来るのではないかという考え方です。確かに、明治維新の時に黒船というアメリカからの脅威により、日本では藩という国々が、1つにまとまりました。しかし、残念ながらDr.マンハッタンもエイリアンも、現実世界では来ません。違った方法(敵の敵を作る力づくの方法ではなく、知恵を使った方法:例えば地球人になるための共通認識としての歴史の教育など)を模索するしかないと僕は思っています。また、ウォッチマンとはDr.マンハッタンではなく、彼女の父親だったのですね。これはなかなか深い意味合いがあり、とても面白かったです。どうせ子供向けに出来ない内容なのだから、もっとセクシー描写をし、もっとグロテスクにしてもよかったと思います。Dr.マンハッタンが神のような存在感があるのに、とても人間的で、ここに宗教を超えなければいけない要素を感じました。(宗教を超えるとは、お互いに尊重しあう世界であり、現代のようにユダヤ教とイスラム教の軋轢や、911で起こったテロの背景にあるイスラム世界とキリスト教世界の衝突を超えること)キリスト教を信じている人が多いアメリカのまんがでよく描けたものだと感心しました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-04-01 18:05:09)
15.  28週後... 《ネタバレ》 
この映画には違う何かを期待して見に行った。28という数字から、前の映画の続編なのかと思ったが、私にはとても続編には思えなかった。私は、この映画の絶望感を今のヨーロッパ人やアメリカ人が感じている絶望感のように感じた。あの無責任な少年少女は、なんの象徴なのだろう。私には、ヨーロッパやアメリカ自身のように感じた。地球温暖化が叫ばれているが、元をただせばヨーロッパやアメリカの経済の拡大で、BRICSに進出し、そこが急拡大したために、急激な地球温暖化が進んでいる。しかも、偏西風に守られているヨーロッパが、最初に壊滅的ダメージを受ける可能性が高い。ヨーロッパが宣言している二酸化炭素(CO2)を80%削減したところで、世界の主要な排出国はヨーロッパではない。(ヨーロッパは13%ぐらい)この映画を見た後に、思った率直な感想だ。(考え過ぎかなあ?)
[映画館(字幕)] 5点(2008-01-20 01:07:06)
16.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 
この映画は、最初から期待していなかった。なぜ、見たのか?それは、ナショナルトレジャーのダイアン・クルーガーがとても良かったので、彼女が出た作品を見ようと思っていきついたのです。ベートーベン→ホワイト・ライズ→ミッシェル・ヴァイオン→戦場のマリア→そしてトロイ。見て思いました、内容が悪いと。人の女房をいくらきれいだからといって寝取ってしまうことから始まり、決闘をしたら逃げ腰になり。達人の剣人(ブラットピット)は逆恨みするし。トロイの木馬は、なんの疑いもなく城内に入れるし。好きなのかどうかわからない女性を助ける為に、トロイの木馬にかくれて城内に入るし(好きなら返さなきゃいいのに)。メチャクチャです。これが史実だとしても、全然おもしろくない。こんなにお金をかけて、こんなに面白くない話をよく作ったものだと関心しました。昔のクレオパトラを思い出しました。唯一、王みずから死体を引き取りにいくところは見応えがありました(これで2点)。ダイアン・クルーガーがとてもきれいなので、1点追加です。この映画がヒットしなかったのはうなずけます。
[DVD(字幕)] 3点(2008-01-09 02:47:55)
17.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
この映画を見る前に、次のどれにしようか迷いました。1.続三丁目の夕日 2.ベオウルフ 3.椿三十郎 4.XX(エクスクロス)魔境伝説 5.バイオハザードIII このサイトのコメントを読んでみましたが、4だけありませんでした。そこで、他のサイト前田さんの http://movie.maeda-y.com/ を見ましたら4が好評価でした。よし、4を見ようとスケジュールを見たら、なんとレイトショーをやっていないのです。(スケジュールを見たのが7時ごろ)そこで、このサイトの評価を改めて読み返してみたら、バイオハザードIIIは人によって評価がわかれていました。そこで、このバイオハザードIIIを見に行きました。IもIIも映画館で見て、ゲームもしている私としては、とても楽しめました。Iの始まりが、これから主人公と一緒に戦うだろうと予想していた人がいきなり死んでしまいます。これは、結構バイオハザードの原作者が納得いった個所であることを知っています。そして、最後はその場面が出てきました。つまり、これで完結しているという事です。続編はないとみます。注文したいことはいっぱいありますが、あれが映画を作った人の限界だと思います。最後の場面に行く前に、もっとアクションを見せた方が面白いと思うのですが、悪役の人の顔が半分出ていて、彼だからあきらめたのでしょう。(彼にはアクションはきつすぎます。)また、ゾンビなのに自分の仲間を殺しているのは論理的にちょっと疑問に思います。それよりも、ゾンビ化させて自分のいうとおり兵隊として動かせる力を持った方が面白いと思いました。彼女も頭を痛がっている場合ではなく、超能力全快で戦います。最後は彼女のクローン軍団と、悪役のゾンビ軍団の壮絶な戦いが始まります。外にいるゾンビは、すべて悪役のゾンビ軍団の手下となります。これぐらいやってもいいのにと思いました。最後に、砂漠の中をバイクで走っている風景がとても気に入っています。冬だけど、バイクのりたいなあと思った次第です。
[映画館(字幕)] 7点(2007-12-09 00:07:36)
18.  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 《ネタバレ》 
原作を読んでいないで見ました。これは、最初の4巻までは、原作の英文を購入して(分厚い本)読みましたが、悪と戦うという雰囲気の場面から、私は心配していました。私も本を書くときに、はっと思ったのは、悪を魅力的に書くためには、悪に傾倒しないと書けないのです。もちろん、格闘シーンになったら、格闘シーンが大好きじゃなきゃ書けません。はたして彼女(原作者)は、書けるのだろうかと思っていたのです。しかも、映画のハリーポッターは、原作に忠実に描くことで有名です。たぶん、駄作になるだろうと覚悟を決めていました。しかし、なかなか良かったです。私からの忠告は、これからの話は、誰かと協力して作ることです。(格闘が好きな人がいいだろうと思います。)すでに、作者はハリーポッターともう1人を戦いで亡くすと言っています。さて、どうなるか楽しみです。(私としては生き残ってほしいのですが。自分以外の人に続きを作られるのが嫌なのでしょう。)
[映画館(字幕)] 7点(2007-07-15 12:56:18)
19.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
ダイハードのファンとしては、満足する点数は与えられると思う。しかし、今回のテロをした悪役は、どうも納得いかない。いままで政府の要人で、自分の意見が受け入れられないからそれを証明するために、あんなテロなんかやるかあ?(お金にも話をつなげていたが、これもなんか弱い。あれだけ大きなテロをやる場合は、お金ではなく名誉や志の問題だと私は思う。お金は死んだら何にもなくなる。しかし、志は引き継がれるからだ。)絶対ありえない。また、悪役の仲間に英語を話さない人たちが参加していたが、思わせぶりだった。これも、もっとキチンと背景を説明した方がいいだろう。ちなみに、大きなお世話だと思うが、どうすればもっと良い映画になるか考えてみた。あの青年がもっともっと成長する話を平行したらどうだったか。自分の判断が、誰かの生死に影響する場面を作るとか、いろいろ出来たと思う。私としてはかなりもの足りなかった。(千と千尋の神隠し ぐらい成長してほしいところ。)
[映画館(字幕)] 7点(2007-06-30 13:21:58)
20.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
当初、この映画は見る予定ではなかった。子供がいなくなる未来? 日本は確かに少子化だが、世界中に人はあふれかえっていて(クローンの可能性もある)、中国やインドやアフリカなどの人たちがみんな携帯電話を持ち、車を乗るような社会になったら、破滅へまっしぐらであることは誰でも知っている。(それくらい人が多いのだ。)しかし、このサイトや映画の評論のサイトを見て、かなり評価が高いのに驚いて見に行った。そして言葉にできないほど感動した。今年見た映画で、僕の中では1番である。それどころか、映画の新しい流れを作るかもしれないと思えるほどのインパクトだった。  この映画は未来を描いているのではなく、今、現在の社会を描いているとはっきりわかった。赤ちゃんは、大切なものの象徴である。僕は、愛ではなく、未来への希望であるとみた。後からわかったことだが、この監督が原作と全然違うあらすじでこの映画を撮ったことだ。しかし、原作者が言いたかったことが見事に描かれていると言われている。また、この監督がハリーポッターの監督をしたこともあり、(ハリーポッターの映画は、原作者が厳しい注文を出しているのが有名で、原作通りに描かなければいけないことになっている)その時の反動だったかもしれないと思った。僕の個人的な意見としては、映画は原作に忠実である必要はなく、原作の伝えたいことに忠実であるべきであると思っているし、本という媒体と映画という媒体では伝え方が違うと思っている。  また、撮影、音楽などとてもすばらしく、まさしく、今年1番の映画であると思っている。  まだまだ言いたいことはたくさんあるが、これだけは言っておきたい。このサイトの評論を読まなかったら、僕はこの映画をレンタルビデオでみるか、もしくは見なかったと思う。評論の大切さを知った。ありがとうございました。
[映画館(字幕)] 10点(2006-12-22 15:05:21)(良:1票)
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