Menu
 > レビュワー
 > sayzin さんの口コミ一覧
sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : ベルギー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  スコーピオン・キング
完全に幼い子供向けに特化した、お気楽極楽アクション・ムービー。一本調子でご都合主義的なストーリーも、俳優の肉体(演技や殺陣ではない)だけに頼った単純なアクション・シーンも、もの凄い格好してるのに、肝心な部分は絶対見せない綺麗なお姉さんも子供向け。いずれ「悪の帝王」になってしまう主人公なのに、その片鱗を全く見せなかったのも興醒め(「エピソード2」のアナキン君くらいのダークさがあっても良かった)。ま、中途半端にしないで、潔く子供向けに徹したことだけは評価しましょう(小学生以下の子供は結構楽しめるんじゃないかな?)。そういう訳で、4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2006-05-19 00:01:03)
2.  ポーリーヌ
ポーリーヌは花が大好き。だからポーリーヌは、妹のポーレッタが大好き。綺麗な花畑の様なポーレッタの洋品店が大好き。可愛い花壇の様なポーレッタの寝室が大好き。花が咲き乱れた様なポーレッタのファッションが大好き。堂々と舞台に立ってオペラを歌う、大輪の花の様なポーレッタが大好き。ポーリーヌは花の世話も大好き。だから花の様なポーレッタにも、ポーリーヌは知らず知らずの内に水を注す。最近ポーレッタが少ししおれて見えるのは、ポーリーヌが中々水を注しに来られないから。でも、会える時にはポーリーヌは、忘れずに大切な花の世話をするのです、8点献上。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-13 00:34:30)
3.  ベルヴィル・ランデブー
眺めてるだけで十二分に楽しい気持ちにさせてくれる、オリジナリティ溢れるフレンチ・アニメーション。素朴でレトロでありながら、奇抜にデザインされた世界が、デジタル技術によって細かく丁寧に描かれてます。私は導入部の時代の流れの表現でいきなり魅了された。丘の上の一軒家が発展する街に飲み込まれ、鉄道高架が無理矢理その家を傾ける。それでもおばあちゃん達の日常は変わらない。これこそ現代社会のカリカチュア。人間離れした姿形と動きを見せるおばあちゃんと三つ子も、台詞が全く無いにも関わらず凄く魅力的(ツール・ド・フランスはおばあちゃんが出た方が勝てるんじゃないか?)。とにかく、世界観構築の見本であり、キャラクター・デザインの手本であり、アニメ表現の基本がここにあります、7点献上。
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-18 00:04:19)
4.  エブリバディ・フェイマス!
【ぐるぐる】さんご指摘の様に、かなりイギリス映画的匂いのする、チョコレートの様にほろ苦いベルギー(他近隣諸国)製のダメ人間奮闘コメディ。もちろん主人公は「この手の話には絶対欠かせない失業中のダメおやじ」なので、売れっ子歌手を人質にして娘を歌手デヴューさせようとするものの、いつの間にやら逆に娘を人質に取られた形になってしまうという体たらく。そして物語は、ラストの「ラッキー・マヌエロ」一曲に向けて収束していく。ダメおやじの鼻歌が見事にアレンジされた上、その詞もジプシーが人生の悲哀を歌った敗者への、つまりは劇中のダメおやじ自身に向けた人生哀歌になっている。これは泣ける。そう考えると、劇中のプロデューサー(マネジャー?)は悪知恵だけでなく、実力も本物だったんですね、6点献上。
6点(2004-11-18 00:05:13)
5.  王は踊る
解釈は色々とありそうですが、私は額面通りルイ十四世への、リュリの永遠に叶わない片思いの物語と受け取りました。彼は王に服従どころか、狂信的に仕えていく。何処へ行くにも付き従い、いつ何時もBGMを欠かさない。それは全て王を称える為。特に野営地のテントで、ルイの夜の営みを除き見ながら、その動きに合わせて楽団を指揮するのが凄い。しかし、映画は時代を描くことに熱心で、人間ドラマとしては確かに弱くなってる気がします。そしてその時代を満喫するにも、豪奢な映像を映し出す大画面と、壮麗なバロック音楽を再現できる音響設備は必須です、5点献上。
5点(2004-10-13 23:15:28)
6.  ぼくのバラ色の人生
日本に入ってきてなかっただけかもしれませんけど、まず典型的なサバーブを舞台にしたヨーロッパ映画ということが珍しかった。そのライフ・スタイルはほとんどアメリカのそれと一緒、そして住人が極端に保守的であるという点も同じ(舞台はベルギーなんでしょうか、フランスなんでしょうか、若しくはパロディなんでしょうか?)。性同一性障害だろうが、女装趣味だろうが、ゲイだろうが、息子をそのまま受け入れてあげたい気持ちと、社会常識を振りかざす世間の目との間で苦悩する家族。映画としてはラストに救いをもたらした感もありますが、基本的にはある共同体から排除される異端者家族を描いている。しかし、まるでリカちゃんハウスの様な女性化への幼い憧れは、物語の主題を不明確にしてしまったと思います、6点献上。
6点(2004-10-13 23:14:38)
7.  さまよえる人々
スペイン支配下の16世紀オランダ(ベルギー?)で、「オランダ人」と呼ばれた男の数奇な運命を描く歴史ファンタジー(だと思う)。この辺の歴史や美術に全く疎い上、外国の圧政を経験していない日本人の私には、ほとんどこの映画が解らなかった。それはストーリーが解らないのではなく、この作品が何を描いているのかが解らなかったのです。オープニングに登場する「未来惑星ザルドス」(みたいな頭像)が一体何のメタファーなのか、打ち捨てられたノアの箱舟(みたいな廃船)が表現しているものは何か? 本作を読み解くにはヨーロッパの歴史への深い知見が必要です、5点献上。
5点(2004-09-03 00:03:26)
8.  ノー・マンズ・ランド(2001)
コメディコメディした映画ではなく(笑えるシーンはそんなに多くありません)、状況設定と物語そのものが毒々しい風刺劇。内戦の原因を知る者は一人としていないであろう中で戦うボスニアとセルビア、硬直した官僚機構と成り果てて「事なかれ主義」を徹底する国連(軍)、視聴率と名声だけを追い求め「真実」には興味を無くしたジャーナリズム。“no man's land”というのは「中立地帯」という意味らしいですけど、むしろ「人でなしの世界」ともとれる内容です。そこは全てが愚かで無力な世界、我が国も他人事ではありません。憂国の7点献上。
7点(2002-06-06 00:18:26)
9.  イル・ポスティーノ
漁港の冴えない郵便配達夫が、町一番の美女に歯の浮くような詩を捧げる。そしてそれがうまくいっちゃうんだもんなぁ。時代背景やプロット、主人公の純朴さ等に心打たれますし、詩(詩人)が彼を人間的に成長させていくのも解るけど、映画としてはなぁ、難しいなぁ…。確かに悪い映画ではないので6点献上。
6点(2001-07-19 16:22:36)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS