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1.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー
外部とは隔絶された建物内に翻訳家9人が集められ、翻訳が終わるまで出られません状態になるというプロットだけでワクワクしたし、そこで事件が起こるという展開は目が離せなかった。 これって、現実でも翻訳の際にそういう事が行われてたりするのかな?いや、それは無いか…。 ただ、ネタを知ってしまうとそこまで面白さは持続しなくて、途端にテンションが下がってしまったので、後半の展開がやや雑に感じられてしまった。 でも飽きずに楽しめたし、なかなかの良作。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-02 13:53:41)
2.  テリー・ギリアムのドン・キホーテ
【20.4.6追記】 近くの映画館でも公開された為、また2回目の鑑賞。 最初観た時よりも断然面白かった。 1回目は物語が複雑過ぎて意味わからない所もあったりしたけど、既に内容を分かっている状態で観たらすっと理解できたし、なかなか深い作品だと感じた。 結局この映画が言わんとしている事は、虚構が現実を追い越してしまった時の面白さ。可笑しさを謳っているのだと思う。  🐾🐾  いきなりメタ構造的な世界観から始まり、その後は夢と現実とも区別が付かない様な訳のわからない物語を見せられ、気付けばいつものギリアムらしい狂気に満ちた世界だったという奴。  アダム・ドライバー演じる主人公があるDVDを手に入れた事で始まる冒険物語であり、自分が過去に作り上げたドン・キホーテの世界がそのままそこに存在していて、まるで中世にタイムスリップしたかのような感覚。 この非現実感こそが最大の面白いポイントだと思った。  「ロスト・イン・ラ・マンチャ」で作ろうとしていたモノは多分全然別物だったんだろうね。そっちの作品も完成していたらどんなだったか気になりました。  さて、面白かったのか面白くなったのかというと、そこがさっぱり分からないのだ。多分面白かったと思うので8点付けますが、普通の映画ファン(←って何)には全くオススメしません。
[映画館(字幕)] 9点(2020-01-29 01:28:42)
3.  家族を想うとき 《ネタバレ》 
ケン・ローチ監督作品、「わたしは、ダニエルブレイク」に続く、現代社会の様々な問題をえぐり出す社会派ドラマであり、家族のドラマ。  一家が幸せになるために父親が立てた計画。 しかし、次々に災難に見舞われたり、息子の非行や度重なる疲労の蓄積によりどんどん肉体的にも精神的にも追い詰められて行く。 その描写がただ、ただリアルで物凄い引き込まれた。 そして、この映画は様々な問題を提起しつつも何も答えを示さず、どう思うかは観客に委ねている。その辺りはとても憎いし、観た後に残る重たい余韻が半端なかった。
[映画館(字幕)] 9点(2020-01-19 14:19:45)
4.  バハールの涙
一夜にして7000人の女性がテロ組織に拉致され、強姦されたり奴隷市場に売られるという壮絶な現実。  クルド人女性部隊のリーダー、バハールは自身もテロ組織ISに拉致された過去を持ち、夫は殺害され、息子もまた拉致されていた。復讐の為に被害女性だけを集めて「太陽の子達」という部隊を結成する。  そんな女性達とテロ組織との戦いを戦場を取材する女性記者と共に危険と隣り合わせの生活を追って行く。  とにかく、凄いのは戦場における緊迫感。それが凄いリアルさで画面から伝わってきた。 そして、女性兵士達のリアルな演技もまた見応えがあるものだった。
[映画館(字幕)] 8点(2019-02-25 18:17:06)(良:1票)
5.  エンジェル、見えない恋人 《ネタバレ》 
今どき透明人間?しかもラブストーリー? ベタかよ! と思ったが、内容もかなりのド直球さだった。 でも、なんか思ってたのと違う…。  いかにもミニシアター系のお洒落な映画でござい的な宣伝だったが、これはちょっと詐欺入ってる。 透明な男と恋に落ちる事になるヒロインがとにかく美しくて、可愛いんだけど、いきなり人が変わります。  少女時代の第一形態、大人になった第二形態。 ここまでは良かったんですよ。そのまま終われば…。 ここから数年しか経ってないのに、何故に第三形態を出す必要があるのかと。  どう考えてもたいして年食ってないんだから、そのまま演じさせるべき所を! ヌードNGとかそんな理由だろうと推測するが、これは違和感ありすぎてダメ。 勿論、3番目の女優さんも美人なんですよ? でも、顔が違うし、透明感とか失われていて全然ダメ。  また、敢えてそうしてるのか知らないけど、透明人間に関する説明が一切無くて、唯一知る母親とのエピソードも掘り下げが甘過ぎて、全然感動とかそういうのない。雰囲気だけの映画。
[映画館(字幕)] 3点(2018-10-15 13:22:55)
6.  ラブレス
「父、帰る」の監督という事で期待したが、ストーリー自体はそれほど面白いものではなく、どちらかというと暗い気持ちになる作品だった。  親の都合で不幸な目に合う子供という点においては「父、帰る」にも通じるテーマだが、今作は離婚を控えた親が主役という事で、大人の汚い部分や子供にとって理不尽な展開の連続なので、あまり入り込めず。 そんな折に子供が行方不明になるという事件が発生し、物語が大きく動き始めてからはなかなか引き込まれた。  その重厚な雰囲気と演出は一級品だと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2018-04-23 15:35:01)
7.  RAW~少女のめざめ~
これもうR18指定でいいんじゃねえの?って位過激だし、見る人によっては失神する人も居るかも。あと観終わったらしばらく肉が食えなくなる、注意!  ベジタリアンの少女が獣医学部に入学し、そこで何故か生肉を食わされた事で目覚めてしまい、草食系から肉食系(物理的に)に変貌を遂げるというもの。  少女は狂ったように暴走を続けるが、決して彼女は悪くないと思った。周りの環境が悪すぎる!特に獣医学部の寮の先輩達!今日びアメリカの軍隊でもここまで酷くないだろう。現実にあるのか?あったら凄い。
[映画館(字幕)] 7点(2018-02-10 22:32:45)(良:1票)
8.  エル ELLE
大変ショッキングなオープニングで。もうこれは完全にサスペンス映画なのかと思ったが、事態は思いもよらぬ方向に展開していく…。 あれだけの被害にあった女性が取り乱すわけでもなく冷静に後片付けをし、いよいよ警察に電話するのかと思いきや寿司の出前を頼むという超展開に唖然…( ゚д゚)ポカーン しかし、その後明らかになる彼女の生活を見ていくと納得。この監督の描く典型的パターンである女性は美しくて賢くて格好良くてセクシーで…要するにスーパーウーマンが愚かな男共を手玉に取りまくって、レイプ犯にも武器で立ち向かっていくというサスペンスというよりアクションでありコメディであり、もうジャンル不能のぶっ飛んだ映画であるのだった。さらにイザベル・ユペールが64歳と知って二重の驚きであった。
[映画館(字幕)] 7点(2017-11-20 23:50:12)(良:1票)
9.  プラネタリウム
降霊術をメインで展開していけば面白くなりそうなのに、映画業界が絡んできてから面白さがガタ落ちしている。撮影して降霊術は本当にあるのかみたいな事を検証して行くんだけど、ここも中途半端すぎてダメ。さらに大人の恋愛要素も無理矢理ぶっ込んできたがこれまた中途半端。映像はフランス映画お得意のなんか格調高い感じだけど、物語がこれじゃあ入り込めません。 劇中にアメリカ映画は革新的発展を遂げているのにフランス映画はダメだみたいな台詞があったが、この映画の事を言っていたんですね。なんという自虐。
[映画館(字幕)] 4点(2017-09-27 19:08:33)
10.  ダゲレオタイプの女
ダゲレオタイプ・・・妙に惹かれませんか?このタイトル。一体何なのか想像もつかないでしょ?ステレオタイプじゃないよ。 私もそんな風にして妙に気になるタイトルだったので、何気なくレンタルしてみたのだった。勿論大好きな黒沢清作品という事もあったが。なんでもダゲレオタイプは170年前の撮影法らしい。でも、映画を観終わって改めて思うに”ダゲレオタイプの女”というよりも、”ダゲレオタイプの男”もしくは”ダゲレオタイプ狂いの男”と言った方がこの映画を的確に表していると思った。でもそんなタイトルじゃあ誰も興味を惹かれないでしょうけどね。あはは。  最初は、普通にアート系の映画かと思いきや、そこはやはり清なので実は凄いサスペンスホラーで。詳しく書くとネタバレになっちゃうんで自粛しますが、簡単にあらすじを紹介すると、何故か今時、世界最古の撮影法であるダゲレオタイプにこだわる男が居て、妻を撮影していたが亡くなってしまった為、代わりに娘を撮影しているという。それはダゲレオタイプで撮影すると魂を生きたまま永遠に保存できると信じているかららしい。そんなダゲレオタイプ狂いの男と、それを手伝う内に彼の娘に恋をしていく事になる主人公を描いた物語。  このダゲレオタイプの機材だとか、撮影されたでっかい”シャシン”だとか、それらの道具が凄い印象に残った。それにしても、ダゲレオタイプで撮影するには露光時間の関係で20分から70分、多い時で120分くらいジーっとしていなきゃならない。そこでモデルを固定するための道具があって、固定して撮影するというのがなんだかシュールで可笑しいが、これは大変な作業だと思った。 面白かったのは最初はカメラとか芸術に全然興味の無かった主人公が、次第にダゲレオタイプの世界に魅入られて行く所。また、この主人公が段々と狂っていくところが怖くて、監督の前作「クリーピー」でしだいに狂っていった西島秀俊を思いおこさせた。 直接的なホラー描写はあまりないんだけど、黒沢映画特有のジワジワと攻めてくるような怖さがあり、勝手に閉まる扉や、明暗はっきり分かれた映像、ロケーションの美しさ、など見所は多い。「岸辺の旅」に通じるテーマ性もはらんでいて、後半の展開はとても切ない。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2017-09-18 19:45:13)
11.  わたしは、ダニエル・ブレイク
税金を払う事を誇りに思い、真面目に生きてきた男が病気で働けなくなった事によって、社会からつまはじきされていくという物語。 どこの世界でもお役所はあんな感じですよね。本当に市民の事を考えてくれているのか。 そんな社会に不満を持つ主人公ダニエル・ブレイクの、静かな戦いが淡々と描かれる。 彼は決してヒーローではない。しかし、彼が投げかけたメッセージは同じような不満を持つ者の心に大きく響いただろう。 それだけでも、彼のとった行動は報われるのではないだろうか。 決して感動を煽ったりせず、常に乾いた視線で綴られる物語はケン・ローチ監督らしい語り口だった。
[DVD(字幕)] 7点(2017-09-07 08:21:08)(良:1票)
12.  ニンフォマニアック Vol.2
これまでのトリアー作品を思わせるようなテーマが満載。もうこの出来に満足しちゃってこれ以上映画を撮らないんじゃないかとさえ思った。 相変わらずの性器ドアップもあれだけ見せたらもう十分満足したんじゃないでしょうか。壮大なテーマを掲げながらも、最後は結局人間の愚かさが出るのもいつも通り!あまりに予想通りすぎる展開だったが、トリアー作品を観たなあ、というお約束の満足感を得られたので良し!
[DVD(字幕)] 7点(2015-05-29 19:27:53)
13.  ニンフォマニアック Vol.1
トリアー作品にしては珍しく気楽に見れる作品。と言ってもエグイ性描写は随所にあるので、他のトリアー作品を見てそれなりに耐性のある人限定ではあるが。 まず、このvol.1では一人の女性に焦点を当て、その生い立ちをスピーディに見せていくのでなかなか飽きずに引き込まれるし、性にまつわる雑学や、様式美溢れる画など見所も多い。セックスを釣りに例える所が特に面白かった。かなりの長編だが、早く後編が見てみたいと思える終わり方だった。
[DVD(字幕)] 7点(2015-05-29 19:18:43)
14.  少年と自転車
色んな辛い目にあいながらも少しずつ成長していく少年を見て、思わず頑張れ!と応援したくなった。この手の映画にありがちな無理に泣かせようとする演出もなく、ひたすら物語が坦々と展開されていくので凄く引き込まれた。それにしても、あの父親には一発ビンタでも食らわしてやらないと腹の虫が収まりませんわ。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-06 19:55:47)
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