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1.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
原作は数十年前に既読だけど、ほとんど覚えていません。長尺でなかなか手が出なかったのですが、年末年始ということで鑑賞。前評判どおりの素晴らしい作品でした。何よりも「異国」の風景とそこに住まう(ふつうの)人々の描写が秀逸。そこに溶け込んでしまった塚本晋也、窪塚洋介、小松菜奈、加瀬亮などの俳優陣は素晴らしい。そのなかに、明らかに「異質」な存在として現れる2人の若手ハリウッド・スターもよくがんばりました。アンドリュー・ガーフィールドもアダム・ドライバーも「スター」のオーラをまといつつも、いい意味での「異物感」を感じる好演です。やや、残念だったのは、リーアム・ニーソンがどうしてもクワイ・ガン・ジンやらラーズ・アル・グールに見えてしまうこと。彼が語る比較文化論も、そういう人たちの言葉に聞こえてしまったのがノイズでした。映画としては、「試練」を通して信仰が試されるという、キリスト教的には定番の題材ながら、それをストレートに問い続けることで、「信仰」や「魂」なるものについての物語になっているのが見事です。近世の物語ではありますが、最後には、神を思い続け、それを棄てても残っている、この「私」とは何か、という「近代的個人」というものをめぐる根源的な考察になっていて、遠藤周作の原作も、それをこうして映像化したスコセッシも、あらためてその素晴らしさを実感できました。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-01-06 11:22:12)
2.  チャッピー 《ネタバレ》 
アメリカ公開版を鑑賞。よくできてると思うけど、どうも僕はブロムカンプ監督とは合わない模様。チャッピーがゲットーのギャング文化に染まっていくくだりは、悪趣味な部分もあるけど、こういう環境で育つことの意味というか、そこをサバイブするなかでの「家族」の意味とか、それなりに描いていて、よかったと思う。後半のややお涙頂戴的な「家族」描写も悪くない。ただ、後半になって突然浮上する「意識」をめぐる部分はちょっと余計か・・・。結局、意識と身体の二元論の人間観って、インテリSFとしては古いわけだし、そういうテーマを挿入しつつも深めきれず、ちょっとダサいB級映画化しちゃうところが、個人的にはバツ(『第9地区』もそうでした)。この映画のテーマは、前半の「環境と成長」をベースにもっと娯楽作に振り切ってもよかったような(それでは凡百のA.I.モノと同じだから嫌だったんだろうなあ、とは思うけど)。あと、ラストのビョーク「All Is Full of Love」PV風の画は何だったのでしょう? 正直2時間の本作よりも、5分弱のクリス・カニングハム作のPVのほうが作品としての完成度やメッセージも上なのではないかと思ってしまい、かえって逆効果でした。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2015-07-29 14:50:45)
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