そくらてつこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

スポンサーリンク
プロフィール
口コミ数 24
性別 男性
ホームページ https://www.facebook.com/TatsuoHaruoka
年齢 68歳
自己紹介 つくる苦労知ってますので
その苦労考えると評価0はないですよね。
でも、ビデオが高額な時代、作品の酷さに腹が立ってよく投げ捨てていたので、その気持ちはわかります。
逆に映画をネットで見られるようになってありがたくなるばかりです。

映画探しで迷う時、このグループのおかげでたくさんの映画を教えてもらい助かりました。
少しだけでも楽しく恩返しできたらと思っています。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : スイス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
スポンサーリンク
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  バハールの涙
戦争の残酷さとそこから立ち上がる人間の強さを、女性の視点で描いた異色の戦闘ドラマです。 かつて弁護士として平穏な生活を送っていたバハール。 しかし、ある日突然クルド人自治区の故郷がISの襲撃を受け、家族や大切なものを失ってしまいます。 息子は連れ去られ、男性が皆殺しにされ女性たちは無慈悲な扱いを受けます。 バハールは息子を救い出し、自らの尊厳を取り戻すため、 女性だけで構成された武装部隊「太陽の女たち」のリーダーとして戦場に身を投じるのです。  本作の大きな魅力は、「女性が戦士として戦う」という新しい視点にあります。 被害者であったはずのバハールが、悲しみと怒りを胸に戦士となり、戦い続ける姿に強い衝撃と共感を覚えます。 また、戦場での出来事を記録する片眼を失った戦場記者マチルドの視線を通して戦闘が描かれることで、 まるでその場に自分がいるかのような臨場感を味わえます。 それにより緊張感や人々が抱える深い悲しみ、そしてどこか儚くも美しい瞬間が浮かび上がってくるのです。  監督のエヴァ・ユッソンは、現実に起こったISによるクルド人自治区での惨劇に触発され、自ら現地に足を運んで取材を行いました。 そのため、映画には実際の出来事に根ざした説得力があります。 映像美にもこだわりが感じられ、戦闘シーンでのまるで表情を抽出したようなクローズアップによるダイナミックなカメラワークと緻密に計算された構図。戦闘シーンの静と動を美しく融合させています。 そのためか、戦場の混沌とした情景と、バハールの緊張が混じりあい、印象深い映像となっています。  女性が闘うということで勇敢な女性たちの姿を期待してしまうのですが、そんなものではなかった。 戦争がもたらす悲劇や、無力感を現実の戦争に立ち向かうことで彼女たちがどう変わって、そこで得るものはいったいなんなのか。 重い気持ちで知ることになります。 それこそが監督が訴えたかったものではないかと思うのです。
[インターネット(字幕)] 8点(2025-03-22 03:31:08)
全部
スポンサーリンク
スポンサーリンク

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS