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1.  過去のない男 《ネタバレ》 
発見した自分の過去に、もう戻る場所が無いとは残酷です…生きてきた自分はなんだったんだ?と疑問を持たずにはいられません。けど未来にはかすかな希望が持てる、過去は大事だけど、過去のみで生きてるわけじゃないんですよね。人生はいつでもやりなおせる、やりなおしができないと思うのはひょっとしたら過去に縛られすぎてるせいかもしれません。いつもながら、カウリスマキ監督の人間に対する眼差しはやさしく暖かい。 
7点(2004-05-05 17:07:48)
2.  カラマリ・ユニオン 《ネタバレ》 
人生の幸福を意味するんじゃないかと思える約束の地「エイラ」を目指すも、同じようなところをグルグル回り続ける男達。フランクと声を掛けられるが知らないと応える男、エイラに行く女性の車に乗れるのは1人だけで仲間はだめだという女性に対して、サングラスをはずし乗り込む男、ボートに乗れるのは1人だと言って争った後に2人でボートに乗ってる男達などなど…なんとも切ないです。このせつなさを前面に打ち出してしまうとクドイ映画になってしまうんですが、それをワルぶってる男達の背後に隠し、微かに感じられるようにしている個々のエピソードはいいですねー。好きなのはラストの2人でボートに乗ってる男達です。個々のエピソードはいいけど、ストーリー全体としては纏まりがなく、観ていてダルイ印象を受けたしまうのが欠点かな。
6点(2004-03-21 11:39:03)
3.  罪と罰(1983)
映画全体に漂う寂寥感はいいですねー、ラヒカイネンの孤独感も伝わってきます。けど、なにかパンチ力不足…原作(ドストの作品は全てそうだけど)では登場人物のほとんどが発狂したかのようにベラベラと喋りまくる!独りでも気狂いのように独白する!読み手もその毒気で熱病に冒されたようになりながら読んでいく。このあたりの勢いや破壊力は魅力のひとつなんですが、映画では失われてます。独白やベラベラ喋るのは映画では難しいのは解るんですが、それに代わるなにか(例えば音楽とか)も無いのが原因かも、何かもうひとつ工夫が欲しかった… そして主人公の犯罪哲学(人間は凡人と非凡人に別けられる、非凡人は法律を犯す権利を持っている)は聴きたかったです、映画の終盤でエヴァとの会話があったけど、なんか物足りない。 全体として「牙を抜かれた罪と罰」という印象で、もっと毒気や破壊力みたいなのが欲しかったです。  映画は映画、原作は原作なのはわかってるんですが、原作もドストも好きなせいか、どうしても比較しちゃいますね。 
[映画館(字幕)] 5点(2004-03-14 11:13:59)
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