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コメント数 2394
性別 男性
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1.  Bridget[ブリジット]
この監督と主演女優コンビの前作「ファストフード・ファストウーマン」とほとんど同じ印象、てか、ストーリーの根幹自体が全く同じです。社会の底辺でもがいてる女に、突然、金持ちの遺産が降ってきて幸せになるという現代のおとぎ話。しかし脇役の魅力や語り口は、とても「ファストフード~」には及ばない。ショッキングな展開とアンナ・トムソンの人工的なヌードでキャッチーな導入部にはなってますけど、かなりまとまりが悪く、アンナの人となりや事の成り行きは良く判らない。中盤の「冒険」も如何にもインディ臭い演出で、全く盛り上がりに欠ける。使い古されたおとぎ話的展開を全くアレンジすることなく、そのまま流用してる為、私は前作も気に入らなかったんですけど、今回は更に印象が悪いです。そんなことで、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-07 00:25:57)
2.  プライドと偏見
終始「女性寄り」の視点が貫かれてた所為でしょうけど、私も思ったほど楽しめませんでした。エリザベスがダーシー氏を好きになる理由は明示されても、ダーシー氏がエリザベスを好きになる理由が明示されず、単なる「一目惚れ」扱い。出来れば彼の方にもエリザベスの「良い部分」を発見させて欲しかった(「Emma」のヒロイン同様、私はエリザベスも余り好きになれん)。また、時代的に「結婚」だけが女性の生きられる道だったとしても、逆に言えば、女性にとっては男も生活保障以上の価値はない訳で、何か全体的に寒々しい印象です。気づいたのは、本作には一切キス・シーンが無かったこと。そういう時代だったにしろ、これでは余りにもアレだったので、アメリカ版では無理矢理キス・シーンを挿入したのでしょう。あと、出演者ではジェナ・マローンの相変わらずのエロさと、20歳を越えてるとは思えない幼さに感心。そんな訳で美しい映像に+1点して、何とか5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2006-07-14 00:04:17)
3.  ブラウン・バニー
前半(つーか、ほとんどの部分)の退屈さと、(クロエちゃんが元来「汚れ」好みだったとしても)「わざわざ」映画女優に男根をしゃぶらせた映像を大写しにしたことへの不快感と、最後の最後に経緯が明かされる物語的納得(と言っても、大して面白い話でもない)を秤にかければ、どう考えてもプラスには転じ得ない。固定カメラによるクローズ・アップの連続や、特別美しくもない映像はインディーズAVを思い起こさせる(要するに「ハメ撮り」ってヤツね)。こんな「安易」な出来損ないをアートと評してしまったら、本物の芸術家やアートに申し訳ない。ヴィンセント・ギャロは何故か日本で売れるからか、こんな映画に我が国の金が出資されてるのも気に食わん。そういった訳で、クロエちゃんの舌技(巧い!)に免じて+1点の、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-22 00:04:49)
4.  プリンス&プリンセス
「キリクと魔女」のミッシェル・オスロが全編を「影絵」で表現した、六つのショート・ストーリーからなるオムニバス・アニメーション(元はTVアニメの総集編みたいなもんらしい)。ヴィジュアルの美しさや背景美術のセンスで目に楽しい作品にはなってますけど、各話のストーリー自体が非常にオーソドックスなお伽話ばかりということもあり、シンプルな影絵だけを1時間以上見続けてると流石に飽きてきます(BGMもほとんどありません)。登場人物のシルエットが目まぐるしく変化していく第六話「プリンス&プリンセス」は影絵ならではの表現が活きてましたけど、他はそれ程でもない。また私は、小さい子供に向いてるとも思えません。「アニメ映画鑑賞」と言うよりも、「絵画鑑賞」のつもりで観た方が良いかもしれませんね、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-12-24 00:02:29)
5.  フェリックスとローラ
女性の抱く子供染みた憧れ(変身願望?)に振り回される男の姿を、何故か徹底してシリアスに描いたミステリアス・ラヴ・ストーリー。こんな馬鹿馬鹿しい話を大真面目に作る、パトリス・ルコントという人のセンスが時々良く解らなくなる。こんなの、どー考えたってコメディの題材ですよ(つーか、コメディにもならんか?)。で、散々引っ張っておきながらこれで終わり? 「そりゃ無いんじゃないの?」ってのが本作を観た多くの人の感想だと思う。それに、本作当時で30歳を迎えようというシャルロット・ゲンズブールに、私は余り魅力も感じないので、本当に見所が無かったです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-09-09 00:07:02)
6.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 《ネタバレ》 
「サウンド・オブ・ミュージック」から「私を愛したスパイ」へと繋がっていくオープニングは、映画ファンの心をくすぐる良く出来た導入部だと思いますけど、そっから先はブリジット・ジョーンズ・ファンを見限らせるに充分な、単なるドタバタ・ラヴ・コメディに成り果ててる。負け犬女のダメっ振りを期待しても、リバウンドで以前にも増して丸々と太ったこと以外は、仕事も順調で男からはモテモテの上、何と今回は女からもモテてしまうというオマケ付。前作をかなり画期的作品と評してる私としては、ちと残念な仕上がりでした。ま、「普通に」楽しめる極一般的なラヴコメといった所でしょうか。ということで、レニー・ゼルウィガーの体重増量に免じて(直ぐ元に戻るんだからハリウッド・エステは凄い!)私も1点増量の、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-08-03 00:10:22)
7.  葡萄酒色の人生/ロートレック
私は伝記映画は余り駄作にはならないと思ってますけど、極たまに「みすゞ」とか本作みたいな大変つまらない映画になることがあります。その一番の原因は製作者がテーマを絞っていない(絞れない)こと。偉人の生涯を描くこと自体にも意味があるとは思いますが、もっと大事なのは、人間としての偉人本人を掘り下げ、そこから普遍的テーマを表層に抽出することです。本作のロートレックは身障者として貴族(金持ち)の家に生まれた故、大変甘やかされた自堕落でつまらない小男というだけです。要するに唯の馬鹿。これはセットや映像以前の課題が疎かになってます、3点献上。
3点(2004-10-05 00:16:35)
8.  ブラッディ・マロリー
物語が進むに従いかなりの脱力感に襲われる、少し勘違いしてるフランスのジャポネーゼ・オタクが作った美少女(?)アクション映画。世界観はバンド・デシネ風でヒロインの出立ちはキューティーハニー風ながら、作りはマンガやアニメからではなく、完全に東映戦隊ヒーロー物からのパクリ。しかし同じ匂いをさせつつも、「本物の」おたく・雨宮慶太には遠く及ばないセンスと演出なので、川井憲次の音楽の甲斐もなく、映画は非常に中途半端で情けない仕上がりとなってます。日本髪にチャイナ・ドレスの「浅川貞子」さんが、もの凄い発音で「こんばんは」と宣うラスト・カットで、僅かに残った体力も奪われてしまいました。これ、フランス人が観て面白いんでしょうかね? 少なくとも日本人が観ても面白くはないでしょう、4点献上。
4点(2004-09-24 16:13:46)
9.  プロヴァンス物語/マルセルのお城
前作の原題は「父の栄光」で、幼い子供の持つ父への敬意を描いたユーモラスな物語だったのに対し、本作の原題は(「マルセルのお城」ではなく)「母の城」で、美しかった母への愛情とその思い出を綴る切ない映画となってます(ラストは少し「ニュー・シネマ・パラダイス」風)。また、前作はひと夏の物語だったのに対し、今作は比較的長期間の一家の生活とヴァカンスが描かれる上、エピソードも細切れで、確かに空気感的には前作と同じですけど、作品から受ける印象は大分違ったものになってました。この辺は好みの問題だとは思いますけど、話も散漫になってしまってるし、続編好きの私としても本作は余り戴けない。これならいっそ編集し直して、「夏」と「お城」を一本の映画にしてしまった方が良かったと思います、5点献上。
5点(2004-08-24 18:10:13)
10.  フューチャー・ゲーム
本作を観ると文化のグローバル化を現実のものとして感じます。ゲーム業界の話なので当然と言えば当然なのですが、フランス映画である本作に登場する小物や台詞の中身は、ほとんどが日本とアメリカのゲームや映画に関するもの。これは伝え聞くのとは逆に、フランス人も相当ハリウッド映画や日本のゲームが好きなんですね。映画の作りとしては、場面がわざとゲームのムービー風になってたり(特に音楽がそれっぽい)、カーチェイスや格闘をゲーム画面そのままのCGに切り替えたりと、ベタなんですけど新鮮でした。話自体はそう新鮮でも無いんですけどね…、5点献上。
5点(2004-07-29 11:17:37)
11.  プロヴァンス物語/マルセルの夏
本当に何も起きない。20世紀初頭、フランスの比較的裕福な一家がプロヴァンスで一夏を過ごすだけの話。しかし、それが観てる方にも束の間の休暇を与えてくれる。映画は大人になったマルセルの思い出という形で作られているので(大人の本人は一切登場しませんが)、余計郷愁を誘う形になっている。自身にはこういった思い出は皆無(若しくは忘却の彼方)だし、両親への愛着もマルセルの様にはなかったので、小さな「父の栄光」を我が事の様に一喜一憂するマルセルを羨ましく感じました。また、教職の父も非常に人間臭く、こういうのを微笑ましいと言うのでしょう、6点献上。
6点(2004-07-29 11:15:08)(良:1票)
12.  ファングルフ/月と心臓
「狼男アメリカン」の続編が、まさか16年(!)も経ってから作られたとは知らなかったもんで、勝手に古い映画だと思い込んでた私は、オープニングの、ルパンがクラリスを助ける為に落下遊泳した時の様なエッフェル塔からのバンジー・シーンで、「お~っ、昔の映画なのに凄い特撮じゃん」と、間抜けな驚き。変身シーンもCGに進化してますけど、リック・ベイカーの特殊メイクを初めて見た時のインパクトには到底敵いません。ヨーロッパでアメリカ人バック・パッカーが狼男になってしまい、殺した人の幽霊に付きまとわれるという設定以外は、前作との繋がりは一切無し。従って本作単独でも楽しめるとは思いますが、独特の乾いたブラック・ユーモアを楽しみたい方は本作ではなく、前作をご覧になることをお薦めします、5点献上。
5点(2004-01-09 14:55:13)
13.  フラッド
この洪水はどうやって撮影したんでしょうか。ま、当然セットに水を張ったんでしょうけど、それにしてもこの水浸しの巨大なセットは大変だったでしょうね。俳優さん達(おっと、ここにもいたかミニー・ドライバー)も全編濡鼠で、乾く暇も無かったんじゃないでしょうか。映画としては災害パニック物じゃないので迫力という点では物足りないし、「ダイ・ハード」型のストーリーとしては町全体が舞台なのと相手が単なる強盗なので緊迫感も薄い。着想は良かったのかもしれませんが、中途半端で終ってしまったのは残念です。という訳で、4点献上。
4点(2003-09-28 06:42:02)
14.  ファストフード・ファストウーマン
中盤まではもの凄く痛い物語(【山岳蘭人】さん言う所の「ダメ人間大集合」的群像劇)を展開しておきながら、落とし方がこれでは駄目でしょう。どうして古典から引用したような使い古された展開に持ってってしまったんでしょうか(この展開にはギョッとした。今更こんなエピソードを持ち出すなんて?! )。そうするにしても、もっとやり方があったと思う。私的には今二歩位の出来。老人クラブ(?)で女性と知り合ったことを話した時に友人が入れた突っ込み、「二人とも死姦趣味か?」という台詞に5点献上。
5点(2002-08-10 19:29:17)
15.  フィフス・エレメント
結構この映画、評価高いんですよね。映画としてはすご~く中途半端なのに…。SFっぽくない、アクションっぽくない、ラヴ・ストーリーっぽくない、コメディっぽくない…。別にどれかのジャンルにはまればいいって言ってる訳じゃないんだけど、スタイリッシュな映像と支離滅裂なストーリーだけじゃイメージ・ビデオと同じだよ、映画じゃない。従ってベッソンの感性にのみ3点献上。
3点(2001-07-26 10:37:55)
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