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C-14219さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 295
性別 男性
メールアドレス ssskzep@hotmail.com
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1.  マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙
真正面からの政治ドラマを期待していたので、老耄したサッチャーの内的世界にスポットを当てた作風はちょっと肩すかしを食った。保守的なイギリスで庶民出身、女性という立場に伴う様々な苦労、政治家サッチャーと家庭人マーガレットを両立できない苦悩、それらは老耄を絡ませなければ描けないものだったのか? なんかリベラル派が多いという映画界が「庶民を虐げながら仮初めの栄光に浸ったサッチャーも、結局は独り相撲を演じていて追い落とされた末にボケ老人になってしまいましたとさ(笑)」と言っているような底意地の悪さを感じると言っては穿ちすぎか。 そもそもこういう描き方(「勝手に想像した」内的世界に基づく人物像)は、人物が完全に歴史上の人物となって初めてとられるべき手法で、あまりにも無神経さを感じ、遺族が「左翼のファンタジー」と不快感を示したというのもむべなるかなと思える。点数はメリル・ストリープの演技に全部振りたい。
[地上波(字幕)] 5点(2014-03-22 14:51:32)
2.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
少年と老人の心の救済物語をやりたいのか、映画万歳!をやりたいのか、はっきりすべきだった。どっちもやりたいなら2時間では足りず、結局どっちつかずでスッカラカンという印象。月世界旅行というポイントがいきなり現れ、偏屈ジジイは伝説の映画監督だったという超展開の後は、物事が一気にご都合主義的に動き出し、結局は「自分の映画が売れなくなって拗ねたジジイが、案外ファンがまだいることを知って機嫌を直した」ってただそれだけの映画になっている。ここまでスッカラカンな感じになるのは、人物の描き方が良くないと。原作がどうなってるか知らないが、ヒューゴがジョルジュにノートを取り上げられたとき、誰だって「僕の父親の形見だ」と言やあ済むだろと思うところを頑なに口を噤んでいたシーンが象徴的で、他にも色々あるが当然取るはずの行動を取らないことに対して何の背景も描かれず、あれじゃヒューゴはただただ頭の回らないブサガキで、その他お話の都合に沿って各人物が動いているという印象で、苛々することこの上なかった。それと、本屋のじいちゃんとかロビンフッドとかオートマタになってしまう夢とか「ただ出てきただけ」の事物が多すぎる。何かあるのかと思わせておいて何もない。ああ消化不良。評判の美術も3Dメガネの薄暗い画面で色彩が殺され、さりとて2Dでもう一回見ようとも思えない出来で、ただただ消化不良。
[映画館(字幕)] 3点(2012-03-30 01:23:20)(良:2票)
3.  ヴェラ・ドレイク 《ネタバレ》 
監督さんがヴェラをどう描きたかったのか分からないが、少なくとも自分には彼女は「いい人」というよりは「アブナイ人」に映った。何を考えているのか読めない。義弟の妻が「あんな自分勝手な人」とヴェラを忌み嫌っていたが、自分は常に正しく、周囲を幸福にしていると信じて疑わないヴェラの姿には、道をもう半歩誤っていたら、独善的なシリアル・キラーになっていそうな危うさを感じた。あのタイミングで捕まった事は、誰にとっても幸福な事だろうと思う。「人間は良い事をしながら、悪い事をしているものよ……」この映画を見て、池波正太郎の鬼平ならしみじみそう言うだろう。関係ないけど、イギリスの下町訛りは心地良い。
[DVD(字幕)] 7点(2007-02-03 23:04:14)
4.  グッドナイト&グッドラック
「報道」とは何なのか。テレビというメディアの役割とは何なのか。それを改めて問いかける為に使われた素材が「アカ狩り」。この日本人には馴染みの薄い事件を話の中心に据えた事で、「アカ狩り」を知らない人には、この作品は随分と薄いものに映るかも知れない。この時アメリカで行われていた「アカ狩り」の様子は、「狂気のマッカーシー旋風」とも形容され、共産主義者を疑われた者が調査委員会の召喚を受けた時の様子などは、さながら魔女裁判のようだったという。しかしジョージ・クルーニーは観客がこれを「知っていること」として話を進めているので、この映画の中からそうした狂気はほとんど感じ取れない。この映画で描かれるのは、あくまでも報道の自由と信念を守るために、ブラウン管を通してスマートに戦う男の姿であって、事件を知っており、かつ「集団心理の狂気」みたいなものを見ることに辟易としている自分などは、この全編を貫くスマートさは歓迎すべきものなんだけれども、事件を全く知らない人には、「???」な映画かも知れない。「興味があるけど、アカ狩りは知らない」という人は、予備知識を入れておく事をオススメします。本来そういう映画はよろしくないんだけれども。最後に、自浄努力もしないまま健康番組の捏造で大騒ぎする日本のメディアと「騙された!」と憤慨する視聴者に、Good Night,and Good luck.
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-31 23:58:29)(良:1票)
5.  皇帝ペンギン
走り高跳び並の高いハードルを設定して待っていたが、見事に玉砕した。悪くない。悪くないんだけども、何を見せたかったのか、焦点を定めるのに失敗したかな。確かにペンギンは可愛い。南極は美しい。大自然は厳しい。そのいずれかに的を絞らず、全部見せようとしちゃったんだね。それでもいいけど、全部見せたいならもうちょっと練り込まないとね。まあその短い脚に、こんなに高いハードルを持ち出した僕も悪いんだ。ゴメンね。
[DVD(字幕)] 4点(2006-07-27 13:32:47)
6.  モーターサイクル・ダイアリーズ
「尊敬する人は?」と聞かれる度に、「チェ・ゲバラ」と答える自分にとっては、もう見たくて仕方なかった映画。(別に左巻きの人間ではないです) この映画は、『世間知らずの医学生エルネスト・ゲバラ』が主人公なので、巷に溢れる『ベレー帽を被り、鋭い眼差しで何かを見つめるチェ・ゲバラ』のイメージを持って見始めると、肩透かしを食らうと思う。 しかしチェ・ゲバラを、不器用でバカ正直な、一介の医学生として描いているが故に、かえって彼の天性というか、特異性が伝わってくる。 このエルネスト・ゲバラという青年は、別に徹底的に共産主義を叩き込まれたわけでもなく、近しい者が活動家だったわけでもない。ただ、現代の自分達と同じように『この世界は何かおかしいんじゃないか』と、小さな疑問を抱いている一青年だ。 その小さな疑問は、気紛れで始めた貧乏旅行で、南米各地の『弱者』と呼ばれる人々と接していくことで、次第に増大していく。 ペルーのマチュピチュ遺跡でのエルネストの表情は、個人的にこの映画での一番の見所だと思う。 アルゼンチンで「彼女に水着を買っていかなきゃ」とニヤけていた男が、マチュピチュ遺跡に腰を下ろし「銃なしで革命?不可能だ」と鋭い瞳で呟く。この両者の劇的な表情の変化には、鳥肌が立った。どんなに世の中の暗部に触れたとしても、実際に彼らのために表情を変えられる人間は、まずいない。どこまでも不器用、純粋なエルネストだからこそ、そうすることができたんだろう。 あの表情の変化が、共産主義が敗北した現在も『自由の闘士』として尊敬を集める理由や、キューバの指導者となりながら、まだ圧制や搾取に苦しむ他の国を救うために革命運動に身を投じ、志半ばで斃れた理由、その全てを物語っているように思う。 映画としては、正直2流の出来であると思う。 しかし、この映画が描く『どこにでもいる青年エルネストが、革命の戦士"チェ"・ゲバラになった』という事実は、『お前たちにも何かできるはずだ』と、自分に語りかけてきているような気がした。革命なんて大袈裟なことは言わなくても。 意味も分からず、彼の顔がプリントされたTシャツを着ている人々にも、ぜひ観て欲しい。 きっと、そのTシャツはもう着られなくなるだろうから。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-28 10:22:39)(良:1票)
7.  幼なじみ
レイプ、人種差別、家庭の崩壊など、扱われている内容は結構ハードなものばかり。ストーリーも結構退屈。それを感じさせなくさせてるのは、間違いなくマルセイユの美しい街並みのおかげ。舞台が内戦や空爆の傷跡残るサラエボに移ると、とたんにこれらのテーマが現実味を帯びてきて、ストーリーの退屈さだけが浮き彫りになる。全編マルセイユで通してくれれば良かったのに・・・。まあ、主人公の女の子はいかにも純粋そうで可愛かったし、最後のオヤジの慟哭は結構グッときたよ。
7点(2004-01-16 20:11:37)
8.  ノー・マンズ・ランド(2001)
久々に戦争映画を観て心から虚しい気持ちになった。ボスニアもセルビアも国連もマスコミも戦場で殺し合う兵士達も、戦争にまつわるものは全てクソだと監督さんは言いたいんだろうね。戦争に英雄なんていないし、美談なんかあり得ない。
9点(2003-06-18 07:25:26)
9.  戦場のピアニスト
んー・・・匿ってもらう、逃げる、匿ってもらう、逃げる、の繰り返しで、今ひとつドーンとくるものがなかった。実話として面白いのはナチスの将校に助けられた話くらいで、後は大戦中の東欧にならどこにでも転がっていた話だと思うし、今まで何度も語られてきたものだと思う。悪い映画ではないと思うけど、カンヌでグランプリ取るほどの映画かというと・・・同じ戦争ものでカンヌのグランプリなら「鬼が来た!」の方が良い。
5点(2003-06-02 21:50:21)
10.  ポワゾン
ラストシーンが最悪。アレで見事にぶち壊した。全てを告白して、最後の祈りを捧げて、後は素直に自分の運命を受けいれんか!結局、口先八丁かよ、と取られても仕方ないぞ。基本的には面白かったので、脱ぎっぷりと合わせて6点。
6点(2002-10-24 21:02:29)
11.  ベルリン・天使の詩
自分の中で「感動する映画が必ずしも面白い映画だとは限らない」を完璧に体現した映画。普通の人はこれは寝ちゃうって。感動したけど。
6点(2002-10-06 21:06:00)
12.  パーフェクト・カップル
こういう映画を作ってのける所がアメリカだね。大統領選の仕組みをこれで勉強しました。どこの国でも政治の裏側はダーティーなもんだけど、凄いもんだ。あるマンガで「大統領の椅子の前では人の命などペンのキャップより軽い」っていうセリフがあったのを思い出した。
7点(2002-09-25 08:22:30)
13.  ニュー・シネマ・パラダイス
ハッキリ言って期待していたような映画じゃなかった・・・というより記憶にあったストーリーと違った。これといった盛り上がりどころがないのに感動してしまうのは、結局こういう映画が好きなのと、エンニオ・モリコーネの音楽のせい。音楽だけでも十二分に泣ける。形見はうすうす勘付いていたもののやっぱり泣いた。
10点(2002-09-04 02:10:47)
14.  バイオハザード(2001)
思ったよりちゃんと「バイオハザード」してるじゃないか。緊張感が途切れなくてとても良かった。ただ、アクションシーンでミラ・ジョヴォビッチが攻撃する時にいちいちスローになるのはウザかった。2は出るのかどうか知らないけど、出すとして、もしゲームの2を元に作るなら面白くないのが目に見えてるからやめた方がいい。
7点(2002-09-01 22:13:52)
15.  レッド・サン
ハイレベルなバディ・ムービー(?)チャールズ・ブロンソンのの軽さと三船の重厚さが見事にケミストリーを作りだしてる。アラン・ドロンも初めて見たけどカッコ良かった。「世界のミフネ」が本当に世界レベルの名優であったことを示す格好の作品。
8点(2002-08-27 12:57:22)
16.  ひまわり(1970)
ごめんなさい・・・ソフィア・ローレンがうざったくてしょうがなかった。「夫を見殺しにしたのね!?」という所なんか、「じゃあテメェ一兵卒としてロシア行ってみやがれ!!」と心から思った
5点(2002-08-11 16:34:34)(笑:1票)
17.  レオン(1994)
映画自体に6点。ゲイリー・オールドマンの稀代の名演に1点。エンディングテーマのShape of my heartに1点で計8点。個人的に「ナイフは殺しの芸術だ」とのたまう主人公にゴルゴ13を読ませてやりたい。しかしナタリー・ポートマンもでっかくなったなあ・・・自分のほうが年下だけど。
8点(2002-08-11 16:18:36)
18.  ストレイト・ストーリー
淡々とした映画。「山の郵便配達」よりは映画らしいかも知れない。しかし個人的にはあの作品より泣かせようとする意図が見える分評価は若干落ちる。ファーンズワースの演技は凄く好感が持てるんだけども、娘の吃音が気になってしょうがなかった。まあ合格点はあげられると思う。
7点(2002-08-11 15:31:12)
19.  
初めてみた黒澤作品。色彩感覚が素晴らしい。城攻めシーンも大迫力!なんだけど、騎馬戦はちょっとなあ・・・稚拙。それでも、ストーリーは言われてるほどつまらなくはなかったし、駄作と斬って捨てるのもどうかと思う。
7点(2002-08-08 09:57:19)
20.  バンディッツ(1997)
前半はちょっとかったるかったけど、後半はかなり楽しめた。どっかで見たことあるシーンが満載。ラストは・・・何て言うかドイツ映画ってどうして爽やかに終われないのかな・・・。
7点(2002-07-20 08:11:11)
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