1. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 名作ですね。音楽が常に哀しく暗く美しいメロディなのが効いています。新婚時代が少々コミカルでうっかり笑ってしまうくらいで余計に後半の暗さ、特に戦争を背負ってしまったアントニオが..(;ω;)いわゆる男と女の三角関係みたいなものには何故?どうして?っていう心持ちもあるしジョバンナはこういう気持ちの方が、分かってても強く出てしまっていると思います、が、やはり背後に深く重く存在する戦争というものを意識させられるところでどうしようもない悲しみを感じるし、ジョバンナも最後のアントニオのセリフでそれをはっきり理解し背負ったんだと思います。故に最後の別れのシーンとひまわりの映像には胸が引き裂かれます。戦争というものは拭えない残酷なものを一人一人に残してしまうんだよ、ということでしょう。初めて見た時はここだけでティッシュ1箱分ほど号泣してしまった。 [DVD(字幕)] 10点(2007-03-15 20:44:55) |
2. 男と女(1966)
ギャグ映画だよねこれ?もちろん芸術性は高いですが。‘ダバダバダ~’が鳴ると笑えるんですけど。 [地上波(吹替)] 7点(2007-02-27 10:44:37) |
3. 8人の女たち
《ネタバレ》 最初の殺害場面でこれは狂言ではと思ったので前半の推理合戦のような展開はやや冷めて見てましたが、8人それぞれの秘密(しかも突拍子もない)がだんだん明らかになっていくのは意外で面白かったかな。そっちを一生懸命やった分適当に流した感じなイマイチなオチがちょっと。てか8人中4人がレズて。 [地上波(字幕)] 5点(2006-10-02 08:21:50) |
4. ニュー・シネマ・パラダイス
あのラストシーン、どの作品よりも際立って素晴らしいんじゃないかと思います。音楽も素晴らしい。名作中の名作! [DVD(字幕)] 10点(2006-09-15 22:03:12) |
5. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
初めて見たのはこちらの完全版の方です。すごく泣いてしまった。素晴らしい映画だと思った。ただ、あまりにも有名な最後のあの名シーンは、正直完全版で見たときはイマイチしっくりこなかったです。あとで劇場版見ると、ラストシーンが全然いきてて感動しましたし、すごくいいシーンだなあと心から思った。泣けた。完全版と劇場版では結構趣違ってますので要注意かな。私はどっちも好きです。 [地上波(字幕)] 9点(2006-09-15 21:57:51) |
6. ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール
だいたいストーリーは読めたけど結局最後まで見てしまった。シャルロットは両親どっちにも似てないですね、、。ジェーン・バーキンが日本に来た時に日本の子供がすごくかわいかったらしく、そんな子が欲しいと思ってたらほんとに日本人みたいな子が生まれた、というようなことをおっしゃってましたが確かに。日本人みたいな線の柔らかさでスゴクかわいい(お父さんに似なくて良かった..いや失礼、でもゲンスブールを柔らかくした感じかな)つまりこれはシャルロットを愛でる作品ですかね。それ以上でもそれ以下でもないかな。悪くはないけど・・。でもあの夫(映画の)はちょっとしつこいというかうんざりする。 [地上波(字幕)] 5点(2006-05-30 17:13:49) |
7. 天井桟敷の人々
セリフがいちいち気になるセンスの良さで3時間の長丁場を過ごせた。一人の女性と彼女を巡る男たちの情動劇が丁寧にうまく描かれています。「人生とは芝居、演じることさ」といった軽さ、明るさも感じた。ガランス役の女優、江波杏子に似てるなあ・・ [DVD(字幕)] 6点(2006-05-23 12:47:15) |