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1.  ピエロの赤い鼻 《ネタバレ》 
この映画の主題は、ピエロが持っている「道化のおかしさ・切なさ」と「自己犠牲の尊さ」だと思う。主人公とその友人は好きな女性によい格好を見せようと、ラジオからの戦争高揚のアジテーションに載せられて、遊び気分で爆弾を使って、鉄道施設を爆破してしまう。おそらく二人は成功するとは思っていなかったはず。サーカスの余興でピエロがするように、ほんの悪戯に過ぎなかったはずなのに・・・。そして、その二人をかばった見張り役のドイツ兵が、そして当日鉄道施設で宿直していた者が、本当にあっけなくゴミ箱に紙くずを投げ捨てるように、射殺されてしまう。でも、その行為は決して無駄ではなく、主人公と女性の結婚、子どもの成長をはじめ様々な平和な明日に繋がっていく、大切なものであったことがわかります。少し切なさを伴って・・・。そう思うとピエロの化粧も、赤い鼻も、スポットライトにあたる姿も切なく見えてしまうから不思議です。また「ピエロとアコーディオンとシャンソンは相性が抜群」そんなことをエンドロールをぼ~っと眺めながら感じてました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-26 22:21:25)
2.  ストレイト・ストーリー 《ネタバレ》 
空は快晴雲一つ無く爽やかな青空の元で、褐色の小麦畑の中どこまでも真っ直ぐな道路が通っていて、そこを緑色の小型トラクターがゆっくりと走っていく。なんとも心が洗われる風景です。とても「ワイルド・アット・ハート」や「ブルー・ベルベット」を撮影した監督とは思えません。話は主人公が目的地に着くまでに出会うエピソードが積み重ねられており典型的なロードームービーとなっていますが、私は主人公を支える娘が非常に素晴らしく感じました。彼女自身も過去悲惨な経験をしているにも関わらず、それを克服して主人公を支えるべくよき家族の一員として尽くしています。ラストシーンに登場する主人公の兄もそうですが、皆善意でひた向きに生きている様がよくわかり、映画のシーンでよく出てくる秋空のように清々しく、少しもの悲しく、だからこそ癒されてといった「観てよかった」と思える映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-27 22:09:40)
3.  それでも生きる子供たちへ
 7編のオムニバスで構成されていますが、一編一編決して疎かにできない珠玉の作品達。社会・政治的な問題が産む戦争・貧富の差・虐待・エイズ等に翻弄されながらも、それでも逞しく、ひたむきに生きる子供たちの姿を観て、生きる希望をもらっているのは、実は大人である自分達ではないかと思ったりした。  それほど、子供たちの涙顔・笑顔・眠った顔はストレートに観る者に強い力と希望を 与えます。このような映画は国・宗教・世代を超えて広く見て欲しいと切に感じます。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-27 20:10:10)
4.  アパートメント(1996) 《ネタバレ》 
ロマーヌ・ボーランジェは「野生の夜に」とか「ミナ」とか、直向きで個性的な役所が印象に残っていて、今回も最後まで目を離せない展開の中で、「彼女はどうなるのかな」と、ドキドキハラハラしながら観ていました。それほど彼女は可愛らしく、時にはエキセントリックな表情になったりと、充分魅力的でした。特にラストの憂いを含んだ微笑は、胸が詰まります。 フランスの女優で言えばジュリエット・ビノッシュやベアトリス・ダルもそうですが、印象的な女優が多いです。 ストーリーは主人公マックスを通じて、マックスを慕う女性、マックスの元恋人との過去と現在のやりとりがシンクロし、最後は意外な結末を迎えます。 モニカ・ベルッチも充分美しくまた悲劇的ですし、ストーリそして映像もスタイリッシュでいかにもフランス的で、その雰囲気に浸りながら一気に観ました。また、映画の中でヒッチコックの映画で観たシーンを連想させる場面もあり、そんな粋な計らいにすっかり魅せられてしまいました。 秋の夜長に観るにはお勧めな映画だと思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-06 21:23:10)
5.  ランド・オブ・ザ・デッド
やはりゾンビはゆっくり歩いて意識を持たず無言でカビのようにジワジワと湧いて出る方が怖いです。確かに進化して思考能力を持ち始めるというのもわかりますが・・・  何というのか「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」や「ゾンビ」を観たときのような圧倒される感じはなく、SFとスプラッターを足算して2で割ったような映画であり、思っていた路線とは違ってました。ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ観・ストーリテーラとして行き着いた先が本編とするなら「???」という感じは否めません。  
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-12 15:55:08)
6.  ユナイテッド93
 その日は残業を終えて帰ってきて、妻が見ていたテレビを何気なく見ると丁度「ワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んだ映像」を流しており、「リアルな映画だね」「いや、さっき起こった事なの」、しばらく本当に信じることができず繰り返すニュースを呆然と見てました。 この映画は、当日起こった出来事が、ぐいぐいと緊迫感をもって展開します、とても2時間が早く感じましたし、急展開のラストとその後のテロップ、エンドロール・・・しばらく固まってました。  しかし誤解を恐れずに言うとこの映画で、事件があった事実を除き、監督が伝えたい 映画ならではのメッセージ、感じ入る部分が掴めないのは私だけでしょうか? また機内で起きたことが克明に伝えられていて、これは乗客者から家族への電話等の事実を参考にしているのでしょうけど、本当にすべてを伝えきっているのか・・・というようなこと感じてしまうのは私だけでしょうか?「衝撃の事実であることは間違いない、その事を胸に刻むことは重要なこと。しかし、全員が死亡しかつ飛行機という閉ざされた空間の中で発生した事実を伝えきる事は不可能。御遺族がこの映画をどう感じるだろうか。」などということをどうしても考えてしまう。 ユナイテッド93号のブラックボックスも明らかにされていないわけだし、衝突まである一定の推測に従ってストーリーを進めていくのだけれど、この事件の重さからして、本当に推測でしかもカメラは臨場感ある撮り方をして良いのかなという気がしてなりません。管制官や空軍等のやりとりは非常にリアルでついつい引き込まれましたが・・・ 
[DVD(字幕)] 7点(2007-07-14 21:18:41)
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