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1.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
ミステリーだと思って観たのが間違いでした。 余り良い人間とは思えない初老の鑑定士が、長年の相棒から 手酷い仕打ちを受けるという、何とも後味の悪いものでした。  もう中盤あたりから、おおよその予想はついてしまったので、最後も全然意外性はなく、 初めての生身の女性との恋愛に無邪気に喜ぶおじさんが 周り中から騙されていくのをただ見ていて、 どん底へ叩き落される過程を見せられて終わり。  「贋作の中にも一片の真実がある」という言葉にすがって、あのカフェで待つ姿。 一時でも幸せな時間を過ごせたのだから良いと思えるかどうか。  ハッピーエンドで無くても良いけど、愛を知ったことで人との関係性を持てるようになって 詐欺の片棒の相手としてしか見てなかったビリーを友人と認め、ロバートたちを家族と言って、 孤独ではない人生を知ったと思ったのに、それを全部否定された。 詐欺まがいのことをして集めた美人画を根こそぎ盗られたことより、 やっとリアルに感じられるようになった人との関りを断ち切られた衝撃の方が大きかったでしょう。  ヴァージルが、そこまでの酷い仕打ちを受けるほどの悪人と思えないので後味が悪いのです。 ビリーに才能が無いのは、誰が描いたかわからない時点でクレアの肖像画を「大した価値がない」と言っているので事実でしょう。 そうではなく、本当は才能があるのに認めず飼い殺しにしていた、ということなら納得できます。 だから、あそこで「素晴らし肖像画だ。一体作者は誰か?」というふうにでも言わせてたら良かったのにと思います。  ジェフリー・ラッシュは素晴らしかったです。
[インターネット(字幕)] 4点(2018-06-10 14:04:28)(良:1票)
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