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プロフィール
コメント数 2399
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

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1.  炎の戦線エル・アラメイン 《ネタバレ》 
エル・アラメインと聞くとマカロニ・コンバットの大作『砂漠の戦場エル・アラメイン』をすぐ思い起こしてしまいますが(歳がばれます)、あのど派手な映画とは程遠いもう地味なのが本作です。同じ負け戦としてはドイツ版の『スターリングラード』と雰囲気が良く似てます。まあイタリアの第二次大戦映画となるとほぼすべてが負け戦映画になっちゃうのが悲しいところですがね。 エル・アラメイン戦は、両サイドが完全に息切れ・補給切れになってエル・アラメインで陣地を造ってにらみ合い状態におちいってからの英軍の大反撃作戦です。ロンメルが得意とした戦車による機動戦と違って第一次大戦の会戦に近い力押し戦なので、モントゴメリーのような凡将でも勝つことができたと言っちゃうと言いすぎでしょうか。でも所詮イタリア軍はわき役・お荷物状態なので、最前線の状況をリアルに再現するとこういう地味なお話になってしまうんですね。でも自分はこの映画の雰囲気は嫌いじゃないです。『アラビアのロレンス』が砂漠の美しさを映像にとらえたすると、本作ではまさに砂漠の現実・恐ろしさが良く映されていると思います。そういえば主人公の志願兵は、冒頭でオートバイに便乗して登場しラストはオートバイを一人で運転して戦場から去ってゆきます。ここら辺は『アラビアのロレンス』のファーストシーンを意識した撮り方だったのかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-29 22:36:10)
2.  ボッカチオ'70 《ネタバレ》 
「どこがボッカチオやねん!」と言いたくなるのですが、そもそもボッカチオ風とはどういう感じなのでしょうか? と言う愚痴はさておき、それぞれのエピソードは楽しめましたよ。どれが面白いかとなるとどうしてもフェリーニが目立っちゃうのですが、個人的にはマリオ・モリチェリの『レンツォとルチアーナ』が良かったですね。なんか昔のネオ・リアリズモ風で若いカップルが生き生きとしてるのが好きです。それにしても最初にリリースされたビデオ版ではこのエピソードが丸ごとカットされてたそうですが、いくらなんでもひどすぎますね。 フェリーニ編はもうフェリーニ御大が遊びで撮った様な風情ですが、Z級SF映画『妖怪巨大女』なんか足元に及ばない出来ですよ(そんなもんと比べるのはちょっと失礼が過ぎました)。 ヴィスコンティ編はラストのR・シュナイダーの涙、デ・シーカ編はS・ローレンの歌が印象的です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-15 19:43:06)
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