41. ナザレのイエス
20数年ぶりにDVDで見直した。長っ!音楽モーリス・ジャール、監督ゼッフィレリ、キリスト教会大協賛のもとに作られた超豪華キャストの新約聖書ってかなり贅沢。宗教ってホントにお金持ち。キリスト役ロバート・パウエルのセリフ回しが舞台役者のように大げさでなんだか気恥ずかしい。分厚い聖書を読むか?6時間11分の映画を見るか?興味がなけりゃどっちも辛いぞ。 7点(2004-02-01 18:56:04) |
42. 炎の戦線エル・アラメイン
砂漠の中をひたすらひたすら徒歩で退却するイタリア兵の描写が、あまり悲惨さを感じないのはお国柄なんだろうか。親しみ溢れる役者さんたちの表情のせいかな?海でのひとときの憩いのシーンが微笑ましい。定石どうりの展開で地味な戦争映画といわれればそれまでだけど、ハリウッド大作戦争映画に飽きたらこういうのもあり、です。 8点(2004-01-26 22:49:12) |
43. 法王の銀行家
巨大な策略の渦巻くバチカンの権力と陰謀を暴くっていっても、結局は闇の中・・・宗教って怖い。役者も超一流なのに、上映してたのは地方の定員40人ぐらいのミニミニシアター。それも2週間興行じゃ誰も見てない!すご~く惜しい。意外な力作ですよ、これ。 [映画館(字幕)] 7点(2004-01-24 18:51:14) |
44. クルセイダーズ
これは拾い物!カメラワークも脚本も史劇スペクタクルとして、まあまあよく出来てる。人生ドラマ部分に比重を置きすぎて、終盤ドタバタしたのがちょっと残念。見るならDVDの3時間バージョンをオススメ。イタリアTV放映用長尺版(全6時間ぐらい)もあるようなので、どうせならこっちをDVD化して欲しかった。 7点(2004-01-24 18:36:02)(良:1票) |
45. タイタス
グロ満載の裏版シェークスピア。ジェシカ・ラングの「全身整形して来ました~」って感じの体と顔がまたすごいんだ、これが。 6点(2003-12-08 18:54:55) |
46. 離愁(1973)
淡々とゆるやかに話は進行していたのに、ラストは新派芝居も真っ青な大悲劇!後悔のような安堵のような泣き顔のロミーに全部持っていかれちゃったなー。 8点(2003-12-08 18:22:32) |
47. ゴスフォード・パーク
具が・・・具が多~い!!! 5点(2003-11-24 19:41:27)(笑:1票) |
48. 尼僧の恋 マリアの涙
純粋な尼さんに簡単に手を出しちゃいけません!身も心もズタボロにされたマリアが気の毒。このあといったいどうするんだ?しかし名匠ゼッフィレリがなんでこんなB級映画を作っちゃったんでしょーか。 5点(2003-11-23 17:23:48) |
49. 復活
全篇イタリア語のロシア文学になんだかなーの違和感を感じてしまった3時間超。生真面目な作りで文字どおりの大作。見るのに体力と根気が必要。 6点(2003-11-23 01:37:14) |
50. ダスト
ミルチョ・マンチェフスキーの映画って過去と現在がクロスして独善的傾向があるんだけど、これも展開はかなり強引。奇想天外なマケドニアバージョン西部劇? 6点(2003-11-21 15:06:52) |
51. 赤い影
水の都ベニスが陰湿な暗いおどろおどろしい町に見えてゾゾ~ッ。全身の血が泡立つような恐怖を感じる。原題がDon't Look Nowっていうのも怖い。ホラーの大傑作。 9点(2003-11-16 19:45:20) |
52. 死刑台のメロディ
冤罪の空しさと腹立たしさに怒りがこみあげる。これが本当に起こった実話だからますますやるせない。社会派映画の意欲作。最後に静かに流れるジョーン・バエズの歌もいい。 8点(2003-11-16 01:19:41) |
53. アルフレード アルフレード
2人のコテコテ女に翻弄される軟弱な男の爆笑悲喜劇。ダスティン・ホフマンの知られざる名作。面白いです。 8点(2003-11-16 01:11:01) |
54. 刑事(1959)
ひとつの殺人事件をめぐって貧しいイタリア市民の生活を綿密に描いた小品だが、アリダ・チェッリの歌う主題歌「死ぬほど愛して」のほうが映画より有名かも? 7点(2003-11-16 01:01:19) |
55. 薔薇の名前
中世のうさん臭さ漂う迷路のようなセットが圧巻!色彩を押さえたカメラもおどろおどろしい雰囲気抜群。古い絵巻物を見たような気になる。 8点(2003-11-15 21:31:37) |
56. ムッソリーニとお茶を
うまい女優がこれだけ揃うと圧巻。巧みな人物描写とゴージャスな衣装はさすがゼッフィレリ。舞台を観ているような面白さ。 8点(2003-10-19 01:04:21) |
57. 永遠のマリア・カラス
名匠ゼッフィレリ監督の小粋な佳作。オペラシーンだけでも1本にして見たい!シャネルの衣装もすてき。カラスに興味なくても感動できます。もっとこういう映画が見たい。 8点(2003-10-18 18:31:30) |
58. ロミオとジュリエット(1968)
初めて見たのは小学生の時。きれいな絵本で見せられたような美しいカメラワークと名曲にうっとりした。原作読んでなくても脇役の名前(ベンボリオとかバルサザーとか)まで憶えられたのはこの映画のおかげです。 9点(2003-02-23 02:53:21) |
59. ひまわり(1970)
家のTVで母とバスタオルひっぱり合いながら見たな。この音楽聞くといまでも大泣き。 9点(2003-02-23 02:10:11)(笑:1票) |
60. ブラザー・サン シスター・ムーン
小学生の頃にロードショーで観て、いまでも一番感動して一番好きな映画。パンフ大切にとってあります。ドノバンが製作途中で降板したため著作権がらみでサントラが発売されなかったのが残念です。実は海賊版持ってます。 (^^ゞ 洗礼を受けるクレアの金髪が風に飛ぶシーンは秀逸!この映画が好きで何度もアッシジに行ってしまいました。 10点(2002-02-03 01:43:38) |