Menu
 > レビュワー
 > 青観 さんの口コミ一覧。5ページ目
青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345
>> カレンダー表示
>> 通常表示
81.  情事(1960)
アントニオーニの映画を見ていると人間の心の中に見え隠れする気だるさ、やるせなさの中にこそ人間本来の持っている愛情表現みたいなものが感じられる。同じこの監督の愛の不毛三部作全てに共通して言えるのは雰囲気作りが全て似ている。何とも乾いた空気、何とも気だるい雰囲気、モニカ・ヴィッティはいつも何かに対して怯えているように思えてならない。人間は常に死に対して怯えて生きている者なんだよとまるで言っているような感じと同じように男は女に女は男に対しこれまた何かに不安を感じ、常に不安定な生き物であると語っているようである。台詞の少なさ、何の説明もないままに終わってしまうのはこの監督の映画作りにおける一貫性なのかもしれない。とにかく観ていてもよく解らないのだが、その解らない中に観る者への問いかけ、自分達で考えようとでも言っているようである。それにしてもまたまたモニカ・ヴィッティの何とも言いようのないあの目付き、その中にある。隠れているような男を見る時の視線の奥にあるやるせなさ、不思議な魅力に私は作品そのものはまるっきり理解出来なかったけど、モニカ・ヴィッティの怪しげな魅力には完全にやられた。この女優、観れば観るほど益々、好きになっていく。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-10-21 21:57:41)
82.  暗殺の森
この映画は人間の惨酷さと冷たさをあの青で表現しているような何とも全編に青、青、青が強調されている。ファシズムの暗い影に潜む官能的な映像の数々、タイトルにある森の中の暗殺シーンにおける映像の凄さの前には全てがかき消されてしまいそうなぐらいとにかく映像美の素晴らしさというものは心に残る。しかしながら登場人物の人間関係などを含めストーリーがいまひとつ理解しにくいという難点がある。明らかにストーリーよりも美しい映像を観て楽しむべき作品ではないかと思います。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-10 21:52:07)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS