1. ライフ・イズ・ビューティフル
ラスト、ジョズエが戦車の上から母親を見つけるところで泣いてしまった。映画館で泣いたのは初めてのこと。前半のドリフ式笑いが後半ボディブローの如く効いてくるんだもんなぁ・・・。笑い転げて泣かされて、ロベルト・ベニーニの計算通りになったのは口惜しいが、泣かずにはおれんかった。映画ってほんまにエエなあと、観終わってからしみじみ思えた。 10点(2003-11-10 22:30:16) |
2. 永遠のマリア・カラス
マリア・カラスの事はな~んも知らなかった。CDすら聞いたことがなかった。だいいち、オペラを観た事が1度もない。で、まあ、観たわけですが。物凄く綺麗な声だと言う事は分かる。でも、私にはそこまで。よっぽど音楽のセンスがあるか、マリア・カラスのファンでないと一番良いところが楽しめないかも。でも、マリア・カラスを知らない世代でも十分楽しめる。感動できる。監督はじめ製作者と出演者に愛があるからでしょうね、マリア・カラスに。 8点(2003-10-18 17:41:42) |
3. 一票のラブレター
地味で、淡々として、シュールで、素朴で、一生懸命で、ゆったりとして、固陋で、どこか間が抜けていて。なんか、そんな感じ。悪くない。 6点(2003-06-06 21:10:14) |
4. マーサの幸せレシピ
出来自体はまあまあという程度だが、出てくる料理がみんな美味そうで良い。ああ腹が減る。 5点(2002-12-08 19:32:20) |
5. ノー・マンズ・ランド(2001)
「敵味方をこえて兵士同士が仲良くなる」などという設定は掃いて捨てるほど観てきたが、この映画はさらに踏み込んでいる。ラスト近くの銃撃は全く予想していなかったのでかなりビビッた。最初は時々ウケていた場内も後半はクスリとも笑わず、クレジットでは重苦しい雰囲気の中誰一人席を立たなかった。救いのないラストなので、オチに笑いがあった方が助かるのだが。 7点(2002-07-06 23:35:41) |
6. 真夏の夜の夢(1999)
色々と納得のいかない点もあるけれど、それをも含めて面白かった。妖精や魔法のつくりが安っぽくてナイス。最後の芝居も笑えるのでグッド。 7点(2002-06-30 22:26:09) |
7. 息子の部屋
淡々と。ただ、淡々と描くその姿勢がいい。大袈裟でなく、引き過ぎず。静かなシーンが多いので、台詞の一つ一つが深くこちらまで届く。観終わっても悲しい気分を引きずってしまうのが、ちょっと辛いけど。 6点(2002-06-08 19:32:58) |
8. マレーナ
いつでも凛として歩くマレーナの美しさ。それを想う少年の純愛。それらとの対比で、マレーナに下卑た視線を投げる男たちやリンチをする女たちを必要以上に醜く描きすぎているような気がする。それでも全篇に暖かみがありじ緻・睥匹ぁ」 7点(2001-07-01 16:47:58) |
9. ニュー・シネマ・パラダイス
駅での別れのシーンのアルフレードの言葉が、忘れられません。社会に出る前にこの映画に出会えて本当に良かった。 10点(2001-01-12 12:21:02) |
10. ムッソリーニとお茶を
「良いキャストによる良い作品」の見本。流石はデイム&レディ。特に、マギー・スミスの気高さが笑いを誘いますな。 7点(2000-06-26 12:51:09) |