1. シテール島への船出
映画監督のアレクサンドロスは父親役の老人を探していた。ラベンダー売りの老人を見つけ、港まで追いかけたところで、突如劇中劇がはじまる。老人が船から降りてきて32年ぶりの父子の再会を果たし、母親に会わせる。二人はかつて住んでいた村へ行き、二人だけの暮らしをする。しかし、父親は政治犯罪により国外退去を迫られ、イカダに乗せられ海を彷徨う。母親も一緒に乗り込む。 ラストシーンがとても美しかった。イカダに乗った二人が寄り添う姿が。 劇中劇と現実のシーンとが交錯しながらストーリーは進む。過剰な説明をすることなく、ロングショットと長回しで展開させる技量はものすごい。 [映画館(字幕)] 5点(2011-11-15 18:59:27) |
2. こうのとり、たちずさんで
国境にいる人々を記者を通してとらえた映画。という説明でカタい映画かと思いきや、非常に叙情的でカウリスマキやタルコフスキーみたいな雰囲気。テーマと映像がこれほどまでにかけ離れているのもスゴイ。 [映画館(字幕)] 6点(2011-11-15 18:57:00) |
3. 人生、ここにあり!
ありがちなストーリー展開だけど、笑ってすこしほろりとできて、楽しめた。個性的な登場人物がたくさんいたけど、あまりごちゃごちゃしてなかったし良かったと思う。一つ難点なのは、後半の展開が編集されすぎてて唐突だったこと。 [映画館(字幕)] 6点(2011-08-28 18:15:47) |
4. トスカーナの贋作
ネタバレ キアロスタミ作品てことでかなりの期待をして鑑賞。感想は、???。予備知識なしで観たのですが、終わりに向かうにつれて二人が実は夫婦だったのか、と思い込んでしまいました。いやいや、では最初の出会いはなんだったんだ?と、ずっとひっかかりが。最後はあれっという感じで終わってしまい、本当に「???」。でもあらすじを読むとどうやら夫婦の演技をしていたよう。本物か、偽物か、それとも、本物の偽物か。二人がどんな関係か、それこそがこの映画のテーマか!シンプルでありながらとても大胆な演出にやられた~! [映画館(字幕)] 7点(2011-02-19 17:54:10) |
5. NINE(2009)
いやぁ、派手派手でしたね。ミュージカルってなんであんなに心躍るのでしょう。ストーリーはないけど、エンターテインメントとしてはすばらしい。 [映画館(字幕)] 7点(2010-08-22 14:40:59) |
6. 湖のほとりで
ネタバレ イタリアでなんかの賞をとったらしい。サスペンス仕立ての映画。音響がイタリアンだった。女の子の遺体と湖のコントラストがとてもキレイだった。全体的には期待してたほどじゃなかったけど。。 [映画館(字幕)] 6点(2009-11-18 21:57:36) |
7. ライフ・イズ・ビューティフル
ネタバレ お父さんが死んでしまうシーンは切な過ぎる。あんな演出は反則!!ほんと、前半と後半のコントラストはすさまじい。悲しみの後半へと持っていく、泣かせる展開だ。まんまとハマってしまった。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-08-11 20:13:27) |
8. ここに幸あり(2006)
印象の薄い映画。母親役を男性がやってたってインパクトがでかすぎて。。。 [映画館(字幕)] 5点(2008-07-22 18:52:06) |
9. 明日へのチケット
アッバス・キアロスタミ監督が好きなので、やっぱりその話が面白いと思った。腹の立つおばさんと青年と少女の交流。おばさんがホームで途方に暮れる姿はかなり悲しくなった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-22 18:33:22) |
10. コーヒー&シガレッツ
小気味よく進んでいく映画でした。格子模様がどの場面にも散りばめられていたり、ケイトブランシェットが一人二役やっていたりと、遊び心も満載で楽しかったです。白黒映画はやはり色気があると思いました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-09-28 08:26:28) |
11. 海を飛ぶ夢
私はラモン本人よりむしろまわりの家族や友人、恋人などの気持ちが気になりました。息子のように愛して世話をする義理の姉、安楽死を断固として認めない兄、自ら死を望む息子を見守るしかない父、生きる意義を見出そうとする恋人、同じ悩みを抱える恋人、ラモンを応援する友人たち。お兄さんが「死ぬのは一瞬のことじゃない、もうラモンに会えなくなってしまうということなんだよ!」と甥っ子に言うシーンでは素朴ながらラモンへの深い愛情を感じました。この映画では誰も間違ってなんかいなくて、だからこそ、悲しい。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-12 10:35:42)(良:1票) |
12. マーサの幸せレシピ
タイトルからなぜかフランス映画だと思いこんでいたので、ドイツ映画だと途中でわかって驚きました。良い意味でドイツっぽさとそうでなさがあったように思います。ドイツ人にイタリア人がどううつっているのかなんとなく伝わってきてそこは面白かった。マーサがリナと正面から向き合っていく姿は良かったです。 [地上波(吹替)] 6点(2005-09-29 17:10:48) |
13. 月曜日に乾杯!
ズバリ、良い。「主人公のおやじがぷらりと旅に出る映画」とふれまわってるけど案外おやじの自分ちの様子やこどもたちの様子など、フランスのいい~感じの田舎がもりだくさん。ほかにも仕事場、電車、タバコ、、などなど。じっくりとゆっくりと楽しめました(^^)イタリア旅行編もペースを変えることなくゆっくりと楽しんでいるおやじが見れてこっちまで楽しくなってきた。わざとらしい照明とかBGMとかないけど、おやじたちが酒飲みながら薄暗い酒場で歌を歌うシーンにはジーンときちゃったよ。小さな笑いも所々にちりばめられていてよかった!やっぱり人間ユーモアを忘れちゃいけないよ。小さな笑いをくれたこの映画に乾杯! 8点(2004-05-24 14:18:07)(良:1票) |
14. 太陽がいっぱい
アラン・ドロンかわいい♪ですが、二時間ドラマと変わらないない内容だと思う。 2点(2004-05-15 02:28:31)(笑:1票) (良:1票) |
15. ぼくの伯父さん
ほのぼのとしていて、こんな世界に住みたいなぁと思ってしまった。映像や色がとてもかわいらしかった。街の掃除をしてるおじさんが随所で出てくることで、のんびりとしたいいところだなぁ。と思ってしまう。伯父さんが主役だけど、登場する人々みんなに愛着が涌く映画。人間っていいもんだ、と思わせてくれる。最後にお父さんと息子が手をつなぐシーンが好き☆ 9点(2003-10-16 02:07:08) |
16. 息子の部屋
あー、映像とか世界観とか良いなーて思った。でも描くのが難しい内容だからかやっぱどうもいまいち伝わってこなかった。だけど、主人公を演じるナンニ・モレッティの演技がうまかった♪ 5点(2003-04-03 23:34:57) |
17. ニュー・シネマ・パラダイス
もっと人生経験つんでから見たほうが良かったのかな??私にはアルフレードのしたことがやっぱり理解できません。でも雰囲気は大好きな映画です。特にはじめの雷のシーンがカッコイイ♪ 5点(2002-08-05 14:38:12) |