1. キング・コング(2005)
《ネタバレ》 みんな10点つけてる中、きまずいな^^; CGI担当しているワタは、LOTRでもそうだったけど、不気味な湿った雰囲気の映像はすばらしいね。これはILMやデジタル・ドメインよりもアドバンテージがあると思った。でも、やっぱりアラが気になる。狭い通路での草食竜追いかけっこや、タイムズスクウェアのコング大暴れは、ちょっと違和感が(恐竜の動きのぎこちなさはオリジナルへのオマージュでしょう)。正直なとこ、5年後のCG技術で観たかったなぁ。。。カラいこと書いてしまったけど、今年上映の中では文句ナシのナンバー1。76年版リアルタイム経験組なんだが、あの時よりも、コング初登場シーンにワクワクし、コングの咆哮に恐怖した。ぜっっっったいに、映画館で観てもらいたい。 [映画館(字幕)] 9点(2005-12-16 21:11:18) |
2. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
子供の頃、ピノキオやけろっこデメタンといった作品が大嫌いだった。自分でドツボにハマっていく奴って、どうしてもダメなんですよ。。。そういった意味で、フロドがどうしても受け付けない。ゾウとか、ワイバーンとかの戦闘シーン、あと中つ国の世界観を、たとえCGといえども見事に表現したところは評価します。 7点(2004-08-16 16:47:50) |
3. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
長い、だるい、つまんない!前作はそれなりに楽しめたのに、このダラダラ感はなんなんだ。一番エキサイトしたのは、序盤のバルログとガンダルフのシーンで、あとは退屈だったなぁ。とくに最悪だったのは、フロド組のシークエンス。ゴラムの声は神経にさわるし、これといったアクションもなし。もうちょっとあそこは工夫すべきでしょ、長いんだから。 4点(2003-12-03 22:45:17) |
4. ラスト サムライ
この映画がアメリカ人によって制作されたことに、驚きと感謝の念、そしてささやかなジェラシーを感じます。この時代を生きた、またこの映画を観る日本人に対して失礼のないよう、細心の注意が払われた時代考証&設定。これにより、我々日本人はすんなりとこの映画に感情移入できます。そりゃー娯楽大作です。細かいツッコミどころはあります。でも、でもですよ、それを凌駕するほどの迫力が、観る者を圧倒していくんですよ。渡辺謙の演技、真田広之のキレのある剣技、クライマックスの合戦シーン。それらがいちいち重みがあり、文字通り武者震いを覚えること必至です。そういった“動”のシークエンスに対し、中盤以降のトムと村の人々の心の交流では“静”の部分を強調。ここで小雪の存在がキラリと光ります。控え目ながらも芯の強い女性・たかを好演。モデル出身なのに、この人こんなに演技できるとは思わなかったです。大作なので尺は長いのですが、退屈にならないよう細かいくすぐりも入れてあり好印象。目付け役の武士(あの福本清三氏)にトムがあだ名をつけるシーンは爆笑必至です。敵側の日本兵も単なる悪者に堕していない点も抜かりがない。日本人に生まれてよかったと思える、日本人が観るべき正月映画です。 [映画館(字幕)] 8点(2003-12-01 16:38:17) |
5. ブレインデッド
死霊のはらわたと双璧をなすスプラッターの名作。とにかく見て、血の量の多さと死霊との共同生活を見てゲラゲラ笑う映画。ナンセンスは許容範囲内。インモラルだという奴は、映画に娯楽を求めるな! [映画館(字幕)] 7点(2003-11-27 20:33:42) |