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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  サイレントヒル:リベレーション3D 《ネタバレ》 
ゲーム版初期3部作の信者です。 ゲームの映画化ということで内容はアトラクション映画になってしまっている。 あまりにも筋書通りの展開をたどることが映画としての面白みを損ねてると思う。  やっぱ映画はテンポよく自由度が感じられた方が面白く見れるが この映画は観客に自由度を全く与えていないので観客は辛いと思う。  主人公の視点でしか物語が作られていない事が自由度の狭さにつながってると思う。 物語の背景の設定がもっとしっかりとされていれば物語はもっと広く、自由度もあったことと思う。  モデルとなったゲームのヘザーは処女だったが、 映画版ではモーテルに泊まったので「やっちまったか!」と思ったが、 その辺は大丈夫らしい。 これは別に処女厨とかいう話ではなくて、 ヘザーが処女でないとどうも話が成り立たないからだ。 映画でもゲームでも内容は神話の色合いが強く、ヘザーはいってみれば処女的な役割を担うからだ。 まあ結局そういう話なんだけど。 病的なまでに処女厨な俺としてはキスしただけで聖女としての地位はガタ下がりなのだけど。  ヒロインヘザーの「よく暮らせるわね」って、よく訊いてくれたと思う。 三角頭は精神病院を徘徊したりメリーゴーランド回したり守護したりって忙しい奴だ。 こいつは一人じゃないのか。 主人公の視点でしか練られていない物語は全く主人公に至れり尽くせりな世界になる。  この映画はよくも前作のファンやゲームのファンを裏切ってくれる。 監督はそもそもゲームのファンなのか? ゲームのファンに作らせた方が面白い映画ができたのに。 なんか違うんだよなー。 ゲームの方はもっと質素だ。 マネキンの部屋の雰囲気とか映画だと最悪。ソウかよ。 人肉調理みたいな直接的な白昼夢はゲームにはなかったと思うし。 地下の教会が重要なのに素通りしてるし。何より闇の世界が明るすぎ。 ゲーム版にあった静寂感とか幻想性とか皆無で、前作の肝だったメランコリーもない。 アメリカらしくグロが先行してる。クリーチャー映画としてなら面白いけど。モンスター対決はフレディ―vsジェイソンレベル。 恒例のナースだけは相変わらず神がかってたけど。 まあゲームの方も最近は外人が作るようになってから糞化したけど。コナミはサイレントヒルファンを蔑ろにしてるんだ。 映画の1は好きだけど、 やっぱ外人が作るサイレントヒルはいらないや。
[DVD(字幕)] 4点(2013-12-07 21:00:51)
2.  ザ・フォッグ(2005) 《ネタバレ》 
はじめに言っておこう!本作を「ジョンカー・ペンター監督作品」と間違えたのだ! あまり面白くなかったっていうか普通。 鐘の音も雰囲気が良く、壁を叩く音が不快で不安な感じを覚えた。 「平穏な小さな港町」という舞台もとても良いし、港町の海っぽい感じも良かった。 「海からやって来た」というのが良い。 「幽霊船ホラー」って、とても僕の知っている範囲ではなかなか無いが、しかし「幽霊船」と聞くとすこしロマンチックで幻想的なものを連想する。 「霧」という題材も良い。 深い霧に包まれて真っ暗になるのなんてとても超自然的で不安になる。 しかし雰囲気が少しばかり足らないような気がする。 場面場面で「美しい」とは思うものの、これといって素晴らしいものが無かったように思う。 「スプラッターホラー」も好きだが「不気味なホラー」も大好きだ。 そして「不気味なホラー」を期待して観た本作品はなんと「ティーンエイジャーホラー」だった! 「リメイク」ってややこしいね(タイトルが同じだから)!「ジョン・カーペンター」が好きだから彼の「ザ・フォッグ」を購入したつもりが「ルパート・ウェインライト監督」だって、、、こいつぁ何のジョークだい? まあ、「ジョン・カーペンター」のオリジナルに期待したい。  しかし、この村の墓地にある女神像はとても良い雰囲気を出していて素晴らしい。  このDVDを売ろうとも思うが、売ろうとした途端に良い作品に思えてくるから困る。 どうやらジョンカーペンターの「フォッグ」がリニューアルされて発売させるらしい。 僕は早速それを予約注文した。今はそれを楽しみに待っている。
[DVD(字幕)] 4点(2008-02-09 04:12:15)
3.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
クリストフガンズ監督(名前を間違えて覚えてた)はジェボーダンの獣で毒々しい近親姦を描いたり拷問したり、このサイレントヒルでも生々しい魔女裁判を描いていたので、 この監督の心象風景にあるのは渋沢龍彦の文学のような血生臭い暗黒時代なんだと思う。 このサイレントヒルでは魔女裁判の火あぶりが生々しすぎる。 血のゲロを吐きそうです。 人をボコボコに殴ったときの胸糞悪い感じがとても残る。 宗教の血生臭さも異様でやっぱこの監督は暗黒だ。  ただこの監督はジブリのようなファンタジーも大好きなオタク監督だ。 教会の(偽)聖域に魔のものを持ち込むシーンもジブリの影響が大きい。 そんな監督は原作ゲームも大ファンです。 だからこれほどクオリティーが高く映画化できたんだと思います。 やっぱ映画化するってのはそれを好きな人に監督を頼まなきゃダメだと思うんです。 好きだからこそサイレントヒルの幻想的な美しさを見事に映画化したんだと思います。  ただ日本人とは宗教が違うためか、解釈もだいぶ違っています。 このサイレントヒルはどうやら「死後の世界」らしいのです。 シャロンとローズとシビル捜査官はあの事故で既に死んでいたと思います。 また微かに少女趣味が漂うのは、そこが女性しか立ち入れない空間だったのかもしれません。 サイレントヒルという町は人間がいないからこそ美しいのだと思ってました。 この作品では人がずらずら出てきますので、そこが欠点でした。 ただこの監督は人間の暴力や生々しい邪悪を描きたい監督であるなら人が沢山出てくるのもしょうがないと思います。  音楽をまるまる使用したのは、ゲームの方のイメージとダブるので使い分けて欲しいです。 幻想性は高いし、この独特の哀愁はクセになります。  最後に一人残されたダリアの悲しみは深いです。 あの世に逝ききれない魂の集う場所がサイレントヒルだとするとまた哀愁が増します。  ダリアの風貌と、アレッサが血を浴びて踊るシーンと、霧で包まれた灰色の教会は巨匠ティム・バートンにも見せたい気がします。  この幻想的な哀愁を味わうために年に一回は観てます。   
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-07 00:35:07)(良:2票)
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