1. レッド・ライト
《ネタバレ》 観ている時には面白いのだけれど(って言うのも私がこの手の作品が大好きだからこそかも)、見終わってみれば実に何も残らない。あれほどの大どんでん返しがラストに控えていても。まぁ、どんでん返しと言っても、途中から見えて来てしまうんですけどね。 プロット的にはさほど新鮮味がない中、描き方次第でもう少しインパクトがあったかも知れない展開と思えるだけに残念。 デ・ニーロさんの存在感に敬意を表して6点献上。 [DVD(字幕)] 6点(2014-09-15 07:32:04) |
2. レッド・イノセンス
とにかく進展が遅い。サスペンスにありながらハラハラもドキドキもしない。謎解きも2時間ドラマ的お約束パターン。2004年の作品ながら、映像的にも内容的にも1970年代の雰囲気。つまりは古臭い。でもって、クリスチャン・スレーターは神父姿が似合わないな~。 などと、文句ばかり言って申し訳ないけど、やっぱしツマラナイものはツマラナイです。 ところで、邦題は何て訳すのかなぁ?「RED」は血の赤?「血塗られた無罪」とか? [DVD(字幕)] 4点(2008-03-18 01:38:51) |
3. REM レム
邦題の良し悪しが少しだけ気になるところですが、ジェフ・ダニエルズの好演に支えられ、全編を通じ緊張感のある映像が続いています。ただし、どちらかと言えば類似する作品は多いような気が… アイディアとしては決して目新しくはないですね。ある意味使い古されたシチュエーションを如何に上手く料理するか、長編作品初監督であるマイケル・ウォーカーの腕の見せ所と言ったところでしょうか。DVDの解説にもあるように、どこかデビッド・リンチを思わせる雰囲気でもあります。 果たして何が現実で何が悪夢か?彼は一体何をしてしまったのか?観る者により評価が分かれるところでしょう。 7点(2004-10-11 07:40:18) |
4. レスリー・ニールセンの 裸の石(ストーン)を持つ男
《ネタバレ》 どうしても不満なのは、邦題、つまりは売り方です。何で「裸の…」シリーズに位置付けるんでしょう。しかも、「レスリー・ニールセンの」と来たもんです。 私自身、レスリー・ニールセンは大好きですし、「裸の」シリーズを始めとするハチャメチャ・コメディも大好きです。それだけに、この邦題はいただけません。何より、ニールセン氏は主役じゃないし、脇役としても寧ろドラマを支える裏方的な役柄ですし。 邦題のおかげで、「カナダ大使館全面応援」のスポーツ&ヒューマンドラマがコメディとして受け入れられかねず、結果として評価も低くなってしまうんじゃないでしょうか?(ちなみに、多少はシモネタ入り。大使館応援ということから、国民性の違いを感じます。おおらかでいいなぁ~。) 肝心の作品内容は、スポーツものの王道的展開。決して裏切られず、最後まで楽しめます。エンドロールにNG集も付いてるし。感動の大作とは違いますけど、アメリカ映画やヨーロッパの映画とは一味違う味付けを楽しめると思います。 ただ、あまりにも無難な内容に5点かなぁ…。 5点(2004-09-19 17:23:54) |
5. 霊視(1999)
《ネタバレ》 キーファー・サザーランドが好演。 まぁ、刑事が霊視で犯人見つけちゃうんだから、ちょっと反則かなって思えますし、人や物に触れると過去の映像が見えてしまうなんてのは、TVシリーズ「ミレニアム」を思わせたりもするし(設定は全然違いますけど)、だいたいからして頭打って超能力発揮するのかぁ?とも思えたりして。ただ、B級ホラーかな?っていうつもりでレンタルしてみた私としては、ストーリー的にも思いのほか楽しめました。 ツッコミどころは満載ですが(最初の犠牲者が全然「子ども」に見えないとか)、一番不満なのは、ラスト近くで主人公たちが危機一髪逃げる場面。アレはいただけないなぁ~、もうちょっと説明してくれないと… 6点(2004-08-22 22:38:43) |