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1.  アイリス(米英合作映画) 《ネタバレ》 
まず、配役が素晴らしいというのが第一印象です。どの俳優も若年と老年とすぐにつながる雰囲気や容姿をしているのに驚きました。(友人だけでなく、モーリスまで!)また、それぞれ演技が巧み!コレだけでもかなり高得点ですね。生気に溢れ、美しく、奔放で知的なアイリスには、ジュディ・デンチとケイト・ウィンスレット以外ありえないと感じられました。こんな形の愛もあるのだなと考えさせられる作品でした。何故、アイリスがジョンを愛したのか?ソレこそ「言葉で語ればウソ。」になってしまいます。モーリスを含め、他の男友達は、アイリスを下世話な言葉で定義し、自分のものになるようにおとしめようとしているように感じました。でも、ジョンは違います。彼女のことを簡単に言葉で表現したりしません。彼女の著作、行動、言動すべてを受け入れ、追いかけていきます。彼女も追いかけられることを望んでいるように思われました。だからジョンには過去を話し、秘密も語り、小説さえも渡しました。すでに言葉を失ったアイリスに、ジョンが「うちへ帰ろう。そして明日、明後日、その次の日と、僕らはだんだん一つになっていくんだ。」と語るシーンに涙が止まりませんでした。欲を言えば、もう少し長く時間をとって、二人のこの恋の余韻に浸りたかったので8点献上。
8点(2003-09-10 14:25:20)(良:1票)
2.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 
青臭かろうが、むず痒い感じがしようが、OKでしょう。北野武監督の少年論って、なんか少年を神聖視しすぎていて繊細すぎて、観ていて(聞いていて)逆にこっちが恥ずかしくなってしまうんですが、この作品はそのバランスが絶妙ですね。いくつもの少年たちの生き方や悩みが同時進行で進んでいき、時には絡み合っていく。喫茶店で、やくざになっちゃったマサルと再会するシーンのあの微妙な空気と距離感がウマイですね~。ああ、また観たくなってしまいました。
9点(2003-11-25 10:08:38)(良:1票)
3.  ファザー・ファッカー
観たのがかなり前なので、細かいところまであまり覚えていないのですが、すごくショッキングでいろいろ考えさせられた映画でした。母親役の桃井かおりが、お米を研ぐシーンが印象に残ってます。(あんなにきれいな女優さんが、小さな背中になってたのが。)義父に虐待されるキッカケになった妊娠中絶の話も、自分が十代のときによく聞いた話だったし、主人公とBFとのSEXへの意識の違いで主人公が「何で男の子はそうなのかな。」と思うところなんかも、十代のときのもやもやとしながら、大人には決して言えなかったもどかしさを思い出します。これ、確か、原作が内田春菊だったと思います。『南君の恋人』なんかのラストを思い出すと、このラストしかなのかな?と思いました。夢の中(?)に出てくるなぜかロン毛で茶髪の天使(これも記憶があいまいなのですが、浅田忠信さんだったと思います。違ってたら、御免なさい。)が、「君には、絵を描いたり漫画を描く才能があるじゃないか。」というのが、私のとっては、主人公の救いだと感じました。
8点(2002-05-24 13:20:50)(良:1票)

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