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コメント数 1504
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自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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1.  東京島 《ネタバレ》 
原作未読。アナタハン島事件にそっくりだなと思ったら影響を受けたそうで。 無人島でのサバイバル感や悲壮感は全く無く、食物豊富、お天気良好な毎日。密航に失敗し流れ着いた外来種な中国人が島に混入しても何も起きず、唯一の女性である清子を奪い合う事も無くお気楽無人島体験キャンプといった趣。 最後は取ってつけたような一人の妄言に発奮し踊らされ(ヌル~イ)殺し合いに発展。そのすきに清子は脱出成功。 中国人は逞しく状況に応じ生き抜く術を持っているが、日本人の若者は徒党を組むだけで無気力で無計画で流されるままとでも言いたげ。10年後に国を造り子孫繁栄させている描写を見ると「でもヤル事だけはキッチリしてる」とダメ押しの一手か。 清子は女の武器で狡猾に生き抜くのかと思ったらそれもほぼ無く、飽きられスルー状態ながらも事件は起こるという周りを不幸にする単なる厄介者に過ぎない。そのくせ10年後のラストはどう見ても成功者の生活で、周囲の運を吸収し自分に集める女か?と思った。窪塚はらしい演技で面白かったが中盤で出なくなってから面白味が失せたな。 【余談】チケット売り場で中学生くらいの女の子三人組が前に並んでいて一人だけ学生証を手にしていました。「学生はいつ観ても1000円で良いな。」などと思ったんですが、他の子は持っていなかったようで、購入時に売り場のおネーちゃんに「人数分の学生証を出してください!」と大きな声でキツイ口調で言われてました。その後のやり取りは聞こえなかったんですが、すぐに売り場から離れ隅っこで困り顔で相談開始。一般扱いなら1,800円。まぁ考えますわな。 今まで何人もそのパターンは見ましたが初めて厳しい対応を見ましたね。たいてい「今度から持って来てくださいね~」と優しく諭して学生料金にしてあげてたけど、社会の厳しさを教えてあげたってトコだろうか? そんな彼女らに「夏休みなのに不憫だなぁ。」と誰かにあげようと思って持っていたチケ二枚(そこのシネコン共通券)をプレゼント。「二枚しかないから一人分は割り勘で買ってね。」と言ったら、私のチャーミングすぎる面構えに固まっていた女の子達も笑顔になり「どうもありがとうございます!」と、これにて一件落着!なコトがありました。まぁ他の客も見てるし、痛々しくイキがったDQN風なお子様ならいざ知らず、見るからにおとなしそうな女の子を邪険に扱うのはどうかなぁ映画館の人。
[映画館(邦画)] 3点(2010-09-01 23:39:46)(良:6票)
2.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
序盤の指詰めシーンに小学生が工作で使うようなカッターを持ってきて、「これで詰めろこのヤロー!」「こんなもんで出来るかバカヤロー!」「なんだ手前!出来ねえのかこのヤロー!」「やってやるよ、バカヤロー!」などと、長州と橋本のコラコラ問答を思わせる言い合いからして面白く、常にニヤニヤしてしまいましたね。歯の治療をしている村瀬に、誰でも嫌な顔をするあの「チュイーン」と歯を削る機具で攻めるというエグイ事をし客を引かせつつ、その後には顔中に矯正具のような物で固定された村瀬を見せ、実はそこでは会食が開かれているというたたみ掛ける流れは、痛々しいシーンを笑いに昇華させており巧いなぁと思いましたね。恐怖と笑いは紙一重と言いますが、似たようなモンでしょう。でも死に様や痛いシーンが多く、バリエーションも豊富なだけに苦手な人も多いかな。 たけしは年々滑舌が悪くなっており老いが来てるなぁと思わせましたが、上手く世渡りできない古風で愚直なヤクザを貫禄充分に演じていたし、主要キャストは全員「わたし悪ですが何か?」という雰囲気を漂わせていて見応えありました。イケイケで仕事ができそうな森永健司が存在感ばっちりに脇を固めていて良いですね。漫画の『代紋TAKE2』で言うと政岡だな。 むかし気質の武闘派ヤクザの水野を演じた椎名と、今の時代に合せて生き、自分以外は馬鹿と思っているインテリヤクザの石原を演じた加瀬も対照的で良かったですね。 「全員悪」とは言いますが、武骨で生き方が下手な人間は長生き出来ない世界なのは一般社会と一緒だなと思いました。まぁでも狡猾で世渡りの上手な人間が天下を獲りましたが、結局彼らも下剋上されていく運命にあるんだろうな。
[映画館(邦画)] 8点(2010-06-13 21:39:15)(良:6票)
3.  デビルマン 《ネタバレ》 
神格化されている原作を無謀な実写映像化にしたのは、ネタ切れとお金なんだろうなと。やるのであれば、社運を賭け三部作くらいでやらないとまとめられないのは明白だったはず。手を出すならば責任をキッチリ取れと。せっかくの名場面(原作)が、ぶつ切りで中途半端に繋ぎ合わされていて「父ちゃん情けなくて涙でてくら~」という感じ。合体シーンはデーモンが精子だしシレーヌには失笑、ジンメンやサタンが最初からネタばらししてるわ、悪魔特捜隊はチンケな白装束集団だわ、牧村家襲撃もコント並。衝撃も何も無く淡々と原作の流れ風に消化といった「入れときゃ良いだろ」という考えが見受けられる。公開を遅らせてクオリティを上げたと言うCGはPSからPS2になった程度。一番アレなのは大根以下の役者陣。アイドル映画にこのネタはやらせないで欲しかったな。学芸会のようで月曜ドラマランド(分からん人スマン)かと思った。永井豪も永い付き合いの東映の社長に頼まれて断れなかったのは分かるが、原案にとどめたりアニメにさせるなり手はあったと思うけど。製作陣はわざわざ敵を作っちゃったなぁ。原作を知らずにコレを観て満足された方は、原作を読まない方が良いかもね。
0点(2004-10-12 19:00:23)(笑:1票) (良:3票)
4.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 
『アイアンマン』から11年。まさに集大成といえる大作になっていましたね。インフィニティストーン確保のために時間を遡り歴代作品とのリンクはずっと追ってきたファンとしてはたまらなかったです。トニーとキャップのストーリーや活躍の配分は完璧といえる出来だったと思います。仲直りは若干軽いかなとは思いましたが、娘も生まれ過去に行き確執のあったハワードとも会う事が出来た社長。「I am Iron Man」ではじまり「I am Iron Man」で終わったのは大正解だったし全宇宙のために逝く道を選んだのはこれ以上無い見事な散り方でカッコ良すぎです。キャップも誰もが待っていた「Avengers Assemble」や高潔な心の持ち主しか持てないソーのムジョルニアを持つだけでなくソー以上と思えるほど使いこなし、最後には長年の苦闘から解放され最愛のペギーと添い遂げる。長く引っ張ってきた二人の物語はとてもジーンときましたね。 逆に割を食ったのがソー。両親は亡くなりムジョルニアは壊され片目をえぐられ義弟と親友は目の前で殺され国民も半分にされてしまうなど散々な目に遭ってきて、ようやく前作『インフィニティウォー』で死ぬ思いをしてまでして作ったストームブレイカーとともに活躍できたと思ってたら、今回は様々なものを失った反動と2度の指パッチン+ストーン破壊済みと完全勝利のサノスに勝ち逃げされたショックで精神的にも肉体的にも弱体化したヘタレキャラになってしまい最後までそのままなので残念だった。自堕落な生活でビール腹は酷かったな。せめてビッグ3揃い踏みでサノスに挑む決戦はいつものソーにして欲しかった。過去に行き予知能力のある母フリッガに励まされるトコはグッときたのに、活躍する場面も全くなく前作じゃサノスを圧倒したストームブレイカーを持っていても押されまくってるし、挙げ句に本来のソーの役割をキャプテン・マーベルに全部持って行かれてて可哀想になりました。サノスの母船を破壊するのは二人の連係プレーくらいの配慮が欲しかったです。最後には王位を放棄し再建した国を出てガーディアンズと合流とビッグ3で唯一次フェーズにも出るようなので多少は許せましたが、そこら辺のバランスの悪さと不遇な扱いはとても不満でしたね。逆にあまりにも強く描きすぎてしまったマーベルを今後どう扱うのか心配にもなりましたが、中途半端に融合して人格を消されたハルクも不憫だったな。 ただ、これだけ続いてきた作品群をまとめ上げたのは物凄い労力があっただろうし明確なビジョンを持ったファイギを筆頭にスタッフも素晴らしかったです。ずっと観てきて良かったと思いました。
[映画館(字幕)] 9点(2019-04-27 13:48:15)(良:4票)
5.  ザ・フライ2/二世誕生
劇場で観終わって後ろを見たら、誰もいなかったのを憶えている。
5点(2003-10-18 19:27:07)(笑:4票)
6.  アウトレイジ 最終章 《ネタバレ》 
前作「アウトレイジ ビヨンド」から5年。引き続き多くの役者が出ているが全体的に衰えが顕著で観ているのが辛い。たけしはTVでもそうだが老いと事故の影響なのか滑舌がかなり悪く常にたどたどしい。映画なんだからもうちょっと体調を合わせ喋れている日を使って撮ったモノを使えば良いのになと思う。西田敏行は頸椎亜脱臼で4か月も入院、その後に胆のう炎にかかり摘出手術。個人的にシリーズ最恐な中田を演じている塩見三省に至っては脳出血で半年近くも入院し賢明なリハビリで復帰。その後に今作の撮影開始。なるべく動かなくていいように撮っていて脚本も変えたのかもしれない。この主要な三人は喋りも顔つきも威圧感が無くなってしまっていて相手を畏怖させる凄みのあるヤクザっぷりが全く見られない。とても良く頑張っているが無理させている感が否めなかった。そのおかげでシリーズにあった周囲の人間が固まってしまうような捲し立てる罵声の応酬や罵り合いなどは見られない。それを担当出来るであろう次世代のピエール瀧や大森南朋に任せればいいのに前者はヘタレで後者は大友のただの従者にすぎず、その他大勢の新キャラクター含めて面白みに欠けたキャラだらけ。場の構築や流れの説明が済むと大友が乗り込んで銃をぶっ放すだけの繰り返しでカタルシスも何も無く単調なのもいただけない。会長への義侠心をチラつかせてはいるけど「全員暴走」じゃなく「大友暴走」なだけだったな。テンポも悪く大友の最後の選択含めてこの内容なら作らなかった方が良かった気がする。 インタビューを読んでみるとビヨンドと同時に最終章の流れも考えてたそうだが敢えて続けず「龍三と七人の子分たち」を挟んだそうだけど、その5年間の空白のせいで各々問題が発生してしまった、と。完全に期を逃してしまったんだなと思った。
[映画館(邦画)] 4点(2017-10-08 18:14:55)(笑:1票) (良:3票)
7.  ソウ3 《ネタバレ》 
ジグソウさんは老いてなお盛んのようで相変わらず人間の心理を読みつくしてますね。とても末期癌とは思えないモチベーションの高さですわ。最近何事もやる気が起きない私に欲しいくらいです。いつのまにかサーガになっていたようですが、ケリはいつ付けてくれるんでしょうかね? カット割りの速さとテンポの良さは1、2には及ばないもののソウらしさは出てますね。あの音楽に乗ってまくし立てる様なフラッシュバック風の伏線紹介はなるほど、と思わせますが今回はそれ程でもなかったのが残念。ちょいグロなので苦手な人は注意。 【余談】初日にシネコンで観たんですが、250人ほど収容の箱でお客は30人くらい。ガラガラで拍子抜けして、じゃあと周りに誰もいないど真ん中辺りをセレクトして着席。しかし上映開始間際にガラガラにもかかわらず隣に着席する人が!「おいおい来るかぁ?」と思いながら見ると若く綺麗なおネーさんが御独りでいらしゃいました。好きなトコに座れる状態でしたので「席変えようかなぁ」とか思いましたが、「いや待て!気分を害されてしまうだろ俺」「でも普通来ねーよなぁ。あ!ソコがお気に入りの席で俺はただの隣の人に過ぎんのか?」。すると暑かったのか上着を脱いで薄いシャツ姿になり、ほのかな香水の良い香りが!「おいおいカメラどこだ?どうゆう釣りなんだ?ひょっとして人形出てきて「I want to play a game.」とか言うのか?」などとくだらない事を考えちゃいましたね。普通にエンドロールも見終わっておネーさん帰って行っちゃいましたが(残念?) まぁ今の世の中変な人が多いから気をつけた方が良いですよと。私が良い人で助かりましたねおネーさん。あー余談の方が長いわ。
[映画館(字幕)] 7点(2006-11-29 22:42:11)(笑:4票)
8.  模倣犯
やっぱ中居では厳しいかと。
1点(2003-10-23 20:00:36)(笑:3票)
9.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 《ネタバレ》 
アベンジャーズの面々と同じ世界に存在しているとはいえ、トレジャーハンターや暗殺者など犯罪歴のあるお尋ね者集団とだいぶ趣きが違う今回の新チーム。70’sの名曲とともに暴れている予告編は良さ気で期待してたんですが、だいぶ拍子抜けした感がありますね。メンバーの見た目からして、余裕をかます悪ノリ系なのかと思ってたら特にそんなこともなく、それぞれ得意のジャンルで大暴れってほどでもなく、アクションや見せ方も凡庸で想像の範囲内に収まっている。木人のグルートはスターウォーズのチューバッカみたいで面白い存在だったし色々と使い勝手が良さそうだったけど、それ以外は見かけ倒しだったかな。全体的に物語自体が駆け足でバックボーンの説明も少ないうえに、固有名詞連発でキャラの立ち位置が分かりづらいのもネック。新キャラばかりなんだから、それぞれに強烈な見せ場を用意してあげた方がよかったと思う。チームとしてもまとまりが感じられず、音楽を流し特異なカッコの連中がこじんまりと暴れているだけなので、単独で映画になるほどの魅力的なキャラたちには見えなかったな。敵のロナン、ネビュラ、クイルの育ての親ヨンドゥの方がキャラが立ってて面白みがあった。アメリカでは大ヒットしてますが、マーベルやDCの数々のヒーロー映画があったという土壌のおかげかなと。
[映画館(字幕)] 4点(2014-09-17 21:41:22)(良:3票)
10.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
母と子の物語。勝ち気で好奇心旺盛で何をするにも楽しい姉の雪、臆病で引っ込み思案な弟の雨。ちょっとした仕草や言動などとても丁寧に描写しており実際によくいる幼い姉弟を見るようでした。小さな頃だと女の子の方が強いんですよね。その力関係がある程度の年齢で逆転するのも演出を含め上手かった。雪と雨の成長過程やそれに関わる人々、人生の選択に至る悩みの経緯、すべてを受け止める強さを持った優しい母親の花。想像して補完すべきところもありますが脚本も演出も優れていると思います。そして、それを包み込むような優しい音楽とエンディングの歌も抜群だった。 豊かな自然の中で奔放に生き生きと遊びまわる二人を見ているととても愛おしく、それを優しく見守る母親の愛と強さも感じました。母は強しだな、と。 宮崎あおいをはじめとした声優陣はとても上手く、キャラにハマっているので物語に集中できます。子育てに悩んでいる若いお母さんお父さんには特に観てもらいたいかな。素敵なおとぎ話でしたね。
[映画館(邦画)] 8点(2012-07-22 22:44:02)(良:3票)
11.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
スター・ウォーズ関係はEP1-9とローグ・ワンしか観ておらず小説やアニメなどは分かりません。 予告編を観ても全く期待が持てず違和感しか無かったのですが「やっぱりな」という感じでしたね。まず主役の人がハン・ソロ(ハリソン・フォード)に似ていないというのはどうでもいいんですけど華が無いし存在感が薄い。若き日のハン・ソロということですが、アウトローで皮肉屋でユーモアセンスと色気のある男の片鱗も見せることが出来てなかったかな。EP4のたった10年前の話の割にソロにしろランド(どう見ても長友)にしろ世界観にしろコレで良いのかなという感じでした。強大な帝国の支配下におかれ軍門に下るしか無い生活、チューイとの出会い、反乱軍に組みするなど物語的には悪くなかったんですけど、画的な面白みが薄かったですね。時代背景を考えると仕方がないのかも知れませんが、どこにいてもなにをしていても映像が暗くて見づらいのも難点。終盤にそういうのを吹っ飛ばすような爽快感があるのかと思えばそうでもないし微妙でした。ただまあソロとチューイが遂に並んで操縦席に座るトコは「おおっ!」とは思いましたが。あと、ランドの女性型ドロイドL3はキャラ的には面白かったけど恋仲関係は邪魔だったかな。破壊されたL3のデータをファルコン号のコンピュータを融合させているのなら「彼女」を賭けの対象になんかしないし手放すことなんかあり得ないでしょうしね。いろんな方面に気を使ってるのも時代なんだろうなあ、と。 幼馴染の相思相愛な彼女は生き延び、その組織の黒幕としてダース・モールが出てきたりと次のスピンオフに向けたネタ振りをしてますが、大不評なEP8と本国でコケたという今作のおかげでその計画もどうなるんですかね。まあディズニーはSWという金脈を手に入れウハウハだったんでしょうけどこの失敗はイロイロと見直すいい勉強になったんじゃないかと思います。何を作るのか知りませんが、EP4冒頭の一文を広げて上手く作っていたローグ・ワンのように映画しか追ってないような人にも優しい作りにして欲しいですね。
[映画館(字幕)] 5点(2018-07-01 00:23:56)(良:3票)
12.  あぶない刑事リターンズ
帰ってこなくていいのに。
3点(2003-10-31 01:23:10)(笑:3票)
13.  28週後... 《ネタバレ》 
オープニングから非情で救いの無い描写で、気だるく寂しげなギターの音楽がそれをさらに増幅させている。カット割り、カメラワークが早く、凄い勢いで襲い掛かってくる感染者達への恐怖感が沸いてくる演出は上手い。 感染者に襲われ、夫に見捨てられ、感染しながらもなんとか自宅にたどり着き、独りぼっちで長期間隠れていた母親。医療センターで人以下の扱いを受け隔離され、地区統括官とはいえ民間人なのに軍の医療センターに楽々と侵入して調子よく許しを乞う夫にベッドに固定されたまま殴打され噛まれ、あげくに目潰しと蹂躙された母親は物凄く不憫。そこまでするかという情け容赦の無い描写が多く、人間性が引き起こす悲劇のパレード、終末的な街並みや全編に漂う絶望感が凄かった。いちいち抜けていて終いには感染者の区別が付かなくなり、パニック皆殺し状態に陥る軍は現実の世界の米軍への皮肉が効いてたな。
[映画館(字幕)] 8点(2008-01-22 00:47:01)(良:3票)
14.  北京原人 Who are you?
今時コレで、客を呼べると思っている製作陣の感性を疑う。
1点(2003-10-13 20:43:14)(笑:3票)
15.  キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 《ネタバレ》 
今までの味方がほぼ敵になるという、これまでの流れをひっくり返す大ドンデン返し的な重要な物語。1作目で「ショッパイな」、としか思えなかったヒドラの方々が、ここまで根を張り侵食していたとは衝撃的でした。アイアンマンやソーのような、ズバ抜けたスーパーパワーを持っていない人間に近いキャップが主役なだけに、コレだけの大事件をどう収めるのか心配になりましたが、どんな困難な状況でも立ち向かい自分の信念を貫くキャップはカッコ良かったです。レッドフォードの悪役ぶりも決まってて骨太なサスペンス要素もあり、盾を使った肉弾アクションも迫力なので見ごたえありました。 今回は数少ない味方としてファルコンが出てきますが、空を自在に舞う彼がいればキャップのアクションも広がるし、アイアンマンと共闘しているみたいで良かったですね。
[映画館(字幕)] 8点(2014-04-27 02:02:55)(良:2票)
16.  無限の住人 《ネタバレ》 
原作既読。予告編を観たら主要キャラクター総登場的だったのであの濃厚な原作をどうするのかと思ってましたが、まさか仇討ち完了までとは思いませんでしたね。1本で描くのだったら顔見せ程度の百琳と偽一と狂犬の尸良は市原がハマっていたけど無骸流一派、道中で待ち伏せしていた火瓦、宇留間、花田は丸々カットで良かった気がする。儚げでいて華麗な槇絵の次元を超えた最強っぷりの描写が弱いしなぜか花魁なんかになっているうえ大事な天津との関係も単純なモノに悪変され、そのせいで天津も槇絵もキャラが薄くなってて凄く残念だった。無駄にキャラを入れまくって大事なトコ省いてどうするんだよと思いましたね。 前半はただ順番に戦闘を繰り返して消火するだけのダイジェスト。戦闘での殺陣は誰が相手でも変わり映えせず乱闘的にぶった切りまくるだけで見せ方に特徴も工夫もない。万次が変わった得物を出しても相手が特異な恰好をしていても大してクローズアップされずエピソードを抽出して順番に入れているだけ。その間にキャンキャン吠えながら鼻水を垂らしている凛が入ってくるワンパターン芸ばかりで退屈だった。肉体破壊や残酷な描写はほとんど音で誤魔化すだけなのは主役に釣られて観に来る層を意識してのレイティングのせいなんだろうけど、この原作を映画化するなら逃げちゃダメだろうと思いますけどね。まあ「不死身って死ぬほどめんどくせぇ」なんてセンスのないコピーや300人斬りなんて意味不明なモノを売りにしたり、背中の「卍マーク」を「万」に替えてる時点でダメだこりゃとは思ってましたが原作テイストが全く感じられないただのキムタク向け時代劇でした。せめて前後編にすべきだったな。三池と時代劇の相性は良かったと思うけど今回はダメでしたね。
[映画館(邦画)] 3点(2017-04-30 18:03:26)(良:2票)
17.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 
アシモフとロボット三原則は知ってましたが、小説は読んだこと無いです。ウィル・スミスは華がありますね。乗せられる形でグイグイ話にひき込まれました。機械の反乱というとよくあるけど、vikiはvikiなりに三原則を考えての行動だったんですねぇ。伏線も張られ、設定もしっかりしていてテンポも良く楽しめました。それにしてもサニーは熱い男(?)だな。でも個人的には人間に近いNS-5型より、愛嬌のある顔付きのNS-4型が好き。冷たく廃棄されたのに、主人公を守るために圧倒的な力を持つNS-5に立ち向かう一連のシーンは泣けたぞ(所詮プログラムと言っちゃー元も子もないが…)。
8点(2004-10-01 01:09:05)(良:2票)
18.  波の数だけ抱きしめて
どうも織田裕二に海は似合わない。
3点(2003-10-23 15:55:52)(笑:2票)
19.  ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
あまり考えず勢いで作ってしまったような出来だった前作とは打って変わり、ダークテイストに振った今作。甘めなものの鬼太郎誕生シーンや、前作では両目があった理由もあり原作ファンも納得かな?全編に漂うダークな雰囲気は悪くなく、音楽も合っていて最初からこの路線でやってくれればなぁと思いましたね。まぁ明るいファミリー路線も必要だとは思いますけども前作はアレ過ぎた。 鬼太郎の母への想いや人間への葛藤、濡れ女夫婦や妖怪の哀しみ、最後にバトルと王道的なヒーロー物で脚本も悪くないです。でもやはりメインターゲットがファミリー層なので細かいところが気になる人には向いてないと思いますが。 鬼太郎ファミリーは盤石といえるレベルで各キャラ見せ場もあり安心して見られます。胡散臭さ全開でお調子者の大泉ねずみ男は相変わらず最高。前作のカッコも良いですがパンキッシュになった猫娘も好いなと(笑)。 今回も色んな豪華(?)な面子が出てますがだいたい違和感なかったかな。そんな中、鬼太郎好きで知られる佐野史郎が嬉しそうに演じていた蛇骨婆は抜群に良く、室井滋の砂かけ婆とのババア対決は面白かった。 ただテレビ局主導の映画だけあって自局のアナウンサーを使ったりタレントの持ちネタをさせたりしてますが、作風を考えて程々にして欲しい。
[映画館(邦画)] 6点(2008-07-14 23:33:32)(良:2票)
20.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 《ネタバレ》 
前作『破』でミサトは「行きなさい!シンジ君!」と背中を押したくせに14年後の世界では新スタッフと一緒にシンジに嫌悪の目を向け拒絶気味。『破』のラストから14年間の経過描写や説明が少なく現状を把握できず、ゲンドウ=ネルフとミサト=ヴィレの善悪の立ち位置も判別しづらいな。実行側と阻止側ってのは分かりますけどね。前作『破』で覚醒してやる気になったシンジが無力化というか無意味な状態になったのが一番ガッカリ。「自分も世界もどうなってもいい!せめて綾波だけは!」とレイのために行ったシンジがレイすらも救えなかったという現実から絶望感でまたダメな子に戻っちゃったのがなんとも。また欝な展開になっちゃうんですかね。今度こそシンジだけは幸せにしてくれるんじゃなかったの?今度はエンターテインメントを目指すって話は?また病んじゃったの庵野?って思いました。完結へ向けて1度絶望感を漂わせるにしても、欝な展開を見せオタ歓喜の「これがエヴァだ!」みたいなのはもう止めていいと思うけどね。結局は何をやっても何度繰り返してもメビウスの輪からは抜けられないのかねぇ。不況と不幸な出来事の連鎖の日本に活力を与える内容が観たかったな。 ただ、希望はラストのあの三人。絶望から立ち上がり歩き出したあの三人に一縷の望みを託したいトコですね。
[映画館(邦画)] 6点(2012-11-17 18:52:10)(良:2票)

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