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プロフィール
コメント数 175
性別 女性
自己紹介 埼玉県出身 70年代生まれ A型です。



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1.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 
この映画は、今までテレビで何回かやっていたのをチョコチョコ観ていたけど、初めから最後まで観たのは今になって初めてです(^^;フォレストのお母さんの深い愛情や、ダン中尉とのエピソードなど、それらは初めて見たときから感動的だったけど、ジェニーのキャラは私もそんなに好きじゃなかった。でも、今になって印象が変わりました。荒んだ子供時代を過ごして、大人になってもどう生きていいのか分からず、荒れた世界をがむしゃらに進んできたけど、後半フォレストのところに戻ってきてようやく落ち着くのかと思った。でも、今は空家になっている自分の実家に向かって石を投げつけたり、その後またフォレストのもとを去って行き、数年後に彼と再会した時には病気で余命わずかだった(たぶん、エイズだったってことだよね!?)。それを思うと、彼女は、子どもの頃の傷も癒えないまま、ずっと独りで生きる道を模索し続けていって、無垢なフォレストの存在が一服の清涼剤で心の支えにはなったけれど、最後までとても苦しい人生だったんだと思った。でも、それも一人の人間の生き方で、ダン中尉が幸せになったのは、一旦は絶望しても、その後また、自分でいい方向に人生を切り開いて行った結果だからなんだ…。この映画は、人間にはみんな心や意志があって、一人一人に人生があって、それらが偽りや奇麗ごとなく描かれていると思った。また、夢を持っていても突然死んでしまうかもしれないし、絶望していても、希望が戻ってくるかもしれない。そんなことも起こる…。こういう生き方が、いちばん素晴らしいことだとは言われていないように思えて、私自身、一般的に見て決して順調な人生ではないんだけど、なにかとても安心できた。そして、自分の行動については何にも考えてないけど(笑)純真でまっすぐで、知らずと出会った人たちを癒してくれるフォレストも大好きです。この先も、いろんな時にこの映画を思い出すと思うな~。行き当たりばったり風に吹かれながら(^^)
[DVD(字幕)] 10点(2005-06-19 00:49:04)(良:5票)
2.  タイタニック(1997)
劇場公開時に観たときは圧倒され、感動しまくりでした。いろんな批判もあるようだけど、やっぱりとてもいい映画だと素直に思う。主人公たちだけじゃなく、他の乗客や船員たちのエピソードもとても丁寧に描かれてるし。あえて船に残った人々や楽団の話や、ローズが一度乗り込んだボートが降ろされていく場面で、一緒に乗っていた母娘の親子が「パパもきっと後のボートに乗るから」と言って船に残った父親を見送る様子にも泣けた。氷山にぶつかってから沈むまでの2時間ほどの間に、とてもすべては描き尽くせない一人一人のドラマがある、というのが伝わってきた。それから、嵐に遭って荒れた海で難破するというのじゃなくて、池みたいに穏やかな海に船が沈んでゆく様子はけっこう衝撃だった。徐々に沈みゆく船の姿を上空から映すシーンがあったけど、上から見れば静かな水辺にぽつんと浮かぶ点みたいだけど、その現場ではまさに阿鼻叫喚の様が繰り広げられていると思うと、どこか滑稽にさえ思えてしまい、海の上での人間の小ささを思い知らされてしまうようだった。最後にはジャックとローズが、助かるために混雑した場を人を押しのけて先に進んでいったことは批判されもするけど、人間としてどうしても正直な気持ちで、安易には責められないかもと思った。あの窮地で他人の身を気遣うことってきっと難しい…自分だったらどうするだろうと考えてしまう…。余談ですが、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」に(このアニメ映画はいい作品です!)おそらくタイタニック号の事故をモデルにしたらしい、氷山にぶつかって沈没した船に乗っていて、人を押しのけてまで助かろうとするのをやめて、自ら海に飛び込んだクリスチャンの青年と子どものエピソードが出てくるのですが、それもまたあの現場でありえた一つの物語なんだな…。このレビュー書いてみると、単なる感動大作じゃなくて、自分にとっては多くのメッセージを受けて、すごく色々な事を考えさせてくれた作品になってることが改めて分かる(^^。
10点(2004-03-02 19:00:35)(良:3票)
3.  いまを生きる
日本の「金八先生」はどうも苦手ですが、この映画は好きなんです!どこが違うのか考え込んでしまった…「金八」では、生徒の問題がみな解決して、最終回ではクラスの生徒全員が別れを惜しむのが大抵だけど、私には金八先生はとにかくイイ先生だということと、子どもは学校に行かなければいけないのだ、ということを押し付けられているように感じる…子どもたちが、結局はみんな同じさやに無理やり収められてしまっているんです。みんな同じでなきゃいけなくて、もし金八先生に同調しない子は、それぞれ事情があるだろうけど悪い子になってしまう…。今の日本の学歴社会と同じで、日本て、いくつかの島からなり各地方の特徴があって豊かな文化を持つ国なのに、全国の全ての中3生や高校三年生が受験生にならなきゃいけないって、何だか異常なことだと思う。もっと様々な道が特別なことじゃなく普通にたくさんあってもいいのに。みんな同じにまとめられ、周りと同じででなきゃ安心できなくなり、勝者は敗者をけなすし、レールに外れた人や遅れた人たちは惨めにみられてしまう。他人の個性を理解せず、人の心もすさんでゆくし、人の多様性も無くなってゆく。そんな社会の国って日本だけだと思う…話がそれてしまいましたが、この映画で、二ールが我慢して大学に行き医者の道を進んでいれば、それで良かったと思える日が来るかもしれなかったし、キーティング教諭には責任がある、という意見も分かるけど、私はニールも先生も間違っていたとは思えないです。ニールは元々決められた道を進むことが辛く、抜け出したいと感じていて、先生に相談してアドバイスを受けたのをきっかけにそれを実行でき、結果哀しい結末になってしまったけど、もし自分がニールだったら先生に出会ったことを後悔はしないし恨みもしないな~。我慢して医者になっていたら、生活は平和だけど心の中ではいつも後悔している空しい人間になったと思う。決められた道を選ぶかそれを拒否するかは本人に託されることで、彼が本当に望んで実行した事を愚かだったと思うのなら、彼自身を認めていなくて、彼の死も惨めで意味のないものになってしまうと思う。キーティング先生は、一人ひとりの生徒を尊重する情熱的で温かい人で、彼は「みんな同じにならなくていい、自分の心を見つめ、自分という存在を見失わないで生きろ」と教えてくれたと私には思えるんです。長くなってすみません(^^;
9点(2004-03-13 05:53:27)(良:2票)
4.  カラー・オブ・ハート
初めて観たときは、何となく「サザエさん」の世界に入り込んでキャラクターや世界観を変えてしまうのと似てるように思えてしまって、自分としては疑問を感じるほうが強くて後味もあんまり良くなかった。サザエさんの中で不倫話とか性的や暴力シーンが出てきたらやっぱりショックだし(^^;でも、終盤の裁判のシーンで主人公が語る「人間には愚かさやいやらしさや暴力なども含めて様々な感情を誰もが持っています」のセリフがすごく響いた。そういう「負の感情」とされている気持ちを持つことも人間として当然のことで、ひとりひとりが心を持っているからこそなんだと思わせくれた。街の人々がみんな本当に50年代の人たちと思えるほど、世界観にマッチしてたな~。トビーの演技も、安心感を与えてくれてとても好印象で、何気ない笑顔が最高。彼はスパイダーマンに変身するよりも、自分の笑顔で人が救えると思う(^^劇中に出てきた化粧品のコンパクト、昔、自分の親もああいうゴテゴテしたの持っていて、なんか懐かしかった。それから、この映画のビデオやDVDのパッケージのデザインが綺麗で面白い。でも、あえて余計なツッコミだけど、雨も降らず火もなく暑さ寒さもなくて、問題起こす人がまったくいない世界のドラマって面白いのか!?サザエさんにだって泥棒は出てくるぞ(笑)
9点(2004-10-02 00:57:07)(笑:1票) (良:1票)
5.  千年の恋 ひかる源氏物語
この映画の写真集を見たことがあって、華麗な衣装や背景のセットに見とれて感心したり、それら美術スタッフや製作側の苦労などが伝えられていて、そういうのを知っていたから、評判の悪さは聞いていても結構期待して観たら、多くの方の意見と同じく内容はさんざんだった~っ!なんか、せっかくの衣装や舞台までが滑稽なものに見えてきてしまうような…幻想的な雰囲気を出すためなのか、CGがやたらと使われていて役者の演技が殺されてしまっていると感じる場面も多かった。出演者のベテラン勢の人たちも演技が上手いというのは分かるけど、どうしてもみんな滑稽なキャラにしか見えなかった…。彰子役の子が唯一まともな人という印象だった。ただ、藤原道長が夜中に紫式部の寝所を訪ねて来て、二人が歌を詠み交わす場面が、二人の歌を詠む声が超綺麗でほれぼれしました!それに、あの演技も和歌を覚えるのも難しそう~。実際に、道長が紫式部のところに夜這いに来たらしいという話を聞いたことがあるけど、そういう場で和歌を交換するって、ホント日本独特の風雅な風習って感じ。(やってることは夜這いなんだけど;)内容は、その場面につきましたっ。あとは、思うんだけどこの映画のタイトルの「千年の恋」の意味が良く分からんです。源氏物語が作られた西暦千年の頃の恋という意味なのか、それとも千年間に渡って伝えられてきた恋物語という意味なんかもあるのかな!?
5点(2004-01-31 03:46:15)(良:2票)
6.  サウンド・オブ・ミュージック
今年の今月、生まれて初めてこの映画を観ました。昔のアニメ「トラップ一家物語」などで話の内容は大体知っていたし、この映画のことも話題になっていたけれど、その頃の自分は、思春期でもあったけど色々あってすさんでいて、いかにも健全な家族愛的な物語なんて見る気もせず、今までずっと食わず嫌いで敬遠していました^^;そして、その頃よりちょっとはましな精神になった今、この映画を観て、心から「観ておいて良かった~!」と思いました。ひねくれたままだったら、多分一生観なかったかも(笑)。「ドレミの歌」や「エーデルワイス」など、学校で歌わされた時はあまり好きじゃなかった…義務的に無理やり歌っているようで全然楽しくないし、別にいい曲とも思えず、歌うことに何の意味があるんだろうと思った。けれど、この映画で出演者が歌う姿を観て、思い知らされました。歌を唄うことの楽しさや、聞く相手の心を打つことを教えられた気がした。それから、あのアルプスの山や草原の美しさ。呑まれそうです!映像で綺麗な風景が出てくると、大抵は「行ってみたいな」と、遠くから見て憧れるような感じなんだけど、なぜかこの映画では、一瞬自分もあの草原の中にいるような感覚を受けました。臨場感があって、観ているだけでマイナスイオンを体中に受けているようだった(笑)自分の中で、財産になった作品の一つです^^。
10点(2004-02-26 01:45:23)(良:2票)
7.  アイス・ストーム
ここで描かれていた家庭の問題、自分にもけっこう身近に感じられる出来事が多くて、ひき込まれた。家の中で疎遠な親子とか、周りの人間(特に大人)がすべて下らなく見える子どもとか。アメリカって70年代がこんな家庭風景だったのかな…。最初、すごく暗くて重そうな映画だと思ったけど、出来事が淡々と描かれていてさらっと見られた。シガニー・ウィーバーが、実際に身近にいる友達のお母さんていう雰囲気があってハマってました。思春期で反抗期で笑顔を見せない子どもたちも本当に近づきがたいようなリアリティがあった。トビー・マグワイアの役だけは、特に屈折しているワケでも陰湿さもなくて、ごく普通のむしろ純情な少年で、この物語の引き締め役というふうに思えた。豪華キャストの子役陣のいっぷう変わった一面を見られた感じです。この映画、地味で暗いけど何かとても静かに印象に残ってます。アイス・ストームの景色、神秘的で綺麗で不気味でもあったな~。
7点(2004-09-07 00:23:09)(良:2票)
8.  アザーズ
この映画は、効果音で驚かせたりする演出も多いから、ビデオやDVDで観た人であまり怖くなかったという感想があるのも分かります。私は劇場公開時に映画館で観たんだけど、その時の怖さといったら…。光を入れてはいけない屋敷の中と、映画館の暗い館内がうまい具合に一体化して、音もサラウンド効果で前後左右から聞こえてくるから、あたかも自分もあの屋敷の中にいるような気がしてくるんです。よく遊園地や大きなゲームセンターにある、お客がヘッドホンを付けて臨場感を味わう「恐怖の館」のアトラクションみたいな感じでした。映画の中の人物がカメラ目線というか、こちらを向いた演技のとき、自分が見つめられているように感じてしまったり、観ているうちに心細くなってきて、周りにも人がいるはずなのに思わず辺りを見回したりしてました(笑)でも、そういうホラー映画としての効果だけが優れているんじゃなくて、内容も深くて色々考えさせられた…。ニコール・キッドマンの演じた母親の哀しさが伝わってきて、やりきれない気分だった。救いのない終わり方だったし。あと、変な言い方かもしれないけど、死者の立場を誠実に描いた映画だと思いました。「シックスセンス」は死者の表現がおどろおどろしく不気味で、内容は真面目だけど、かえって死者をどこかしら愚弄しているような印象が私にはあるのですが、この映画はそういう描写をしていないし、彼らはホントについさっきまで生きていて依然感情を持っている同じ人間なんだと思わせられました。
8点(2004-02-15 03:02:07)(良:2票)
9.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
小学生の頃、まだ洋画なんてほとんど見たことなかったときに、テレビでやっていたこの映画を見て大ウケしたな~っ!パパとインディが椅子に縛りつけられてて、横の岩壁が回転扉みたいに動いて思いがけず敵のアジトに入ってしまう場面なんか、「8時だよ全員集合」の舞台コントみたい!と思って可笑しかった。ただ、最後にヒロインが死んでしまうのが、それまでコミカルで痛快だった雰囲気を、一瞬、壊されて暗くさせられてしまったようで、子どもなりにもショックだったし惜しかったですっ。
7点(2003-10-08 00:11:58)(良:2票)
10.  オズの魔法使
この映画が作られた頃の日本では、学校の学芸会では「勧進帳」とか「曾我兄弟物語」といった、主君に忠誠を誓う話や敵討ちがテーマの日本の時代物しか演じてはいけなかったという話を祖母から聞いたことがあります。学校で教わる教科書に載せられている物語なんかも、みんなそういう話だったんだろうな~。その頃のアメリカでは、本当に子どもを楽しませるために作られた、夢にあふれるこんな映画があったのか!と思ってしまう…。日本でもし、その頃にこの映画が入っていたら、「虹の彼方に」に聞き入り映像の世界に魅了された人も多かっただろうな。こういう作品を作っている国と戦うのかと思うと空しくなるだろうし、それぞれの国の民族のレベルの差を感じてしまう人も多かったんじゃないか…この映画を観ると、どうしてもそんなふうに考えてしまいます^^;
8点(2004-03-13 18:21:19)(良:2票)
11.  パッチギ! 《ネタバレ》 
あの60年代の雰囲気が良かった~!高度経済成長で、社会全体が活気に満ちていて、若者がみんな情熱的で希望を持てていた、そんな時代!?男子学生たちがやたらとケンカに明け暮れていたり、町中の公衆電話を掠奪したりなどは、自分はイマイチ理解できないんだけど。映画館に観に来ていたのが、4、50代位の人たちがほとんどで、その人たちがよく笑っていて、「イムジン河」が流れてくると一緒に口ずさみそうな勢いだった。自分もこの時代に青春期を過ごしたかった!と思えて、なんだか羨ましくなりました(^^。ただ、葬式の席で、主人公の少年ひとりに差別問題の憎しみがぶつけられるのは、いただけなかった。そういう事実があったってことを知るきっかけにはなるかもしれないけど、日本人というだけでまったく無関係の人に感情的に当たっても、不満をぶつけられた人は恐怖で傷つくし、ぶつけた人も結局どうにもならなくて、空しさが残るだけだと思うから。。物語として冷静に伝えられるように描くにはまだまだ難しい課題なのかな!?でも、朝鮮学校の女子生徒でチマチョゴリを着ている子が、街の中でからかわれたり、その衣装のために少なからず偏見視されてしまう辛さは、少しかもしれないけど理解できました。。
7点(2005-02-10 02:27:08)(良:1票)
12.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
すごく面白いです!話のテンポが良くて飽きないし、役者もみんな役にハマってて魅力あるし、昔の欧米のゴシックさとこの映画独特の不気味でおどろおどろしい雰囲気が合わさった世界観もイイ。ブラピ演じる主人公が、吸血鬼に生まれ変わってから、初めにまわりの風景を見まわすシーンが印象的だった。いつも見てきた風景を吸血鬼の目線で見つめる。もう人間ではなくなったんだっていう感覚が伝わってきた。あと、この映画、昔の時代の壮麗でクラシックな雰囲気から始まって、終わりが現代のベイブリッジ!?でエンディングテーマにロックが使われてるところがまたスゴイ。全然違和感がなくて絶妙!ホントおみごと。
10点(2004-02-18 00:26:38)(良:1票)
13.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 
原作は読んでいませんが、後半の山場で、シリウス・ブラックが実は敵じゃなかったと分かるシーン、鬼気迫った大人3人がそれぞれ過去の真実を語るところが急な展開でめまぐるしくて、しっかり字幕を読んでないと「あれ、この人味方だったのか!?いつのまに?」ってことになってしまいそうでした^^;ハリーとハーマイオニーが時間を戻して過去の自分たちを手助けしに行くシーンの時、昔のドラえもん映画「のび太の魔界大冒険」で同じような展開があったのをふと思い出してとても懐かしくなり、今になってまた観たくなってしまった、ドラえもん…。いろんな便利な道具を使って冒険したり、事件を解決したりするパターンがドラえもん映画と共通していて、自分の世代には思い出をくすぐられるところがこのシリーズにはあるように思います。出演者の子たち、どんどん成長していくことに驚かされますが、ロン役の子がスマップの中居君にたまに見えてくる。映画の内容とずれた事ばかり書いてすいません…。
8点(2004-08-06 01:02:53)(良:1票)
14.  ロード・トゥ・パーディション
ギャング映画を観たのはこれが初めてで、自分は観た後の印象は結構面白かった。ストーリーは王道で派手な銃撃戦がなくてある意味安心して見られたし。ギャング映画に見慣れている人には物足りなさが残って期待はずれだったというのも分かる気がする。トム・ハンクスは他の映画でのコミカルな演技や善人の役のイメージが強くて、今回みたいな暗く腕の立つ殺し屋という役柄は新鮮だったけど、ちょっと無理があるような、いかにも演技をしている感じでなじむのに時間がかかった。個人的には、今後こういう役はもうやらないでほしいなと思ってしまった。ジュード・ロウ演ずる異常性のあるスナイパーはすごくインパクトが強かったけど、彼だけがこの映画の中ではあまりに個性的なキャラになっていて、少なからず浮いてしまっていた気もする。でも、彼が出ていなかったら、平坦な展開がずっと続く退屈な映画になってしまっていたとも思う。
6点(2004-03-22 17:34:58)(良:1票)
15.  シービスケット
ほんとだ、前半の3人の物語、特に馬主のジェフ・ブリッジズと調教師のクリスクーパーが何となくダブっていて混乱してしまった^^;馬主の人をメインにして、馬と関わるあとの二人に出会っていく…みたいになってたら分かりやすかったのかも。3人の過去を平等に描こうと、話が詰め込まれすぎた感じ!?でも、そういうところや映画全体の上品な雰囲気とか、監督をはじめ、スタッフや出演者がみんなくそ真面目な人たちっていうのが感じ取れる(この監督の前作「カラーオブハート」でもそう思った)。良さも難点も含めて自分はそういう人たち好きです(^^。始めの頃、小さな競馬場でレース中に騎手同士が馬上でどつき合ってるところが面白かった(気が弱いとやっていけないんだね;)。レッドの友達役の騎手の人、実際にジョッキーだそうですが、やっぱ乗りこなしがスゴイ!トビーも頑張ってるんだけど、実際の人は、風を切る様子がすごく様になってて迫力が違う。馬と一体になってるって感じ!キャラ的にもいい人だった(^^。個人的には、シービスケットっていう馬名の由来を映画の中で教えてほしかったな~。馬名ってみんな個性的で面白いと思う。自分は昔、競馬場に2回ぐらいだけど行ったことがあるんですが、場内は広くて綺麗だし、馬の走る姿を実際に見るのは迫力があるし感動的です。レース後にハズレ馬券が舞い散る様子もまたオツです(笑)それから、競馬に詳しい知り合いの人が言ってたのですが、現在でも、シービスケットみたいにレース中に骨折してしまった馬は、その後すぐに安楽死させられるのがほとんどで、競馬場の中にそのための設備があるそうです。それを知ると、シービスケットの復活は本当に奇跡的なことだったんだと思えます!この映画、馬を愛する競馬ファンの人はもちろん、昔、スーファミの「ダビスタ」(プレステでもある?)等で競走馬を育てる技術や苦労をわりかし知ってる人なんかにとっては、とても感慨深い映画だと思う(^^。  
9点(2004-12-01 00:08:58)(良:1票)
16.  シックス・センス 《ネタバレ》 
ハーレイ君の演技にずっと惹き込まれていました。特別な能力を持ってしまった人の辛さや苦悩がよく伝わってきた。ブルース・ウィルスの最後のオチは、個人的にはなんだかどうでも良かった気がします。みんなが、「自分はこのオチをすぐに読めた!」と勘の良さを競い合ってばかりなのもイヤだし…。初めから、死んでしまったマルコムが、この世での使命としてハーレイ君を助ける、ということになっていたほうが、感動できたんじゃないかなどとも思いました。(それだとファンタジーになってしまうけど)
7点(2003-11-24 17:43:02)(良:1票)
17.  TAXi3
なんだか、シリーズが進むにつれて、どんどんドリフっぽくなってるような…。カトちゃんとシムケンのコンビと、長さんの署長と、ゲストで登場する謎の美女!?みたいな。で、自分は嫌いじゃないですっ。下ネタには引くんだけど(笑)この映画観てると、フランス人てわりと親しみやすそうな人たちに見えてくる…かも。あと、シリーズが進むにつれて、カーアクションが「タクシー」の許容範囲を越えまくってきてるような…。改造されまくりの十徳ナイフみたいなタクシー!?
6点(2004-12-04 17:09:42)(笑:1票)
18.  レ・ミゼラブル(1998)
主人公のジャン・バルジャン、改心して多くの人助けをしながらも警部に追われ続け、苦労の連続で大変そうだった。ジャベール警部もジャン側から見るととても憎々しいけど(ジェフェリー・ラッシュの顔が怖いからでもあるかも)、法を守るっていう自分の正義を頑固で(クソ)真面目に貫き通した人だと思えた。でも、だからこそ(少なくともこの頃の)法律が必ずしも正しいものじゃないことを思い知らされた気もする。今がどんな人間かは全く見てもらえず、どんな罪でも一度犯罪を犯すと一生悪人にされてしまうなんて(ジャンは、パンを一つ盗んで19年間投獄されたのか)。ファンティーヌ役のユマ・サーマンの熱演にも感動しました。ミュージカルを観たこともあるけど、悲しい一生に終わってしまう彼女のエピソードが自分はいちばん印象に残ってる。いつも重く雲が立ち込めていて暗い雰囲気で、終わり方もどこかスッとはしなかったけど、いい作品という感じでした。いつか、歌の入ったミュージカルバージョンもできたらいいなぁ。いい歌がたくさんあるし、舞台ではもっと多くの人物が出てきて(コゼットの里親一家ももっと活躍する)コミカルで笑わせてくれる場面もあったり、場を和ませてくれたりもした。
7点(2004-08-21 01:05:56)(良:1票)
19.  グリーン・デスティニー
風景の映像が美しいです。雄大な竹林や、中盤の砂漠や牧草地帯とか、特に最後の場面の山寺(あそこは「黄山(コウザン)」らしいです)なんて、この世に存在する場所とは思えないほど神秘的!チェロの音楽も渋くてマッタリとした感じ!?でよかったな。以前、DVDを借りて観たこともあるけど、昨日のテレビ放映では、時間の都合で場面の端々がカットされてしまってたようで、息つく間がない感じでちょっと目まぐるしかった。 内容は、チャン・ツイィーのキャラクターがよくつかめない…密かに武術を習っていた貴族のお姫様で、恋人のもとへ行きたいのか、それよりももっと本格的に武術の道に進みたいのか、何が望みであんな行動をしていたのかがイマイチよく分からん…あと、彼女の女師匠が自分やムーバイのかつての師匠を暗殺した理由にけっこう同情してしまい、極悪非道な女とまで言われることはないと思ってしまった;
7点(2003-12-22 17:57:04)(良:1票)
20.  ホット・チック
スターチャンネルでやっていたのを何気なく観てたら、すごく面白かった。同じ年頃の少年少女とか、親子同士の中身が入れ替わるっていう話はけっこう聞くけど、まったく他人同士のおっさんと女子高生というのは初めて(笑)入れ替わった二人の仕草が面白いっていうだけじゃなく、女の子が自分勝手で遊びほうけていたところに天罰が下って、それをきっかけに自分や周りの人々を見つめ直していくという内容も良かったし、ジェシカとエイプリルの女の子の友情物語もイイ!それから、女の子の体になった一見凶悪な性格のおっさんが、その体を変にもてあそんだりしなかったところなんか、何気なく配慮されてたようにも思えた(^^。あと、これって、いわゆる心(中身)が入れ替わったんじゃなくて、外側の体が入れ替わったってことだよね!?たいした違いはないんだけど、一瞬考え込んでしまった。
9点(2004-10-26 00:17:54)(笑:1票)

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